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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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甥のオナニーを覗いた叔母の淫謀。其の一

◇男らしくなった甥にときめく
オナニーを覗いた叔母1-1
私は今年35歳になる独身女性です。出身地は北海道、ハマナスの綺麗な
石狩湾の海沿いに生を受け高校を卒業するまで地元で育ちました。

私の姉の息子である義明君が、大学進学のために上京してきたのは、
去年の春のことでした。
誰に似たのでしょうか、有名な私大の経済学部に入学した義明君は叔母の
私から見てみ、なかなかイケメンの男の子です。

長男である彼を溺愛していた姉は、上京する義明君が心配だったのでしょう、
最初の一年だけで良いから、私のマンションに居候させてくれないか、と言ってきたのです。
田舎からいきなり東京などに上京したりすれば、悪い遊びを覚え、変な女に引っかかる、
と決め付けている姉の言葉に呆れた私ですが、余りの真剣さに渋々承諾したのです。

私の生家は昔ながらの商家で、地元ではかなり裕福な家でした。
義明君はいずれ、その実家の商売を継ぐ大事な跡取りです。
それこそ何か有ったりしては心配なのも分かります。

私は三人姉妹の末っ子で生まれ、姉達のように家の事を気にする事もなく、
短大入学とともに上京、就職もそのまま東京の外資系会社に入社しました。
もちろん両親は猛反対でしたが、元々末っ子の私に甘かった父は、二十歳そこそこの
女の子には不似合いな、広い高級マンションを購入し与えてくれました。

あれから十年。三十路になった私は、田舎から送られてくるお見合いの話にも
振り向かず、世の中の不況もなんのその、会社のお給料と、未だに送られてくる
父親のお小遣いで、私は何不自由ない独身生活を謳歌していました。

我侭で、甘えん坊で、生活感の希薄な私は、年上の妻帯者ばかりの男性と付き合い、
セックスに明け暮れていました。

(でも、義明君が同居したら、好きな男を連れ込む事も侭成らなくなるのね・・・)
ただひとつの問題は家に男を呼ぶ事が出来なくなる事でしたが、
まあそれも一年の約束、と大目に見ることにしたのです。

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甥のオナニーを覗いた叔母の淫謀。其の二

◇甥の射精に合わせて絶頂
オナニーを覗いた叔母2-1
夏休みの頃になると、ますます身体の作りが逞しくなった義明君を私は
叔母の目ではなく、女の目としてまぶしく眺めていました。
「ねえ、義明君、叔母さんの私と同居なんて、本当はうざいと思ってるでしょう?」
ある夜、二人で夕飯を食べながら、私は彼に聞いたのです。

「そんなことないですよ。僕は田舎に居る頃から、優紀叔母さんは憧れだったから、
 一緒に暮らせるなんて嬉しいですよ」
そんな義明君の言葉に気をよくした私は、
「でも、独り暮らしじゃないから、彼女だって連れてこられないものね」
なんて、何気なく聞いていたのです。

前から田舎の姉には、義明君の女性関係には気を付けるように、と
再三注意を受けていたのですが、普段の生活からは全くそんな素振りもない
義明君でしたので、あまり気にはしていなかったのです。

ですが、その夜は二人でワインなどを飲んで、何時もよりリラックスしていた
せいでしようか、私も義明君も饒舌になっていました。
「彼女なんていらないですよ。今の僕にはラグビーしかありませんから」
そうきっぱり言い切る義明君に、少し意地悪したくなった私は、さらに、

「でも、義明君くらいの年頃の子は、性欲だって堪るでしょ?
 彼女もいないのなら、どうしているのよぅ?」
なんて聞いていたのです。

途端に顔を真っ赤にした義明くんは、
「僕は大学に通うために東京に来たんです。だから女になんか興味がありません」
まるで怒ったように言うと、逃げるように彼に与えている奥の和室に逃げ込んでしまったのです。

(あらあら、心配する事ないわね。あの分じゃ、まだ童貞クンだわ)
そんな彼の姿に叔母として安心すると共に、なんだか胸がキュンとしてしまう私でした。
その日の真夜中のことでした。
ワインを少し飲みすぎた私は、喉の渇きを覚え、キッチンに向かおうとベッドを出たのです。

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甥のオナニーを覗いた叔母の淫謀。其の三

◇甥に自慰を見せて挑発
オナニーを覗いた叔母3-1
翌日、私はどうやって部屋に戻ったのかも覚えてないほど、 
頭の中がボーッとしていました。

キッチンに顔を出した義明君はコーヒーを自分のカップに注ぎながら、
「優紀叔母さん、寝不足?昨日は蒸し暑かったからね」
自分はサッパリした顔をして、私に笑顔を向けてきました。
そのあどけない顔に、夕べの凄まじい行為が重なり、
私はまた身体を震わせてしまいました。
(また見たいわ・・・義明君のオナニー姿、覗きたい・・・)

頭から離れなくなったその思いを叶えるかの様に、あの夜以来、
殆ど毎日のように義明君はオナニーをしていました。私は毎日、扉の隙間から
その行為を覗き見、そして自分も激しくオナニーをしました。

めくるめくようなアクメを連日味わいながらも、だんだん物足りなく感じ始めた私は、
(あのペニスが欲しい、あの逞しい身体に押し倒されて、奥深くまで貫かれたい!)
血の繋がった甥である義明君を誘惑する決心をしたのです。

私はインターネットでエッチな下着を探しました。
外国物の下着は、日本にはない形のものが多く、其れは淫靡なのです。
三十路を越えたものの、まだまだプロポーションの崩れもなく、
自慢のDカップは若い子に負けていません。
ピンクのスケスケキャミソールや、白いレースのTバックなどを購入し、
ついでにアダルトショップの通販で膣用とアナル用に二本のバイブを購入しました。

そして、いよいよ決行です。
その日、義明君は部活の懇親会があり帰りが遅くなると出掛けて行きました。
私は念入りに入浴し、これから起こるであろう出来事を想像し、身体を熱くしていました。

私は自分のオナニー姿を義明君に覗かせる積りだったのです。
破廉恥な私のオナニー姿を覗き見れば、若くて精力旺盛な義明君の事です、
絶対に襲いかかってくると思ったのです。
(今夜はあの元気な逞しいペニスで私のオマンコを貫いて貰えるのね)

幾らお酒が入っていても、若い義明君の事です、全く問題にならないでしょう。
むしろ、アルコールの力が真面目な義明君の自制心を解き放ち、
叔母であるある私を女として見てくれると思ったのです。
(うふふ、今日はたくさん楽しんじゃお)
通販で購入した下着を身に付けながら、私は一人ほくそ笑んでいました。

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甥のオナニーを覗いた叔母の淫謀。其の四

◇淫ら極まりない最終挑発
オナニーを覗いた叔母4-1
扉の向こうでは、モーター音に被さるように義明君の息遣いが聞こえ続けます。
(早く、早く来て!そうでなきゃ、私いっちゃうわ)
迫ってくるアクメに耐えられず、とうとう私は、全身を震わせると、
「いく、いく、いっちゃう・・・」
部屋中に響き渡る声を発し、頭の中が真白になった私は気を失っていたのです。

結局、義明君は私の部屋に足を踏み入れる事も無く、
私の身体に指一本触れなかったのです。
やはり真面目な彼は、男としての部分より、血の繋がった甥としての部分が勝ったようです。

ですが、そんな事で私はあの元気なペニスを諦める訳にはいきません。
それから何度かオナニーを覗かせたのですが、同じ結果でした。

考えた末、私は最終行為に出る事にしました。
オナニーがだめなら、本番を見せようと思ったのです。
私は出会い系で知り合った男を部屋に連れ込んだのです。
相手は誰でもよかったのです。私の狙いは義明君だったからです。

最初の男は中年のサラリーマンでした。
舐めることが好きで、私はクンニだけでいかされてしまうほどです。
その時初めて、扉の外の義明君はしきりに自分のペニスを扱いているのを知りました。
なのに、やはり義明君は、私に襲い掛かってきませんでした。

ですが、それ以来、義明君の私を見る目が粘っこくなっていることに
私は気が付いていました。(我慢しているのかしら?)
もう一押しかも、と思ったいた私は、それから何度も出会い系で知り合った男を
部屋に連れ込み、もう我慢することなく声を出し続けました。

「おまんこ、好きか?もうベトベトじゃないか、この淫乱女!」
バックから腰をおくりつけていた中年の男に翻弄されながら、私は、
「そうよ、私は淫乱女よ!誰とでも、血の繋がっている男とでも寝る女なのよ!」
義明君に聞こえるように、声を張り上げました。

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14歳年下の女。其の一

愛人芳江。 其の一
愛人芳江1-1
25年前に妻に去られ女性不信になってしまった私は、4年前にS字結腸癌の
手術を受け、精神的にも肉体的にも女性と交わる事は出来ない身体になった。
そんな私がひょんな事から14歳も年下の女に恋をした。其の女の名は芳江と言う。

私は未だ恐れていた。半裸の女を胸に抱きながら、どうして良いのか分からないのである。
「オレ・・・」
「いいの、わかっているわ」
芳江は瞬時にそれを理解してくれた。

芳江は私の首に腕を回した。そして上体をかぶせるようにして、私の上に成った。
最初に触れたのは唇だった。柔らかかった。この世のものとは思えない感触だった。
閉じた唇を、ただ重ねているだけであったが、やがて温もりが伝わってきた。

芳江の舌が私の口の中に入って来た。私は何かにそそのかされたように、強く吸った。
そして芳江の身体を強く抱きしめた。
私を抱く芳江の腕にも力が入った。そして芳江の熱い唾液と舌とが、
もつれながら口の中に入って来た。私は夢中で吸った。25年ぶりのキスであった。

芳江が引くと、私が押し入った。二人の舌が二人で作った空間でからみあった。
キスは私に一体感を与えてくれた。
芳江と一つになったという実感を、キスは私に強く感じさせてくれたのだった。

私は芳江の舌をむさぼった。芳江もまた、私の舌をむさぼった。
キスがこんなにいいものとは思わなかった。

気がつくと、芳江の肩からシュミーズの肩紐が外れていた。
ブラジャーはすでに外されていた。
豊かな乳房が、私の顔を覆った、私は押しつぶされそうな圧迫感を感じたが、
ハイであると同時に、とても満たされた気分になっていた。

芳江は私に乳房を吸わせた。母親が赤ん坊に吸わせるようにである。
私はそれを夢中で吸った。
「痛いわ、そんなに強く吸ったら・・・」
芳江に注意されて私は力を弱めた。
私たちは体を反転させ、今度は私が上に成った。

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14歳年下の女。其の二

愛人芳江。其の二
愛人芳江2-1
幾らか余裕のできた私は、芳江の股間を弄りながら、芳江とまたキスをした。
それは最初のキスとは、比べ物に成らない位濃密なものとなった。
芳江はわななく唇で私の唇をむさぼった。歯と歯が、音を立ててきしんだ。
芳江は私の舌が抜けるのではないかと思うぐらい、強い力で吸った。
私も負けじと吸い返した。私の顔も、芳江の顔も、お互いが吐き出す唾で濡れた。
それが欲情した男と女が吐き出すものである事を25年振りに味わった。

私は芳江の乳房を口に含んだ。
吸ったり舐めたりしているだけでは物足りなくなった私は、歯を立ててゴリゴリと噛んだ。
そうする積りではなかったのだが、気がつかない内に歯をたてていたのである。
芳江は私の頭を抱きしめながら、
「あっああ~いいわ」
と、むせぶように泣いた。

芳江は感じて呉れていると思うと嬉しかった。しかし私の逸物は、惨めなほど縮み上がっていた。
十分すぎるほど興奮しているのに、いまだにフニャフニャしているのだ。
私は焦った。ダメかも知れないと思うと、とても沈んだ気持ちになった。

芳江の手が、私の股間に伸びてきた。私は思わず腰を引いた。
これ以上惨めな思いをしたくなかった。芳江は私がダメなのを見て知っているはずだ。
更に触ってもらってもダメだったら、それこそ恥の上塗りである。

芳江の手を払い除ける勇気は私にはなかった。芳江の手のひらが私の逸物を包んだ。
気持ちがよかった。夢見心地とはこの事だと思った。私は我慢しきれず声をあげた。
みっともないと思ったが、どうする事もできなかった。

私の不安は少しずつ薄らいでいった。徐々にではあるが逸物に芯が出来始めてきたのだ。
私の逸物が形になりつつあると、芳江はさらに指で挟んで扱きたてた。

私は堪らず声を上げた。
いきなり来たのである、いきなり射精しそうになったのだ。
私は必死でそれを耐えた。若い男が最初のときに挿入する直前で漏らす事は良くある事だが、
いくら25年振りのセックスだといっても挿入もしないで射精するなど、みっともない話ではないか。

限界に近い事は判っていたが、当然の事だが芳江の中で噴射したかった。
私は他の事を考えたり、尻の穴をすぼめる様にして射精をがまんした。
数分して、私の精液は睾丸の中に押し戻された様に射精感は薄らいでいった。

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14歳年下の女。其の三

愛人芳江。其の三
愛人芳江3-1
其の日の朝も、何時ものように東横線に乗って「学芸大学駅」まで行った。
其処は私と芳江が愛を確かめ合うワンルームマンションが有る町である。
吉祥寺に住む芳江は井の頭線で渋谷に出て、其処から東横線に乗り換えて遣って来る。

部屋に着くと先に来ていた芳江が風呂場を磨いているところだった。
私はソファに座り、タバコに火をつける。テーブルの上にはその日の新聞とポットが置かれている。
私はポットのお湯をきゅうすに注いでお茶を煎れた。心落ち着くひと時である。

風呂場の手入れが終わった芳江が、
「ねえ、こんなもの買ってみたんだけど」と、言いながら私の体に擦り寄ってきた。
女盛りの豊満な肉体の感触を愉しみながら、艶やかな髪を撫でる。
ふと見ると、芳江は手に小さな箱を持っていた。

「なんだい、それは?」
「うふふ、とってもいいものよ」
色っぽい笑みを浮かべながら、芳江が箱をゆっくり開けた。
「こ・れ・よ」
それは黒光りする極太のバイブレーターだった。
実を言うと、私も実物を目にするのは初めてだったのだ。

「お、おい、どうしてこんなものを・・・」
「最近、あなたのモノが中々ゆうことを効かなくなって来たじゃない。
 だからね、通信販売で買ってみたの」
悪戯っぽく微笑む芳江。それは私にとって実に耳の痛い言葉だった。
高血圧に糖尿病の薬を飲む私は、ここ数年、勃起不全に悩んでいた。
バイアグラを試してみようと掛かり付けの医者に相談してみたが、
血圧が高いので危険だ。と言われて断念したのだ。

「もう試してみたのか?」
「まだよ。今日あなたに使って貰おうと思ったの」
物欲しそうな眼差しを私に投げ掛けると、芳江は唇を重ねてきた。
熱っぽい肉厚の間から、ぬめった舌が熱いものを追い求めるうに蠢く。
火照った二匹の軟体動物がしつこく絡み合う。
ヌチャヌチャという粘っこい音が部屋に響いた。

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14歳年下の女。其の四

愛人芳江。其の四
愛人芳江4-1
いゃー歳は取りたくないものです。一度射精すると最低6時間ぐらい間を置かないと
二回戦に臨めないですから・・・。

私がシャワーを使っている間に芳江はベッドのシーツを敷き直した。
「芳江、君がシャワー終わったら、渋谷に買い物に行かないか、好きな物買ってやるぞ」
「え、本当?信じてもいいのかしら」
芳江は嬉しさに溢れた驚きを見せた。
「ああ、本当だとも、実は俺も買いたいものがあるんだ」

その時、私の脳裏には、今朝見たスポーツ新聞のある広告が浮かんでいた。
午後から二人で渋谷に出掛けた。デパートの宝石売り場で芳江が選んだ
30万円の指輪を購入、彼女の誕生日プレゼントに贈って上げた。
まあ、今までに何もしてやれなかった事を考えると、是くらい当たり前だろう。

「ちょっと寄りたい店があるんだ。一緒に来てくれ」
芳江はいつになく上機嫌で私についてきた。
五分ほど歩くと風俗店が立ち並ぶ繁華街だ。
「ねぇ、ちょっと、こんな処へ真昼間から入るなんて、恥ずかしいじゃない」
「いいから、黙ってついてくればいいんだ」
いぶかる芳江をなだめながら歩くと、そこは目的のアダルトショップの前だった。

「ここだ。さあ一緒に入ろう」
「ちょ、ちょっとあなた・・・」
嫌がる芳江の腕を引っ張って店内に入った。幸い店内には我々の他に客はなく、
店員もブスッとして挨拶すらしない。しかし、私には反対にそれが嬉しかった。

結局いろいろ見て回ったが購入したのはエッチなインナーとピンクローター、
それにソフトSM用のロープとアイマスクと催淫クリームだった。
もっとも芳江は恥ずかしさに顔を赤らめ、ずっと無言で下を向いたままだった。

途中食事をして学芸大学のマンションに帰ったのは午後6時頃だった。
二人で一緒にシャワーを浴び、体を洗いっこして気分を盛り上げ、
濡れた体のままベッドに入り、その上で向き合った。

芳江が胸に巻いているバスタオルを取った。
肌には艶があり、乳房は垂れ気味ではあるが豊満である。
唇を重ねてキスをし、乳房を優しく揉んでからポルノショップで買って来た
品物を袋から取り出した。

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14歳年下の女。其の五

愛人芳江。其の五
愛人芳江5-1
入籍や同居していなくとも、芳江は私の心の妻だと思っています。
そんな芳江と出会った頃の事を書いてみます。

♪夏の雨の慕情・・

作詞 万屋 太郎

-1-
近くで 雷       鳴り響く
にわかに 降り出す  夏の雨

一人 佇む       軒先で
流れる雲を       見上げてた

視界 遮る       赤い傘
笑顔で 差し出す   その人は
井の頭線で       帰ると言う

-2-
時折 見掛けて    居たのよと
見詰める 笑顔に   片えくぼ

小雨の道を      歩き出す
うなじの辺り      濡れている

触れては 成らぬ   人だから
名前も聞かず     言いもせず
言葉すくなく      歩いてた 

-3-
渋谷に 向かって   青山通り
恋人 見たい     と言う彼女

嬉 恥ずかし     相合傘も
改札口で       右左

見送る 姿も     何時か消え
心の高鳴り      増すばかり
心の高鳴り      増すばかり

この詩の様に私と芳江が出会ったのは、私が顧問をしている小さな会社の
事務所がある南青山の雑居ビルだった。そのビルに有る芸能プロダクションに、
芳江は自分の作った「楽曲」を売り込みに来ていたのだった。
そこで私を何度か見かけたと言うのである。

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14歳年下の女。其の六

愛人芳江。其の六
愛人芳江6-1
私芳江と雅敏さんは二人きりになると、クタクタに疲れきった心を癒すように、
狂ったようにお互いの身体を求め合うのです。
彼のペニスの・・少し固くなったり・・また戻ったり・・の感覚こそに。
私は感じる性質なので・・柔らかいままの挿入・・硬軟・・そして・・わたしだから・・・は、
うぬぼれかもしれませんが、私の膣の襞肉に包まれて、彼のペニスは生き生きと成るのです。

「ああ、芳江、芳江は俺だけのものだ」
雅敏さんは別人になったように、荒々しく私の着物のスソを掻き分けて、
潤みきった股間に顔を埋めてきました。

私は和服を着こなすたしなみとして、普段からパンティラインが出ないように、
襦袢の下には何もつけていませんでした。
そのために、彼の荒い鼻息が、直接、敏感なクリトリスに当たってしまいます。

お風呂に入る前なので、いくら清潔にして居るといっても、汗やオリモノで汚れている上に、
多分匂いだってきつくなっています。
「ああ~ん、あなた、ソコはダメよ」
恥ずかしさと気持ち良さが入り乱れて、私は思わず彼の髪を鷲摑みにして、
ソコから引き離そうとしました。

彼は私にそうされることで一層劣情を刺激されるのか、無理矢理に太股をこじ開けて、
その付け根に長い舌を伸ばしてきたのです。
そして辺り構わず嘗め回してから、最後にはすぼめた舌先で肉襞を割って、
膣の中まで押し入って来たのです。

ヌメヌメという、まるでナメクジでも這いずり回っているような感触が快感となってソコから
駆け抜けていきます。そして、その快感をこらえきれずに、私は体を身震いさせて、
切れ切れの喘ぎ声を漏らして高まっていったのです。

「ああ、芳江、お前を誰にも渡さないぞ、お前の体は俺を溶かしてしまう」
彼は私の体に寄り添って帯を解くと、着物の合わせ目を開きます。
そしてこぼれ出た二つの乳房を下から掬い上げると、ゆっくりと揉みしだきながら、
唇を這わせて乳首を吸い始めたのです。

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14歳年下の女。其の七

晩秋の温泉旅行。其の一
愛人芳江7-1
その後二人は「入籍」し正式な夫婦に成った。
と言っても「結婚式も披露宴」も無く区役所に「婚姻届」を出すだけだった。
当初は「入籍」には拘らないと言っていた二人だが、夫々の年齢を考えると矢張り
何かの「確証」が欲しかったのである。
芳江は万屋恵子のペンメームで、演歌の作曲も手がける様になった。

おしどり夫婦としての新たな音楽活動をもスタートを切ったふたりは、
若さも取り戻し、夫婦生活の充実から私のペニスも元気になることがしばしば有った。
セックスの度の至極の満足感は芳江の止まっていた女の月一のものまで
復活させてしまったほどだった。

月に一、二回デート時代の気分になって新鮮なセックスを謳歌した。
私の指示でデートの時はいつもより少し濃いメイクを入念にし、
インナーも私の好みのものを選んで着ける。

化粧の様子を横目にした私はいつもより妖艶な化粧をする鏡の中の芳江の表情と、
年齢より十歳以上は若いスレンダーで括れの有る芳江の肢体、ウェーブの強い
そのロングのヘアーの耳元から匂うような熟した女の後ろ姿に新たな欲情をしながら堪え、
支度を終えた後、大体は午前中に外で食事に出掛けた。、

互いに理想に近い相手に出会えた幸運と、
交際と結婚を果たして、今なお盛んに求め合うふたりは、
セックスにおいては、文字通り、互いにまさしく理想の性の相性を得ていた。
飽くこと事のない夫婦の性生活の中、私は締りの良い名器を持つ
愛妻芳江の体にどっぷりと溺れた。

入籍をした後、芳江はしきりに「フルムーン温泉旅行」がしたいと口にしていた。
私も心には留めていたが、仕事も忙しかったりで、今日まで実現出来ずに来た。

其れが偶々内定していた仕事が先送りになり10月の連休は休める事に成った。
そして二人は「会津芦の牧」と「奥土湯」に二泊三日の温泉旅行に行く事に計画した。

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14歳年下の女。其の八

晩秋の温泉旅行。其の二
愛人芳江8-1
私は、まずは女陰全体に満遍なく塗り込んだ。ついで、ビラビラを摘んで、そこにも塗り込んだ。
「ああん・・・」
芳江の反応が少し変わってきた。勢いづいた私は、包皮からむき出しにさせた
芳江のクリトリスにも塗り付けた。薬を塗ったクリトリスを指で転がす。
芳江の中心部から、じわっと淫汁が滲み出て来た。

「あんっ!ど、どうなってるの?あなた、あそこが熱いわ・・・」
私はクリトリスを口に含みながら、塗り薬をたっぷりと自分の指に塗りつけて、
其の指を芳江の陰門に押し入れた。そして、膣中の襞々に擦り込む様にしながら、
指を出し入れした。

「あぁんっ!あなた、すごいっ!中まで熱くなってきたわ」
芳江の女陰の中から怒涛のように、淫汁がとめどなく溢れ出て来た。
透明でさらっとしていて、まるで汗のようだ。
私はしつこく指を出し入れした。クリトリスを舐め続けていると、
やがて、淫汁は粘り気を帯び、白っぽくなってきた。子宮からの本気汁のようだ。

「あん、あん、あん、あんっ」
芳江は私の逸物をしゃぶるのを忘れて、あられも声を上げている。
芳江の粘膜襞の一部が隆起したようになっているを、私の指が感じ取った。
Gスポットと云われている所か?私は指を一旦抜くと塗り薬を塗り直し、
隆起した部分を中心に責め続けた。

「来て、来て、あなたーっ」
「いや、まだまだだ、辛抱しなさい」
と、其の時だった。ピュ、ピュピュピュッ!芳江のそこが潮を吹いた。

芳江が潮吹きだったとは、恐るべし媚薬、私は芳江が潮を吹く光景に酷く欲情し、
甘い痺れを腰に感じてしまった。此の侭では、挿入する前にイッテしまいそうだ。

「もうダメ、あなたーっ!オチンチン、オチンチン頂戴ぃーっ!」
私は芳江の腰を抱え込むとエイヤとばかりに自分の腰を突き出した。

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14歳年下の女。其の九

晩秋の温泉旅行。其の三
愛人芳江9-1
私は今回の温泉旅行に付いて、芳江には秘密の企みがあった。
それは芳江も良く知っている、業界仲間の藤木夫妻のの協力をえて
スワッピングを芳江に体験させたいと言う事である。

機嫌の直った芳江に
「体が冷めちゃったね、もう一度風呂に入ろうか」
と誘って風呂場に向かった。

此処「奥土湯温泉」の旅館の佇まいは、「昔からの湯治湯」の雰囲気が残り、
旅館の裏手には「滝」が落ちていて、湯船は殆どが「貸切の露天風呂」である。
貸切と言っても入り口が別々に有るだけで、中は“よしず”で仕切られているだけで、
行こうと思えば隣の湯船にも行けるのである。

私と芳江が湯に入った時は、辺りには人の気配は無かった。
二人は向かい会ってつて、湯に沈み、早速お互いの身体を弄り始めた。

私は芳江の乳房を握り、芳江は私のペニスを握り弄り回している。
私は手頃な岩場に芳江を寄たれ掛け、ユックリと乳房を揉み始める。

「今日も駆け足で色々処見てきたけど、疲れたろう」
「私は大丈夫貴方の横に座ってるだけだから、其れより貴方の方が、
疲れて居るんじゃない」
「おチンチンも何か元気無いみたいよ」
「夕べあれ程大量に射精したんだもの、毎晩はキツイよ」
「でも今日は最後だから頑張ってね」
「ハィ頑張らせて頂きます」

その時だった、誰も居ないと思っていた、
隣の湯から話し声が聞こえて来たので、二人は一瞬たじろいだ。
そして反射的に芳江を庇う様に、私の後ろに回した。

隣も声の様子から「夫婦者」らしい、暫くすると、
女の呻き声が聞こえて来た。

その声に刺激を受けた二人は「負けては居られない」とばかりに、
私は芳江を再び引き寄せて。乳房にむしゃぶり着いた。

芳江も刺激を受けてか、一際悩ましげな声を上げる

「あぁぁぁ・・・・気持ち良いわよ・・あなたぁ・・・・」
「愛して居るよ、芳江のオッパイ大好きだよ・・・・」

多分に隣を意識しての叫びで有る。隣からもそれに対抗する様に。

「あぁぁぁ・・・・もっともっと強くやって・・・・」
「そこ気持ちいい・・・・・はあぁぁ・・・・・」と一段と高い声で呻きだした。

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14歳年下の女。其の十

晩秋の温泉旅行。其の四
愛人芳江10-1
「和子さんは、スワッピングもレズも経験無いんじゃ無い」
「貴方達の台本に合わせて、芝居をしているだけね」
「最初に私の乳房を触った時に、手が震えていたもの、
 この人は初心な人だな、と直ぐ気づいたわよ」

「いゃぁ、確かに今日の、スワッピング」は俺が話を持ちかけたんだけどね、
 日頃性生活のマンネリ化を嘆いて、月に一度、有るか無いかセックスで
 夫婦の危機を感じてた藤木が直ぐ話しに乗って来たんだよ」

「熟年世代は多かれ少なかれ、性に対して悩みを持っているよ、それの解決方法は、
 人夫々に有るだろうけど、人生未だ先が長いのだから、
 安易に「不倫」だ「離婚」だに走らず、「知恵」を出して、マンネリを打開すべきなんだよ」

「俺の行為は言わば「社会奉仕」さ、今日の事がきっかけで、和子さんに
 もう一度「女」に戻って貰えば今日の企画は成功といえるんじゃない」
「当初は芳江に「違体験」させてやろうと思って思いついた企画だけどね」

今までに「お前の過去には拘らない」と言って居た、私だったが、芳江は、
前夫以外にも数名の「男性経験」が有るとは言ってなかった、ましてや過去に
「スワッピング」の経験が有るなんて一言も言ってなかったのある。

「ねえ、私からの提案なんだけど、今晩の食事四人一緒にしましょうよ」
「そして、和子さんを「女体盛」にして、彼女の羞恥心を一気に取り払い、
性の喜びを教えてあげましょうよ」

「もうお風呂場で裸の付き合いをした仲だから、
和子さんも余り抵抗は無いと思うけど、気持ちを「その気に」させるには
「ジャンケン」で負けたほうが裸に成ると言うことにしましょう」

「それは、中々良い提案だね、早速義雄夫婦に話してくるよ」と言って、
私は部屋を出た。

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14歳年下の女。其の十一

晩秋の温泉旅行。其の五
愛人芳江11-1
食が進み六、酔う程に、雰囲気は和やかに成ってきた、和子夫人も私や義雄の冷やかしや、
猥談にも笑って受け答える様にリラックスしてきた。

こうなると最初の目的「スワッピング」の雰囲気は整ってきた。
義雄は芳江の胸元に手を入れて乳房を弄り、私は和子夫人の愛液を寿司に付け口にほお張る。

「奥さんの愛液付きの寿司は格別に旨かったですよ。
 そろそろ食材も無くなって来たから、お腹の上片付けましょうね。
 あぁ奥さんは其の侭お膳の上に寝ててください、
 片付けた後、私が奥さんのオマンコを舌で綺麗にしてあげますよ」
と私は言って和子夫人のの腹に残った物を取り払った。

そして和子夫人の足元に座り、和子夫人の秘部がお膳の端に来るように両足を引っ張った。
ズルズルと和子夫人は引き寄せられ足が床に着く場所にまで移動した。
私は和子夫人の太股を押し開き、愛液と食材の汁で濡れている秘部に口をつけ、
辺り構わず嘗め回した。

「あぁぁぁ・・・・・うぅぅぅぅ・・・・」和子夫人は切なげに呻き始めた。

一方義雄は芳江の着物を脱がし、露に成った裸身を愛撫している。

和子夫人に負けじと
「はぁぁぁぁ・・・きもちいい・・・・義雄さん素敵よ・・・・」
「優しくしてね・・・いいい・・・・・」

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14歳年下の女。其の十二

晩秋の温泉旅行。其の六
愛人芳江12-1
雅敏の妻、芳江です。
夫からの、思いがけないプレゼントで、二泊三日の旅行を楽しませて頂きました。

何時もは無愛想な主人ですが、今回の旅行には色々と
「ビックリする様な企画」も考えて頂き、忘れられない旅行に成りました。
「レズ」も経験し「女体盛」、も初めての経験でした。
夫以外の男性に愛撫されたのは、もう何年も前の事です。
今の夫と再婚してからは、夫以外の男性に、この肌は触れさせて居ませんよ、
念のため(^。^)

藤木様ご夫妻と別れてからの事を私が書いて見たいと思います。
稚拙な文章ですが、宜しくお願い致します。

夫と二人で湯殿に向かう途中で、私達のお部屋担当の、仲居さとすれ違いました。

「お客様、露天風呂は午後11時から一般に開放されて、「混浴」になります。
今夜は団体客も多いので、混雑するかも知れません、後2時間有りますから、
ご夫婦で入られるなら早いほうが良いと思いますが」と教えて呉れた。

夫は「それじゃ、若いコンパニオンや仲居さん達も入るのかな」

「そんな事も時々有ります、私達も11時で終わりますから、
お風呂に入って帰ります」

「そしたら俺は11時に成ったら一人で来ようかな」

「まあいやらしい、男は幾つに成っても若い女性が好き見たいね」
と、私は夫を睨み付けて、太股を抓って遣りました。

私達は未だ誰も入って居ない露天風呂に身を沈めて、
夫の身体に凭れ掛かり、滝の音に耳を澄まし、満天の星を眺めて居りました。
ロマンティクの夜だわ!
すると暫くして藤木ご夫妻もお風呂に来たのです。

「やぁあれから、俺のチンポの収まりが付かなく成ってね、和子と一戦交えて来たよ」
と、呆気羅漢に言うご主人、奥様は顔を赤らめ恥ずかしそうにしていますが、
その表情には、何かスッキリした気持ちが表れて居ました。

処で皆さん、「男と女」どちらが大胆だと思います。男の人は助平な話も平気でする割には、
案外「初心」なのですよね。女性は「公衆浴場」等では余り前を隠しません。
「皆持ってるものは同じ」と思って居るからです。
処が男性は殆どの人が腰の辺りをタオルで隠して入るそうですね。
「太いとか。細いとか、長いとか、短いとか、色がどうとうとか」
皆さん、その形や長さを、気にして居るようですね。

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平凡な主婦に何が起こったか?其の一

◇旧友との再会
平凡な主婦1-1
私は箕輪佳代子と申す45歳に成る主婦でございます。
神奈川県のの県庁所在地に住んで居ります。

「あらっ・・・ねぇ、佳代子?もしかして?佳代子じゃない?」
高校時代の友人・藤枝恵美(仮名・45歳」と再開したのは、
一昨年の秋の事でした。突然、近所の商店街で声を掛けられましたが、
直ぐには彼女で有ると言う事が判りませんでした。

「私よっ、覚えてない?恵美よ、恵美、最後に会ったのが、
 二十年前の同窓会だったから無理ないかしら」
「まぁ、恵美なの?すっかり見間違えてしまって・・・」
私が恵美を覚えていないのも当然でした。恵美は最後に会った二十五歳の時と
待ったく別人のように様変わりしていたからです。

「あなた、この近所にすんでるの?」
「そうよ。恵美は今何処に・・・?」
「まっ、奇遇ねぇ。私も最近このご近所に越して来たばかりなの。
 嬉しいわ。佳代子のすぐ近くに住めるなんて。ね、ちょつとお茶でも飲まない?」
「ええ。勿論。そこにいい喫茶店があるわ」

それは今考えると、私にとっては運命とも呼べる出会いなのでした。
近くの喫茶店に入り、私と海は近況を語り合いました。
「あの頃、恵美はまだ独身だったわよねぇ」
「あの同窓会あと、直ぐに結婚したわ。いろんな事があって・・・」

旅行先で知り合った三歳年下のご主人と結婚したこと、そのご主人が油絵を
描いている事など近況を、恵美は淡々と話してくれました。

「すごいのねぇ、芸術家さんだなんて。カッコいいじゃない」
「それが、そうでもないのむ。そりゃあ、第一線で活躍出来ればいいわ。
 でも、ウチのはいまだに芽が出なくって・・・。仕方が無いから、
 私が働いているのよ。三十のときから保険の外交しているの」
「なるほどねぇ。どうりで、見違えた筈だわ。
 とても専業主婦には見えないもの、恵美は」

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平凡な主婦に何が起こったか?其の二

◇サヨナラ主婦稼業
平凡な主婦2-1
数日後、恵美から連絡がありました。
新宿にあるヴェトナム料理の店で食事をしないか。と言う電話でした。
「出てらっしゃいよ。ヴェトナム料理って、いま流行っているのよ。
 すごく美味しいんだから、私、六時頃には新宿へ着けると思うから、ねっ?」

どうせ主人は御前さま、上の子もサークル活動とやらで帰りは遅く、下の子も塾通いに
忙しい毎日です。一人ぼんやり家に居ても面白いはずも無く、私は恵美の誘いに
乗ることにしました。
「今夜高校時代のクラス会が新宿であるので帰りは遅くなります」と置手紙と夕食の
仕度をして出かけました。
「どう、なかなかイケるでしょう?低カロリーだから、いくら食べても心配ないわよ」

その夜、私は珍しくお洒落をしていました。久しぶりの外出で、化粧のノリもいいようでした。
めったに袖を通す事の無いシルク地のワンピースを着て、心が弾んでいました。
「だけど、今夜の佳代子はとても素敵よ。このあいだよりずっと色っぽいわ。
 佳代子の色気は、すごく上品ね」

お洒落をしてきて良かった、と私はつくづく思いました。想像通り、恵美も華やかに着飾って
いたからです。女同士の見栄の張り合いと言うわけでは有りませんが、
私にも女としてのプライドくらいはあるのです。

「それにしても遅いわねぇ」
「えっ?他にどなたかいらっしゃるの?」
生春巻きヴェトナム風のお好み焼きなどを食べているうち、恵美が時計を見て呟きました。
「ごめんなさい。いい忘れていたけど、仕事上のお得意さんが合流する予定なの。
 でも、気を使う必要の無い人だから大丈夫。
 アパレルメーカーの部長さんなのよ。とても気さくな人よ」

三十分もすると、恵美のお得意さんという五十歳くらいの男性がやって来ました。
白髪交じりでしたが豊かな髪の、感じのいい紳士でした。
「いやぁ、済まないね。すっかり遅くなってしまった」
「佳代子、こちらは上田さん。うえださん、お話しておいたでしょ。
 こちら、私の親友の佳代子さんよ」

上田哲郎(仮名)は、話術の巧みな男でした。初対面にもかかわらず、
私はすぐに上田と打ち解けました。これは、人見知りする私にしては珍しい事でした。

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平凡な主婦に何が起こったか?其の三

◇女を狂わす魔物
平凡な主婦3-1
「本当に貴女は、藤枝さんの言っていた通りの女性ですね」
私を抱え上げ、上田は満足そうに頷きました。
「貴女の様な人が、彼女の友達とは思えない」
「あのう・・・恵美は、私の事を何て?」

私は、少し訝しく思いました。彼女は、私の事をどの様に、そして何処まで上田に
話しているのだろうか。たかが一度食事を一緒にするぐらいで、私の事を上田に詳しく
話をするのはおかしい。彼の口ぶりからすると、私の事をよく知っている感じでした。

「何って、勿論貴女が私の好みだと言っていました。
 僕は貴女のような人を捜して居たんです」
「あっ、ああっ、上田さん・・・」
声を上げるより先に、上田の口唇が私の口唇を塞いでいました。
そのまま、私達はベッドの上にもつれ込んで行きました。

「い、いけないわ、やっぱりいけないわ・・・」
「いまさら、それはないでしょう。佳代子さん。貴女は、もう子供じゃない。
 私達は大人過ぎるほど大人なんですよ」

口唇を吸い上げられると、だんだんと頭の中が痺れてゆきました。頭ばかりか肉体も
ジーンと甘く痙攣し、まるで金縛りに遭った様な有り様になってしまったのです。

「楽しみましょう、佳代子さん、世の中には、割り切った楽しみと言うものが有るのです。
 大人の男女にしか味わえない深い楽しみが・・・」
催眠術師のように囁きながら、上田は私のワンピースを脱がせてゆきました。
裸に剥かれると同時に、理性までむしり取られてしまったような気分でした。

「あーっ、は、恥ずかしいっ!」
ショーッを抜き取られるや、私は羞恥の塊へと変身しました。
私は中肉中背ですが、身体の線はやはり寄る年波には勝てません。
ことに下腹の弛みには、つねづね悩まされていたのです。

「恥ずかしがる事はありませんよ、佳代子さん、綺麗です。とても美しい肌だ。
 真っ白でシミ一つなくて・・・眩しいような肌ですよ!」
上田の口調は真実味を帯びていて、まんざらお世辞とは思えませんでした。
私は少し気が楽になりました。

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平凡な主婦に何が起こったか?其の四

◇耳に心地よい誘惑
平凡な主婦4-1
情事の興奮も冷め遣らぬある日の午後、ふいに恵美が我が家を訪ねて来ました。
外回りの途中のようでしたが、時間はいくらでも自由になる仕事らしいのです。

「ちょつと顔を見に寄っただけ。お構いなくね」
ニヤニヤと意味有りげな笑いを湛えながら、それでも恵美は居間に入って来ました。
「うふふっ、貴女、顔がツヤツヤしてるわね。
 随分とお楽しみの様だったわね、上田さんと・・・」
「・・・恵美、知ってるの?」

少なからず、私はショックを受けました。二人だけの秘密と思っていたのに、
上田が喋ったに違いありません。
「知ってるわよ。もちろん。
 だって、最初からその積りで貴女を上田さんに紹介したんですもの」
「そ、それ、どういうこと・・・?」
お茶を出す手が、大きく震えました。

「私を利用したの?保険の契約を撮る為に、私を上田さんに宛てがったの!?」
「そんなに怒らないでよ。違うわよ、あなたを利用するなんて、
 そんなバカなこと・・・。私は良かれと思って、あなたを上田さんと引き合わせたのよ」
「判らないわ。いったい、恵美ったら何を考えてるの?」
「まあまあ、興奮しないでよ。人生は短いのよ。佳代子」

恵美は、憎たらしいほど落ち着いていました。
「人生は楽しんでこそ人生じゃない?
 面白おかしく生きなきゃ、損ってもんだわよ。貴女は、何が楽しくて生きてるの?」
「恵美には関係ないことよ」
「この間は楽しかったでしょ、佳代子?
 多少、羽目を外したって楽しくなきゃ生きている価値ないわよ。
 今日び、どこの人妻だって不倫ぐらいしているわよ。
 アバンチュールなんて、当たり前の世の中なのよ、佳代子」
「そ、そうかしら・・・。でも、主人には絶対、内緒にしなくくっちゃ」
「当然でしょ。私だって、主人には秘密にしているわ」
恵美は、サラリと言ってのけました。

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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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