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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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波乱の夫婦生活。其の一

例え“おしどり夫婦”と言われていようが、どんな夫婦にも一度や二度は
危機に見舞われた事があるはずだ。夫の浮気、嫁姑関係、金銭トラブル・・・
夫婦には、そんな問題が次から次へと襲い掛かり関係をぎくしゃくさせる。
しかし“雨降って地固まる”の例え通り、問題が解決する度に絆は強くなるのである。
どんなトラブルも過ぎ去れば楽しい思い出。夫婦たるもの最後まで連れ添うことで、
すべて良い思い出として、素晴らしい人生だったと言いたいものである。
 

◇おしどり夫婦の修羅場◇
波乱の夫婦生活1-1a
現天皇陛下ご夫妻は昨年ご成婚50周年を迎えられました。
同じ時代を生きてきた夫は、二年前に脳梗塞で七十四年の生涯を閉じました。
先日、夫の三回忌を済ませましたが、悲しみは癒えるどころか、益々深くなるようです。
長年、人生を共にしてきた夫と私のあいだには、切っても切れない絆が存在していました。
私達は、強い愛情と慈愛で結ばれた関係でした。

私と夫は、それはお互い思いやり深く年寄りの二人暮らしを楽しんできました。
そんな夫を突然、亡くして、私はしばらく放心状態でした。
年齢が年齢だったので、私達はお互いある程度覚悟をしてきた積もりでした。
けれど、いざ伴侶を亡くしてみると、その喪失感には計り知れないものがありました。

それでも、ようやく不幸から三年近くが経つと、私もどうにか落ち着きを取り戻してきました。
それと同時に、私も何時かあの世へ召されるか判らない身である事を覚悟しなくてはいけない、
と自覚している昨今でした。そんなある日の事、私はふと思い立って、
「そうだわ。私の人生を文章にしてみたらどうかしら」
と、ペンを持つ気になったのです。何時までも亡夫を想って、めそめそしていてばかりでは
惚けてしまうかもしれない、という恐怖もありました。

どうせ亡夫との思い出に耽るなら、頭の中ではなく白い紙の上にしてみようと思いました。
そうして、私と夫の過ぎ去りし夫婦の歴史をしたためる事にしたのです。

どうか、感傷的な年寄りの思い出話と思って読んでやって下さい。拙い文章ですが、
私と夫の山あり谷ありの人生を聞いていただければ、幸いです。

自分で申すのも面はゆいのですが、私と夫は近所でも評判のおしどり夫婦でした。
夫の生前は、年を取ってもあんな風に夫婦、仲良くしていられるのは理想、と周囲から、
それは羨ましがられたものでした。しかし、過去の内情はかなりちがっていました。

今まで他人様に話した事はありませんでしたが、仲睦まじく見えていた私と夫にも、
過去にはそれは色々な事があったのです。“おしどり夫婦”と言う称号には似つかわしくない、
修羅場をくぐったことさえ、一度や二度ではありませんでした。
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波乱の夫婦生活。其の二

◇祝福された結婚◇
波乱の夫婦生活2-1
当時、私の父は造船会社の営業部長をしていました。藤村は、父の部下でした。
「藤村は、なかなか見所のあるヤツだ。
 どんな状況でも、雑草のように逞しく生き抜いていくだろう。
 あんなに、頼もしいヤッはそうそういるもんじゃない」

父は、家庭でも事有る事に能力と行動力に富んだ若い部下の噂をしていました。
気難し屋の父が、人を褒めちぎるのはたいそう珍しいことでした。
ですから、私も一度も会った事が無いと言うのに、
自ずと藤村に好感を待つようになりました。やがて、
「世津子、こんどの日曜、藤村と見合いをしなさい。いいね?」

父がそう言い出しました。父の唐突な命令は、しかし私にとっては青天の霹靂でも
何でもありませんでした。父が、藤村のことのほか気に入っていたことは知っていましたし、
「大事な一人娘を託すには、ああいう男が打ってつけだな」
などと言って父が私と藤村を結婚させたがっているのは、うすうす勘づいていたからです。
私の意志など関係なく、
この縁談がとんとん拍子に進められる事は疑いようもありませんでした。

私の娘時代は、おおむね父親の意見は絶対でした。父がこの見合い話を
持って来た時から、私と藤村が結婚する事は決まったも同然だったのです。

「初めまして、藤村忠志と申します。部長に、こんなお美しいお嬢様がいらっしゃるとは、
 最近まで知りませんでした。よろしくお願いいたします」
どのみち断ることの出来ない縁談と知りながら、臨んだお見合いでした。
けれども実際に会って見ると、藤村は思いもかけない好印象を私に与えて呉れたのです。

父親から吹き込まれていた前宣伝の効果もあったのでしょうが、
確かに藤村は精力的な感じのする男性でした。父親が褒めていただけの事はありました。

年齢は私より数歳上なだけでしたが、家で花嫁修業をしている私よりずっと
大人な感じでした。それに何と言うのでしょう。
藤村には女心をくすぐる抗いがたい魅力がありました。
こういうのを、一目惚れというのでしょうか。私は、ボウッとなってしまいました。

「どうだ、世津子。気に入ったか?ならば、すぐに結納の用意に取り掛かるぞ」
「お、お父様ったら!何て、気のお早い・・・」
「何を悠長なことを言っとる。時は金なり、だ。
 藤村君も、急いでこの話をまとめてもらいたいと、私にせっついて来た。
 来春にでも、嫁に行け」

父の言葉に頬を染めながらも、私も嬉しくてなりませんでした。
恥ずかしながら、私も一回会っただけの藤村にぞっこんでした。
断る理由など、何一つなかったのです。
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波乱の夫婦生活。其の三

◇感激の初夜◇
波乱の夫婦生活3-1
「あっ、ううっ」
とたん、何が何だか判らなくなりました。突如、柔らかな熱い感触で口唇を覆われて、
息をするのも苦しく、切ない気持ちで一杯になってしまったのです。
(ああ、これが口づけなのね。何て、甘酸っぱくて快いのかしら!)

正直、接吻さえも初めての私でした。
肩を抱かれた初接吻に、私は陶然と酔い痴れていました。
口づけは甘く優しく、私の肉体を解きほぐしてゆきました。
性行為における口唇は、運動で言うところの準備体操のようなものでしょう。
藤村は、時間をかけて丹念に準備運動を施してくれました。

藤村の口づけは、絶妙でした。親鳥が雛に餌をやるように口唇をついばんだかと思うと、
次の瞬間には激しく舌を吸いたてる・・・。もう、頭の中が真っ白でした。
メリハリに富んだ技量で、藤村は私の肉体をグズグズに蕩かせていきました。
接吻ひとつにしても、彼の豊富な経験が窺い知れるというものでした。

私は異性関係が皆無でしたが、藤村はそこそこ遊んでいたようでした。
私は、父からそれとなく、彼が女性にもてることを聞いて知っていました。
「女にもてない男など、魅力があるわけなかろう、世津子?
 しかし、それもみんな過去の話だ。いまの藤村は、綺麗なカラダだよ。
 今のヤツには、おまえしか見えんそうだ。
 (僕も何人かの女性と付き合いましたが、世津子さんのような人は初めてです)
 なんてワシの前で平気でのろけるんだからな。いや、まったくヤツときたら!」

全く気に成らなかった訳では有りませんが、男性が女遊びをするのは仕方のない事です。
私は、藤村の過去について詮索する積もりはありませんでした。男は女の過去に
拘るものですが、女は違います。過去より、むしろ未来を案ずる生き物なのです。

さんざん接吻されて、私の性感はトロトロに溶けて崩れていきました。
帯が外され、浴衣が脱がされても、呆然となす術を持ちませんでした。
丸裸に剥かれて、初めて羞恥に身悶えするような有様でした。
乳房を押し揉まれると、カラダの奥から熱いものがこみ上げてきました。

「あうううううっ、た、忠志さんっ。熱いわ、カラダがすごく!」
「世津子さんは、実に感度がいい。素晴らしいしよ、処女なのに、
 こんなに素早く反応するなんて。乳首が、もうこんなに尖ってる!
 ああ、何て可愛いんだっ」
と、感極まったように叫ぶと、藤村は乳首に吸い付きました。とたん、
「うあーっ、ひいいいーっ、ど、ど、どうしましょうっ」

猛烈な快美がぜんしんに襲い掛かったのです。鳥肌が立つような、ものすごいばかりの
快感でした。もちろん、こんな快感を味わうのは生まれて初めての事でした。
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波乱の夫婦生活。其の四

◇会社設立と亀裂の始まり◇
波乱の夫婦生活4-1
結婚後、しばらくは父親の見る目に間違いはなかった、と思うような日々が続きました。
結婚してからの藤村は益々仕事に精を出すようになり、
会社でも出世街道を驀進して行ったのです。夫は、実に甲斐性のある人でした。

でも、あれは私が二番目の娘を妊娠し、藤村の父が亡くなった頃の事でした。
昭和43年頃だったと思います。突然、夫が会社を辞めると言い出したのです。
「世津子、僕、独立しょうかと思ってるんだ。何時までも人に使われているのは、
 僕の性分に合わない。いつかは、自分の会社を持ちたいと思ってたんだ。
 幸いと言っちゃ何だが、オヤジが死んで僅かだが遺産が入って資金が出来た。
 いまが、その時期なんだよ」

驚きました。夫は安定した仕事を捨て、自分の会社を立ち上げようとしていたのです。
私が賛成しようがしまいが、夫は遣ると言ったら遣る人でした。こうして二番目の娘が
生まれた頃、小さな輸入会社を設立してしまったのです。

不安でしたが、時代が良かったのか経営は何とか直ぐに軌道に乗る事が出来ました。
初めは親子四人が何とか食べていける位の収入しかありませんでしたが、
半年もしないうちに会社はメキメキ大きくなっていったのです。
私の父も、藤村の経営手腕には脱帽していました。

「会社を辞めるなどバカな男だと一度は思ったが、ヤツの商才はたいしたもんだな。
 いや、世津子も幸せそうで何よりだ。二人も可愛い孫に恵まれて、ワシも嬉しいよ」
「ふふふ、お父様のおメガネに掛かった人ですもの、
 私も藤村と結婚して良かったと思ってるの。
 何不自由ない生活をさせてもらってるし、男としても魅力のある人だわ、
 そこがちょつと、女性にモテすぎないかと心配の種でもあるんだけどね」
「こいつめ!親の前でのろけおって。女は、結婚すると図々しくなっていかん」

本当に、この時点までは私は結婚生活に何の不満も持っていませんでした。
お手伝いさんがいる広い家に住み、年に数回の家族旅行、
身に着けるものはブランド物を気兼ねなく買う事が出来ました。
私と夫は、日本橋のMデパートの大のお得意さんでした。

いいえ、私の満足は単に物質面・経済面だけだった訳ではありません。
夫が独立する前後の私たちの夫婦生活は、それは充実したものでした。

初夜の晩は破瓜の苦痛にもんどり打った私でしたが、二月、三月と性生活を重ねるうち、
忽ち性愛のるつぼへと嵌っていきました。それまで欲望とは縁が無かった事が嘘のように、
私は性行為の歓喜の虜と化していったのです。
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波乱の夫婦生活。其の五

◇離婚の危機◇
波乱の夫婦生活5-1
商売が上手くいっている時も、
夫の素行にまったく疑いを持って居ない訳では有りませんでした。
接待だと称して帰宅が午前さまになったり、酷い時は朝帰りをしたり、
休日に出掛ける事も一度や二度では無かったからです。

そればかりか、香水の匂いをプンプンさせて帰ることも珍しく有りませんでした。
女の気配は感じていましたが、それでも放っておきました。
飲み屋の女と遊んでいるかも知れないと言う猜疑心は有りましたが、
夫を信じる気持ちの方が強かったのです。

しかし、そんな私たちの夫婦関係の翳りが濃くなったのは昭和55年頃だったでしょうか。
ときはバブル景気に湧いていた時代でした。日本の経済が飛躍したのとは対照的に、
夫の会社は斜陽の一途を辿るばかりでした。
日産やトヨタの高級車がバンバン売れているとマスコミを賑わせていたのと、
夫の会社が倒産したのは殆ど同時期だったと思います。

それからというもの、夫はすっかり人が変わった様になってしまいました。
夫の生活は、もう荒れ放題でした。朝から大酒を飲み、私が文句を言うと、
今で言うところの逆ギレを起こしていたのです。それはもう、見るに忍びない情けなさでした。

「何だ、其の目は!オレのことを軽蔑してるなっ。甲斐性なしの穀潰しだと思ってるだろうっ?
 ええい、クソっ、面白くもない。おまえの顔なんか見たくもない!」
「どこへ行くの、あなたっ」
「女のとこに決まってんだろうっ。オレにだって、別宅の一軒や二軒あるんだぜ!」

其の頃になると、夫は女がいることを隠そうともしませんでした。
新橋で飲み屋をやっている年増のマダムに入れ上げ、彼女の家に入り浸り状態でした。

本当に、地獄でした。会社は倒産する、夫は水商売の女の情夫気取り、
当然、夫婦喧嘩も絶えず、思春期に入った娘二人も毎日、泣いてばかりいました。
言うまでもなく、私もイライラしっぱなし、お先真っ暗の日々でした。
精神面だけではなく、夫が家に寄りつかないときては、四十に近い女盛りの
肉体が黙ってはいませんでした。肉体的にも、私は酷い欲求不満をかこっていました。
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波乱の夫婦生活。其の六

◇男を剥き出した夫◇
波乱の夫婦生活6-1
いざ家族を失いそうに成って、ようやくその大切さに気づいたのでしょうが、
私の腹の虫は納まりませんでした。
「いいえ、あなたの女癖の悪さにはもうウンザリだわっ。私だって、まだ若いのよ。
 他の女の尻ばかり追いかけ回している男になんか、さっさと見切りをつけて、
 第二の人生を花開かせたいの。子供たちのためにも、そうすべきなのよ!」
「何っ。他の男を探そうってのかっ。そうはさせない!」

私が啖呵を切ると、夫は血相を変えて、私に飛び掛ってきました。
「あの女のことは遊びなんだよ。憂さ晴らしなんだ。判ってくれよ。
 オレには、世津子しかいないんだ。おまえが他の男に取られて堪るもんかっ。
 力づくでも止めてみせるぞ!」
「いっ、いゃーっ、止めてっ。カラダを使って引き留めるなんて、姑息よ!」

初めは、そんな夫に嫌悪すら催しました。嫉妬に怒った女を性行為で懐柔しょうだなんて、
何てイヤらしい・・・。それに私も自分に対して、そんな浅ましい手段で機嫌を直すような
女ではない、という自負とプライドがありました。

「うるさい、おまえはオレの妻だ、女なんだ。今から、その事を思い出させてやるっ」
「いやっ、いやよ!他の女を抱いた穢れた手で、私に触らないでちょうだいっ」
私は激しく抵抗しましたが、所詮男の腕力に逆らえるはずもありません。
夫は強姦魔のごとき迫力で、逃げ回る私をうつ伏せに組み伏せ、乱暴に及んだのです。

こんな夫は、初めてでした。会社が倒産して荒れてはいたものの、
私に対して暴力的な性交を挑んでくるという暴挙に出た事はありませんでした。
それが、目を血走らせ、ケダモノのように食らい付いてくる夫を目の当たりにして、
私は強烈なショックを覚えていました。
しゃにむに抗ってはいましたが、カラダの奥から訳の判らない興奮が突き上げてくるのを、
どうしょうもありませんでした。

「ええい。四の五の言うな。オレは、おまえの亭主だ。誰が何と言おうとな!」
と、夫はズボンをずり下げると、猛烈に勃え立った股間を無理矢理、
四つん這いに這わせた私の口の中に突き込もうとしたのです。もう、
頭の中が真っ赤に染まりました。
「うぐーっ、むむむむむっ・・・」

侵入を許すまじと歯を喰い縛りましたが、無駄でした。夫は気迫も凄まじく、
ギリギリと勃起を私の口中に捻り込んでしまったのです。
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淫乱肌の虜になった舅。其の一

◇親不孝の息子◇
淫乱肌の虜1-1
結婚後も同居しておりました一人息子の和弘が、
大腸癌であっけなくこの世を去ったのは一年前のことでした。
気付いた時には、癌細胞があちこちに転移し、どうにもならない状態だったのです。

享年34歳、誠に早過ぎる死です。親よりも早く死ぬなんて何と親不孝な事でしょう。
私も妻もそれは悲嘆に暮れましたが、辛うじて心の慰めとなったのは、
二人の孫の存在でした。五歳の健太と三歳の美奈は、まだ父親の死というものを、
それほど深刻に受け止めておらないようで直ぐに元気になりました。

その事が返って哀れを誘って不憫ではありましたが、とにかく可愛い盛りで、
私共も二人の無邪気に遊び回る姿を見、声を聞く事によって悲しみを少しでも
和らげ、息子の死を極力忘れようと努めました。

ところが、半年もたった頃、嫁が二人の可愛い孫を連れ、突然我が家から出て行って
しまったのであります。原因は世間でよくある嫁姑のいさかいでした。

四人姉妹の末っ子で育った私の妻は非常に我侭で、また嫁も気が強い方でして、
二人の折り合いは息子が存命の頃から悪かったのです。

第三者的な眼で見ておりますと、たいがい非は妻のヒステリックの方にあったようでして、
このままでは間にたって息子が気苦労するばかりだと考えまして、私も何度かやんわりと
妻をたしなめましたが、素直に聞き入れる女ではありません。

事の発端はたわいもないことでした。
孫の誕生日のために嫁が作った夕食の唐揚げを、妻が、
「年寄りにこんな物ばかり食べさせといて、体に悪い事はわかっちょるじゃないかね。
 私まで早死にしそうじゃ」と皮肉たっぷりに言ったのです。私はオロオロ致しました。
瞬間、嫁の顔色もサッと変わりましたが、嫁は何も言いませんでした。
その代わり二、三日すると孫を連れて出て行ったのであります。

私だけには、
「お義父さん、申し訳ありませんが、私はもうこの家ではやっていけませんから・・・」
と謝りの言葉を残して・・・。

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淫乱肌の虜になった舅。其の二

◇お願い、やめて!◇
淫乱肌の虜2-1
しかし、ある日の晩ーー。
孫を寝かしつけた嫁が私にビールを勧め、珍しく自分もグラスを持って来たのです。
「私もお相伴させて、お義父さん」
妙にソワソワしています。鈍感な私にも、何かあったらしい事はわかりました。

私と嫁と向かい合って酒を飲むのは初めてでしたから、何だが心が浮き立って参りました。
酒好きの私は遠慮なく飲み、嫁にも勧めるうち、たちまち大ビンを三本空にして了いました。
すると、酔ったのでしょう、ほんのり頬を染めた嫁が膝を崩し、フーッと息をつきました。

この時、私はスカートからはみ出した、むっちりとした太股に思わずドキドキしてしまいました。
30歳の熟れきった肉体からそこはかとなく漂う女の色香を、すぐ間近に感じた瞬間でした。
私とて、まだまだ現役の男でありましたから。

とは申しましても、この時点で嫁をどうこうしょうと邪悪な劣情を抱いた訳では有りません。
確かに、嫁の若くてまろやかなラインを描く体に女を感じ心ときめきましたが、
ただそれだけのことでした。

そのうちに、嫁が一層顔を赤らめ、
「お義父さん、私ね、結婚を前提に交際してくれと言ってくれる男の人がおるの」
と、申しました。
「何かの・・・とゆうことは、奈津美さん、再婚するんか・・・?」

私は驚きました。大いにうろたえました。何よりもまず、そんなことになったら、
もう可愛い孫とも会えなくなるという思いが、この馬鹿な脳裏にひらめいたからです。
「いいえ、私はまだ、そこまでは考えておらんの。そう言う話があるってだけ・・・」
さすがに息子が死んでから一年も経たないのに、そういった話を、私の前でした事を
後悔したのでしょう。嫁があわてて答えました。

「で、どんな人なんじゃ?」
私は鸚鵡返しに訊きましたが、頭の中ではきっと嫁も再婚の意思を固めていて、
孫とも今のように会えなくなるという、そのことだけを考えておりました。
「33歳の独身でね、食料品の配達をしておる人。パート先で知り合ったの」
確かに嫁はそう言ったようでしたが、私にははっきりと頭に入りませんでした。

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淫乱肌の虜になった舅。其の三

◇恥ずかしい行為◇
淫乱肌の虜3-1
私は嫁の衣装を剥いで、全裸にしました。すると嫁が起き上がって行って、
健太と美奈が眠っている部屋の襖を閉めました。やはり、いくら眠っていると言っても、
子供たちに対して恥ずかしい気持ちが働いたのでしょう。

その行為こそが、嫁が私に抱かれる決心をした証しでした。
私はワクワクして、嫁の丸みのある魅力的な尻をジッと追いました。
そして、我慢できなくなって私も立ち上がるなり、背後から抱きついていったのです。

「お義父さんて、いけん人ね」
嫁が喘ぎ体をくねらせました。それから、
「ちょつと待って」
と、私を振りほどくと、押入れから布団を出して敷きその上に仰向けに横たわります。

「奈津美さん、許してくれ。わしは・・・」
私は服を脱いでパンッ一枚になると、嫁の足元に腹這いになって、
両膝をグイッと押し広げていったのであります。どうしても女性器を見てみたい、
そんな燃えるような激情に襲われてのことでした。

「ああん、スケベ」
嫁が声をあげました。そのくせ、股間を隠そうとはしません。
最初の頃はあれほど拒んでいたのに、覚悟を決めたらこうも破廉恥になるものかと、
私はいささか舌を巻いてしまいました。

比較的濃い縮れ毛が、陰唇の周りにも密生しておりました。驚いた事に、
肉ビラは外側にめくれ返って、尿道口ゃ膣穴まであからさまに見えておりました。
チョコンと指先で突ついたら、ヒクヒクッとその穴が収縮しました。
私は楽しく成りまして、指で肉ビラをさらに広げると、そこに唇を当てていったのであります。

「あううう・・・お、お義父さん」
嫁が声を震わせ、腰をくねらせました。とてつもなく淫らな気分になって参ります。
「ああ、これが奈津美さんのオメコの匂いなんか、頭がクラクラしそうじゃよ」
私は鼻先を粘肉に当てて大きく息を吸い込みました。

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淫乱肌の虜になった舅。其の四

◇今日は口でさせて◇
淫乱肌の虜4-1
私は三日後、また嫁の元に行きました。
それまで二週間に一遍の割合でしたが、それほど待つなんて、とても出来なかったからです。
嫁はまるで前の事が嘘のように、今までと同じ態度で私を迎えました。

「おじいちゃん、また来たん?」
健太と美奈が、すぐに私にまとわりついて来ました。
「いけんかったかの?」
「ううん、嬉しいよ、ね、兄ちゃん」
おみやげに買ってきたショートケーキの箱を渡したら、美奈がつぶらな瞳を輝かせて言いました。

私はまごたちとケーキを食べ、一緒に遊びながらも、眼ではずっと、
台所で立ち働く嫁の姿を追っておりました。

やがて、孫二人は遊び疲れたのか、連れ立って布団に入って、可愛い寝息を立て始めました。
すると、その瞬間から嫁の態度が変わったのであります。
「お義父さん!」
叫ぶなり、息を荒げて私に抱きついてくるではありませんか。
そして、自分からズロースを脱ぎ下ろし、唇を吸ってきます。

私も直ぐに興奮しまして、舌を絡ませて吸い返してやりました。
「お義父さんがいけないんよ、私をこんな女にして・・・」
嫁がうわ言のように呟きながら、私のズボンをずり下ろします。
私は前回とは打って変わった嫁の積極さに多少の戸惑いを覚えながらも、
直ぐに肉棒を勃起させておりました。

私は急いで嫁の衣服を脱がせにかかりました。
すると、嫁も脱ぎながら我が一物をにぎしめ、しごき立て始めます。
何と柔らかそうなそして優しい感触なのでありましょう。肉棒が益々いきり立ちます。

「お義父さんのって、年の割りに立派。太くてゴッゴッしててうっとりするわ」
嫁が本当に、トロンとした眼で肉棒を見詰めました。
そして、私の方に腰を寄せてきて膝頭を緩めます。

「奈津美さん、わしはあんたに夢中になりそうじゃ。
 よくこんな年寄りをまた迎えてくれる気になってくれたの。ありがとう、ありがとう」
私は心底からそう言って、手を彼女の股間に入れていきました。

「あ、ああ、私だって三日前はすごく感じたから。お義父さんがとっても良かったから・・・」
嫁が喘ぎ声を洩らします。割れ目の奥は前の時以上に濡れそぼっておりました。
熱くたぎっておりました。

「また、このオメコを舐めて欲しいんか」
と言いましたら、
「それよりも、今日はお義父さんのこれ、口で味わいたい」
と、亀頭に唇を被せてきた嫁。
「う、ううッ」
生温かな舌が肉棒にからみついて参りました。
女性器に挿入したのとは、また違った快い感覚であります。

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淫乱肌の虜になった舅。其の五

◇淫乱嫁の新しい男◇
淫乱肌の虜5-1


以来、私は十日に一遍ほどアパートを訪ねる様に成りました。月々の生活費も、
それまでより余計に渡してやりました。
嫁の口からは、二度と男の話は出ませんでした。私も聞くのが怖くて、
敢えてそのことは話題にしませんでした。

私は、おそらく嫁は私と関係を持つ様に成ったのだから男とは別れたのだろうと
勝手に解釈し、私の下であられもなくすすり泣く嫁の肉体を貫くたび、
その思いは確信めいたものへと変わっていきました。

ところが、それはあくまで私の自分に都合の良い解釈でしかなかったのであります。
嫁と関係するようになってから二ヶ月あまりたったころ、私は一緒に遊んでいた
孫娘の美奈の口から、思いも寄らない事を聞いたのです。

「ゆうべね、ここに優しいおじさんが泊まって行ったよ」
娘は健太を連れて買い物に出ている時のことでした。
「何だって?そりゃ本当か?」
私は思わず孫の肩を掴んで、揺すぶっておりました。
すると、私の顔が怖かったのか、美奈が泣き出しそうになりました。

「痛いよ、おじいちゃん」
私は慌てて、孫の肩から手を離し、できる限り表情を和らげました。
「それ、本当の話なんかね」
うん、と美奈が無邪気な顔に戻って答えます。
私は男というのは、嫁が言った運転手に違いないと確信し、狼狽しました。

「それで、美奈はそのおじさん、好きなんか?」
「うん、私も兄ちゃんも、大好き、だって、お父さんみたいに優しいんだもん」
「今まで、何度も来たことあるんか?」
「もちろん!」
孫が私の心の中は知る由もなく、嬉しそうに答えます。
この時の衝撃がいかばかりであったか。私はその次に言った孫の言葉は、
上の空で聞いており「おじいちゃん、どうしたん?」と、
何度か孫に顔を覗きこまれたほどでした。

私は孫たちが眠ると、勢い込んで嫁に訊ねました。
「男とはまだ付き合っておるらしいの。夕べ、泊まっていったそうじゃないか」
出来るだけ冷静に訊いたつもりですが、少し声が震えました。

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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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