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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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高度成長時代の最中に。其の一

神流川砕石場での出会い。
◇裸同然の恰好◇
高度成長時代の最中に1-1
三十五年以上も前の思いで話です。

ガラガラと押さえ目に入り口のガラス戸が開く音がした。
夜の十時が廻った今時分誰だろうと身構えた。
「あたしだよ」と障子を開けて叔母の豊子が畳を這って、私の布団の側に近寄ってきた。

四つん這いで寝間着の襟からたっぷりした白い乳房がゆらゆらと揺れているのが見えた。
少し酒を飲んで居るらしく、目の周りが赤く成っていて、酒の匂いがした。
叔母と言っても年は十四しか違わなかった。

昔、私が小学生の頃まで、母の実家で抱かれて眠った事も有る間柄だったから、
私に不用意なのは驚く事では無かった。それにしても薄物の寝間着の胸は肌蹴ていたし、
ぺたんと座った裾は開きっぱなしで、生臭く白い内股まで見えていて、目のやり場に困った。

この離れ屋に寄宿して以来、
叔母は何度もこんな風に私を悩ませる様な訪問を繰り返していた。
その夜は何時もと少し違って、何か思い詰めたような、のっぴき成らない雰囲気だった。

叔母はしどけない格好を直す素振りはなく、甥の私の前で取り繕う事もせず、
明らかに誘惑のポーズだった。
三十五歳の私には、彼女の中年太りの始った白い身体は眩しかった。

「おばちゃん。そんな格好して居ると眩しいよ」
『あら、そんな事思ってくれるんかい。嬉しいね。あたしでも未だ女に見て呉れるんだね』
彼女はしなだれかかって、顔を寄せて来たが、
突然の事だったのでどういう対応をしたら良いか困った。
『昔、よくこんな事をしたいなあ』
私の背中を抱いて、首を伸ばして口を重ねた。
子供の頃、娘だった彼女と舌を舐め合った事は鮮明に記憶していた。

叔母は私を布団に押し倒し、裸同然の身体を重ねてしがみつき、口を合わせ舌を絡めた。
乳房は私の胸にぐりぐりとつぶれ、下腹部は私の下腹部に重なって、
堅い恥骨が押し付けられた。すべすべした脚は私を逃がすまいとするかのように、
外側から絡めて締め付けていた。

『なあ、いいだんべえ。してくれいなあ』
彼女は身体をずらして、パンツの中でガチガチに勃起した魔羅を掴み出し、
あっという間に魔羅は叔母の口に含まれていた。

出張中の事でもあり、暫く生身の女に接していなかった私は、
彼女の舌先で嬲られると早くも射精が切迫してきた。
こんな異常な事態になろうとは、思いもよらなかった。
叔母はよくよく飢えていて、私とこんな事になる機会を窺って居たのだと思う。
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高度成長時代の最中に。其の二

神流川砕石場での出会い。
◇重い荷物を◇
高度成長時代の最中に2-1
一度、身体の奥深くに、久し振りの射精をしたが、彼女の手が私の魔羅を扱き始めると、
性懲りも無く芯が出来て、固く立ち上がっていた。

『ふたーりは何時もあたしの部屋で寝てたんだいね』
「そうだったね」
木造の大きな農家造りの二階にあった末娘の叔母の部屋を思いだした。

黒光りのした太い柱があって、
矢張り黒く光ったどっしりとした板戸に囲まれた暗い部屋だった。
十二畳ほどの部屋で庭に面したところは障子で彼女の机が置いてあった。

叔母は寝間着の裾を後ろに纏め、あられもない格好で私の腰を跨いで魔羅を掴み、
割れ目に上下になぞった後で、体重をかけて奥まで填め込んだ。
『いつもこんな格好でしてたんだがねえ』
彼女は言ったが、私にははっきりした記憶が無く、叔母と性交した事が有るとすれば、
恐らく私は熟睡していたか、半分眠った状態だったものと思った。

『ああ、お前はあたしの始めての男なんだよ』
叔母は腕を突っ張って重い尻をゆっくりと上下させ、細かく方向を変えて抽送しては、
ぶるぶると震えて私にしがみ付いた。

『ああ、いいよう。オマンコがきもちいいよぅ』
その夜、私は二度も叔母の膣の奥深く射精した。
彼女が母屋に帰ったのは午前一時を過ぎてからだった。

叔母は真顔で昔々私が彼女の膣の中に射精したというが、
記憶には全く無かった。十四、五歳の私と二十八、九歳の叔母との性交は、
きっと彼女の一方的なペースで進められていたのだろう。
私は夢精でもしたと思って気にも留めなかったのだと思う。

その夜を境に叔母は私にしつっこく迫って、
ほんの短い時間でもオマンコをしたがった。若い私も断る理由も無く、応じていた。
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高度成長時代の最中に。其の三

神流川砕石場での出会い。
◇当て馬の立場◇
高度成長時代の最中に3-1
正月休みの間はM市の自宅に帰って、家族とのんびりしていたが、
夜になると豊子のことを思い出して恋しくなった。
妻とのセックスは極普通の行為で、妻からねちっこく求められる事も無く、
のんびりと正月を過ごし淡白のものでも妻もそれなりに満足していたので、
充分鋭気を養った。

現場に帰ると、叔母の息子と娘が帰省していて、叔母との交接は暫く出来なかった。
そんな時叔父が初めて私を町に飲みに行こうと誘ってくれた。
珍しい事だった。説教の一つや二つ有るものと覚悟していたが、
一向にそんな気配はなく町のクラブでお大尽遊びをした揚句、
彼の愛人宅に連れて行かれたのだった。

彼の愛人は小夜子と言って、ちょつと見では東南アジア系の女で、
色は黒いが整った顔立ちで叔母よりは大分若い感じがした。
「元太郎。今夜はうちの奴(愛人)を貸すから可愛がって遣ってくれい」
と出し抜けに言った。

「叔父さん。冗談ばっかし、そんなこたあ駄目だよ」
彼の心中を計り兼ねて一応は断った。

「何を今更、豊子と遣り捲くってるんじゃねえか。
 この小夜子も違う男と遣ってみてえんだとよ」

不倫大流行の時代だった。小夜子は叔父から豊子と私の事を聞かされて居たらしく、
その遊びには乗り気だった。

風呂で暖まってから、叔父に背中を押されるように彼女のベッドに入った。
何事も経験と思っていた年齢だったので、後先も考えず小夜子を全裸に剥いて
油を塗ったように黒光りする長く形のいい脚を左右に割って、オマンコに口をつけた。

いい匂いの石鹸の香りが残っていた。不思議と嫌な陰臭がなかった。
始めはくすぐったい、汚いなどと身体をよじって思い通りにさせて呉れなかったが、
大粒のサネに甘噛みを始めると尻を持ち上げて、乱れはじめた。
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高度成長時代の最中に。其の四

神流川砕石場での出会い。
◇膝がゆるんで◇
高度成長時代の最中に4-1
バブルの走りの時代で、右肩上がりの高度成長の真っ最中だった。
遊ぶ金の心配などするものは居なかった。
明日は明日の風が確かに吹いていた時代だった。

其れまでの私は妻以外は、会社の年上の事務員と浮気をしてモーテル通いを
していたが、小夜子や豊子叔母の様な激しく淫らな性交の経験は無かった。
事務員との性交はほんの初心者のものだった事を思い知ったのだった。
女との性交の奥の深さと、快楽の入口を垣間見た心境だった。

娘と息子がいると、さすがに叔母は離れに来るのが憚れたらしく、
そんな素振りも見せなかった。叔父はそれを見透かしたように町に誘った。

正月気分の抜けない現場は、機械の整備や、だめ周りの仕事ばかりだったので、
叔父の誘いで翌日も町に行った。
『またあの女んとこい泊るんかい?』
こっそりと叔母が言った。
「叔父さんにも付き合っとかなくつちゃ。義理でしょうがねえんさ」
まだ、叔母は私と小夜子のことは疑っては居ないようだった。

砕石権利金が入って、叔父の羽振りは良かった、小夜子の家も洋風に改造し、
ストーブを燃やして居れば、部屋の中は裸で居ても寒い事は無かった。
二晩目は町の飲み屋に行かず、小夜子の家で酒を飲み、
裸同然の格好の三人は互いの身体を淫らに触り合って、ムードを作った。

今から考えれば幼稚な事だった。三人ともスワップだのオージーパーティーだの
には無知だったので、何となくぎくしゃくしたものがあったが、
私にとっては若さに任せて新しい経験はもっけの幸いで、
年上の二人の間で気楽な遊びとして割り切っていたと思う。

叔父は当時六十歳くらいだったから、小夜子の欲望について行けなかったのだろう。
私は叔父の当て馬としての立場を承知して、少し控えめな態度を取りながら、
することは遠慮なくしたい放題だった。

よくよく考えて見ると、叔父は私と小夜子の性交を見て勃起したらしく、
決して彼から先に小夜子を抱いた事は無かった。その夜も、洋間の厚い絨毯の上で
私と小夜子が嵌り合い、昨夜の遠慮をなくして淫らに愛撫し合った。
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高度成長時代の最中に。其の五

神流川砕石場での出会い。
◇未亡人裕子◇
高度成長時代の最中に5-1
「なあ、こんなばかな事は止め様よ」
高根は私に言った。
「叔母は良い気分なんだよ、色男のお前にあんな事を言われて、
 悪い気分のはずはねえ、俺が切っ掛けを作るから、
 もたもたしねえで、やるんだで」
私は既にパジャマ姿だった。

高根には、どうせ今夜はここに泊るんだから楽にしろよと、
ネルの浴衣式の寝間着に着替えさせた。
そのうち叔母は何も無いけど、などと言いながらスルメを炙って
マヨネーズをつけて持って来た。少し足元が危うい位に飲んでいた。

私は目配せをしてもっと先に進めと指示をした。
彼はゆっくりと白い太腿を開き脚を伸ばし、タオルで拭いながら
割れ目に舌を差し込んで愛撫を始めた。
私は乳を揉んだりねちっこく口づけをしていた。

ぶるふるっと震えて、叔母は早くも行き着いたらしく、私にしがみ付いて息を詰め、
割れ目に吸い付いている高根の身体を下腹で、グイグイと押し上げていた。

その後は説明するまでも無く、高根は自慢の反り返った魔羅を、
叔母豊子のオマンコに深々と嵌めて、緩急自在に抽送を続けていたし、
叔母は私の魔羅を喉に詰まらせながら、若い二人の男に蹂躙されて、
獣の様な快感の声をあげていた。

高根が大量の精液を豊子の腹の中に噴射したあとで、
私が何時もの通り抜き挿しをしていると、彼女の手が何かを求めて宙を舞っていた。
高根は未だ芯のない魔羅を彼女の口に宛がった。
「なあ、おばちゃん。高根の魔羅は凄いだろう。また、何時でも遣らせてくれいな」
彼女は虚ろな目を開けて、うんうんとうなずいていた。

私は慣れた叔母の身体に、二度目は勃起しなかったが、
高根は口の中で勢いを取り戻して、二度目の挿入を果たしていた。

私はきりもなく舐めずり合っている二人の横で、ぐっすりと眠ってしまった。

高根にはこの現場が終るまで、
私の助手として叔母の際限もない欲情の相手をしてもらった。

叔父には失敗だったと報告をして、高根を小夜子に振り向ける提案をしたのだった。
叔父は若い小夜子に私以外の若い男を掛けるのには躊躇していたが、
その前に私は小夜子に耳打ちして内諾を取ってあった。

「小夜ちゃん、おれの友達を紹介すらあ。叔父貴も良いって言ってるから」
叔父の前で深く嵌りあいながら、言ってしまった。
叔父も正面切って反対も出来ず、うやむやな承諾をした。
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高度成長時代の最中に。其の六

神流川砕石場での出会い。
◇もう、だめっ◇
高度成長時代の最中に6-1
酒が進むと叔母は高根といちゃいちゃするのが激しくなり、
私と裕子は手持ち無沙汰だった。裕子は未亡人になりたてだったせいもあり、
必要以上に身持ちの硬い振りをする必要があったのだろう。
まして行きつけの素性の知れている店では自堕落な事は出来なかった。

その日を境に、裕子は私の部屋に出入りするようになった。
叔母が私に裕子を押し付けるのは高根を手放したくなかったからに他ならない。
また、自分のしている不倫な淫乱行為に仲間を引き入れたい目論見もあったと思う。

私の部屋に来た時の裕子は、初対面の気取った態度は次第に薄れ、
意外に気さくな女性であることが分かった。
会長に退いていた父親が社長職に復帰して、裕子は常務という役職だけを残して、
会社の仕事から解放されたのもリラックスできる要因だったのだろう。

彼女は頻繁に叔母を訪ねて来て、私の部屋にいる時間が長くなった。
丁度其の頃、出回り始めた裏ビデオが裕子を誘惑する武器になった。
東京に居るスキモノの友達から、秘密ルートの頒布会の会員に誘われて、
月に五本の裏ビデオが送られて来ていた。

もっともアメリカ物には裏も表も無かったのだろうが、そのものズバリの
カラービデオは私だけでなく、叔母も高根にも相当なショックを与えた。
若い未亡人の裕子にはもっと激しいショックだったと思う。

洋物のビデオを見れば、複数の男女のからみが主で、後々の私たちの淫乱遊びにも
抵抗がなくなり、新入りの裕子にはいい教材になった。
初めは嫌がっていたが、慣れるにしたがって興奮を隠せなくなり、
もっと刺激的なものを求めていたようだった。

知らず知らずに、裕子は私のリクエストに応えるかのように、私の目を避けて、
自分でそっと乳房を揉んだり、白くむっちりした股の奥のパンティの辺りに手をそよがせたり、
妖しい仕種をして見せて呉れるようになった。

そんな裕子と私が部屋に籠っている間は、さすがの叔母も遠慮して顔を出す事は無かった。
裕子から見れば私は年下の男で、気が楽だったと思う。

ビデオの数は既に20本位所有していたが、小出しにして一晩に精々2本までとして、
彼女の見たい欲望を先送りさせていた。
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高度成長時代の最中に。其の七

神流川砕石場での出会い。
◇屋敷の中で◇
高度成長時代の最中に7-1
六月の梅雨の前あたりだったと思う。
私と裕子が肉体関係を結んでから一月くらい経った頃だった。
現場は雨降り続きで完全休業状態だった。高根も私の部屋に来合わせていた。
お茶の稽古が終わると裕子と叔母が部屋に来た。

日暮れ前と言うのに、酒になり例のビデオの新着版を掛けて、
いつも以上に淫らな雰囲気になっていた。
女二人はお稽古着の和服を着替えて、スカートに薄物のブラウスだった。
ストッキングもブラジャーも、ましてガードルなどは穿いていなかった。

叔母は我慢出来なく成ったらしく、高根のマラをズボンから取り出しフェラチオを
恥ずかしげもなく始め、高根も叔母に合わせ割れ目をくじり始めた。

同室でこんな事に成ったのは初めてだった裕子は、
驚いた様子で私の背中に隠れるような格好だった。
だが、興味はあるらしく、目は叔母たちの絡み合う姿に釘付けだった。

私はさりげなく裕子を寝かせて、
嫌がるのを無理に下着を抜き取って、割れ目に口をつけた。

二組の男女はむっつりと押し黙ったまま、ピチャピチャと淫らな音だけがビデオの、
「オーイエス、オーイエイ・・・」と白人女が絶頂を迎える叫び声に混じって続いた。

叔母はたるみの見え始めた身体から着ているものを全部脱ぎ去って、裸になり、
高根も全裸になって、重なって腰を淫らに上下させていた。

この雰囲気に負けて、裕子も私が脱がせるのに協力して、すっ裸になって、
茶臼で私を受け入れて目を瞑り、熱心に腰を上下させた。

叔母はそんな裕子の行為を横目で見ながら、満足そうだった。
やがて二人の女は絶頂を迎えて、床の絨毯に崩れ落ちた。

プロデューサー役の叔母は高根を裕子に押しやり、
私の脚に太股をからめて、裕子から引き離しにかかった。
これで清楚な未亡人、裕子を自分のレベルに引きずり降ろしたと
満足したのだろう。
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プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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