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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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14歳年下の女。其の二

愛人芳江。其の二
愛人芳江2-1
幾らか余裕のできた私は、芳江の股間を弄りながら、芳江とまたキスをした。
それは最初のキスとは、比べ物に成らない位濃密なものとなった。
芳江はわななく唇で私の唇をむさぼった。歯と歯が、音を立ててきしんだ。
芳江は私の舌が抜けるのではないかと思うぐらい、強い力で吸った。
私も負けじと吸い返した。私の顔も、芳江の顔も、お互いが吐き出す唾で濡れた。
それが欲情した男と女が吐き出すものである事を25年振りに味わった。

私は芳江の乳房を口に含んだ。
吸ったり舐めたりしているだけでは物足りなくなった私は、歯を立ててゴリゴリと噛んだ。
そうする積りではなかったのだが、気がつかない内に歯をたてていたのである。
芳江は私の頭を抱きしめながら、
「あっああ~いいわ」
と、むせぶように泣いた。

芳江は感じて呉れていると思うと嬉しかった。しかし私の逸物は、惨めなほど縮み上がっていた。
十分すぎるほど興奮しているのに、いまだにフニャフニャしているのだ。
私は焦った。ダメかも知れないと思うと、とても沈んだ気持ちになった。

芳江の手が、私の股間に伸びてきた。私は思わず腰を引いた。
これ以上惨めな思いをしたくなかった。芳江は私がダメなのを見て知っているはずだ。
更に触ってもらってもダメだったら、それこそ恥の上塗りである。

芳江の手を払い除ける勇気は私にはなかった。芳江の手のひらが私の逸物を包んだ。
気持ちがよかった。夢見心地とはこの事だと思った。私は我慢しきれず声をあげた。
みっともないと思ったが、どうする事もできなかった。

私の不安は少しずつ薄らいでいった。徐々にではあるが逸物に芯が出来始めてきたのだ。
私の逸物が形になりつつあると、芳江はさらに指で挟んで扱きたてた。

私は堪らず声を上げた。
いきなり来たのである、いきなり射精しそうになったのだ。
私は必死でそれを耐えた。若い男が最初のときに挿入する直前で漏らす事は良くある事だが、
いくら25年振りのセックスだといっても挿入もしないで射精するなど、みっともない話ではないか。

限界に近い事は判っていたが、当然の事だが芳江の中で噴射したかった。
私は他の事を考えたり、尻の穴をすぼめる様にして射精をがまんした。
数分して、私の精液は睾丸の中に押し戻された様に射精感は薄らいでいった。

 
愛人芳江2-2
芳江の指で扱かれて逸物は大きくなったものの、強い芯が通ってない感じで頼りなく、
交接行為に未だ自信がもてない。

芳江の膣とサネを指と舌で弄り続けているので、淫汁はネバネバと溢れ出ている。
芳江は腰をせり上げ、くねらせて気をやり「早く入れて」と態度で催促する。

私は思い切った。芳江の腰下に枕を置いて浮かせ、両脚を持ち上げて開き、
芳江の両腕に抱え込ませた。まさにオマンコ全開であった。
小陰唇をつまんで膣口を開くと、淫汁でヌメヌメと濡れ光り私を誘っていた。

完全に芯は通ってはいなくても大きく成っている逸物の根元を握り亀頭に血液を送って
硬くして、膣口に押し当てた。
亀頭の半分ばかりねじ入れて握っている手を離し、腰に力を入れて押し入れようとしたが、
逸物の芯は弱く、膣口の収縮を突破する力がなく、グンニャリと折れた。

私は逸物を握り直して、激しくしごいた。眼を閉じて自分だけの妄想の世界に入り、
オナニーに耽った。恥も外聞もない、もう少しの硬さで亀頭を押し込める事が出来るのだから。
右手で逸物を扱き、左手で芳江のオマンコを弄った。
右手で扱くマラに、微かに芯が通るのを感じ、再び亀頭を膣口に押し当てて腰を前に進めた。
だが、再び中折れで挿入に失敗した。

また逸物を右手で握って扱きオナニーにふける。悪戦苦闘の連続で、逸物に射精感が走った。
逸物を硬くするには扱き続けなければならない。
だが、扱き続ければ、自分の手で射精に至る可能性がある。
萎えそうになる気持ちに鞭打って、肛門をすぼめては逸物に血液を送り込んだ。
愛人芳江2-3
四、五回目であった。奇跡的に逸物に芯が通り、膣に亀頭を押し入れる事が出来た。
腰を遣って根元まで突き入れ、交接出来た歓びに浸っていると、
膣の肉襞が逸物に吸い付き締め上げ始めた。

芳江の体を征服した歓びを確認したくて、私は交接部分を覗き見ながら逸物を抜き差しさせた。
「突いて、もっと奥、突いて!」
女は年を重ねるにしたがって、深い挿入を好むようになるのだろうか。子宮快感を覚えるのだろうか?

逸物を毛際まで突き入れ、芳江の両肩に手を置き強く引き寄せて腰をグリグリとひねり押し付けて
子宮口を亀頭で圧迫してやった。
「オオオ、いいわ、突いて・・・」
芳江は白い下腹部を波打たせて喘ぎ、膣を収縮させては生温かな淫汁を溢れ出す。
淫汁は割りにサラッとしていて、私の睾丸を濡らした。

「アアア、ねぇ、イカせて。ウウウ、イク、イクイク・・・」
芳江は気を遣ったようだが、志高のアクメでは無かろうと判断して、
次のアクメの機会に合わそうと、逸物の抜き差しを始めた。
交接の濡れた淫音が、なんとも助平に聞こえて、私は興奮した。

淫音は芳江の羞恥心を刺激し、そして官能を昂ぶらせた。
両手で顔を覆い、まるでイヤイヤをするように左右に振って喘ぎ悶えた。
「アァー、イク、イクイク・・・」
芳江は腰をせり上げ、全身を硬直させてアクメを訴えた。

私も一声「出るよー」と叫んで射精した。
ドクドクと精液が噴出する音が聞こえたような気がした。

六回は心地良い射精の波動があり、私は性交の快感と歓びを味わう事が出来た。
芳江は下腹部をヒク、ヒクと断続的に震わせ、快楽の余韻に浸っていた。
  1. 熟年夫婦の色々
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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