暗い過去を背負った継母。其の一
◇新宿裏通り
人には言えない暗い過去・・・長年生きていれば、誰しもそんな過去の一つや二つ
あるものでしょう。もちろん私にも人に言えない過去がありました。
私は三十年前まである商売をしていました。私の場合の暗い過去とはその商売でした。
当時、私は夜な夜なホテル街に出没しては、男を拾って金を貰う毎日を送っていました。
十九の時から春をひさぐ世界に身を投じていたのです。巨乳のエリねえさんと言えば
新宿界隈の裏通りでは知らない者はいない。ちょっとした顔の売春婦でした。
名の知れた売春婦でしたから、それなりのプライドを持っていました。
一生この仕事で食べていける、売春は私の天職だ、
と二十代半ばまでは本気で考えていました。
しかし三十路の坂に近づくにつれ、その自信もだんだんと薄れていきました。
自慢の巨乳もだんだんと萎れてくるし、何しろ肉体的にも精神的にもしんどい商売です。
肉体を売るというハードな仕事は、やはり若くなくては勤まるものではありません。
あと何年この仕事を続けていけるだろうか、と不安になり始めた時でした。
三島幸一と知り合ったのは、そんな矢先だったのです。
「ねえさん、ちょっと付き合ってくれないか。金なら欲しいだけ出すよ」
例によって新宿の裏通りに立っているとき、身なりのいい男が私に声を掛けてきました。
彼は銀縁メガネの理知的な顔に、仕立てが見事なスーツが印象的な中年紳士でした。
しかし立派な風貌をしていたものの、彼にはどこか翳りがあり、沈んだ雰囲気を持っていました。
「最近、ちょっと勃ちが悪くてね。もう男も終わりなんじゃないかと思ってるんだ」
「何を弱気な事を・・・お客さん、まだまだ若いじゃないの」
ホテルの部屋に入っても、男はとても落ち込んだ様子でした。
四十を少し過ぎたくらいの年齢だというのに、何かすべてを諦めてしまったような口ぶりです。
「ストレスでしょ、働きすぎじゃないんですか?そういう人意外と多いのよ」
「そうか、ストレスね。仕事も忙しいし、妻を半年まえに亡くしたばかりなんだ」
「そう、お気の毒にね。でも、このエリねえさんに任せておけば心配ご無用よ」
人には言えない暗い過去・・・長年生きていれば、誰しもそんな過去の一つや二つ
あるものでしょう。もちろん私にも人に言えない過去がありました。
私は三十年前まである商売をしていました。私の場合の暗い過去とはその商売でした。
当時、私は夜な夜なホテル街に出没しては、男を拾って金を貰う毎日を送っていました。
十九の時から春をひさぐ世界に身を投じていたのです。巨乳のエリねえさんと言えば
新宿界隈の裏通りでは知らない者はいない。ちょっとした顔の売春婦でした。
名の知れた売春婦でしたから、それなりのプライドを持っていました。
一生この仕事で食べていける、売春は私の天職だ、
と二十代半ばまでは本気で考えていました。
しかし三十路の坂に近づくにつれ、その自信もだんだんと薄れていきました。
自慢の巨乳もだんだんと萎れてくるし、何しろ肉体的にも精神的にもしんどい商売です。
肉体を売るというハードな仕事は、やはり若くなくては勤まるものではありません。
あと何年この仕事を続けていけるだろうか、と不安になり始めた時でした。
三島幸一と知り合ったのは、そんな矢先だったのです。
「ねえさん、ちょっと付き合ってくれないか。金なら欲しいだけ出すよ」
例によって新宿の裏通りに立っているとき、身なりのいい男が私に声を掛けてきました。
彼は銀縁メガネの理知的な顔に、仕立てが見事なスーツが印象的な中年紳士でした。
しかし立派な風貌をしていたものの、彼にはどこか翳りがあり、沈んだ雰囲気を持っていました。
「最近、ちょっと勃ちが悪くてね。もう男も終わりなんじゃないかと思ってるんだ」
「何を弱気な事を・・・お客さん、まだまだ若いじゃないの」
ホテルの部屋に入っても、男はとても落ち込んだ様子でした。
四十を少し過ぎたくらいの年齢だというのに、何かすべてを諦めてしまったような口ぶりです。
「ストレスでしょ、働きすぎじゃないんですか?そういう人意外と多いのよ」
「そうか、ストレスね。仕事も忙しいし、妻を半年まえに亡くしたばかりなんだ」
「そう、お気の毒にね。でも、このエリねえさんに任せておけば心配ご無用よ」
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- 近親者との性体験
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暗い過去を背負った継母。其の二
◇名誉あるプロポーズ
「さあ、このでっかいオッパイを下から眺めて遣ってごらんよ。極楽だよ」
「おおおおおーっ、久々のこの感触!夢のようだよっ」
私と男はグッサリと根元まで嵌まりあいました。勃起は見事、私の胎奥を深々と
刺し貫いていたのです。男の感激は並大抵ではありませんでした。
「インポ同様のオレに、こんなに誠意を示してくれたのは君が初めてだよ。ああ・・・」
デカパイをワサワサ揺すり立てながら私は腰を振り回しました。
男の視線はもちろん、たくさんの男たちを感涙させた巨乳に釘付けでした。
「あんたは立派な男だよ。硬くて逞しくて本当に男らしいよ」
男の上で腰を回しながら、私は男を褒めちぎってやりました。
半分はお世辞でしたが、半分は本音でした。
売春婦と客のあいだでも相性というのがあって、
私と其の男は肌合いがピッタリだったのです。
私も久し振りに本気を出しました。
「ステキよ、お客さん!そうそうよ、もっと突き上げてっ」
太ぶととした亀頭に子宮口を抉られ、私は商売を忘れた叫び声を上げていました。
またたく間に全身に快美が満ち溢れました。こんな事は私にとっても稀でした。
男と寝る事はあくまでも商売、其の度に快感に浸っていては身が持ちません。
感じる演技はお手のものでしたが、この時の私は心底本気でした。
男の歓びが私に伝わってきたせいかもしれません。
私は気合を入れて腰をグラインドしていました。
「うおおおーっ、き、来たよっ、エリねえさん、もう根元まで込み上げてきてる!」
「私もよ、お客さん!私をこんな乙な気分にして、あんたってホント悪い人っ」
アクメの予兆に私は胴震いしていました。玄人とはいえ、私だって生身の女です。
商売っ気を抜きにして、セックスに没頭すればたまにはイク事もあるのでした。
「さあ、このでっかいオッパイを下から眺めて遣ってごらんよ。極楽だよ」
「おおおおおーっ、久々のこの感触!夢のようだよっ」
私と男はグッサリと根元まで嵌まりあいました。勃起は見事、私の胎奥を深々と
刺し貫いていたのです。男の感激は並大抵ではありませんでした。
「インポ同様のオレに、こんなに誠意を示してくれたのは君が初めてだよ。ああ・・・」
デカパイをワサワサ揺すり立てながら私は腰を振り回しました。
男の視線はもちろん、たくさんの男たちを感涙させた巨乳に釘付けでした。
「あんたは立派な男だよ。硬くて逞しくて本当に男らしいよ」
男の上で腰を回しながら、私は男を褒めちぎってやりました。
半分はお世辞でしたが、半分は本音でした。
売春婦と客のあいだでも相性というのがあって、
私と其の男は肌合いがピッタリだったのです。
私も久し振りに本気を出しました。
「ステキよ、お客さん!そうそうよ、もっと突き上げてっ」
太ぶととした亀頭に子宮口を抉られ、私は商売を忘れた叫び声を上げていました。
またたく間に全身に快美が満ち溢れました。こんな事は私にとっても稀でした。
男と寝る事はあくまでも商売、其の度に快感に浸っていては身が持ちません。
感じる演技はお手のものでしたが、この時の私は心底本気でした。
男の歓びが私に伝わってきたせいかもしれません。
私は気合を入れて腰をグラインドしていました。
「うおおおーっ、き、来たよっ、エリねえさん、もう根元まで込み上げてきてる!」
「私もよ、お客さん!私をこんな乙な気分にして、あんたってホント悪い人っ」
アクメの予兆に私は胴震いしていました。玄人とはいえ、私だって生身の女です。
商売っ気を抜きにして、セックスに没頭すればたまにはイク事もあるのでした。
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- 暗い過去を背負った継母。其の三 (2012/10/06)
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暗い過去を背負った継母。其の三
◇一人息子の家庭内暴力
三島の家に入る事には一大決心が必要でした。
自分のしてきた商売の事も気がかりでしたが、やはり何と言っても一番の心配は
三島の一人息子の事でした。三島のことは心から愛していましたが、その息子と
上手くやっていけるかどうかと言う事より、彼の息子が突然、現れた父親の再婚相手を
母親と認めてくれるか否か、認めてくれない可能性の方が高いのです。
私の不安は的中しました。
三島の息子の三島恒彦は、扱いにくい事この上ない少年でした。
都内の私立高校に籍こそ置いてはいましたが、まともに学校に通っている
様子はありません。その代わり仲間と繁華街に繰り出すのが日課だったのです。
それに今で言う家庭内暴力というのでしょうか、恒彦には何か気に入らない事が有ると、
家の中をメチャメチャにする凶暴性がありました。
「恒彦にはオレの跡を継いで医者になってくれと言う積もりは無い。
まともな社会人にはなって欲しい。せめて、高校くらいはちゃんと卒業して欲しいんだ」
「分かってるわ、あなた、何とか恒彦さんを説得してみます」
「ああ、オレの言う事には何でも逆らうが、奴も君になら心を開くかもしれない。
不甲斐ない父親で申し訳ないがよろしく頼むよ」
「ええ、何とかしてみます。私なりに説得してみるわ」
と、胸を叩いたのはよかったものの、まったく自信はありませんでした。
恒彦は私を母親として見てくれるどころか、ろくに口も利いて呉れなかったのです。
しかし、今まで数々の修羅場をくぐって来た私です。其の位の事にへこたれたりは
しませんでした。何とか愛する人の役に立とうと日々努力を重ねたのです。
本当に毎日が戦いでした。恒彦はあくまでも頑なで、しかも躾けられていない獣のようでした。
彼は私に敵意を剥き出しにしてくるのです。
私を見る目は如何にも汚らわしげで、時折自分の過去を知られている様な
気になりました。恒彦にとって、私は亡くなった母親の後釜にちゃっかり入り込んだ売女
でしかなかったようです。私の言う事などに、彼はまったく聞く耳を持ちませんでした。
三島の家に入る事には一大決心が必要でした。
自分のしてきた商売の事も気がかりでしたが、やはり何と言っても一番の心配は
三島の一人息子の事でした。三島のことは心から愛していましたが、その息子と
上手くやっていけるかどうかと言う事より、彼の息子が突然、現れた父親の再婚相手を
母親と認めてくれるか否か、認めてくれない可能性の方が高いのです。
私の不安は的中しました。
三島の息子の三島恒彦は、扱いにくい事この上ない少年でした。
都内の私立高校に籍こそ置いてはいましたが、まともに学校に通っている
様子はありません。その代わり仲間と繁華街に繰り出すのが日課だったのです。
それに今で言う家庭内暴力というのでしょうか、恒彦には何か気に入らない事が有ると、
家の中をメチャメチャにする凶暴性がありました。
「恒彦にはオレの跡を継いで医者になってくれと言う積もりは無い。
まともな社会人にはなって欲しい。せめて、高校くらいはちゃんと卒業して欲しいんだ」
「分かってるわ、あなた、何とか恒彦さんを説得してみます」
「ああ、オレの言う事には何でも逆らうが、奴も君になら心を開くかもしれない。
不甲斐ない父親で申し訳ないがよろしく頼むよ」
「ええ、何とかしてみます。私なりに説得してみるわ」
と、胸を叩いたのはよかったものの、まったく自信はありませんでした。
恒彦は私を母親として見てくれるどころか、ろくに口も利いて呉れなかったのです。
しかし、今まで数々の修羅場をくぐって来た私です。其の位の事にへこたれたりは
しませんでした。何とか愛する人の役に立とうと日々努力を重ねたのです。
本当に毎日が戦いでした。恒彦はあくまでも頑なで、しかも躾けられていない獣のようでした。
彼は私に敵意を剥き出しにしてくるのです。
私を見る目は如何にも汚らわしげで、時折自分の過去を知られている様な
気になりました。恒彦にとって、私は亡くなった母親の後釜にちゃっかり入り込んだ売女
でしかなかったようです。私の言う事などに、彼はまったく聞く耳を持ちませんでした。
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- 暗い過去を背負った継母。其の三 (2012/10/06)
- 暗い過去を背負った継母。其の四 (2012/10/06)
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暗い過去を背負った継母。其の四
◇母親失格の恥辱
片頬だけで笑うと、恒彦は手をワレメにもぐり込ませました。
そして、メチャクチャに粘膜を掻き回しはじめたのです。
ヒリつく痛みの中で私は大いに反省しました。
義理の母親とは言っても私は当時まだ三十歳でした。
高校生の母親には若すぎる年齢だったようです。そんな立場も忘れて、
息子に近付いていったのは不用心だったかもしれない・・・
血気盛んな恒彦に、下手な刺激を与えない訳はなかったのです。
しかし、もう手遅れでした。私は火に油を注ぐような真似をしてしまったのです。
この理性も良心の呵責も無い野獣の劣情に、火を点けてしまったのです。
「うっ、ううあーっ、ダメ、いけないわっ、恒彦さんっ」
「何言ってんだよ。あんただってこれは好きなんだろ?
親父はあんたよりかなり年上だ。ジジイの親父だけで、
あんたみたいなエロい女が満足できるわけないじゃないか」
ガバッと私の太腿を割り開き、恒彦はなおもワレメを擦りたてました。
「へへへ、ずいぶん毛深いじゃねえか。こういう女は助平なのが多いんだよな。
オレ、勉強はからきしだが、女はかなりやってるんだぜ。
あんたみたいなオマンコは、たいていヤリマンなんだよ」
恒彦はクリトリスを引っ張りました。
「おーおー、クリちゃんもツンツンに突っ張ってるぜ。
これでやりたがってないなんてよく言うよなァ」
「あああああーっ、いたーいっ」
クリトリスを噛まれ私は絶叫を迸らせました。恒彦はやる事為す事すべてが獣じみています。
私はこの蒼い野獣を見くびっていたことを後悔せずにはいられませんでした。
「あああああ、ううっ、いやいやいやッ!」
噛み付いたり吸い上げたり、恒彦はやりたい放題やっていました。
言い知れぬ恐怖がせめぎ寄せ、私はもうパニック状態す。
何をされるか分からない恐怖、そして自分自身にたいする恐怖・・・
私はある予感に貫かれていました。
片頬だけで笑うと、恒彦は手をワレメにもぐり込ませました。
そして、メチャクチャに粘膜を掻き回しはじめたのです。
ヒリつく痛みの中で私は大いに反省しました。
義理の母親とは言っても私は当時まだ三十歳でした。
高校生の母親には若すぎる年齢だったようです。そんな立場も忘れて、
息子に近付いていったのは不用心だったかもしれない・・・
血気盛んな恒彦に、下手な刺激を与えない訳はなかったのです。
しかし、もう手遅れでした。私は火に油を注ぐような真似をしてしまったのです。
この理性も良心の呵責も無い野獣の劣情に、火を点けてしまったのです。
「うっ、ううあーっ、ダメ、いけないわっ、恒彦さんっ」
「何言ってんだよ。あんただってこれは好きなんだろ?
親父はあんたよりかなり年上だ。ジジイの親父だけで、
あんたみたいなエロい女が満足できるわけないじゃないか」
ガバッと私の太腿を割り開き、恒彦はなおもワレメを擦りたてました。
「へへへ、ずいぶん毛深いじゃねえか。こういう女は助平なのが多いんだよな。
オレ、勉強はからきしだが、女はかなりやってるんだぜ。
あんたみたいなオマンコは、たいていヤリマンなんだよ」
恒彦はクリトリスを引っ張りました。
「おーおー、クリちゃんもツンツンに突っ張ってるぜ。
これでやりたがってないなんてよく言うよなァ」
「あああああーっ、いたーいっ」
クリトリスを噛まれ私は絶叫を迸らせました。恒彦はやる事為す事すべてが獣じみています。
私はこの蒼い野獣を見くびっていたことを後悔せずにはいられませんでした。
「あああああ、ううっ、いやいやいやッ!」
噛み付いたり吸い上げたり、恒彦はやりたい放題やっていました。
言い知れぬ恐怖がせめぎ寄せ、私はもうパニック状態す。
何をされるか分からない恐怖、そして自分自身にたいする恐怖・・・
私はある予感に貫かれていました。
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- 暗い過去を背負った継母。其の五 (2012/10/06)
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暗い過去を背負った継母。其の五
◇蘇ってきた思い出
恒彦と関係を結んで以来、私は夫に対する罪悪感に取り憑かれました。
夫は私と恒彦とのことを感づいている様子は全くありませんでした。
とはいえ、毎日が冷や汗ものでした。恒彦は事あるごとに、
私に意味ありげなニヤニヤ笑いを送ってきますし、
チャンスと見れば襲い掛かってくる事もしばしばでした。
しかし、恒彦にカラダを許した事はあながちマイナス面ばかりではありませんでした。
不思議な事に、恒彦の生活態度が多少変化してきたのです。
それで、息子とセックスしたことが許されるとは思っていませんでしたが、
たまには私たちと食事をしたり、学校へも行くようになり「オレ大学に行きたいな」
などと言う様になったのです。夫も息子の変化に気をよくしていました。
「近頃、恒彦は少し落ち着いてきたようじゃないか。君のお陰だよ」
「いいえ、そんな。思春期の男の子は気難しいものだし、気まぐれなのよ」
何も知らずに喜ぶ夫の顔を見ていると罪悪感は強まるばかりでした。
どうして恒彦の態度変わってきたのか、考えられる事は一つしかありませんでした。
肉体関係ができると、恒彦は私にぽつぽつと心の中を話すようになりました。
彼の語るところによると、どうやら恒彦は一人で淋しい思いをしてきた様なのです。
「あんたは、どうして親父と結婚する気になったんだい?」
「お父様がいい人だったからよ。思いやりはあるし、優しいし・・・」
「へっ、笑わせてくれるじゃねえか。あいつは、何時も自分の仕事の事しか考えていない
エゴイストなんだよ。死んだお袋とだって仲が良かったわけじゃねえ!」
そう吐き捨てた恒彦の横顔は憎悪に歪んでいました。
しかし、その中に寂しげな表情が浮かんでいるのを、私は見逃しませんでした。
「あいつら、ろくに口も利かなかった。親父もお袋も子供なんか少しも可愛くないって
カンジだったぜ。いつもオレは、邪魔者扱いされてたんだ。その親父がいい人だなんて
奇麗ごともいい加減にしろよ。どうせ、親父が医者だったから結婚したんだろッ」
「そんなことないわ。それに、お父様があなたのことを可愛く思っていないなんて
誤解もいいところだわ。お父様は何時だってあなたの事を心配しているのよ」
「へえ、そんなこと信じないね。あんたも、もうオレに説教できる立場じゃねえだろうが!
息子のオレと、しょっちゅうオマンコしてるくせによ!」
そう言われると私には一言もありませんでした。でも私は、恒彦にどんな悪態をつかれても、
折に触れて彼の寂しさを慰めようと勤めました。
恒彦と関係を結んで以来、私は夫に対する罪悪感に取り憑かれました。
夫は私と恒彦とのことを感づいている様子は全くありませんでした。
とはいえ、毎日が冷や汗ものでした。恒彦は事あるごとに、
私に意味ありげなニヤニヤ笑いを送ってきますし、
チャンスと見れば襲い掛かってくる事もしばしばでした。
しかし、恒彦にカラダを許した事はあながちマイナス面ばかりではありませんでした。
不思議な事に、恒彦の生活態度が多少変化してきたのです。
それで、息子とセックスしたことが許されるとは思っていませんでしたが、
たまには私たちと食事をしたり、学校へも行くようになり「オレ大学に行きたいな」
などと言う様になったのです。夫も息子の変化に気をよくしていました。
「近頃、恒彦は少し落ち着いてきたようじゃないか。君のお陰だよ」
「いいえ、そんな。思春期の男の子は気難しいものだし、気まぐれなのよ」
何も知らずに喜ぶ夫の顔を見ていると罪悪感は強まるばかりでした。
どうして恒彦の態度変わってきたのか、考えられる事は一つしかありませんでした。
肉体関係ができると、恒彦は私にぽつぽつと心の中を話すようになりました。
彼の語るところによると、どうやら恒彦は一人で淋しい思いをしてきた様なのです。
「あんたは、どうして親父と結婚する気になったんだい?」
「お父様がいい人だったからよ。思いやりはあるし、優しいし・・・」
「へっ、笑わせてくれるじゃねえか。あいつは、何時も自分の仕事の事しか考えていない
エゴイストなんだよ。死んだお袋とだって仲が良かったわけじゃねえ!」
そう吐き捨てた恒彦の横顔は憎悪に歪んでいました。
しかし、その中に寂しげな表情が浮かんでいるのを、私は見逃しませんでした。
「あいつら、ろくに口も利かなかった。親父もお袋も子供なんか少しも可愛くないって
カンジだったぜ。いつもオレは、邪魔者扱いされてたんだ。その親父がいい人だなんて
奇麗ごともいい加減にしろよ。どうせ、親父が医者だったから結婚したんだろッ」
「そんなことないわ。それに、お父様があなたのことを可愛く思っていないなんて
誤解もいいところだわ。お父様は何時だってあなたの事を心配しているのよ」
「へえ、そんなこと信じないね。あんたも、もうオレに説教できる立場じゃねえだろうが!
息子のオレと、しょっちゅうオマンコしてるくせによ!」
そう言われると私には一言もありませんでした。でも私は、恒彦にどんな悪態をつかれても、
折に触れて彼の寂しさを慰めようと勤めました。
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暗い過去を背負った継母。其の六
◇交接は騎乗位で
義理の息子との関係は泥沼に嵌まったも同然でした。
恒彦は隙を狙っては私を押し倒し、私も抵抗のポーズのあとで必ず彼を受け入れていました。
「今夜親父は、学会で京都だろ?一晩中楽しめるよな」
ことに夫が留守の夜は、恒彦は夜通し旺盛な性欲をぶっけてきたのです。
夫とはちがい、露骨な獣欲を剥き出しにしてくる彼を、私は内心心待ちにしていました。
「脱げよ、脱いで、化け物みたいなオッパイを見せな!」
恒彦の命令は私の好奇心をくすぐります。恒彦との関係は、夫とも私を買った男たちとも
まったく別ものでした。夫は包容力のある愛し方で、客たちは札束で私の頬を叩くような
抱き方をしました。しかし、恒彦のはそのどちらともつかない遣り方でした。
恒彦の場合、駆け引きは一切なしでした。青春期にありがちな正体不明の憤りとともに、
純粋に性欲のみを、有り余る精力だけを力任せに私の肉体に叩きつけてきたのです。
私は彼の言うなりでした。服と下着を期待に震える指で脱ぎ捨てると、大の字に寝転んだ
恒彦の足元に屈みました。彼の望みは分かりすぎるほど分かっていました。
「しゃぶれ!そのスケベな口でオレにサービスしなッ」
恒彦が王様なら、さしずめ私はその下女といったところだったでしょう。
昔の客の中にさえ、それほど尊大な態度で挑んでくる男はいませんでした。
「あんたのフェラチオはすげえからな。早く根元まで咥えな」
私は義理の息子のペニスを頬張りました。少し塩辛く、ムレムレとした雄の臭いに、
私の性感は早々と刺激され、股の奥が湿ってきました。
「ううううう、いいぜ、いいぜ、もっと奥まで吸い込みなっ」
私の頭を押さえつけ、恒彦はガンガンと腰を跳ね上げてきました。
喉許を肉頭が突き上げ、壮絶な吐き気がこみ上げます。
それでも私の口唇は根元を喰い締めて離しませんでした。
放埒な王様のペニスは、私の口中でグングン反り返ってきます。
彼が勃起するにしたがい、
私のワレメも欲望の体液を噴水のように噴き上げたのです。
義理の息子との関係は泥沼に嵌まったも同然でした。
恒彦は隙を狙っては私を押し倒し、私も抵抗のポーズのあとで必ず彼を受け入れていました。
「今夜親父は、学会で京都だろ?一晩中楽しめるよな」
ことに夫が留守の夜は、恒彦は夜通し旺盛な性欲をぶっけてきたのです。
夫とはちがい、露骨な獣欲を剥き出しにしてくる彼を、私は内心心待ちにしていました。
「脱げよ、脱いで、化け物みたいなオッパイを見せな!」
恒彦の命令は私の好奇心をくすぐります。恒彦との関係は、夫とも私を買った男たちとも
まったく別ものでした。夫は包容力のある愛し方で、客たちは札束で私の頬を叩くような
抱き方をしました。しかし、恒彦のはそのどちらともつかない遣り方でした。
恒彦の場合、駆け引きは一切なしでした。青春期にありがちな正体不明の憤りとともに、
純粋に性欲のみを、有り余る精力だけを力任せに私の肉体に叩きつけてきたのです。
私は彼の言うなりでした。服と下着を期待に震える指で脱ぎ捨てると、大の字に寝転んだ
恒彦の足元に屈みました。彼の望みは分かりすぎるほど分かっていました。
「しゃぶれ!そのスケベな口でオレにサービスしなッ」
恒彦が王様なら、さしずめ私はその下女といったところだったでしょう。
昔の客の中にさえ、それほど尊大な態度で挑んでくる男はいませんでした。
「あんたのフェラチオはすげえからな。早く根元まで咥えな」
私は義理の息子のペニスを頬張りました。少し塩辛く、ムレムレとした雄の臭いに、
私の性感は早々と刺激され、股の奥が湿ってきました。
「ううううう、いいぜ、いいぜ、もっと奥まで吸い込みなっ」
私の頭を押さえつけ、恒彦はガンガンと腰を跳ね上げてきました。
喉許を肉頭が突き上げ、壮絶な吐き気がこみ上げます。
それでも私の口唇は根元を喰い締めて離しませんでした。
放埒な王様のペニスは、私の口中でグングン反り返ってきます。
彼が勃起するにしたがい、
私のワレメも欲望の体液を噴水のように噴き上げたのです。
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ぐうたら息子を改心させた母と妻の謀。其の一
◇布団の中で母を泣かす男
私は横浜の色町と言われた真金町からそう遠くない、華やかで妖しい臭いの漂う街の、
小さな小料理屋に生まれ育った。板前だった父は私が三歳の時に病死したから、
私にはほとんど父の記憶はないし、母もあまり多くを話したがらなかった。
と言うのも、評判の板前だった父が居なくなった店を、母独りでやっていくのは相当の
苦労だったらしく、多くの借金を抱え、父の死からわずか二年後、ある会社社長の
囲われ者になって援助をあおいでいたからである。
それ故に、亡くなった父のことは、強いて忘れようと努めていたのだろうと思う。
その反動として母は私を溺愛したのではなかったか・・・そんな気がする。
ただ、私を愛すれば愛するほど、父の面影が浮かんで来たのではなかろうか。
母は褒めてくれる時も諭す時も、よく私の両肩に温かい手を置き、
真正面から私を見て語りかけていたが、
たまに私の瞳のずっと後ろの方を見ているような眼をすることがあった。
おそらく母はそう言う時、父の面影を追っていて、
「ごめんなさい」と心の中で謝って居た様な気がする。
それを思うと、私は妾になった母を許す事ができる。
何はともあれ、私は片親でありながら、溢れんばかりの母の愛に包まれ、
別段ひねくれもせず、比較的伸び伸びと自由に育っていたからだ。
戦後の横浜の街にはジープに乗った進駐軍の姿がよく見かけられた。
鼻はおそろしく高く、髪の毛は黒くなくて金色や銀色をしていて、
背は見上げるほど高く、毛が手の指までモジャモジャと生えていた。
「進駐軍は鬼だから近寄るな!」と、大人たちは子供らに、そんな事を言っていた。
しかし、子供たちは、米兵のジープを見つけると、たちまち走り寄っていってそれが
屈辱の言葉とも知らず「ギブ・ミー」と手を出して叫んでいた。
私たちは米兵がジープの上から投げてくれるガムやチョコレートが、
たまらない魅力を持った食べ物であった。
私は横浜の色町と言われた真金町からそう遠くない、華やかで妖しい臭いの漂う街の、
小さな小料理屋に生まれ育った。板前だった父は私が三歳の時に病死したから、
私にはほとんど父の記憶はないし、母もあまり多くを話したがらなかった。
と言うのも、評判の板前だった父が居なくなった店を、母独りでやっていくのは相当の
苦労だったらしく、多くの借金を抱え、父の死からわずか二年後、ある会社社長の
囲われ者になって援助をあおいでいたからである。
それ故に、亡くなった父のことは、強いて忘れようと努めていたのだろうと思う。
その反動として母は私を溺愛したのではなかったか・・・そんな気がする。
ただ、私を愛すれば愛するほど、父の面影が浮かんで来たのではなかろうか。
母は褒めてくれる時も諭す時も、よく私の両肩に温かい手を置き、
真正面から私を見て語りかけていたが、
たまに私の瞳のずっと後ろの方を見ているような眼をすることがあった。
おそらく母はそう言う時、父の面影を追っていて、
「ごめんなさい」と心の中で謝って居た様な気がする。
それを思うと、私は妾になった母を許す事ができる。
何はともあれ、私は片親でありながら、溢れんばかりの母の愛に包まれ、
別段ひねくれもせず、比較的伸び伸びと自由に育っていたからだ。
戦後の横浜の街にはジープに乗った進駐軍の姿がよく見かけられた。
鼻はおそろしく高く、髪の毛は黒くなくて金色や銀色をしていて、
背は見上げるほど高く、毛が手の指までモジャモジャと生えていた。
「進駐軍は鬼だから近寄るな!」と、大人たちは子供らに、そんな事を言っていた。
しかし、子供たちは、米兵のジープを見つけると、たちまち走り寄っていってそれが
屈辱の言葉とも知らず「ギブ・ミー」と手を出して叫んでいた。
私たちは米兵がジープの上から投げてくれるガムやチョコレートが、
たまらない魅力を持った食べ物であった。
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ぐうたら息子を改心させた母と妻の謀。其の二
◇初めて女とやる前に
中学を卒業すると私は老舗の料亭に修行に出された。私は嫌だったが、
高校に行って勉強する気にもなれず、
「お願いだから、早く一人前の板前になって、この店を継いで欲しい」
と、母にさめざめと泣かれてしまっては、そうするしか他に方法はなかった。
しかし、その当時の私は、古い伝統としきたりと言う奴には、どうしも馴染めなかった。
明けても暮れても食器洗いばかりだし、先輩への口答えはいっさい許されなかった。
ある時、私は大根を洗わされていたのだが、洗う前には大根一本一本に、
洗わせて下さいと頭を下げろなどと言われた事があった。
それに耐えられなかった私は、遂に家へ逃げ戻ってしまったのだった。
母は呆れて、ガッカリしたようだが、別に私を怒ったりはしなかった。ところが今度は、
また別の店に私を頼み込んだのだが、私はまたしても逃げ帰ってしまった。
そんな風にして四軒の料亭を次々と黙ってやめてしまったら、
さすがに母も私を料理人にする夢は諦めたようであった。
私は別に何もすることがなくて、毎日をブラブラして過ごしていた。
母は心配そうに見守ってくれていたが、其の頃の私は何となく虚無的に生きていたせいか、
成るように成るさ、といった気持ちだった。
恵美子と出会ったのはそれから暫く経ってからだった。
彼女は私が良く行く喫茶店でウェイトレスをやっていたが、髪は黒く、目鼻だちの整った、
一目で混血のハーフと分かる美少女だった。私は一目惚れしてそれから毎日の様に
通いつめ、ついにデートに誘う事に成功した。
母から小遣いをせびり、恵美子が鎌倉の方を歩きたいと言うので古都の佇まいを
見て回り和食の店へ入って食事をした。
夕暮れが迫って来たので「そろそろ帰ろうか?」と私が言うと、
彼女は「疲れたから、少し休んでいきたい」と、
手を握ってきて、ブラウンの瞳でジッと私を見つめた。
私は急に胸がドキドキしてきて、うろたえてしまった。
私たちが手を握ったのは初めてのことだし、彼女の言っている意味が、
何となく分かるような気がしたからだった。だが、私はまだ女性とはキスの経験も無く、
もちろん童貞だった。
中学を卒業すると私は老舗の料亭に修行に出された。私は嫌だったが、
高校に行って勉強する気にもなれず、
「お願いだから、早く一人前の板前になって、この店を継いで欲しい」
と、母にさめざめと泣かれてしまっては、そうするしか他に方法はなかった。
しかし、その当時の私は、古い伝統としきたりと言う奴には、どうしも馴染めなかった。
明けても暮れても食器洗いばかりだし、先輩への口答えはいっさい許されなかった。
ある時、私は大根を洗わされていたのだが、洗う前には大根一本一本に、
洗わせて下さいと頭を下げろなどと言われた事があった。
それに耐えられなかった私は、遂に家へ逃げ戻ってしまったのだった。
母は呆れて、ガッカリしたようだが、別に私を怒ったりはしなかった。ところが今度は、
また別の店に私を頼み込んだのだが、私はまたしても逃げ帰ってしまった。
そんな風にして四軒の料亭を次々と黙ってやめてしまったら、
さすがに母も私を料理人にする夢は諦めたようであった。
私は別に何もすることがなくて、毎日をブラブラして過ごしていた。
母は心配そうに見守ってくれていたが、其の頃の私は何となく虚無的に生きていたせいか、
成るように成るさ、といった気持ちだった。
恵美子と出会ったのはそれから暫く経ってからだった。
彼女は私が良く行く喫茶店でウェイトレスをやっていたが、髪は黒く、目鼻だちの整った、
一目で混血のハーフと分かる美少女だった。私は一目惚れしてそれから毎日の様に
通いつめ、ついにデートに誘う事に成功した。
母から小遣いをせびり、恵美子が鎌倉の方を歩きたいと言うので古都の佇まいを
見て回り和食の店へ入って食事をした。
夕暮れが迫って来たので「そろそろ帰ろうか?」と私が言うと、
彼女は「疲れたから、少し休んでいきたい」と、
手を握ってきて、ブラウンの瞳でジッと私を見つめた。
私は急に胸がドキドキしてきて、うろたえてしまった。
私たちが手を握ったのは初めてのことだし、彼女の言っている意味が、
何となく分かるような気がしたからだった。だが、私はまだ女性とはキスの経験も無く、
もちろん童貞だった。
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ぐうたら息子を改心させた母と妻の謀。其の三
◇母への憎しみと感謝と
恵美子はそれから暫くして、部屋に戻って来た。旅館の浴衣に着換えていて、
自分の服は手に持ち、長い髪はアップにしていた。
「あなたも入ってきたら?」と、言うので、私は「別にいいよ」と答えたが、
やはり交接するならば、体を洗って綺麗にするのがエチケットだろうと思い直し、
風呂に行って、特にセンズリしたばかりのペニスを石鹸でゴシゴシと洗った。
すると、また勃起してきたのでちょっと困ったなと思っていた。
部屋に戻ると忘れずに鍵を掛けた。鍵といっても、細い五、六センチの鉄の棒を
左右に移動する形式の簡単なものだった。
次の間に入ると、彼女はもう布団に潜り込んで顔だけ出して、
「こっちに来て」と聞こえるか聞こえないくらいの声で言う。
「う、うん・・・」
と、なま返事をしておいて、襖を閉める時に彼女に背を向け、
分からないようにフーッと息を吐いて気持ちを落ち着け、恵美子の横に潜り込もうとした。
そして、ハッとなった。布団を持ち上げた途端、素肌の肩と乳房が見えたからだ。
彼女は何時の間にか浴衣を脱いで裸になって待っていたようだ。
「いつまで布団を持ち上げてるの?スースーして寒いじゃない。早く入って」
私は「あ、ああ」と自分でも滑稽なほどかすれた声で答え、あわてて布団の中に滑り込んだ。
彼女はすぐ、待ちかねたように抱きついて来た。
湿って温かな彼女の素肌が、浴衣ごしにもハッキリと感じられ、とても柔らかだった。
「ねえ・・・」
彼女が私の浴衣の帯を解いて、浴衣の前をはだけている。
「何・・・?」
私の心臓がドキドキ波打っている。
「私は混血なのよ」
「わかってるよ」
「父親は米兵らしいけどよく知らない。母親が話してくれないから・・・
私の母親、パンパンやってたのよ。それでもいいの?」
と、恵美子がパンツを下ろそうとしていた手を止めた。
**
「いいって、何が?」
「だから、パンパンの娘でも、抱く気になるか、と訊いてるの」
なんだか怒ったような口調だった。彼女は自分の運命に怒っているのだろうか。
「別にそんなことは気にしていないよ。好きなものは好きなんだから」
私はそう答えると、その証としてパンッを自分で脱ぎ下ろし、布団の中で脱いで、
彼女をギュッと抱き締めてやった。
すると彼女の手が直接肌に触れた。其の体は燃えているように熱かった。
「ねえ、よ~く触って・・・」
彼女が私の手を取り乳房に導いた。ドキッとするほど、大きくて柔らかな乳房だった。
「こっちの方も・・・」
次に私の手を股間に導いてくれた。太腿の間は熱く湿っているように思えた。
「ここってすごく熱いね」
思った通りを言ったつもりだったが、やはり声はかすれていて、喉はカラカラだった。
「いやいや、そんなこと言ったら・・・」
彼女は恥ずかしそうに耳元で言った。私は肌のことを言ったのだが、
彼女は性器のことを言われたと思ったのだろうか?。
彼女が少し股を開いて腰を捩ったものだから、私の指先は本当に直接性器に触れてしまった。
そこはもっとヌメッとしていて、もっと熱いように思えた。
「あっ、ああっ・・・・」
途端に恵美子が震えるような声を漏らした。
だけど、私の首筋にかかった彼女の息も、やはりとっても熱かった。
もう私は自分の感情を制御することができず、指を柔らかな肉の間にこじ入れていった。
ワレメは奥に行くほどぬかるんでいた。
「ああ・・・好きよ」
**
彼女が私に力一杯しがみついて、全身をプルルンと震わせたが、
その震えは膣の中に埋めている私の指にも微妙に伝わってきて、
「俺だって好きだ!」
私は無意識に指を抜き出し、彼女の上に被さっていった。
「・・・して」
彼女が目を開けて私を見上げた。ブラウンの瞳がうっとりと濡れていて、
奥まで透き通った美しい瞳は、彼女の純粋さを現しているような気がして、
十六歳の息吹が、そこには感じられた。
母がパンパンだったというのに・・・米兵を父に持ち、ましてやその父親は恵美子の
存在すら知らずに帰国しているというのに。
(知っていても恵美子への執着はみせず帰国していただろうが・・・)
恵美子は努めて明るく振る舞っていた。
「あれこれ考えても仕方ないもの」
とよく言う彼女のけなげさに、私は軽い羨望さえ覚えていた。
私は亡き父を裏切って妾になった母を、心のどこかで恨んでいたし、
また、そうしてまで自分を育ててくれた母に感謝もしていた。
私は母を思う時、いつもその二つの感情が私の中で葛藤を繰り返していた。
「恵美子、大好きだよ!」
私は何度か腰を押し付けていったが、童貞の悲しさで中々挿入場所が分からず、
うまく交接できないでいた。
すると恵美子が、さり気なく私のペニスを手に添えて、膣口に導いてくれたのだ。
其の事を考えると、彼女の方はかなり性体験があるように思われた。
けれども、私はそんなことはどうでもよかった。いや、この時点ではそんなことに
考えを及ぼす余裕はなくて、ペニスが熱いぬかるみの中に埋没すると、
そのその得もいわれる快楽に私は狂喜し、たちまち夢中になってしまった。
だから、この十六歳の少女が処女ではなかったと感じたのは、射精を果たして
暫く経ってからだったが、その時はすでに恵美子のセックスの虜に成っていたのだった。
恵美子はそれから暫くして、部屋に戻って来た。旅館の浴衣に着換えていて、
自分の服は手に持ち、長い髪はアップにしていた。
「あなたも入ってきたら?」と、言うので、私は「別にいいよ」と答えたが、
やはり交接するならば、体を洗って綺麗にするのがエチケットだろうと思い直し、
風呂に行って、特にセンズリしたばかりのペニスを石鹸でゴシゴシと洗った。
すると、また勃起してきたのでちょっと困ったなと思っていた。
部屋に戻ると忘れずに鍵を掛けた。鍵といっても、細い五、六センチの鉄の棒を
左右に移動する形式の簡単なものだった。
次の間に入ると、彼女はもう布団に潜り込んで顔だけ出して、
「こっちに来て」と聞こえるか聞こえないくらいの声で言う。
「う、うん・・・」
と、なま返事をしておいて、襖を閉める時に彼女に背を向け、
分からないようにフーッと息を吐いて気持ちを落ち着け、恵美子の横に潜り込もうとした。
そして、ハッとなった。布団を持ち上げた途端、素肌の肩と乳房が見えたからだ。
彼女は何時の間にか浴衣を脱いで裸になって待っていたようだ。
「いつまで布団を持ち上げてるの?スースーして寒いじゃない。早く入って」
私は「あ、ああ」と自分でも滑稽なほどかすれた声で答え、あわてて布団の中に滑り込んだ。
彼女はすぐ、待ちかねたように抱きついて来た。
湿って温かな彼女の素肌が、浴衣ごしにもハッキリと感じられ、とても柔らかだった。
「ねえ・・・」
彼女が私の浴衣の帯を解いて、浴衣の前をはだけている。
「何・・・?」
私の心臓がドキドキ波打っている。
「私は混血なのよ」
「わかってるよ」
「父親は米兵らしいけどよく知らない。母親が話してくれないから・・・
私の母親、パンパンやってたのよ。それでもいいの?」
と、恵美子がパンツを下ろそうとしていた手を止めた。
**
「いいって、何が?」
「だから、パンパンの娘でも、抱く気になるか、と訊いてるの」
なんだか怒ったような口調だった。彼女は自分の運命に怒っているのだろうか。
「別にそんなことは気にしていないよ。好きなものは好きなんだから」
私はそう答えると、その証としてパンッを自分で脱ぎ下ろし、布団の中で脱いで、
彼女をギュッと抱き締めてやった。
すると彼女の手が直接肌に触れた。其の体は燃えているように熱かった。
「ねえ、よ~く触って・・・」
彼女が私の手を取り乳房に導いた。ドキッとするほど、大きくて柔らかな乳房だった。
「こっちの方も・・・」
次に私の手を股間に導いてくれた。太腿の間は熱く湿っているように思えた。
「ここってすごく熱いね」
思った通りを言ったつもりだったが、やはり声はかすれていて、喉はカラカラだった。
「いやいや、そんなこと言ったら・・・」
彼女は恥ずかしそうに耳元で言った。私は肌のことを言ったのだが、
彼女は性器のことを言われたと思ったのだろうか?。
彼女が少し股を開いて腰を捩ったものだから、私の指先は本当に直接性器に触れてしまった。
そこはもっとヌメッとしていて、もっと熱いように思えた。
「あっ、ああっ・・・・」
途端に恵美子が震えるような声を漏らした。
だけど、私の首筋にかかった彼女の息も、やはりとっても熱かった。
もう私は自分の感情を制御することができず、指を柔らかな肉の間にこじ入れていった。
ワレメは奥に行くほどぬかるんでいた。
「ああ・・・好きよ」
**
彼女が私に力一杯しがみついて、全身をプルルンと震わせたが、
その震えは膣の中に埋めている私の指にも微妙に伝わってきて、
「俺だって好きだ!」
私は無意識に指を抜き出し、彼女の上に被さっていった。
「・・・して」
彼女が目を開けて私を見上げた。ブラウンの瞳がうっとりと濡れていて、
奥まで透き通った美しい瞳は、彼女の純粋さを現しているような気がして、
十六歳の息吹が、そこには感じられた。
母がパンパンだったというのに・・・米兵を父に持ち、ましてやその父親は恵美子の
存在すら知らずに帰国しているというのに。
(知っていても恵美子への執着はみせず帰国していただろうが・・・)
恵美子は努めて明るく振る舞っていた。
「あれこれ考えても仕方ないもの」
とよく言う彼女のけなげさに、私は軽い羨望さえ覚えていた。
私は亡き父を裏切って妾になった母を、心のどこかで恨んでいたし、
また、そうしてまで自分を育ててくれた母に感謝もしていた。
私は母を思う時、いつもその二つの感情が私の中で葛藤を繰り返していた。
「恵美子、大好きだよ!」
私は何度か腰を押し付けていったが、童貞の悲しさで中々挿入場所が分からず、
うまく交接できないでいた。
すると恵美子が、さり気なく私のペニスを手に添えて、膣口に導いてくれたのだ。
其の事を考えると、彼女の方はかなり性体験があるように思われた。
けれども、私はそんなことはどうでもよかった。いや、この時点ではそんなことに
考えを及ぼす余裕はなくて、ペニスが熱いぬかるみの中に埋没すると、
そのその得もいわれる快楽に私は狂喜し、たちまち夢中になってしまった。
だから、この十六歳の少女が処女ではなかったと感じたのは、射精を果たして
暫く経ってからだったが、その時はすでに恵美子のセックスの虜に成っていたのだった。
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ぐうたら息子を改心させた母と妻の謀。其の四
◇全裸にして浮気検査
それ以降、私たちは恋人の関係になって、頻繁に肉体を交わらせていた。
場所は大体私の部屋で、母が店に出ている隙に、黙って彼女を引っ張り込んでいた。
恵美子は大分前からハイティーンの間で流行っていた、睡眠薬遊びを遣っていた様な
フシがあった。だが、私と付き合うようになってから、ピッタリ止めたようだ。
私との仲を大切にしたいからだろうと思って、私は一人で感激した。
それから一年ちょつと経ったが、私は気が向けば工事現場に働きに行ったりはしていて、
定職は持たず相変わらずブラブラしている事が多かった。
が、日に日に恵美子と一緒に暮らしたい気持ちが募ってきて、ついにプロポーズをし、
彼女も承知してくれたので、私たちは結婚を約束し合った仲になった。
そこでいよいよ彼女を母に紹介しょうとしたのだったが・・・母は頭ごなしに反対した。
「定職も無くてブラブラしている人間が、何が結婚よ!」と、呆れ果てた様に言ったが、
本当の理由は恵美子の母親がパンパンだったと知ったせいだった。
彼女の家族構成を聞かされては、全てを正直に言わざるを得なかったのだ。
「例え母親がパンパンだろうと、俺は気にしないし、
生まれて来た子供に一体何の罪があるんだよ!」
私は母に思いの全てをぶつけた。すると母は、
「いったい何を血迷っているのよ。まだ二十歳そこそこで女の子にのぼせ上がって」
と言うなり、私の頬にいきなり平手打ちを食らわせたのだ。
母に叩かれたのは生まれて初めての事だったから、私は逆上してしまった。
そのため、それから数日の後、恵美子と手に手を取って東京に駆け落ちしたのだった。
恵美子の方の母親はあまり彼女の人生には干渉しないタイプ、というより、
放ったらかしだったので、駆け落ちしょうが、少しも心配しないと恵美子は言っていた。
私たちは下町の、印刷工場の裏手にあるアパートを借りた。
古い木造のアパートで六畳一間の便所は共同だった。
大家さんはメガネをかけた女優の菅井きんみたいな人で、
口うるさそうではあったが、情の厚い人だった。
所帯道具は何も無い私たちに、安い布団を世話してくれ、茶箪笥と卓袱台は
古い物では有ったがタダで譲ってくれた。
それ以降、私たちは恋人の関係になって、頻繁に肉体を交わらせていた。
場所は大体私の部屋で、母が店に出ている隙に、黙って彼女を引っ張り込んでいた。
恵美子は大分前からハイティーンの間で流行っていた、睡眠薬遊びを遣っていた様な
フシがあった。だが、私と付き合うようになってから、ピッタリ止めたようだ。
私との仲を大切にしたいからだろうと思って、私は一人で感激した。
それから一年ちょつと経ったが、私は気が向けば工事現場に働きに行ったりはしていて、
定職は持たず相変わらずブラブラしている事が多かった。
が、日に日に恵美子と一緒に暮らしたい気持ちが募ってきて、ついにプロポーズをし、
彼女も承知してくれたので、私たちは結婚を約束し合った仲になった。
そこでいよいよ彼女を母に紹介しょうとしたのだったが・・・母は頭ごなしに反対した。
「定職も無くてブラブラしている人間が、何が結婚よ!」と、呆れ果てた様に言ったが、
本当の理由は恵美子の母親がパンパンだったと知ったせいだった。
彼女の家族構成を聞かされては、全てを正直に言わざるを得なかったのだ。
「例え母親がパンパンだろうと、俺は気にしないし、
生まれて来た子供に一体何の罪があるんだよ!」
私は母に思いの全てをぶつけた。すると母は、
「いったい何を血迷っているのよ。まだ二十歳そこそこで女の子にのぼせ上がって」
と言うなり、私の頬にいきなり平手打ちを食らわせたのだ。
母に叩かれたのは生まれて初めての事だったから、私は逆上してしまった。
そのため、それから数日の後、恵美子と手に手を取って東京に駆け落ちしたのだった。
恵美子の方の母親はあまり彼女の人生には干渉しないタイプ、というより、
放ったらかしだったので、駆け落ちしょうが、少しも心配しないと恵美子は言っていた。
私たちは下町の、印刷工場の裏手にあるアパートを借りた。
古い木造のアパートで六畳一間の便所は共同だった。
大家さんはメガネをかけた女優の菅井きんみたいな人で、
口うるさそうではあったが、情の厚い人だった。
所帯道具は何も無い私たちに、安い布団を世話してくれ、茶箪笥と卓袱台は
古い物では有ったがタダで譲ってくれた。
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ぐうたら息子を改心させた母と妻の謀。其の五
◇上げマンだった我妻恵美子
「ねえ、もういいでしょ」
恵美子が耐え切れぬような声を震わせる。私は黙って彼女の中指を摘むと、
膣口に滑らせてやった。すると彼女は「いや!」と言って、指を外したのだ。
私はついイタズラ心を起こし、母のようにオナニーをさせようと考えたのだったが、
やはり十八歳の恵美子に望むのは無理だったと思い諦めた。
そのかわり、性器に唇を押し当て、舌を膣に突き入れてやった。
「あんッ、駄目ェ!」
と恵美子が腰をヒクつかせる。
「なめて欲しくないのか?」
「もう疑ってない?」
私の大好きなブラウンの瞳をうっとりさせて私を見ている。
「疑ってゴメンな」
「だったら、なめて・・・」
「よし、いっぱい舐めてやるからな。大きな声は上げるなよ」
私は指で濡れたビラビラをこじ開け、とにかく剥き出しになった性器のあちこちを、
ペロペロ舐め出した。
「あっ、駄目よ。そんなにいっぱい、したら駄目ェ」
甘ったるい声を洩らし、私の頭を両手で押さえつけて、腰をくねらせる。
私も恵美子と付き合ううちに、性技の方もかなり上手になっていて、
彼女も満足してくれていると自負はあった。
「恵美子は舐められるのが大好きなんだろう」
「うん、大好き・・・もうグチョグチョだもの。これ以上されるとどうにかなりそう・・・」
恵美子が私の腰に手を伸ばしてペニスをつかみ、ずり寄ってくるなり、
パクリと口に咥えた。まるで、勃起状態を確かめるかのように、
深く咥えて唇をゆっくりとすべらせ、プルルンと吐き出し、
「入れて、早く・・・」と、改めて仰向けに寝て両脚を開いた。
彼女が下ツキだからか、私のペニスが多少短いせいなのか、
普通に交わって激しくピストンしていると抜けてしまうことがあった。
それで私は彼女に腰を少し浮かさせ、その下に座布団を引っ張りいれて、
静かにペニスを挿入していった。
「いいわ。うんと動いて、気持ちよくして」
「どこがいいんだ?」
私は腰を動かしながら聞いてやった。そういう聞き方は中年オヤジみたいで
嫌だったが、つい口から出てしまった。
「どこもみんないい、いいわ、はああん」
鼻で泣くような声を洩らし、一層強くしがみついてきた。
私は其の声に刺激されて、間もなく射精していた。
「ねえ、もういいでしょ」
恵美子が耐え切れぬような声を震わせる。私は黙って彼女の中指を摘むと、
膣口に滑らせてやった。すると彼女は「いや!」と言って、指を外したのだ。
私はついイタズラ心を起こし、母のようにオナニーをさせようと考えたのだったが、
やはり十八歳の恵美子に望むのは無理だったと思い諦めた。
そのかわり、性器に唇を押し当て、舌を膣に突き入れてやった。
「あんッ、駄目ェ!」
と恵美子が腰をヒクつかせる。
「なめて欲しくないのか?」
「もう疑ってない?」
私の大好きなブラウンの瞳をうっとりさせて私を見ている。
「疑ってゴメンな」
「だったら、なめて・・・」
「よし、いっぱい舐めてやるからな。大きな声は上げるなよ」
私は指で濡れたビラビラをこじ開け、とにかく剥き出しになった性器のあちこちを、
ペロペロ舐め出した。
「あっ、駄目よ。そんなにいっぱい、したら駄目ェ」
甘ったるい声を洩らし、私の頭を両手で押さえつけて、腰をくねらせる。
私も恵美子と付き合ううちに、性技の方もかなり上手になっていて、
彼女も満足してくれていると自負はあった。
「恵美子は舐められるのが大好きなんだろう」
「うん、大好き・・・もうグチョグチョだもの。これ以上されるとどうにかなりそう・・・」
恵美子が私の腰に手を伸ばしてペニスをつかみ、ずり寄ってくるなり、
パクリと口に咥えた。まるで、勃起状態を確かめるかのように、
深く咥えて唇をゆっくりとすべらせ、プルルンと吐き出し、
「入れて、早く・・・」と、改めて仰向けに寝て両脚を開いた。
彼女が下ツキだからか、私のペニスが多少短いせいなのか、
普通に交わって激しくピストンしていると抜けてしまうことがあった。
それで私は彼女に腰を少し浮かさせ、その下に座布団を引っ張りいれて、
静かにペニスを挿入していった。
「いいわ。うんと動いて、気持ちよくして」
「どこがいいんだ?」
私は腰を動かしながら聞いてやった。そういう聞き方は中年オヤジみたいで
嫌だったが、つい口から出てしまった。
「どこもみんないい、いいわ、はああん」
鼻で泣くような声を洩らし、一層強くしがみついてきた。
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- 亭主奪還計画。其の一 (2011/05/29)
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
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