私の異常性癖。其の三
◇無理矢理犯される義母
私は妻を従兄弟に抱かせる度に、幼いあの頃の頃の事を思い出すのが常でした。
それは、妻が他人に抱かれるのを見物して興奮すると言う、
現在の私の異常性癖に投影している出来事です。
あれはもう三十七、八年も前の事になるでしょうか、
私が中学三年生でしたから十五歳の時です。
それより三年前に私の母と離婚していた父が再婚して、
私には新しい母親が出来たのです。
継母の名前は里子。当時三十九歳でした。
色の白い、とても綺麗な人でしたが、いえ綺麗だからこそ、
私は父の再婚相手の彼女を快くは思っておりませんでした。
いや、それ以上に一番多感な少年時代ですから、事あるごとに反発をしていました。
美貌を武器に父を誘惑したのに違いないと稚い心で想像し、
淫蕩な女だと少年の潔癖さから決め付けていたのです。
しかし、そんな私の心は、間もなく変わったのでした。
それは、偶然に襖の隙間から盗み見た、強烈なシーンが原因です。
父は離婚をしてから酒乱気味で、普段は優しい父なのですが、
酒が入ると私にも辛く当たる事が多々有りました。
そんな父がある晩酔って帰って、突然嫌がる継母の髪の毛を掴んで引きずり回し、
全裸に剥いて、のしかかっていったのです。
継母は泣き喚いていました。私は父に怒りを覚えました。
この父に暴力で無理矢理犯される義母の姿を盗み見てから、
私の彼女に対していた反発心は同情心に変わり、
やがて恋慕の気持ちへと移っていったのでありました。
そんな十五歳の少年の熱い心の移ろいは、
三十九歳の大人の継母には手に取るように分かったようです。
間違いが起こったのは、父が会社の慰安旅行に出掛けた晩でした。
私は偶然にも、義母が風呂場で体を洗っているのを、
僅かに開いていたドアーの隙間から覗いてしまったのです。
閉め忘れたのか、それとも彼女の悪戯心だったのか、それは判りません。
今考えると、父に暴力を振るわれ屈折した彼女の心が、
ふっと思いついた気まぐれだったような気がしているのですけれど。
とにかく、私は我を忘れて、覗き続けました。
そうしたら、彼女が急に立ち上がって、ガラリと戸を開けたのです。
私は心臓が破裂しそうなほど、びっくりしてしまいました。
そして、ちょうど目の前にあった彼女の股間の恥毛の丘を、呆然と見詰めていた私。
「うふっ、覗きはいけないわ」
と、彼女が囁き、濡れた体で私を抱きしめてきました。
石鹸の香りと、彼女の熟れきった甘い体臭が、ツーンと鼻腔に流れ込んできました。
十五歳の私は、もうそれだけで頭がクラクラになって来ました。
それで、すっかり興奮し、気が動転し、
「おかあさんが可愛そうだ。オヤジの奴、ひど過ぎるよ」
と、叫んで、彼女の豊かな胸に顔を埋めていたのです。
「まあ、おかあさんと呼んでくれたのね」
と、彼女がギュッと私を強く抱きしめ、感動したように言いました。
実際のところ、私は一度として彼女を「おかあさん」と呼んだことは無かったのですから。
「そうだ、僕、僕・・・おかあさんが・・・」
私はいつの間にか、泣きじゃくっていました。十五歳の少年には、
感情の昂ぶりを上手にコントロールする術さえわからなかったからです。
「いいの、黙ってて・・・私、晃さんが好きよ・・・ほらもうこんなになっているでしょう」
ふいに継母が私の手を取って、股間に導きました。
「あっ・・・」
と、私は思わず声をあげてしまいました。何しろ、女性器に触れるのは、
生まれて初めての経験でしたから。
柔らかな粘膜が指に触れました。それは熱くて、ヌルヌルとしていました。
私は尚更にペニスが硬く膨れ上がるのを感じ、
そんな自分に恥ずかしさを感じて、一人真っ赤になっていました。
「うふっ・・・震えているのね。無理ないわ」
と、彼女が囁きました。そして、そっと私のズボンの前を掌で包み込み、
それから、ファスナーを下ろすと、私のもう猛り狂ったペニスをつまみ出しました。
「あら、可愛いわ」
と、彼女がギュッと握りしめます。途端に、
「ううッ・・・」腰にピリピリと電気が走ったと思ったら、
私は堪え切れずビューッと射精しておりました。
なにしろ中学生ですから、無理からぬことでした。
初めて大人の女のヌメル性器を弄り、柔らかな掌で扱き立てられたのです。
しかし、私はこの時、ひどい屈辱感に襲われたのを覚えています。
けれども、彼女はそんな私を優しくいたわり、導き入れてくれました。
私は心をときめかせながら夢中で彼女の中に埋没し、童貞を喪失したのです。
一度セックスの味をしった私は、忽ち継母の肉体に夢中になりました。
私達は父の目を盗んでは、昼も夜も抱き合い、快楽を貪るのでした。
しかし、こんなことは同じ屋根の下に暮らしていて、
何時までも隠しおおせる訳が有りませんでした。
ある晩、下半身だけ裸になって、継母と互いの性器をまさぐりあっていたら、
残業で遅くなると昼間に電話してきた父が、突然、帰宅したのでした。
「やっぱりだ。どうもこの頃、お前達の様子がおかしいと思っていたら・・・恥をしれ、恥を!」
と、狼狽する私たちを荒々しく引き離すと、継母にピシピシと激しく平手打ちをします。
私はその時の父の形相に鬼を感じ、義母を助けることも出来ず、
ただガタガタと震えていたのです。
抵抗も出来ない継母をさんざん殴って蹴った父は、今度はギロリと私に目を向けました。
思わずすくみ上がる私を、乱暴に引っ張り、柱に細紐で縛りつけた父は、
「「まだガキのくせに、一人前に毛なんか生やしやがって・・・」
と、すっかり萎えた私のペニスをつまみ上げます。
「ああ、ご免なさい、ご免なさい。もう、絶対にしませんから・・・」
私は泣き叫んで、涙と鼻汁で顔をグショグショにしていました。
私は妻を従兄弟に抱かせる度に、幼いあの頃の頃の事を思い出すのが常でした。
それは、妻が他人に抱かれるのを見物して興奮すると言う、
現在の私の異常性癖に投影している出来事です。
あれはもう三十七、八年も前の事になるでしょうか、
私が中学三年生でしたから十五歳の時です。
それより三年前に私の母と離婚していた父が再婚して、
私には新しい母親が出来たのです。
継母の名前は里子。当時三十九歳でした。
色の白い、とても綺麗な人でしたが、いえ綺麗だからこそ、
私は父の再婚相手の彼女を快くは思っておりませんでした。
いや、それ以上に一番多感な少年時代ですから、事あるごとに反発をしていました。
美貌を武器に父を誘惑したのに違いないと稚い心で想像し、
淫蕩な女だと少年の潔癖さから決め付けていたのです。
しかし、そんな私の心は、間もなく変わったのでした。
それは、偶然に襖の隙間から盗み見た、強烈なシーンが原因です。
父は離婚をしてから酒乱気味で、普段は優しい父なのですが、
酒が入ると私にも辛く当たる事が多々有りました。
そんな父がある晩酔って帰って、突然嫌がる継母の髪の毛を掴んで引きずり回し、
全裸に剥いて、のしかかっていったのです。
継母は泣き喚いていました。私は父に怒りを覚えました。
この父に暴力で無理矢理犯される義母の姿を盗み見てから、
私の彼女に対していた反発心は同情心に変わり、
やがて恋慕の気持ちへと移っていったのでありました。
そんな十五歳の少年の熱い心の移ろいは、
三十九歳の大人の継母には手に取るように分かったようです。
間違いが起こったのは、父が会社の慰安旅行に出掛けた晩でした。
私は偶然にも、義母が風呂場で体を洗っているのを、
僅かに開いていたドアーの隙間から覗いてしまったのです。
閉め忘れたのか、それとも彼女の悪戯心だったのか、それは判りません。
今考えると、父に暴力を振るわれ屈折した彼女の心が、
ふっと思いついた気まぐれだったような気がしているのですけれど。
とにかく、私は我を忘れて、覗き続けました。
そうしたら、彼女が急に立ち上がって、ガラリと戸を開けたのです。
私は心臓が破裂しそうなほど、びっくりしてしまいました。
そして、ちょうど目の前にあった彼女の股間の恥毛の丘を、呆然と見詰めていた私。
「うふっ、覗きはいけないわ」
と、彼女が囁き、濡れた体で私を抱きしめてきました。
石鹸の香りと、彼女の熟れきった甘い体臭が、ツーンと鼻腔に流れ込んできました。
十五歳の私は、もうそれだけで頭がクラクラになって来ました。
それで、すっかり興奮し、気が動転し、
「おかあさんが可愛そうだ。オヤジの奴、ひど過ぎるよ」
と、叫んで、彼女の豊かな胸に顔を埋めていたのです。
「まあ、おかあさんと呼んでくれたのね」
と、彼女がギュッと私を強く抱きしめ、感動したように言いました。
実際のところ、私は一度として彼女を「おかあさん」と呼んだことは無かったのですから。
「そうだ、僕、僕・・・おかあさんが・・・」
私はいつの間にか、泣きじゃくっていました。十五歳の少年には、
感情の昂ぶりを上手にコントロールする術さえわからなかったからです。
「いいの、黙ってて・・・私、晃さんが好きよ・・・ほらもうこんなになっているでしょう」
ふいに継母が私の手を取って、股間に導きました。
「あっ・・・」
と、私は思わず声をあげてしまいました。何しろ、女性器に触れるのは、
生まれて初めての経験でしたから。
柔らかな粘膜が指に触れました。それは熱くて、ヌルヌルとしていました。
私は尚更にペニスが硬く膨れ上がるのを感じ、
そんな自分に恥ずかしさを感じて、一人真っ赤になっていました。
「うふっ・・・震えているのね。無理ないわ」
と、彼女が囁きました。そして、そっと私のズボンの前を掌で包み込み、
それから、ファスナーを下ろすと、私のもう猛り狂ったペニスをつまみ出しました。
「あら、可愛いわ」
と、彼女がギュッと握りしめます。途端に、
「ううッ・・・」腰にピリピリと電気が走ったと思ったら、
私は堪え切れずビューッと射精しておりました。
なにしろ中学生ですから、無理からぬことでした。
初めて大人の女のヌメル性器を弄り、柔らかな掌で扱き立てられたのです。
しかし、私はこの時、ひどい屈辱感に襲われたのを覚えています。
けれども、彼女はそんな私を優しくいたわり、導き入れてくれました。
私は心をときめかせながら夢中で彼女の中に埋没し、童貞を喪失したのです。
一度セックスの味をしった私は、忽ち継母の肉体に夢中になりました。
私達は父の目を盗んでは、昼も夜も抱き合い、快楽を貪るのでした。
しかし、こんなことは同じ屋根の下に暮らしていて、
何時までも隠しおおせる訳が有りませんでした。
ある晩、下半身だけ裸になって、継母と互いの性器をまさぐりあっていたら、
残業で遅くなると昼間に電話してきた父が、突然、帰宅したのでした。
「やっぱりだ。どうもこの頃、お前達の様子がおかしいと思っていたら・・・恥をしれ、恥を!」
と、狼狽する私たちを荒々しく引き離すと、継母にピシピシと激しく平手打ちをします。
私はその時の父の形相に鬼を感じ、義母を助けることも出来ず、
ただガタガタと震えていたのです。
抵抗も出来ない継母をさんざん殴って蹴った父は、今度はギロリと私に目を向けました。
思わずすくみ上がる私を、乱暴に引っ張り、柱に細紐で縛りつけた父は、
「「まだガキのくせに、一人前に毛なんか生やしやがって・・・」
と、すっかり萎えた私のペニスをつまみ上げます。
「ああ、ご免なさい、ご免なさい。もう、絶対にしませんから・・・」
私は泣き叫んで、涙と鼻汁で顔をグショグショにしていました。
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プロフィール
Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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