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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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小説・おにあざみ。其の四

4-2.jpg
忠雄はもう別段の驚きも見せず、
パンツを抜き取ると燃える様な瞳を据えて静かに継母を仰臥させて抱いた。
筋高の荒い指先が、ベトベトに濡れた膣門を上り込む。脾肉の襞数を読む如く、
徐に膣内深く押し入れて、口孔を脹らませた子宮に二三度触れたかと思うと、
俄然一転して凶暴な程の荒々しさで膣内をこね廻す。

半身に乗り掛かったまま、肘をついた片手で乳首を弄り、別な乳房を口に咥えて、
舌で舐め擦り吸い付けるのだった。

予想もしなかった、老練とも云えるこの技巧。粘っこく纏い付く様な、瑞々しい肌の感触。
機先を制された形で、眼を瞑り、股を拡げて全身の力を抜いていた静代は、
次第に蕩ける様な快感に痺れて行った。

膣口に裂ける様な圧迫を感じて静代が眼を開くと、膝を割り入れた忠雄が男根を
突き当てていた。思った程の傷みも無く、グルリグルリと巧みな廻し突きで、
亀頭が、茎胴が、スッポリと嵌り込むのに何程の時間も掛らなかった。

八分通り這入った時、倒れ込むように上体を俯伏せた忠雄が、
最後の一突きを呉れた時、静代は思わず、
「ああっ!」と、叫んで忠雄を抱きしめてしまった。

子宮を圧し、内臓を突き上げてくる猛烈な圧迫感!
狂喜した静代は尻を振って激しく感じた。
一杯に突き入れたまま、付根を廻して陰核を揉み上げ、
ずるっと大きく抜いては亀頭を上向きにグスリグスリと突き入れる。

変転自在な巧まざる妙技に、恥も外聞も忘れ果てた静代は、
「ああ好い、ああ好い!ううう、死ぬ、死ぬ!」
と絶え絶えな歓喜を上げてのた打った。

「あたし、もういくわ、忠雄、お前も遣って、遠慮しないで遣って!」
肩を押さえた忠雄の腕に力が入り、ピッタリ密着させた肌に一段と潤いが加わったかと思うと、
「ううう」
と云う様な唸り声と共に、躍り上がった陰茎の先から、迸る様に熱い精液が注ぎ込まれた。

「待って、待って、あたしもやる!」
高々と腰を持ち上げ、メチャメチャに揺り廻す静代を、
射精し終わった忠雄は尚も息の詰まる程抱き締めたまま、射精前と少しも変わりの無い
激しさで抜き差しを続けながら、
「ああ、イクイクテク・・・」
と、すすり泣く様な呻きを上げてドクドクと淫水を押し流した静代が、ぐったり四肢を伸ばす迄、
その性感の昂揚滅退の度合に応じて、余さず足さず、しっくりと余韻を満喫させるのであった。
 
8-3.jpg
その夜を境にして、この義理の母子の間には、更に複雑で怪奇な縁の糸が絡みつき、
昼となく夜となく、妖しくも密かな営みが続けられたのである。
そして静代も忠雄も、日毎に瑞々しく、溌溂となって行った。

予感は誤らず、初枝の体質を受け継いだ忠雄は、
触れれば火を噴く灼熱の情炎をその身内に潜めていた。
のみならず秀抜な肉体と天性の技巧とは、静代の情欲を満たして余す処が無かった。

然も忠雄は、進んで挑み、貪る事は曾(かつて)無かった。
夏も過ぎ、秋も半ば去って、隙間洩る風に秋の深さを思わせる十一月の初め、
新築成った四畳半の静代の寝室では、例の通り、武雄と勝子が寝静まるを待って、
秋冷をいとわず素っ裸になった二人が、布団を蹴って爛れる様な情痴に耽っているのを、
その日風邪気味でうつらうつらと微睡んで居た武雄が、隣室から、
其の一部始終を覗き見て了った。

高等学校一年生の武雄は、忠雄と違って可なり感受性の鋭い武雄は、
乾燥した家庭環境と、早熟な学友達の影響の中で、放恣・頽廃と言った
戦後少年の特質を、すっかり身に着けて了っていた。

一分の隙も許されなかった生活の中で、勢い子供達に対しても峻烈な態度に成りがちだった
静代を恐れて、家では温順を装っていたが、密かに悪友達と語らって、すでに一度ならず、
幼女姦やパン助相手の猥褻行為をやった事のある武雄だった。

息を殺してそのすさまじい交合振りを眺めている内、無意識に股間へ伸びた手は、
年来の悪癖と成って居る手淫を始めていた。

続け様に二度三度、死闘にも似た交接で、ぐったりとなった静代達が眠ってからも、
武雄は益々眼が冴えて眠り付けなかった。

この早熟卑猥な少年にとっても、近親者の肉体は、理屈を超えたタブーに成っていた。
が、今目の前で自分の母と兄が獣の様に狂い縺れる姿を見た途端、
彼の心からこのタブーは跡形もなく消えて了った。

継母子間の複雑な感情などは、未だ理解出来る筈もない武雄としては、
まごうべくもない兄の忠雄が、母である静代と交わる姿は、当然そのまま自分と勝子の
姿で有っても不思議は無い筈だと云う風な、単純な割り切り方しか出来なかった。
板壁4-2
母達の行為を盗み見ながら、自分も二度も気を遣ったが、既に変則的ではあっても
性交を体験している彼は、その幻覚的な快感だけでは満足しきれなかったのだ。

不自由たらしく、何を苦しんでの手淫だ。求める手頃な対象が身近も身近、
肌を触れ合して現在自分の横に転がっているじゃないか。
一体今まで何故この事に気付かなかったのだろう。

四年来の習慣で、ぴったり寄り着いて眠りこけている勝子の半裸に剥き出された肌から、
曽って覚えた事のないこそばゆい様な、甘酸っぱい刺激を感じると、
花火の様な性欲が一度に湧き上がって来た。

この年頃の性欲は、持続性が少ない変りに、一旦沸騰すると全く始末に悪い。
而も欲情はそのまま行動に繋がっており、行為は単純素朴で退く事を知らない。

手早くパンツを脱ぎ捨てた武雄は、熟睡している勝子の腰を抱き寄せると、
引き下げたズロースを足で抜き取った。覗き見た母達の姿態をそのまま、
半身を乗り掛け陰部をまさぐった。

青桃の様な固い膨らみの上に、絹糸の様ななよなよとした秘毛が触る。
すんなり伸びた肢、すべすべした肌。青臭い様な未熟な肉体の感触も
彼にとっては眼の眩む様な魅力だった。

脚で膝をこじ開け、上から乗り被さった武雄がピンと勃った半包茎を、
固く閉ざされた割れ目に唾も付けずにあてがって、やにわにぐりぐり押し付けた途端、
勝子が足を跳ねて眼を開けた。

「兄ちゃん何すんの?痛いじゃない」
「シィッ、大きい声出したら、お母ちゃんが眼を醒ますじゃないか。
 黙ってじっとしてないと、ひどい目に遭わせるぞ」

すっぽり頭から布団を被り、声を潜めて話しながら、尚もグイグイと突き立てた。
「止めてよ!あたし痛くて痛くて堪らないわ、頼むから止めて頂戴」
「直に良くなる。一寸の間辛抱しろよ」

勝子の両腕に手を入れて、遮二無二押し付けるうち、如何やら亀頭が埋まったと思うと、
「痛いっ!」
と泣き声を上げた勝子が、背を反り返した拍子に武雄はピクピクと射精した。
「兄ちゃん、嫌らしいわ。股の処へ何やらヌルヌルしたもの零して」
  1. 近親者との性行為
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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