14歳年下の女。其の三
愛人芳江。其の三
其の日の朝も、何時ものように東横線に乗って「学芸大学駅」まで行った。
其処は私と芳江が愛を確かめ合うワンルームマンションが有る町である。
吉祥寺に住む芳江は井の頭線で渋谷に出て、其処から東横線に乗り換えて遣って来る。
部屋に着くと先に来ていた芳江が風呂場を磨いているところだった。
私はソファに座り、タバコに火をつける。テーブルの上にはその日の新聞とポットが置かれている。
私はポットのお湯をきゅうすに注いでお茶を煎れた。心落ち着くひと時である。
風呂場の手入れが終わった芳江が、
「ねえ、こんなもの買ってみたんだけど」と、言いながら私の体に擦り寄ってきた。
女盛りの豊満な肉体の感触を愉しみながら、艶やかな髪を撫でる。
ふと見ると、芳江は手に小さな箱を持っていた。
「なんだい、それは?」
「うふふ、とってもいいものよ」
色っぽい笑みを浮かべながら、芳江が箱をゆっくり開けた。
「こ・れ・よ」
それは黒光りする極太のバイブレーターだった。
実を言うと、私も実物を目にするのは初めてだったのだ。
「お、おい、どうしてこんなものを・・・」
「最近、あなたのモノが中々ゆうことを効かなくなって来たじゃない。
だからね、通信販売で買ってみたの」
悪戯っぽく微笑む芳江。それは私にとって実に耳の痛い言葉だった。
高血圧に糖尿病の薬を飲む私は、ここ数年、勃起不全に悩んでいた。
バイアグラを試してみようと掛かり付けの医者に相談してみたが、
血圧が高いので危険だ。と言われて断念したのだ。
「もう試してみたのか?」
「まだよ。今日あなたに使って貰おうと思ったの」
物欲しそうな眼差しを私に投げ掛けると、芳江は唇を重ねてきた。
熱っぽい肉厚の間から、ぬめった舌が熱いものを追い求めるうに蠢く。
火照った二匹の軟体動物がしつこく絡み合う。
ヌチャヌチャという粘っこい音が部屋に響いた。
堪らなくなった私は、ワンピースのファスナーを下ろし、芳江の服を脱がせた。
下着姿の芳江は、血管が青く透き通って見えるほどの白い肌だ。
まろやかでありながら張りを失わない女体。実年齢よりは10歳は若く見える。
私は著しく興奮していた。
「さあ、ベッドに行こう。早く」
はやる気持ちを抑えきれない私は、芳江の腕を引っ張りベッドに直行した。
いてもたっても居られず、ベッドに体を投げ出した芳江にむしゃぶりついていく。
荒々しくブラジャーを剥ぎ取ると、たわわに実った乳房がポロンと零れた。
ピクッと立った小さ目の乳首を口に含み、舌先で転がした。
「ああ・・・」
芳江が切なく喘ぎ始めた。私はふくよかな乳房を弄っていた手を、
円を描くようにゆっくりと下腹部に移動させていった。指の腹で、
触れず離れず、微妙なタッチでの愛撫に、芳江の息遣いと喘ぎは
ますます強くなっていった。
芳江の股間を覗き込むと、パンティの股布には透明な染みが大きく広がっていた。
「もう、こんなに濡れているじゃないか」
「・・・い、いやあ、あなたのせいよ」
芳江は、私の意地悪い言葉に顔を紅潮させながら体をくねらせた。
レース模様の白いパンティをゆっくりと脱がせていくと、淫烈と股布との間に銀色の粘着液
が糸が引いている。やがてそれが切れ落ち、芳江の太股にねっとりと張り付いた。
私は一刻も早く挿入したかった。
しかし肝心のペニスは半立ち状態で、中々芯が通らなかった。
私は焦った。扱いたりさすったりしたが全く効果が現れなかった。
その時、傍らに転がっているバイブが目に入った。
(そうだ、これを使おう。芳江もそれを望んで居る筈だ)
黒光りするバイブを手に取ると、私は確かめるようにゆっくりスイッチを入れた。
グィーンという鈍い振動音と共に、バイブの頭が蛇頭のようにのたくり始めた。
「芳江、入れるぞ。これをお前のオマンコに」
「ちょうだい、早くぅ!」
芳江は物欲しそうに腰をくねらせている。
股間の淫裂は、カーテンの隙間から差し込む陽の灯りを浴びて、
テラテラと濡れ光り、淫猥な様相を呈していた。
私はバイブを芳江の秘部にあてがった。
低いうねり音と共に、荒ぶる黒いものは、濡れまみれた肉襞を擦り立て、
こね回すように強引に埋め込まれていく。
「ああ、ひぃぃぃ!」
バイブを出し入れする度に、ヌプヌプという卑猥な音が聞こえ、
肉襞とバイブが擦れ合う部分に泡だった白濁の愛液が満ちている。
「どうだ、いいのか?感じるのか?」
「いいわ、いい、凄くいい・・・」
芳江は体を仰け反らせ身悶えた。半ば開いた唇から、
せわしい喘ぎと悩ましい呻き声が漏れ続ける。
そんな芳江の乱れた姿を目にして私の気持ちは複雑だった。
やはり芳江も太く硬いペニスに憧れて居たのか、勃起不全の私に対する優しさは
偽りだったのか?しかし私の助平な本性はもう我慢できないほど昂ぶっていた。
私も身に着けていたものを脱ぎ捨て全裸になった。
私が下、芳江が上に成り、シックスナインの体勢だ。
眼前でパックリと割れた芳江の陰部に、ブッリと刺さったままのバイブ。
これが今、愛しい芳江を性に狂った牝犬に変えているのだ。
「さあ、そのまましゃぶるんだ」
芳江は半立ちのままの逸物を吸い込むように口に含んだ。
逸物の先端が喉奥まで届こうかと言うぐらいの情熱的な吸引だ。
逸物に熱い舌が絡まってきた。舌先でカリ首のエラをなぞり、裏筋を丁寧に舐め上げる。
芳江は私が仕込んで来ただけあって、性戯のテクニックは惚れ惚れするくらい上手い。
私の逸物も久し振りにムクムクと頭をもたげてきたようだ。
バイブの抽送を繰り返すと、女陰からはさらに夥しい量の蜜液が溢れ出た。
芳江は私のペニスを咥えながらも、
尻をくねらせ突き上げてくる快感を必死で堪えている様子だ。
私はバイブを持つ手の速度を一層速めた。
「うう・・・うぅぅぅ」
芳江の言葉に成らない喘ぎも、一層激しくなってきたようだ。
絶妙な舌さばきと唇の奉仕によって、
私にも肛門から突き上げてくるような快感が押し寄せてきた。
「お、いい・・・で、でそうだ。いいか、出るぞ」
「いい・・・いく・・・いく・・・」
二人の喘ぎが交錯する中、私は脳味噌がはじける様な甘美な快感を覚え、
芳江の喉奥に勢い良く体液を迸らせた。
其の日の朝も、何時ものように東横線に乗って「学芸大学駅」まで行った。
其処は私と芳江が愛を確かめ合うワンルームマンションが有る町である。
吉祥寺に住む芳江は井の頭線で渋谷に出て、其処から東横線に乗り換えて遣って来る。
部屋に着くと先に来ていた芳江が風呂場を磨いているところだった。
私はソファに座り、タバコに火をつける。テーブルの上にはその日の新聞とポットが置かれている。
私はポットのお湯をきゅうすに注いでお茶を煎れた。心落ち着くひと時である。
風呂場の手入れが終わった芳江が、
「ねえ、こんなもの買ってみたんだけど」と、言いながら私の体に擦り寄ってきた。
女盛りの豊満な肉体の感触を愉しみながら、艶やかな髪を撫でる。
ふと見ると、芳江は手に小さな箱を持っていた。
「なんだい、それは?」
「うふふ、とってもいいものよ」
色っぽい笑みを浮かべながら、芳江が箱をゆっくり開けた。
「こ・れ・よ」
それは黒光りする極太のバイブレーターだった。
実を言うと、私も実物を目にするのは初めてだったのだ。
「お、おい、どうしてこんなものを・・・」
「最近、あなたのモノが中々ゆうことを効かなくなって来たじゃない。
だからね、通信販売で買ってみたの」
悪戯っぽく微笑む芳江。それは私にとって実に耳の痛い言葉だった。
高血圧に糖尿病の薬を飲む私は、ここ数年、勃起不全に悩んでいた。
バイアグラを試してみようと掛かり付けの医者に相談してみたが、
血圧が高いので危険だ。と言われて断念したのだ。
「もう試してみたのか?」
「まだよ。今日あなたに使って貰おうと思ったの」
物欲しそうな眼差しを私に投げ掛けると、芳江は唇を重ねてきた。
熱っぽい肉厚の間から、ぬめった舌が熱いものを追い求めるうに蠢く。
火照った二匹の軟体動物がしつこく絡み合う。
ヌチャヌチャという粘っこい音が部屋に響いた。
堪らなくなった私は、ワンピースのファスナーを下ろし、芳江の服を脱がせた。
下着姿の芳江は、血管が青く透き通って見えるほどの白い肌だ。
まろやかでありながら張りを失わない女体。実年齢よりは10歳は若く見える。
私は著しく興奮していた。
「さあ、ベッドに行こう。早く」
はやる気持ちを抑えきれない私は、芳江の腕を引っ張りベッドに直行した。
いてもたっても居られず、ベッドに体を投げ出した芳江にむしゃぶりついていく。
荒々しくブラジャーを剥ぎ取ると、たわわに実った乳房がポロンと零れた。
ピクッと立った小さ目の乳首を口に含み、舌先で転がした。
「ああ・・・」
芳江が切なく喘ぎ始めた。私はふくよかな乳房を弄っていた手を、
円を描くようにゆっくりと下腹部に移動させていった。指の腹で、
触れず離れず、微妙なタッチでの愛撫に、芳江の息遣いと喘ぎは
ますます強くなっていった。
芳江の股間を覗き込むと、パンティの股布には透明な染みが大きく広がっていた。
「もう、こんなに濡れているじゃないか」
「・・・い、いやあ、あなたのせいよ」
芳江は、私の意地悪い言葉に顔を紅潮させながら体をくねらせた。
レース模様の白いパンティをゆっくりと脱がせていくと、淫烈と股布との間に銀色の粘着液
が糸が引いている。やがてそれが切れ落ち、芳江の太股にねっとりと張り付いた。
私は一刻も早く挿入したかった。
しかし肝心のペニスは半立ち状態で、中々芯が通らなかった。
私は焦った。扱いたりさすったりしたが全く効果が現れなかった。
その時、傍らに転がっているバイブが目に入った。
(そうだ、これを使おう。芳江もそれを望んで居る筈だ)
黒光りするバイブを手に取ると、私は確かめるようにゆっくりスイッチを入れた。
グィーンという鈍い振動音と共に、バイブの頭が蛇頭のようにのたくり始めた。
「芳江、入れるぞ。これをお前のオマンコに」
「ちょうだい、早くぅ!」
芳江は物欲しそうに腰をくねらせている。
股間の淫裂は、カーテンの隙間から差し込む陽の灯りを浴びて、
テラテラと濡れ光り、淫猥な様相を呈していた。
私はバイブを芳江の秘部にあてがった。
低いうねり音と共に、荒ぶる黒いものは、濡れまみれた肉襞を擦り立て、
こね回すように強引に埋め込まれていく。
「ああ、ひぃぃぃ!」
バイブを出し入れする度に、ヌプヌプという卑猥な音が聞こえ、
肉襞とバイブが擦れ合う部分に泡だった白濁の愛液が満ちている。
「どうだ、いいのか?感じるのか?」
「いいわ、いい、凄くいい・・・」
芳江は体を仰け反らせ身悶えた。半ば開いた唇から、
せわしい喘ぎと悩ましい呻き声が漏れ続ける。
そんな芳江の乱れた姿を目にして私の気持ちは複雑だった。
やはり芳江も太く硬いペニスに憧れて居たのか、勃起不全の私に対する優しさは
偽りだったのか?しかし私の助平な本性はもう我慢できないほど昂ぶっていた。
私も身に着けていたものを脱ぎ捨て全裸になった。
私が下、芳江が上に成り、シックスナインの体勢だ。
眼前でパックリと割れた芳江の陰部に、ブッリと刺さったままのバイブ。
これが今、愛しい芳江を性に狂った牝犬に変えているのだ。
「さあ、そのまましゃぶるんだ」
芳江は半立ちのままの逸物を吸い込むように口に含んだ。
逸物の先端が喉奥まで届こうかと言うぐらいの情熱的な吸引だ。
逸物に熱い舌が絡まってきた。舌先でカリ首のエラをなぞり、裏筋を丁寧に舐め上げる。
芳江は私が仕込んで来ただけあって、性戯のテクニックは惚れ惚れするくらい上手い。
私の逸物も久し振りにムクムクと頭をもたげてきたようだ。
バイブの抽送を繰り返すと、女陰からはさらに夥しい量の蜜液が溢れ出た。
芳江は私のペニスを咥えながらも、
尻をくねらせ突き上げてくる快感を必死で堪えている様子だ。
私はバイブを持つ手の速度を一層速めた。
「うう・・・うぅぅぅ」
芳江の言葉に成らない喘ぎも、一層激しくなってきたようだ。
絶妙な舌さばきと唇の奉仕によって、
私にも肛門から突き上げてくるような快感が押し寄せてきた。
「お、いい・・・で、でそうだ。いいか、出るぞ」
「いい・・・いく・・・いく・・・」
二人の喘ぎが交錯する中、私は脳味噌がはじける様な甘美な快感を覚え、
芳江の喉奥に勢い良く体液を迸らせた。
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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