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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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或る娼婦の思い出。其の一

◇不良少年◇
或る娼婦の思い出01
私が不良少年のレッテルを貼られたのは、中学二年の時、昭和33年の事であった。
売春防止法がついに施行された年のことで、この事が後に私の生活に深く
関わって来る事に成ろうとは、その時は、思ってもみなかった。

小学校時代も中学に入ってからも、小心者で大人しく目立たなかった私が、
突然、不良と呼ばれる事に成るには、それなりの理由はあった。
不運と言うしかないが、妹への誕生日のプレゼントを買う為に行ったデパートで、
警備員に追われて来た万引き犯の学生数人とぶつかり、転んでしまったのだ。

「やったろ」「やらない」の水掛論になったが、
私の足元に落ちていたパーカーの万年筆が動かぬ証拠として、私は、
児童相談所の保護室に入れられてしまうことになった。

窓には鉄格子があってドアには鍵があって、まるで監獄も同然だった。
そこに三日ばかり泊められた。威されたりすかされたりされて取り調べられ、
結局は証拠不十分、ネリカン(練馬鑑別所)行きはまぬがれ釈放されたものの、
三日ぶりに学校に行くとクラスメートの視線が全く変わっていた。

私をまるで泥棒を見るような目で見、誰もが口をきいて呉れなくなったのだ。
中には、露骨に、私に近づくと、
「鞄の中には気をつけましょう」
などと私に当て擦るように大声を張り上げる者までいた。

そんな私に親しく近づいて来たのが校内では鼻つまみ者の不良グループだった。
当時の不良と呼ばれる連中も、昨今の不良に比べれば可愛いもので、
わざと遅刻をし、校舎の裏で煙草の回しのみをしたり、
禁止されていたジャズ喫茶などに行くといった程度のものだった。

時折、気にいらない奴がいると呼び出して殴る程度の事はしたが、
相手を殴り殺してしまうほどのリンチを加えたことはない。
ま、いわば手加減というものは、子供の頃から、親兄弟あるいは先生のビンタを
常日頃から食らっていたのでおのずと知っていたのである。
しかし、我々は、探検と称して、夜の盛り場を何時もフラついていた。

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  1. 年上の女
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或る娼婦の思い出。其の一

◇不良少年◇
或る娼婦の思い出01
私が不良少年のレッテルを貼られたのは、中学二年の時、昭和33年の事であった。
売春防止法がついに施行された年のことで、この事が後に私の生活に深く
関わって来る事に成ろうとは、その時は、思ってもみなかった。

小学校時代も中学に入ってからも、小心者で大人しく目立たなかった私が、
突然、不良と呼ばれる事に成るには、それなりの理由はあった。
不運と言うしかないが、妹への誕生日のプレゼントを買う為に行ったデパートで、
警備員に追われて来た万引き犯の学生数人とぶつかり、転んでしまったのだ。

「やったろ」「やらない」の水掛論になったが、
私の足元に落ちていたパーカーの万年筆が動かぬ証拠として、私は、
児童相談所の保護室に入れられてしまうことになった。

窓には鉄格子があってドアには鍵があって、まるで監獄も同然だった。
そこに三日ばかり泊められた。威されたりすかされたりされて取り調べられ、
結局は証拠不十分、ネリカン(練馬鑑別所)行きはまぬがれ釈放されたものの、
三日ぶりに学校に行くとクラスメートの視線が全く変わっていた。

私をまるで泥棒を見るような目で見、誰もが口をきいて呉れなくなったのだ。
中には、露骨に、私に近づくと、
「鞄の中には気をつけましょう」
などと私に当て擦るように大声を張り上げる者までいた。

そんな私に親しく近づいて来たのが校内では鼻つまみ者の不良グループだった。
当時の不良と呼ばれる連中も、昨今の不良に比べれば可愛いもので、
わざと遅刻をし、校舎の裏で煙草の回しのみをしたり、
禁止されていたジャズ喫茶などに行くといった程度のものだった。

時折、気にいらない奴がいると呼び出して殴る程度の事はしたが、
相手を殴り殺してしまうほどのリンチを加えたことはない。
ま、いわば手加減というものは、子供の頃から、親兄弟あるいは先生のビンタを
常日頃から食らっていたのでおのずと知っていたのである。
しかし、我々は、探検と称して、夜の盛り場を何時もフラついていた。
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  1. 年上の女
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或る娼婦の思い出。其の二

◇初めて見る女陰◇
或る娼婦の思い出04
菱形の小窓からチラッと見たところでは30代半ばといった感じの女だった。
そして、ドアを開くと、女が半身を覗かせた。
寝間着の胸元を開け、豊満な乳房がだらしなく覗いていて、
いきなり私の目に飛び込んできた。
ゴクッ!私は恥ずかしい位はっきりと喉をならしていた。

「兄ちゃん、答えられないのかい?誰に教わったか知らないけど、馬鹿な真似は止めとき、
 スマキにされて荒川にでも放り投げられたってあたしゃ知らないよ、見れば学生じゃないか」
女は、思いの外、優しい目をしていた。

「お客さん、この子が何言ったか知らないけど、
 あたしゃ、そういう女じゃないんですよ。帰ってくださいな」
そう言って、部屋に入ろうとするお客を押し戻してしまった。

「チッ、小僧、人を馬鹿にしやがって・・・」いきなり私の頬に酔客のビンタが飛び、
それで気が収まったのか、客は渋々と外へ出て行った。
「兄ちゃん、何でこんなことしたのよ。金が欲しかったのかい?」
女は急に優しい声を出していった。

私は、ポン引きして金を貯めて、女を買って筆下ろししたかったことを正直に話した。
すると、女はひとしきり大笑いして、
「ま、兄ちゃん、いいから中に入んなさいよ」
私は恐る恐るといった感じで中に入った。部屋の中には、夜具が一つ置いてあるだけで
生活の匂いはなく、流しの傍に出前の丼が一つ置いてあるだけだった。

「お兄ちゃん、童貞だったら女のカラダみた事ないんだろぅ。
 見せてあげようか、これも何かの縁だからね。
 あたしにもあんたぐらいの弟が居たんだよ。あんたを他人のようには思えないわ」
女は妙に饒舌になりながら私の前に立ち上がると、
するすると寝間着の帯を解き前を肌蹴たのだ。

「お、お姐さん!」私は一声呻くと、
たちまち露になった裸身に見入ってしまった。口もきけぬほどに興奮し、
カラダがブルブルと震えてき、股間のモノは痛いほどに勃起してきた。
きちんと正座して両膝に手を置き、見入る私の姿は、何とも滑稽だった事だろう。
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  1. 年上の女
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或る娼婦の思い出。其の二

◇初めて見る女陰◇
或る娼婦の思い出04
菱形の小窓からチラッと見たところでは30代半ばといった感じの女だった。
そして、ドアを開くと、女が半身を覗かせた。
寝間着の胸元を開け、豊満な乳房がだらしなく覗いていて、
いきなり私の目に飛び込んできた。
ゴクッ!私は恥ずかしい位はっきりと喉をならしていた。

「兄ちゃん、答えられないのかい?誰に教わったか知らないけど、馬鹿な真似は止めとき、
 スマキにされて荒川にでも放り投げられたってあたしゃ知らないよ、見れば学生じゃないか」
女は、思いの外、優しい目をしていた。

「お客さん、この子が何言ったか知らないけど、
 あたしゃ、そういう女じゃないんですよ。帰ってくださいな」
そう言って、部屋に入ろうとするお客を押し戻してしまった。

「チッ、小僧、人を馬鹿にしやがって・・・」いきなり私の頬に酔客のビンタが飛び、
それで気が収まったのか、客は渋々と外へ出て行った。
「兄ちゃん、何でこんなことしたのよ。金が欲しかったのかい?」
女は急に優しい声を出していった。

私は、ポン引きして金を貯めて、女を買って筆下ろししたかったことを正直に話した。
すると、女はひとしきり大笑いして、
「ま、兄ちゃん、いいから中に入んなさいよ」
私は恐る恐るといった感じで中に入った。部屋の中には、夜具が一つ置いてあるだけで
生活の匂いはなく、流しの傍に出前の丼が一つ置いてあるだけだった。

「お兄ちゃん、童貞だったら女のカラダみた事ないんだろぅ。
 見せてあげようか、これも何かの縁だからね。
 あたしにもあんたぐらいの弟が居たんだよ。あんたを他人のようには思えないわ」
女は妙に饒舌になりながら私の前に立ち上がると、
するすると寝間着の帯を解き前を肌蹴たのだ。

「お、お姐さん!」私は一声呻くと、
たちまち露になった裸身に見入ってしまった。口もきけぬほどに興奮し、
カラダがブルブルと震えてき、股間のモノは痛いほどに勃起してきた。
きちんと正座して両膝に手を置き、見入る私の姿は、何とも滑稽だった事だろう。

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或る娼婦の思い出。其の三

◇ポン引きのアルバイト◇
或る娼婦の思い出07
女は清江さんと言って16歳で吉原に売られ、売春防止法施行までは吉原で働いていた。
私が会った時が36歳だったから、売防法以後、トルコ風呂街(今のソープランド)として
生まれ変わった吉原では年がいきすぎていて生き残れなかったと言う事だった。

売防法で自由の身になったものの、働き口も無く、ニコヨンの下働きなどしていたが、
結局は池袋に流れ、街娼を遣っているところをK組の幹部に声を掛けられ、
結局は売春アパートで暮らす事に成ったのだと言っていた。

そんな清江さんだが、赤線の中では由緒ある吉原に居た事が自慢だった。
「このアパートには6人の女がいるけどさ、床上手なのはあたしが一番さ」
その後、私は清江さんの所に屡出入するようになり、自慢げに何度も同じ言葉を聞かされた。

他の女たちとも口を利くようになり、私はいつしかその売春アパートのマスコット的な
存在になっていた。そのうち、清江さんがK組に話を通してくれ、
私は清江さんに限ってポン引きする権利も得た。

何時までも学生服のポン引きじゃ、お上の目に止まったらまずい事に成ると言って、
K組の幹部の川西さんと言う人が、私に背広をあつらえてくれた。
もちろん家に着て帰るわけにもいかないので、私は学校を終え、
池袋で途中下車すると真っ直ぐ清江さんの部屋へ行き、背広に着替えて街に立った。

「お兄さん、いい子がいるんですけどね、年はちょっといってるんですが、
 これがまた床上手。咥えて引っ張って離さないっていう極上のお道具を持ってるんですよ」
なんて滑らかな口調で客をそそり、何人もの男を清江さんの元に送り込んだ。

今にして思えば、清江さんは童貞の私に筆下ろしをしてくれた人だ。
女が初体験の男を忘れられないように、私の清江さんに対する感情は、どこか似ていた。
清江さんが客を取っている間、居た堪れない気持ちで、ドラムと言うジャズ喫茶に行き、
ロックンロールのリズムに身を任せて、気を紛らわせていた。
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或る娼婦の思い出。其の三

◇ポン引きのアルバイト◇
或る娼婦の思い出07
女は清江さんと言って16歳で吉原に売られ、売春防止法施行までは吉原で働いていた。
私が会った時が36歳だったから、売防法以後、トルコ風呂街(今のソープランド)として
生まれ変わった吉原では年がいきすぎていて生き残れなかったと言う事だった。

売防法で自由の身になったものの、働き口も無く、ニコヨンの下働きなどしていたが、
結局は池袋に流れ、街娼を遣っているところをK組の幹部に声を掛けられ、
結局は売春アパートで暮らす事に成ったのだと言っていた。

そんな清江さんだが、赤線の中では由緒ある吉原に居た事が自慢だった。
「このアパートには6人の女がいるけどさ、床上手なのはあたしが一番さ」
その後、私は清江さんの所に屡出入するようになり、自慢げに何度も同じ言葉を聞かされた。

他の女たちとも口を利くようになり、私はいつしかその売春アパートのマスコット的な
存在になっていた。そのうち、清江さんがK組に話を通してくれ、
私は清江さんに限ってポン引きする権利も得た。

何時までも学生服のポン引きじゃ、お上の目に止まったらまずい事に成ると言って、
K組の幹部の川西さんと言う人が、私に背広をあつらえてくれた。
もちろん家に着て帰るわけにもいかないので、私は学校を終え、
池袋で途中下車すると真っ直ぐ清江さんの部屋へ行き、背広に着替えて街に立った。

「お兄さん、いい子がいるんですけどね、年はちょっといってるんですが、
 これがまた床上手。咥えて引っ張って離さないっていう極上のお道具を持ってるんですよ」
なんて滑らかな口調で客をそそり、何人もの男を清江さんの元に送り込んだ。

今にして思えば、清江さんは童貞の私に筆下ろしをしてくれた人だ。
女が初体験の男を忘れられないように、私の清江さんに対する感情は、どこか似ていた。
清江さんが客を取っている間、居た堪れない気持ちで、ドラムと言うジャズ喫茶に行き、
ロックンロールのリズムに身を任せて、気を紛らわせていた。

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或る娼婦の思い出。其の四

◇娼婦の死に様◇
或る娼婦の思い出09
そうこうしているうちに静江さんの部屋へ出入するようになって一年が過ぎようとしていた。
清江さんが気に成る咳をしはじめたのはそんな頃だった。
私は大学に行く気はなかったから、大きな岐路に立たされていた。
(このままポン引きを続けるか、それとも就職試験を受けるか)
と言う人生の問題にぶっかった訳だ。

「ねえ、清江さん、僕はどうしたらいいんだろう・・・」
清江さんに相談を持ちかけると、清江さんは、
「いや、就職したら慎ちゃん、あたしのところに来なくなっちゃうわ・・・
 ね、一生、あたしが食べさせてあげる、一生懸命客を取るから・・・」
と清江さんは言った。

私はそんな清江さんがなんか年下の女の様な気がして愛しかった。
「わかった・・・僕は就職なんてしない、清江さん専属のポン引きを続けるよ」
私は、本気でそういった。清江さんの至れりつくせりの性技で快楽の限りを味わう
甘美な一時を捨て難かったからだった。

「嬉しい・・・ね、慎ちゃん、うんと稼がなくっちゃ、ね、
 慎ちゃんが棲むアパートも近くに借りましょうね・・・泊り客がある時困るもの・・・」
清江さんは無邪気にはしゃいで言った。

そんな清江さんが肺結核だと分かったのは、高熱で倒れ、
一週間寝込んで病院に行ったからだ。
「少なくとも半年は入院しなくては・・・」
と医師から言われた清江さんの代わりに、私はK組の川西さんのところへ行った。

「ちっ、これっぽっちか・・・」
川西さんは、清江さんが病を押して稼いだ上納金を数えると舌打ちした。
「なに、肺病患ったって!何をしてんだあいつ・・・」
川西さんは私が病名を告げると、露骨に嫌な顔をした。

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或る娼婦の思い出。其の四

◇娼婦の死に様◇
或る娼婦の思い出09
そうこうしているうちに静江さんの部屋へ出入するようになって一年が過ぎようとしていた。
清江さんが気に成る咳をしはじめたのはそんな頃だった。
私は大学に行く気はなかったから、大きな岐路に立たされていた。
(このままポン引きを続けるか、それとも就職試験を受けるか)
と言う人生の問題にぶっかった訳だ。

「ねえ、清江さん、僕はどうしたらいいんだろう・・・」
清江さんに相談を持ちかけると、清江さんは、
「いや、就職したら慎ちゃん、あたしのところに来なくなっちゃうわ・・・
 ね、一生、あたしが食べさせてあげる、一生懸命客を取るから・・・」
と清江さんは言った。

私はそんな清江さんがなんか年下の女の様な気がして愛しかった。
「わかった・・・僕は就職なんてしない、清江さん専属のポン引きを続けるよ」
私は、本気でそういった。清江さんの至れりつくせりの性技で快楽の限りを味わう
甘美な一時を捨て難かったからだった。

「嬉しい・・・ね、慎ちゃん、うんと稼がなくっちゃ、ね、
 慎ちゃんが棲むアパートも近くに借りましょうね・・・泊り客がある時困るもの・・・」
清江さんは無邪気にはしゃいで言った。

そんな清江さんが肺結核だと分かったのは、高熱で倒れ、
一週間寝込んで病院に行ったからだ。
「少なくとも半年は入院しなくては・・・」
と医師から言われた清江さんの代わりに、私はK組の川西さんのところへ行った。

「ちっ、これっぽっちか・・・」
川西さんは、清江さんが病を押して稼いだ上納金を数えると舌打ちした。
「なに、肺病患ったって!何をしてんだあいつ・・・」
川西さんは私が病名を告げると、露骨に嫌な顔をした。
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後藤の家に米を借りに行く母。其の一

後藤の家に・・・01
婿養子の父が、単身赴任先で女を孕ませたことで、
激怒した祖父は、母や祖母の意向にはお構いなく、両親を離婚させてしまった。
ところが、その直後に祖父は脳溢血で他界してしまったのだ。
祖父が急逝したときに母が三十四歳、祖母が五十二歳だった。

祖父の言いなりに生きて来た祖母と一人娘で甘やかされて育った母に
生活力はなく、終戦後間もない時で、今の様に慰謝料とか養育費など
父から取れるあても無く、現金収入の途絶えた我が家は途方に呉れた。

十一歳の私と十三歳の姉の二人の子供を、世間知らずの女二人で
育てるのは大変だったと思う。

父と祖父と言う男手が無くなった我が家は田植えも出来ず、
米が足りなくなると、しばしば近所から借りていたが、
前に借りた分を返せないと、次は借りにくくなる。

夏休みに入ってすぐの夏祭りの前日、母から突然、
「隣村の後藤の叔父さんの家に米を借りに行くからついてきな」と言われた。

後藤剛三は祖父の末弟で後藤家に養子に入ってから、
持ち前の才覚で農業の傍ら土木建築や内緒の金貸しなども手掛けて、
元々資産家であった後藤家を更に大きくしていた。
しかしアクの強さや貸金の取立ての厳しさ、女癖の悪さなどが相俟って
評判は芳しくなかった。

後藤のことを母が「叔父さん」と呼ぶので、私達も「後藤の叔父さん」と呼んでいた。

後藤の家までの距離は子供心には相当遠かった様に思うが、
子供の足と着物姿の母がブラブラ歩いて、朝出かけて昼前に付いたから、
今ならたいした距離でもないのかも知れない。
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後藤の家に米を借りに行く母。其のニ 

後藤の家に・・・04
三升ほどの米を受け取って、私が肩に担いで家路についた。
母の後ろから歩きながら、一重の薄い着物の中で左右に揺れる
豊かな尻を眺めていると、先程のシーンが思い出されて、
チンポが硬くなって歩きにくかった。

突然母が腰をモジモジさせて、
「あー流れ出て来た、気持ち悪いなー」
と独り言を言いながら立ち止まったかと思うと、
道の下の川の方へ降りていった。

畦道で下駄を脱いで川の中に入り、着物を腰の上まで捲くりあげて、
尻を丸出しにすると、尻が川の水に浸かるほど屈んで、
川の水で股間を洗い始めた。

「俊ちゃん、着物の端を持っててよ」
と言うので後ろからたくし上げた着物を押さえてやると、
「アー冷たくて気持ちがいいなぁ」
と言いながら、股間をジャブジャブと洗っている。
その洗い方も中のモノを掻き出すように、
陰毛の間に指を突っ込んで丁寧に洗っていた。

時々、風呂に一緒に入るので母の下半身を見ても驚かないが、
指を濃い茂みの中に入れて、何時までもかき回している様は
何となく悩ましい姿だった。

顔を前方に回して股を覗きこむと、
指は完全にオマンコの中に差し込まれていた。
覗き込んでいる私と目が会うと、笑いながら、
「俊のスケベぇ」と言って、私の顔に水をかけた。

洗い終わると、「俊の手拭貸してよ」と言う。
腰にぶら下げた私の手拭を渡すと、
露の垂れる陰毛から内股まで丁寧に拭いて、
濡れ手拭をそのまま私に返した。
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後藤の家に米を借りに行く母。其の三

後藤の家に・・・07
叔父が肩で息をしながらゴロリと仰向けに成ると、
母は叔父のチンポを手拭で丁寧に拭っていた。
そのチンポは私のチンポの倍ほどの大きさだった。

帰りの道で、先日母がオマンコを洗った場所に来たので、
「母ちゃん、今日は洗わないのけ」と言うと、
エッと言う感じで立ち止まって、
「何を言ってるの、俊のスケベッ」
と、言った後で、少し考えて、
「そうだなぁ、洗って行こうかな」
と言って持っていた米を岸に置くと、川にジャブジャブと入って行った。

簡単服(ワンピース)をたくし上げて尻を剥き出しにすると、
腰を落とし、「あー冷たくて気持ちがいいなぁ」と言いながら、
「俊ちゃん、服を持ってよ」と言うので、
前に回って服が乳が見えるほど思い切って持ち上げた。

母は両手が使えるようになったのでゆっくりと気持ち良さそうに
股間を洗い始めた。濃い陰毛を掻き分けて、
指を突っ込んで念入りに何時までも洗い続けている。

其れを見ていて私は考えた。
始めの内は母が好きでしていると思っていましたが、
むしろ私達にひもじい思いをさせない為仕方なく叔父に身を任せて
居るのだろう。早く自分が働いて、少なくとも米を貰う代償に母の
身体を売るような事は辞めさせなければ成らない。

其れが男としての私の務めだし、母に再婚を勧めて
母が居なくなる何て事は考えたくなかったし、
母が他の男に抱かれる事も何としても
辞めさせなけれ成らないとを決意を固めた。
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後藤の家に米を借りに行く母。其の四

後藤の家に・・・10
その動きが激しすぎて、ペニスが抜けてしまい。
途端に、白濁した淫液がドロドロ、ダラダラと溢れ出てきて、
洗い場のタイルを汚した。私は死にたくなるほど興奮し、
母を四つん這いにして、再びバックから激しく突き上げた。

「あぁ、いい・・・」
母は、とうとう快感を訴え、豊満な尻を突き出し、私を深々と迎え入れた。
抜き挿しするたび、そそり立った肉茎にドロドロの肉ヒダが絡みつき、
微妙に締め付けて来た。

『母ちゃん・・・オマンコが、オマンコが~』
私は喘ぎ、呻き、射精の予感に駆られて、ラストスパート!
「いい・・・」
其の声を聞いた途端、私は猛烈に弾け、
母の深部に三度目の精を放っていた。

行為のあと、母は私の全身をセッケンの泡まみれにさせ、
丹念に洗って呉れた。特にチンポと睾丸は優しく丁寧に、
心を込めて・・・すると、なんと言う事なのか、
股間のモノがまたしても、ピーンとそそり立ってしまった。

「困った子ねぇ」
母は真っ赤な顔をして俯き、私に背を向けて、自分の陰部を洗いはじめた。

『母ちゃん・・・今度は俺が、洗ってあげるよ』
「イヤよぅ・・・」
『なぜぇ?』
「だって、恥ずかしいんだもん・・・」
母は少女の様にはにかみ、タオルを股間に当てて控えめに手を動かした。

その姿にそそられ、私は後ろから抱き付き、オッパイを鷲掴みにして、
荒々しく揉んで遣った。
「俊ちゃん、やめなさい・・・さっき、一杯したばかりでしょう。
 ダメよぅ・・・ダメ、ダメ、ダメ~」
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買い出しに来た都会の女。其の一

◇米どころ河内平野◇
買出しに来た都会の女01
あまり性能の良く無いラジオに耳を寄せて、
阪急対金星の職業野球を懸命に聞いていました。
まだプロ野球という呼称が浸透せず、
職業野球と戦前のままの言葉を使う人が多かった、
終戦後間もない頃の事です。

天保投手の快刀乱魔に、金星の坪内も長持も、キリキリ舞いさせられています。
でも最終回、失策と死球で二死二走者が出塁しました。
「或いは・・・?」と胸おどらせますが、そんな時に限って雑音が激しくなります。
「この安物ラジオが」と恨みがこみ上げ、其の度に父の言っていた、
「これはメーカーもんや・・・」と言う馬鹿の一つ覚えに腹が立ちます。
都会からの買出し人が持ち込んだFF電機のラジオだったのです。

河内平野に住んでいる我が家族は、中規模の農業を営んでいました。
終戦後一気に増えた買出し部隊ですが。
・・・其の頃には、金銭であがなう人よりも、物々交換が多かったものです。
新円切換えが、その傾向を更に激しくしていました。

雑音でイライラしている時に、中庭で来訪者の声がします。
女の声で「ごめん下さい」を繰り返しています。
・・・また買出人かな。しかし美しい女の声だ。
何か珍しい物だったら、親に内緒で私物にしてやろう、応対に出ました。

声相応の魅力のある中年婦人が立っていました。
中学4年生(旧制)の私から見れば、中年小母さんの感じでしたが、
三十路にやっと差し掛かった物静かな美人だったので・・・
思わず胸をドキドキさせていました。

「何かご用ですか・・・」
あがっているので、声がつい怒ったような調子になります。
「お留守かと思いましたが、ラジオが聞えてましたので・・・、
 つい、ひつこく、何回も声掛けまして・・・誠に申し訳ございません」

丁寧な挨拶は、純情?中学生には、チョツト苦手です。
でも美しい人だ。友人の母親や姉達の中にも、こんな美人はいない。
取引きしないうちから、気後れしていました。
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買い出しに来た都会の女。其の二

◇騙された買出し◇
買出しに来た都会の女04
当時童貞で、お医者さんごっこに毛の生えた程度の幼い経験しかありませんでした。
その僅かな経験と、カストリ雑誌で見知った数少ない知識が甦って、
打ち消しても否定しても、奥様のオメコ姿が浮かんできます。

汗ばんで上気しているのはあの所為だ。
化粧直しされたのは、オメコで崩れたからなんだ。
どんな顔で「イク、イク」されたのか・・・いや絶対にイクイクされてない、田吾作相手に
穴貸すだけのオメコだったに違いない。一回だけ我慢されて射精を受けられたのだ。
そんな妄想のうちに電車が到着しました。

それにしても、今日は買出し客が少ない、奥様以外三人ほどがいるだけです。
車内に入っても同様で、やはり数人の買出し人だけです。
それにしても全員が素人臭く、プロらしき人は皆無でした。その玄人不在を見て、
「こりゃヤバイぞ。ひょつとすると、検問張ってるぞ」と、ピーンと来ました。

張っているとすると次のH駅です。急行停車駅が検問の常習駅なのです。
そんな思いが混ざっているうちに、H駅のホームへ着きました。

停車しないうちに車内の数名が色めきたちました。ホームに警察官の姿を見たからです。
そしてホームの端々に、手伝いらしい村の男が立っています。
当時、駐在さんが独自で行う検問の時は、村人が手伝う事が時々ありました。

反対側のホームにも張り番が立っています。飛び降りて逃げられない様にして居るのです。
奥様も気付かれかして蒼白になっています。でもさすが女性、いざとなったら度胸が
坐っています。男達のようにアタフタ慌てません。持っている米包みを私に渡し、
「しばらく、貴方の荷物という事にして下さい」
と手短に言い、後は能面の表情に成って正面を向いています。
私の制服制帽に賭けたのです。学生ならお目こぼしが有るのでは無いかと思ったのでしょう。

赤ら顔の駐在が乗って来ました。隣村の駐在ですので顔は見識っていません。
次々に米袋を見付けては摘発し、従っている助手役の村人に指示して、
その持主と共に下車を命じています。

私の前に来ました。一瞬身を硬くしますが、警官は通り過ぎて呉れました。
ヤレヤレと胸を撫で下ろしたのも束の間、後ろに従っていた男に発見されました。
「ここにも有ります」と、手柄顔に報告します。
見れば隣村でも評判の狡い男、安蔵なのです。彼は私を見識ってはいませんが、
私は彼の煮しめたような顔を、その悪名と共に知っていました。
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買い出しに来た都会の女。其の三

◇飢えた検挙者たち◇
買出しに来た都会の女07
草叢を利用して改札口の方へ接近しました。改札を出た所に机を一つ置いて、
検挙者の名前住所を申告させているのが見えます。
そして荷物は少し離れた消防ポンプ小屋に、一時保管されてるようで、
番人は少し離れた雑貨屋の店先にいます。

二名ばかり床机に坐って雑談しています。粗末な土瓶が置いてありますが、
まさかアレが酒ではと勘ぐって、また腹が立ってきます。
番人からは少し距離が離れているのですが、見通しがいいので、
正面からはまず無理です。・・・では裏からは如何か?

私だけが裏へ廻り、少し難しい所を接近して斥候しますが、小窓は上部に一つだけ、
それも細長いもので、到底人間が潜れる幅ではありません。
引き返してその旨報告すると、奥様は落胆の嘆息を洩らしています。

しからば正面から行く以外に道はない。でもあの番人が邪魔だ。
しかし電車が到着すると、買出し人に網を張る為。番人等も狩り出されるかもしれない。
総動員されて駅の方へ行けば、一時でも無人になる。その際にやってやれ、
と希望を持って待っていると、暫くして30分に一本の電車が到着しました。

また、飢えた貧しい人だけが検挙の憂き目にあうのか・・・
しかし今はそんな感傷に浸っていられません。もしこちらの思う壺なら、
直ぐにでも駆け込まなければと身構えますが、番人はそこを動きません。

彼等は見張り番専用だったのです。
声高に雑談していて、必ずしもポンプ小屋ばかりを凝視していませんが、
それでも怪しい者が近寄ればスグサマにわかります。

電車が出発し、また10名程が検挙され、安蔵達が米袋をポンプ小屋へ運んでいます。
まるで戦利品を扱うような勝ち誇った表情で行動しています。
奥様の方をチラッと見ると、憎悪に燃える瞳を潤ませてじっと睨みつけていました。

水戸黄門の時代劇なら、色っぽい奥様が三味線片手に番人に近寄り、
色気を振りまいて酒に眠り薬を混ぜるという筋書きになるんでしょうが、
現実には到底無理です。でも、色気を使えば、何とか成るかも知れない。
その時ふと、田舎道で我々青少年の目を釘付けにする、ある現象を思い出しました。
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買い出しに来た都会の女。其の四

◇奥さんのお尻◇
買出しに来た都会の女10
いよいよ決行・・・。
私が先発して消防小屋の横に潜んだら歩き始めてくれ、そして終わったら、
そのまま一キロ程歩いて「十二社」(とにやしろ)という鎮守さんの森に着いたら、
その入口で待っていてくれと打ち合わせます。

私は川沿いに行くから、少々遅くなるけど、心配しないでねと念を押し、
頷き合いましたが、自然に握手してしまいました。大事を決行する同志の気分です。

草叢伝いに小屋のそばまで忍び寄り、身を潜めると手を上げて合図します。
奥様は俯き加減で静かに歩き出しました。打ち合せした通り男の気を惹く歩き方・・・
それも美人なだけに絵になってます。

私の前を通る時、チラッと視線を呉れました。やがて彼等の前を通過します。
退屈な張り番に参っていた二人、わけも無く美人を目で追います。
二言三言、二人で何か話し合っていますが、視線は彼女に釘付けです。
今飛び込んでも成功しそうですが、満を持して待ちます。

松の所へ来ました。立ち止り、細かく足踏みを始めました。腰をねじりながら足踏みし、
尿意が限界の芝居ですが、なかなか堂に入ったもので、迫力充分です。
彼等の一人が立ち上がって、覗き込むように身を乗り出します。
固唾を呑んでいるのが丸判りです。

「今だ!」
さっと小屋の中へ滑り込みました。色々の米袋が、50個ほど置いてあります。
咄嗟の事で、どれが奥様の米袋か見分けがつきません。
でも三升ほどの包みで、余り大きくなかった記憶があったので、
小さめの奴を探しますが、似たり寄ったりで区別がつきません。

下積みになっているのか・・・。でもグズグズしてはいられない。比較的小さく見えるのを
小脇に抱えると、また滑るように小屋の外へ身を翻して草叢へ飛び込みます。
その時チラッと視線を松の根元にやると、屈んでいる奥様の白い尻が目に映りました。

小屋の裏へ廻り、小川伝いに進みました。草だけじゃなしに、葦や笹や、
思いがけず薔薇にさえ遭遇しました。掻き分け踏み分け進みます。
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買い出しに来た都会の女。其の五

◇デカパンの中味◇
買出しに来た都会の女13
前述したように当時の私はまだ童貞でした。
経験と言っても、お医者さんごっこに毛が生えた程度の、
従姉妹たちの内での性器の押し付け合いでしたから、パイパン乃至は薄毛専門でした。
大人の赤貝はまったく見た事なかったのです。

そりゃ、陰毛は見た事があります。母や姉の入浴姿をチラッと見てますし、
また野良の立ちション農婦も見てましたが、
直近でパックリ開いた生モノ見るのは、その時が初めてでした。

「見たくないの、これ?」
半ば乾いた声で念を押してきます。
「僕、見たいです。・・・でも、本当の気がしないのです、
 女の人の見られるなんて、そんな嬉しい事・・・」
「私だって初めてよ」
「えっ・・・」
「嫌々見せたり、仕方なく見せたりは有っても・・・自分から見せたい、
 見て欲しいと思ったのは、今日が初めてよ。
 私の真心が篭ってると思って・・・ねぇ、お願い、お尻だけじゃなしに、
 アソコも見てえ・・・。先刻、あんな嫌な男二人に見られたと思うと、
 肌が穢れたようで・・・物凄く気持ち悪いの。
 貴方の清い眼で眺めて、綺麗にして頂戴。
 私だって見られたいの、アソコもここも・・・初めてよ・・・アッ、見てえ・・・」

最後は喘いでいるようでした。どう理解していいのか思い迷いますが、
嬉しい事は確かで、もう私のペニスもピンピンになってました。

「このお宮さんの奥・・・大丈夫?」
「お祭りの時しか人が来ないから、大丈夫と思います。
 それに誰か来てもすぐ判るから・・・」
「神主さんは?」

普段は無住で、兼任の神主さんが時々見回りに来る位だと告げると、
安心したように私の手をとって、奥へ入って行きました。

十二社とは、其の名の通り、小さな祠が沢山あります。
十二には欠けますが、それでも十程が点在しています。其の中で見通しの利く、
それでいて隠れ易い手頃な祠の裏へ廻りました。
背を屈めば全身が隠れ、首を伸ばせば境内が見通せます。
そして周囲が程よい植込みですので、気分が落ち着きます。
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買い出しに来た都会の女。其の六

◇快感の結合部◇
買出しに来た都会の女16
射精しても完全に萎えないチンポは、奥様の手の弄りで、すぐピンピンに回復しました。
今はもう拭くのを止めて直接手で握っています。
「こんなに硬くなってぇ、いま出したところなのに・・・元気ね。ズボン汚すの無理ないわ」

奥様は自問自答の呟きで、憑かれた様に擦り出します。
自分でマスを掻くより、数倍気持良い擦り・・・直ぐまた、出そうになります。
「アノ・・・、アノ・・・」
「どうしたの?」
(すぐまた射精しそう)と告げるのが、何故か恥ずかしく言い淀みます。

「どうしたの。何でも言ってえ」
「アノ・・・見たい。僕もっと見たい・・・」
思わず他の事を言ってしまいました。
「あらゴメン。私だけ見物してえ。見せるはずが、見る方になってしまって」

スカートを捲り上げて割れ目を拡げてくれますが、今度は臍が見えるほど引き上げ、
開脚具合も、M文字一杯に示してくれます。
「見てね、沢山見てね、今度は見せ合いになったわ」
右手で竿を擦りながら、左手で玉袋を撫で上げて呉れます。

「いつも、こうしてマス掻いているの?」
「はあ、時々です。三回ばかり・・・」
「週に三回って、案外少ないのね」
「いいえ、日に三回ほど・・・」
「まあ日に三回も・・・助平ねぇ。ねぇ、ねぇ、どのようにして掻くの私に見せて頂戴・・・
 自分でやって見せてぇ・・・」

望まれるまま、仕方なくと言うより、無性に見られたくなり、
奥様の手からチンポをとると、何時もの仕方で千擦りを始めました。
自分で擦るのですから、ツボを外して手抜きをし、時間長く楽しもうと試みましたが、
若マラのチンポを見る奥様のギラギラ目に誘われ、つい本気擦りに成ってしまいます。

怖いほど睨み据える奥様。瞬き一つすらしません。嘆息を洩らし、
時々泣きそうな表情になり、ついには堪らぬとばかりに、自分でサネ擦りを始めました。

勿論、女のオナニー見るのは初めての私です。呆気に取られました。
奥様は左手で大きくサネを剥き出し、右手でそれを擦っています。指をピーンと
伸ばして反り返らせ、二本指の間に尖りを挟むようにして、横揺らしをしています。 
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買い出しに来た都会の女。其の七

◇アンモニア臭◇
買出しに来た都会の女19
「エエわ。ウチ、何でこんなに気持エエんやろ。
 やっぱり若いチンポで突かれる方が、ずっとエエ気持や」
もう大阪弁丸出しの悦がり声です。時々頬を伝わった汗が、
ポタポタ私の体に降りかかります。快くそのに汗を浴びながら、
私も精一杯腰を持ち上げて、幼い動きで応じます。

やがて一際オクターブの上がった悦がり声で、
「アッエエ、ウチ、エエわ。アッアッどないしよう。ウチ、イクわ・・・。
 アッ気持エエ。オメコ気持エエ、アッアッもう、もうイッグッわ・・・ッ」
ガバッと身をふせて私に抱きつくと、極端に硬化した体をピクピク痙攣させます。
そして時々不規則に、咽喉の奥から絞り出すような唸りを発して至福に漂っていました。

そのまま何分過ぎたでしょうか。風の冷たさを感じた頃、奥様は、
「よかったわァ」と照れながら、やっと硬直を解いてくれました。
例の木綿手拭いで、二人の性器を丁寧に拭き、
「ありがとう、嬉しいわ。でも私恥ずかしい、私から欲しいなんて言った事ないのに。
 こんなにはしたない事・・・初めてよ。
 坊ちゃん、私の事助平な女やと思ってはるやろねぇ」

腫れぼったい瞳をして、伏目勝ちに言いますが、語尾が気だるそうになるのが、
妙に魅力的でした。やがて快い疲れを引きずって次の駅まで歩きました。

そこからならもう大丈夫。あとは終点の一つ手前で下車すると安全だと教えているうちに、
各停が到着しました。慌しく別れを言おうとすると、
「私一人で心細いの。また警察がいてるかもしれない」
宥めてる間が無いので飛び乗りました。

そして次の駅へ着くまで説得しようと思っているのに、
彼女は私が同行するものと思って、無邪気に喜んでいます。
瞳を輝かして、まるで少女のような喜びようです。
結局そのまま送る羽目になりました。お陰で結構楽しい時を過ごしました。
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買い出しに来た都会の女。其の八

◇氷が溶けるように◇
買出しに来た都会の女21
奥様が一度大きく遅れて来られた時が有ります。定刻過ぎても十二社に姿を見せません。
乗り遅れたのかと案じ、30分待ちますが、次の電車にも乗っていません。
心配して駅まで行き、改札の外で待っていると、奥様は其の次の電車でやって来ました。
私の顔を発見すると、ホッと安心の色を見せ泣き顔になります。

「ごめんね。子供が熱を出したの。医者が大丈夫と言うから、母に預けて飛んで来ました」
と弁解します。
この時初めて、家族の事を少し話してくれました。母一人子一人で、
ご主人は未復員兵で、どうやらシベリヤに抑留されてるらしいと言う話でした。

「もし、来られない時は、一週間後にもう一度待つ事」と約束します。
そんな取り決めをしましたが、奥様は住所を決して教えて呉れようとはしませんでした。
少し淋しかったですが、複雑な事情なんだろうと諦めました。

慌しくそんな打ち合わせをし、今日は直ぐ帰られると思っていたのに、
「イヤ、一回だけでもやってえ・・・」と、ねだってきます。
初めは僕の為に一発抜いて呉れるんだと思い、
「僕は我慢出来るから、今日は早く帰ってあげなさい」
と、ませた事を言って、米包みを渡すと。

「ウチ、また一週間も辛抱するやなんて・・・そんな事ようせん。
 一回やってくれなきゃ帰られへん。すぐイカすから、お願い、チョットだけでも入れてぇ」
俗語連発して迫ってきます。この時は本当に驚きました。
女も助平だとは理解しかけてましたが、男のように・・・それ以上に積極的に
欲求するなんて、思いもしない事でした。

・・・と言っても、十二社まで往復する時間が惜しいです。
早く済まして少しでも早く返してあげないといけないと言う思いでした。

仕方ないから、強引に駅の便所でやる事に決めました。
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アヤメ草

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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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