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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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夕暮れの作業小屋で。其の一

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昭和四十四年十月の事である。
私は結婚していて、長男が八月に生まれたばかりで、まだ禁欲中だった。
女房は産後の日が浅く野良仕事が無理なので、
私一人で家里離れた山の田圃で稲刈りに精を出していた。
気が付いて見ると辺りは薄暗くなってきて、帰ろうと思って道路に駆け上がった。

すると後方から、「おーい、おーい」と呼ぶ声がする。
近寄って来る人は本家の松子姉さんであった。
松子姉さんは、私が小学6年生の時(昭和三十年)
本家の従兄弟に当たる幸吉兄さんの元に嫁いできた
兄さんより三歳年上の元看護婦のとっても綺麗な女性で、
今では二男一女の母親である。

当時私の母が良く歌っていた「月よりの使者」のモデルの様な女性で、
松子姉さんを見てからは、この歳に成っても、
「月よりの使者」は私のカラオケの持ち歌の一つになっている。

♪月よりの使者。歌が聴けます。

「要さん、一緒に帰ろう」
「ああ帰りましょう。暗くなって寒くなってきたから」
と体を寄せ合って歩いた。身近に姉さんの体臭を感じて思わず欲情してしまった。
肩を引き寄せ抱き締め口唇を重ねようとすると、両手で拒まれた。

それでも尚抱き寄せ強引に口唇を重ねると、
姉さんも体の力を抜いて私の首に両手を巻いて体を預けてきた。

こうした家里から離れた所の田圃には作業小屋が所々にある。
私は姉さんを抱き上げて小屋の中に入った。
筵の上で抱き合ったまま倒れ込んだ。

松子姉さんが本家に嫁に来た時は、映画スターの様に綺麗な人だなぁと、
憧れの眼差しで見ていた女性が今私の胸に抱かれている、
と思うと感激もひとしおであった。
震える手でモンペの紐を緩めて股間に指を進めると、
当時の農家の女性の常で腰巻の下は何も付けていなかった。
ジャリッとした手触りの恥毛はすでに濡れていた。
指でくじると、姉さんは鼻息を荒くして、
「ウゥッ、ウン、ウンッ」と頭を振って悶え始めた。

そして、「要さん、要さん」とうわ言の様に私の名前を呼び続けていた。
私はモンペから姉さんの足を抜き取り、太腿を抱えてマラを秘穴にあてて挿入すると、
姉さんは一声大きく、「アッ、アァー」と叫んで強く抱き付いて来た。

こうして憧れ続けていた松子姉さんと結ばれた喜びで、私は早々と気をやってしまった。

二人で、身繕いをして小屋を出て、家が近付き別れる所まで来た。
「要さん、二人だけの秘密にしょうネ。近い内に、またしてネ。
 私、要さんの事、忘れられなくなりそうだワ」
と言って抱き着いて来た。この時、私は二十六歳。姉さんは四十二歳だった。
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夕暮れの作業小屋で。其の二

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こうして、二人はお風呂場で二時間くらい過ごした。

「さあ、姉さん、出ようか」
「要さん、先に出て居間で寛いでて」
私は、居間のソファーに腰掛け汗を拭って居ると、
「ネェ、要さん、お酒飲むでしょう、水割りでいい」
と言って、ウイスキーの水割りを用意してきた。

姉さんを抱き寄せ口移しに水割りを流し込んでやった。
姉さんは喘ぎ悶えて腰を押し付けてくる。

「どうでしょ。ものは相談ですが、
 姉さんが男欲しさに一人でオナニーして居るところを、
 見せてくれませんか。この明るい部屋の中で、
 浴衣の裾を肌蹴て、オマンコ弄りしている姿を見たいんです」
「ええ、そんな恥ずかしい事を、しろと言うの・・・」
「もうお風呂場で見せ合った間ではないですか、
 姉さんの全てをさらけ出してくだい。今夜は其の為に私を呼んだのでしょう」
姉さんは覚悟を決めるように、グラスの水割りを一気に飲み干した。

「さあ、やっと決心が付いたようですね」
私は浴衣の裾に手を掛けますと、姉さんは其の手を払いのけて、立ち上がり
次の間に誘ってくれた、其処は夫婦の寝室であった。

田舎には不似合いなセミダブルのゆったりしたベッドの脇に大きな化粧台が
有ってベッドでの行為が総て写るように成っている。
従兄弟の趣味なのだろうか、まるでラボホテルにでも入った感覚に成ってしまった。

姉さんは浴衣のままベッドの上に横座りになって、
オナニーをして見せてくれる積りの様だが、しかし幾ら待っても、
覚悟はしたものの、いざとなると身体がしびれたのか身動き出来ないでいる。
そこで、こちらから、ベッドに這い上がり
横座りのまま固く閉じている浴衣の裾に手をかけた。

侵入を阻止する固く締まった両膝を割ると手に肌の温もりを感じた。
手を入れると、なんとパンティを穿いているのだった。
其処が少し湿っぽく成っていた。姉さんの抵抗力は緩んで膝が広がった。
大股開きのはしたない格好になり、白いパンティが妙に艶かしく、
ストリップ劇場で踊り子がカンカン踊りを踊る時に
見せるスカートの奥に、ズロースを見た時の興奮に似ていた。
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夕暮れの作業小屋で。其の三

ブログ用 0134
何時の間にか眠っていたようだ。
雨戸の隙間から差し込んで来る朝の明るい陽光に目覚めて見ると、
抱き合って眠っていた筈の姉さんの姿が見当たらない。
私は尿意を催してトイレに立っていった。

トイレから出てみると台所の方で物音が聞こえた。
姉さんが長襦袢を羽織ってキッチン台に向かっていた。
私は足音を忍ばせて、姉さんの背後に近寄り、
乳房を抱き締めて首筋に唇を押し付けた。
「マァ、もう、起きたの、まだ寝ていれば良かったのに」と言いった。
「だって横に寝ている筈の松子が居ないんだもの。
ほら、こんなになっているよ、松子、チンポ握って見る?」
「いやよぅ」
「何でイヤなの?夕べはあんなに欲しがっていたのに」
「だって、明る過ぎるんだもの、恥ずかしいわ」
「誰かに見られる訳じゃなし、恥ずかしがる事ないよ」

私は姉さんの手を掴み、強引にマラを握らせてやった。
姉さんは恥らいながらも掌に力を込め、強く握りしめた。

「松子、どう?チンポ、硬く成ってるだろう?」
「うん、うん、凄く硬いわぁ」
姉さんはは息をはずませ、マラをしごき始めた。
「松子、またオマンコしたく成ったんじゃない?」
「そ、そんな・・・こんな所で・・・」

姉さんはは慌てて否定し、手を離した。私は笑みをかみ殺し、
膣に指を入れてみた。中はすでにベチョベチョに成っている。
「なんだよぅ、松子、凄く濡れてるじゃないかぁ」

「いや~ん」姉さんは声を昂ぶらせ、背中を向けた。
私は背後から迫り、ビーンと反り返った肉茎を挿入し、ゆっくりと蠢いた。

「朝から、こんな事、こんな事・・・」
姉さんはそう言いながらも、直ぐによがり始めた。
子宮はドロドロにとろけ、淫靡な蜜を湧き滴らせつづけている。
『松子、お汁の量、すごいねぇ』
「いや~ん」
『あっ、オマンコ、ヒクヒクしてきたよ』
「いや、いや、いや~」

姉さんは激しく身悶えたので、マラが抜けてしまった。
今度は姉さんを四つん這いにさせ、後ろから嵌めて、荒々しく抜き差しして遣った。
体の大きな姉さんは、尻を突き出し、ヨガリにヨガッていた。
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夕暮れの作業小屋で。其の四

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暫しのまどろみから目覚めた私が先に入浴を済ませて出て来ると、
松子は既に裸に成って、バスタオルで胸から下を覆って入り口で待っていた。
「今入ろうと思ってたところなのよ」
そう言って見上げる松子の姿に、私はゾクゾクッとするような色気を覚えて、
「折角だから、ここで一寸裸を見せてよ」
と、予ねての願望である明るい処で松子の全裸を見たい、と言う気持ちを口に出して、
タオルの上から、胸の膨らみへ触ろうとすると、松子は一瞬早く、
サッとバスタオルを胸から落として、私の前へ全裸の姿を曝け出してきた。

五十二歳に成った松子では有るが、胸の膨らみは十分あり、
腰のくびれ、尻の肉の張り、共に申し分なく、
十年前に作業小屋で抱いた時と殆ど変わらぬ体をしていた。
濃い目に密生した陰毛に被われた下腹には殆ど贅肉がなく、
まだ四十代前半と言っても通るほど若々しさで、
私は思わず擦り寄って、両手で乳房を撫でてその感触を楽しんだ。

「もう、そんなに慌てなくとも、今日は飽きるほど出来るじゃないの」
松子は口ではそう言いながら、乳首が揉み易い様に体を斜めにずらせ、片手で
私の首に抱き付いて、空いた片手は下の方へさげて半勃ちのマラを握って来た。
しなやかな指で撫でるように弄ばれて、
私のマラは浅ましいほどにビンビンに勃起して来た。

「まあ、こんなに元気に成って、今日は後何回出来るかしらね。
 ねえ、はやくオマンコに入れて味わいたいわ」
五十代に成った、松子は熟女独特の厚かましさが出てきて、
臆面もなく四文字の卑猥語を口にするのだ。
「じゃあ、さっとオマンコだけ洗っておいでよ。ベッドで待ってるから」

私もスケベ言葉でそれに応じて、松子の体を離して部屋に戻ると、
裸でベッドに潜り込んだ。ほどなく、松子も入浴を終えて部屋へ戻り、
直ぐに私の隣へホカホカとした体を横たえて来た。
「ねえ、折角風呂へ入ったんだから、舐め合いしようよ」
耳元で囁くように松子が誘ってきた。

「いいなあ。それじゃあ、松子のフェラのお手並みを見せて貰おうか」
その言葉を待たずに、松子はオマンコを私の顔にぐっと向けて跨り、
腰を浮かすようにしてマラの根元を握って、スポッと亀頭のくびれまで口の中に含み、
裏筋をなぞるように舌先で巧みに舐め始めた。

一方、私の目の前には、パックリと口を開けたオマンコが部屋の鈍い灯りを受けて、
微妙な陰影を作り、既に淫液を垂れ流して、ピクピクと蠢いていた。
松子は風呂に出る時、香水か何か香料を下腹の辺りへもつけてきたと見えて、
オマンコの周りから微かな芳香が漂って、頻りに私の男心をくすぐって来る。
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夕暮れの作業小屋で。その五

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その快感を噛み締めながら、ズボ、ズボ、ズボッと毛際まで一気に差込、
亀頭の先で子宮口を撫で廻すように、二度、三度「の」の字を書いてから、
グイッと半分ほど引き抜いて、今度は小刻みにスコスコと腰を使い始めた。

数回そんな事を繰り返すと松子はもう無我夢中になり、
「あア、イイわ、いいわ、あア、もう、どうにかなりそう。
 あア、イイ、あアイイ。あ、あ、あッ」
と腹の底から搾り出すようなヨガリ泣きの声を挙げて、小刻みに早腰を使う。

膣の中の秘肉はマラのあちらこちらへ絡み付くように蠢き、抜き差しの度に、
柔らかく咥えたと思うと、グイグイと扱く様に締め付けて来る。
風呂に入る前に松子とセックスした時には感じられなかった膣襞の締まり具合であった。

引っ切り無しにペチャリ、クチャリ、ペチャリ、クチャリと、大きな音が出るほど淫液を
流して、それでもなおこの緊縮感なのだ。思いがけない名器との出会いに、
私は身も心も蕩ける思いで、一心不乱に性技を尽くして腰を使った。

突然松子は反り身に成ったかと思うと、
「あア、もう、あア~あッ、あア~あッ、あア、もうダメ、イクわァ、
 あア、イク、イク、イク、イクッ」と体を震わせながら気を遣り始めた。

その途端、オマンコの中の柔らかい数の子のようなツブツブや、
軟体動物のようなビラビラが、一気に収縮運動を起こし、亀頭の裏表に絡み付き、
膨れ上がった胴中を締め付けて、まるで、私の精液を搾り取ろうとするかのように、
蠢きまわるのだった。

射精しそうな快感が沸き起こり、其れをグッと我慢して、更に彼女をよがらせて遣ろうと、
次第にピストン運動を速めながら、グイッと睾丸まで入り込むほどの勢いで、
マラの付け根まで差し込み、ゴリ、ゴリ、ゴリと揉むように腰を廻すと、
「あぁぁ・・あぁぁ・・・
 あぁぁ、イク、イク、イクわ、イクわ、またや、またイク、イクッ・・・」
松子は大声を張り上げ続けて、二度三度と気をやった。

白い額に玉の汗が浮き出し、ほつれた髪の毛がへばり付いている様は、
妖艶というよりは、すさまじいばかりの熟女の形相であった。

乱れに乱れ果てたそんな松子の姿を目にすれば、若い頃なら忽ち気を遣ってしまう処だが、
そこは永年修練を積んだ賜物で、少々の事でへこたれるそんなやわなマラではない。

此処で気を遣ってしまう様では男の負けとばかり、腹の底から沸きあがってくる快感を
何度も何度も押し沈め、女の快感の壷を擦りながら、スボリ、ズボリ、ズボ、ズボ、ズボと、
休む暇なく早腰を使い続けた。
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渡世で出会った女三人。其の一

◇レイプ寸前の美女◇
渡世で出会った女1-1
昭和39年は、いろんな事があった。まず東京オリンピックだ。
オリンピックが日本で開催されるのが、初めてと言う事も有って、日本中が五輪一色。
終わってみれば金が16、銀が5、銅が8とメダルラッシュであった。

最高に盛り上がったのは、“東洋の魔女”と言われた日本の女子バレーが、
宿敵ソ連を倒したときだった。ソ連と言う国が如何しても好きに成れなかった事もあって、
この時が一番嬉しかった。

オヤジがシベリアに抑留されて苦労したんだろう、痛ましいオヤジの死に様を思い出すにつけ、
ロシアが益々嫌いに成った。
オリンピックの影に隠れてしまったが、競馬のシンザンがセントライト以来、
二十三年振りに三冠王を達成したのも、この年だった。

競馬は損してばかりだけど、この年だけは儲かった。
深山なのか神山なのか知らないけど、シンザンという名前が気に入って、
皐月賞、ダービー、菊花賞は、全部シンザンの単勝を買ったのだ。

今でも覚えている、
皐月賞がニ百七十円、ダービーが二百十円、菊花賞が二百二十円だった。
まだガキだったから、たいして買ってはいなかったけど、それでも彼是十万円は儲かった。
地下鉄の初乗りが二十五円の時代だから、当分豪気に遊べた。

殆どの人は忘れただろうけど、この年東京の渇水はひどかった。
夏の盛りだったとおもうけど、一日十五時間も断水したことがあった。
バケツ一杯の水が二百円で飛ぶように売れた。

仲間のトラックを総動員して、利根川の奥からトンボ帰りで水を運んだ。
売れるのは売れたけど、儲けは大した事なかった。

“東京砂漠”という言葉が聞かれない日は無かった位、この年の日照りはひどかった。
前川清の『東京砂漠』と言う歌が流行ったのはだいぶ後だったけど、
題名を聞いただけで、当時のことが思い出された。
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渡世で出会った女三人。其のニ

◇テキヤの世界◇
渡世で出会った女2-1
一月ばかり経ったある日、別の町に移動する汽車の中で、
オジキがオレに用があるという。呼び出されて、別のハコ(車両)に行くと、
オジキと親分とが並んでいた。その前に一人の女が俯いて座っていた。

「オマエ、このお嬢さんに見覚えあるか」
見覚えがあるもないも、あの時の女なのだ。
「ヘィ・・・」
女はさすがに表情は固かったけど、それでもしっかりとした目でオレを睨んだ。
オレはビビッた。
驚いたことに女は宮司の娘、あの町の八幡様の宮司の一人娘だと言うじゃないか。
ますますビビッた。心底ヤバイと思った。

詳しい事は知らないが、オレが盃を貰った頃のテキヤの団体は、
“昭和神農実業組合”といった。オレたちの神様は、神農、つまり農業の神様、
広いいみでの作物の神様なのだ。今はそんなことはしなくなったけど、
昔は親分と子分の盃を交わす時は、神農の掛け物を飾った床の間の前に、
一家の者が方形に並んで執り行われたものだった。
そのとき親分の口から決まってカラスの例えが出たものだ。

神農は日本の神様ではなく、中国の神様だと聞かされたこともあるが、
いや神武天皇だとか天照天皇だとかいう人もいて、其の辺りはハッキリしない。

昔は縁日や市は、決まって神社や寺の境内にたった。
そんな事も有って、オレたちテキヤには八幡様であれ、天神様であれ、
神様は絶対的存在だった。
よりによって八幡様の宮司の娘に手を付けたのだから無事な訳が無い。

「オマエのどこが気に入ったのか、このお嬢さんは、
 オマエと一緒に成るとおっしゃるのだ・・・」
「・・・」
「オマエも身に覚えがあるだろう・・・」
身に覚えがあるどころか、おおありだ。
「取りあえずは、オレがお嬢さんを預かる事に成った。折を見て、祝言を挙げることにする」

まいった。親分の言葉は、親の言葉より重たいのがこの社会。
大きな臼が、空からドカンと落ちてきたようなものだった。
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渡世で出会った女三人。其の三

◇自慢のイチモツ◇
渡世で出会った女3-1
みんな面白がって、やれやれとはやしたてた。特技と言うのは、デクノボウ(男根)を
シゴクと言うたわいもないものだが、オレの場合、気を入れてやると三十分、
調子のいい時は一時間ぐらい、漏らさない事が出来た。
酔っ払った勢いで、一度やって見せたのがよくなくて、何かあると遣らされている内に
有名になってしまった。

漏らさないようにするにはコツがあるんだが、口で言っても判るもんじゃない。
おかげでセイロウ(遊女屋)ではモテなくなってしまった。
ああいう所では早く漏らしてしまう男の方が、女が疲れなくてイイと言うのだ。

オレも若かったしココが男の見せ所と言う妙な意識も働いて、
オレは股間からイチモツを引っ張り出した。相手は天下のサクラさん、
自慢のイチモツを見せたいという気持ちも有った。

サクラさんの熱い視線が、オレの股間に注がれるのを意識すると、
シゴキもしないうちにオレのイチモツは大きく膨らんだ。
昔から「一黒ニ赤三紫、ないよりましの白チンポ」といって、
男のモノの最高級品は黒とされている。オレのは赤身がかかった黒で、
まずは極上に近い代物だと、自分では思っている。

膨張しきったときのサイズは、二つかみ半が標準とされているが、
オレのは三つかみで先端が隠れるから、巨根とまでは行かなくとも、
並みのものより大きい方であることは間違いない。

しかしオレの自慢は、色でもサイズでもなく持久力。
うまくコントロールすれば、入れたまま三十分でも四十分でももつ。
カミさんなんか、最初のころはヒイヒイ泣いて喜んでいたが、
今では早くすませろと、尻を叩いて催促するのだから、色気のないことおびただしい。

その座に十四、五にんもいただろう。サクラさんを中心に、皆が車座になって、
オレを取り囲んで、イチモツがいつ発射するのかをみているのだ。
しかし皆は一度や二度は見ている芸なので、そのうちつまらなくなって、
いなくなってしまったのか、一人去り二人去りして、とうとうだれもいなくなって、
サクラさんだけが残った。

男が男のイチモツを眺めていてもつまらないだけだ。
男たちの行く場所はオカ場所。この時代、遊郭はもうなくなっていたが、
赤線は、全国至る所にあった。
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渡世で出会った女三人。其の四

◇イチモツの吸引◇
渡世で出会った女4-1
それを見ただけで、ほとんどの女の目がトロけ、股間を濡らし、
抵抗するどころかすすんで体を開くのである。

オレは、ヤリたい女にはまずイチモツを握らせることにしている。
たいがいの女は、とんでもない事だと拒む。貞操観念の強い堅気の女は、
汚らわしいもので有るかの様にはねつける。しかし、
「触ってもらうだけで落ち着くんだから、触るだけでいいから」と迫ると、
一度は払い除けた女でも、義理にせよ手を伸ばし来る。
そうさせるのが男の腕なので、ちょつとでも触れたら後はこっちのもの。
女の手の上から、イチモツをギュッと握り締める。

女はまずその感触に驚く。掌に納まっていたのが、ムクムクと膨張して、
やがてはみ出す頃には、女は目を潤ませ息を荒くさせる。
そうなってからは男が手を放しても、女の手は、張り付いたように
イチモツを握り締めたままなのである。

男の味を知らない女には、この手は通用しない事もあるが、男の味を知った女は、
是が自分の中に入れば、どんな事に成るかを想像すると、もうその場を動けなくなる。
後はこちらの言いなりである。ここまで来て逃がしたことはない。

だいたい男と二人だけに成るというだけで、女にはその気があるのだ。あとは、
どうやって踏み切らせるか、それにはいろんな方法があるが、そこが男の腕なのだ。

サクラさんは、既に総てをオレに投げ出していた。イチモツに頬ずりし、
やがて口に咥え、飢えた赤ん坊が母親の乳房を吸うようにしゃぶっていた。

「親分さんは、アッチのほうはどうなんですか?」
「とっくに枯れて、もう煙も出ないわ。だからアタシはもう淋しくて淋しくて・・・」
あとはオボロ、言葉にもならない。

すでに親分は古希を過ぎている。若い頃のご乱行がたたったのか、
アッチのほうはまるでダメだというから、当然アネサンの女陰は男日照りのはず。
サクラさんのように顔と名前が売れると、男のツマミ喰いも難しい。
サクラさんと聞いただけで、土地の男達は尻込みする。
オレたちのような流れ者でも避けて通りたいのが本音だ。
万が一バレたときが怖い。
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渡世で出会った女三人。其の五

◇テキヤの三道楽◇
渡世で出会った女5-1
次の年の高市でサクラさんとは会えなかった。
サクラさんの姿は、一家から消えてしまっていた。消えた理由はわからなかった。
サクラさんの事を口にしてはいけない様な雰囲気が有った。

二日間の高市が終わった。夜の宴には老親分本人が姿を見せた。
「アンタがタカイチさんか・・・」
末席にいたオレに、親分から声をかけられたとき、オレには総てがわかった。
「いい若い衆だ。しっかり修業しなよ」
老親分は、その年が越せずに鬼籍の人となった。

サクラさんの姿は、親分の葬儀の席にもなかった。
オレの事が原因だったのかと思うと、いまだにサクラさんに済まない様な気がしている。
その後、サクラさんの消息は、ようとしてわからない。
九州の高市で見たという噂を一度聞いた事もあるが・・・。

タカモク一家とは縁戚に当たるアオイ一家にSさんがいた。
オレより十幾つ年上でとても実直な人だった。
ハッタリで生きているような、この世界には不向きな人だった。
しかし若い者の面倒見は良く、この世界に入ったばかりで、
まだ西も東もわからない、オレに色々教えてくれた人だった。

Sさんの奥さんは春さん(仮名)といって、対照的に豪気なアネゴ肌の人だった。
「女房とオレは生まれ違ったんだ」
と、Sさんが言ってたけれど、まさにそんな感じだった。
ビタに乗るとき(旅に出るとき)バシタ(妻)を連れて行く人と、
バシタを家に置いて、自分だけが行く人がいるが、S夫婦はいつも一緒だった。

オレは一度もカミさんをバイに同伴した事がない。
宮司の娘は気位が高いのか、地べたに座っての商いがどうしてもイヤだと言うのだ。

春さんは、頼りにならないSさんを当てにしないで、自分で商いをした。
オレたちの商売は、いろんな事が出来なければ一人前とは言えない。
アレがイヤ、コレが出来ないでは飯が喰えない。
奇妙なものでその年々によって売れ筋が違うのだ。
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渡世で出会った女三人。其の六

◇真から愛した女◇
渡世で出会った女6-1
二日目の晩、それほどブショウが好きじゃなかったオレが、
部屋で一人酒を飲んでいると春さんがやってきた。
春さんは、かなり酔っていた。一緒に飲もうと言う事に成って、二人で飲み始めた。
飲んでるうちにオレも春さんもおかしくなった。何となくモヤモヤとして来たのである。
男どもは、ブショウに熱中しているか、オニギリ(色里)に繰り出しているかで、
どの部屋も空っぽ。

「タカイチさん、いいモノをしてるんだってね」
と、春さんが色っぽい目でオレを見た。
「言われるほどのモノじゃないですよ」
「そう言われると、なおさら見たくなるのが人情じゃないかい」
お互いに息が熱く感じられるほど近付いていたのである。

こうなったら成るようにしか成らない。オレの手が春さんの肩に回るか回らないうちに、
春さんが唇を押し付けて来た。この時春さんは三十七、八のまさに熟れ盛り、
春さんにしてみれば、自分を放っておいて、ブショウに熱中しているSさんへの
あてつけもあっただろう。酔った勢いを借りての、精々戯れ言とおもっていたが
どうもそうではないらしい。

オレだって春さんには気があったから、頂けるものなら頂きたいと思ったが、
ことがバレたら簡単ではない。仲間内、それも兄貴分のバシタに手をだしたとなれば、
オレも無事ではすまない。
しかしオレも若かった。心の中ではいけねぇと思いながらも、春さんの手を、
股間に導いて、荒ぶっているイチモツを春さんに握らせた。

春さんの息遣いが、みるみるあやしくなった。
「あんた、いけない人だよ、もうアタシはダメよ、
 あの人には悪いけど抱いておくれ、好きにしておくれよ」
オレは帯が解けたままの春さんを抱き抱えて、布団部屋に潜り込んだ。
ここなら人目につきにくい。梅雨時の布団部屋はカビの匂いが充満していて、
息も出来ないほどだが、それでもここなら安心してヤレる。

オレを押し倒した春さんは、いきなり腰を使い始めた。
もう待っておれないという感じだった。ヨガリ声が大きくて、
オレは必死で、春さんの口を手でおさえた。
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内緒にしてや。其の一

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや1-1
私は京都で生まれ育ち、初体験は十七歳でした。
お相手は友達の母親の知子さんで、その後、
知子さんの友人の人妻ばかり二人と続きました。
いずれも私よりずっと年上のその三人の女性について書いてみます。

父は和食の料理人で、職人気質で腕はよいものの遊び人で、
母親を散々泣かせていました。但し、京都は昔から男の道楽には寛大で、
亭主の遊びの始末は女房が賢く納めるものという、
男の都合の良い気風が有りました。

父は遊び人だけに話が良く分かり、酒を飲むと、何時も若い職人さんに
説教していましたが、それは、
「相手の秘密を守れ」「遊ぶ為のお金は全部男が出せ」
「分かれる時は、女の希望で分かれた形にしてやれ」
「美人・ブス・スタイル・育ちの善し悪し関係なしに、
閨の中では誠実に悦ばしてやれ」でした。

十七歳の夏の非常に暑い土曜日、友人の高橋和夫(仮名)が自宅に
晩飯の招待をしてくれました。
和夫の父親はビルの内装専門の中堅工務店を経営していました。
母親の知子さん(仮名)は四十三歳の専業主婦で私の母親と同じ歳でした。
色白で中肉中背で気さくなひとがらのようでした。

夕食後そのまま和夫の部屋に泊まりましたが、
翌日は日曜日と言うのに父親は工務店の社員慰安旅行の海水浴場へ、
和夫はアルバイトで出て行き、私一人に成りました。

私は朝の七時頃にトランクス一枚でトイレに立ち、廊下で和子さんに
朝立ちのペニスの膨らみをみられたようです。

和夫の部屋でまた眠って、少し息苦しい感じで目を覚ますと、
知子さんが私の下半身に顔を付けています。

トランクスは脱がされていて、知子さんの口の中にペニスが含まれ、
亀頭をペチャペチャと舐めています。

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内緒にしてや。其のニ

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや2-1
急に智子さんが、「いくっ」と叫んで自分の両手で乳房をギュツと握って、
上半身を反らして、そのまま一瞬ストップしました。私はその直後にコンドームの中に
それこそドクッドクッと出しました。
すでに知子さんが私の上に被さってきて、ハァハァと荒い息をします。

私はなぜか急に冷めてしまい、「男は射精の時だけ気持ちがいいのか」と気付き、
エロ本に書いてあった男女の快感の違いのカーブ図に納得しました。

落ち着いた知子さんは、「気持ちよかった。あんたは上手やな」と言いましたが、
上手も何も私は何もしていません。知子さんは私の上から降りて、
「そのまま待っててや」と言い、部屋を出て行きました。

そしてタオルと水を入れた風呂桶を持ってきて、コンドームを外して京花紙に包んでから、
「大きいいうのはええな。、おばちゃん気持よかったで」と褒めてくれました。

冷たい水で搾ったタオルでペニスを綺麗にしてくれましたが、ペニスがまた急に勃起して、
「もう勃たんかいな。若いいうのはほんまにええな」と言ってタオルを投げ捨てて、
また急いでコンドームを取り出してペニスに被せました。

そして、「今度は下にして」と布団の上に仰向けになり、
「早よ来て、その前にオッパイ触って揉んでちょうだい。
 お豆ちゃんもグリグリして」と言います。

私は襲うように上に被さり、焦ってキスしながら二つの乳房を揉みまくって、
乳首を吸ったり黒くて大きな乳輪を舌でなぞったりしました。
知子さんが、「お豆ちゃんも」と言いましたので両脚の間に移って、
愛液でベチャベチャの膣口をペチャッと舐めて、そのまま猛烈に舐め上げました。

知子さんは、「グゥッー」と大きな声を上げて上半身を反らせ、
愛液が続けてトロトロと湧き出てきました。それから大きくて探さなくても
見つかったクリトリスも、上下左右にグルグル回しに舐めますと、
知子さんは乳房を掴みながら、再び「いくっ」と大きな声を上げて、
身体が一瞬止まってガクッと言う感じで全身の力が抜けました。

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内緒にしてや。其の三

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや3-1
知子さんも快楽を楽しみ、頭を少し後ろにそらして、「フッフッ」と声を出し、
私の左手を取って自分の股間に導きました。クリトリスへの愛撫が欲しいのだろうと思い、
上下左右に動かしたり、回転させますと、「いくっ」と絶頂に達しました。

私は取り残されたような感じがしましたが、乳房を揉んでいる内にまたまた勃起して、
知子さんを抱え上げて立ち、知子さんの両手を浴槽の縁に着かせて、
お尻を高くさせて両手でがっちりと掴んで、バックから挿入しょうとしました。

私はエロ本の写真と記事を思い出して、巧く遣れよと自分に言い聞かせて、
挿入の為に膣を良く見ました。後ろから見る性器は特別ないやらしさがあり、
期待感のような物が湧き上がります。しんし知子さんは、
「コンドームがないさかい、ここではあかんぇ」と言い、がっかりした私をその場に座らせ、
両膝でリズムを取るようにして小陰唇と大陰唇と膣口を私の顔全体になすりつけました。

「ようみてぇな、女のオメコはこんなんやで」
私は押し付けられた小陰唇のブヨブヨ感が溜まらず、両手の指で陰唇のビラビラを
押し分けて舌を膣穴に差し入れて舐め回しました。知子さんは、「きりがないな」
と言い、膝まずいて手と唇で射精させてくれて、「後でゆっくりやろ」とニコッと笑います。

部屋に戻りましたが布団は汗でベトベトで気持ち悪くて使えず、
知子さんが別の布団を押入れから出して来ました。

立ったまま自然にキスをしましたが、直ぐにお互いの歯や舌を舐め合いになりました。
私が知子さんを布団の上に横たえようとした気配を察すると、
「さっきの続きや」と後ろを向いて、両肘と両膝を折ってお尻を高くして私に向けました。

私は胸を知子さんの背中に被せて、左手で二つの乳房をにぎり、
右手で恥丘や陰毛を撫で回してその感触を楽しみ、
それからクリトリスを優しく愛撫しました。

知子さんが、「もう入れて、もう」と言い、コンドームを付けて、
じゃあ入れるかと思ったものの、後ろからは初体験ですからペニスと膣を合わす
角度にとまどい、うろたえました。

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内緒にしてや。其の四

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや4-1
このようにして一年が過ぎましたが、その間に一度だけ知子さんのご主人にばれそうに
成った事がありました。知子さんが急に機嫌が良くなり、ご主人の不能の文句を
言わなくなったものですから、知子さんの浮気を疑うのも当然でしょう。

しかし、知子さんはそんな場合を想定していて、通信販売で大人のおもちゃの大きな
電動バイブを購入しておいたのです。
「あんたが役立たずやさかい、恥ずかしいの我慢して、これ買ぅて、使ってるんやないの」
と逆襲しました。

ご主人はびっくりして、大きなバイブを眺め、
「こんな大きなものを」と言い、急に知子さんを押し倒してスカートを捲って
パンティを脱がし、いきなり知子さんの膣穴にバイブを突っ込んだそうです。

知子さんは逃げようとしましたが、ご主人は思い詰めたように、何時までも
出し入れをしていますので、知子さんは仕方なく感じている振りをしたそうです。
ご主人はその後、オモチャの力を借りてペニスを奮い立たせようとしましたが、
ピクリとも動かず諦めたようです。

其の事があってから、知子さんの快感の求め方が一層激しくなり、
熟れた体でセックス底なし沼の中年女性と、精力の限界知らずの若い男との
交わりはきりがありませんでした。

知子さんはラブホテルに先に来ていて、下着姿で出迎え、
逢った瞬間からブチュッとキスをして、
「何でこんな邪魔くさいもの着ているの」と私を全裸に剥いて、ペニスをもどかしそうに
口に含んで舐め回して、私の全身を両手で触りまくります。

私は、性のベテラン中年女性には何の遠慮もいらない事が判って乳房を強く揉み、
黒く大きな乳輪に添って舐め回して、乳首を悲鳴を上げるほど強く噛んで、
股間を口と舌と手で愛撫し、小陰唇のビラビラを指で摘んで引っ張ったり、
クリトリスの包皮を完璧に剥いて大豆大に勃起したクリトリスを甘咬みしてやりますと
もうそれだけで絶頂を感じて気を失う事も屡です。

そして何時ものように、「もう入れて、入れて」の合図で力強くピストンを送り込みます。

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内緒にしてや。其の五

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや5-1
私は、必要以上に困った様な顔を見せて、渋々引き受ける形にしました。
しかし、知子さんとの出会いも予期せぬ出来事だったので、またこの辺で定食以外の
食べ物を食べてみるのも悪くないかなと、スケベ心が頭を持ち上げて来ました。

それに、いくら何でも大人の家庭の主婦四人が真剣に私とのセックスを望む訳が無い、
適当なところで全員身を引くだろうと思い直して、知子さんの顔を立てる事にしました。
また実際に相手をしても、年上の人妻なら全ての責任は人妻にあると考えるのが
世間ですから、後で何が有っても気楽と言えば気楽なのです。

「本気になったらあかんえ」と知子さんは言い、私は、「そんな事判ってます」と頷くと、
渋々帰って行きました。部屋に戻り、ベッドにいる竹子さんに、
「吉崎と申します。ひょんなことでこんな事になりましたけど、まあ、何とか・・・
 是からの事は二人だけの秘密と言うことでお願いします」
と知子さんとの経験から、「秘密」を強調して安心させました。

それでも私は、竹子さんが直ぐにでも逃げ出すだろうと予想しながら言ったのですが、
竹子さんは「恥ずかしい」と両手で顔を覆って、「電気、消して」と言いました。
私は、あれっ、この人本気やで、と思い、部屋を暗くしてパンツ一枚に成ってから、
ベッドに潜り込みました。

竹子さんは痩せてギスギスした感じで、顔も好きなタイプではありませんが、
私の父親の「閨の中では誰に対しても誠実に」の言葉を思い出しました。

竹子さんの両手を顔から離して、優しくキスしますと体が固くなりましたので、
「ゆっくりやります。途中で厭になったらそう言って下さい。
 本当にすぐ止めますから」と声をかけました。

私としては、竹子さんが嫌がれば本当に止めるつもりでしたが、
竹子さんは安心したのか体の力を抜いたのでもう一度キスをしますと、
両手を私の首に回してしがみ付いて来ました。

私は自分自身に、慌てるな、急ぐなよ、
知子さんの時と同じにすれば良いんだと言い聞かせ、
キスで竹子さんの性感を高めるようにしました。竹子さんの体から力が抜けて、
キスで口を塞がれていても小さく「ウッウッ」と呻き始めます。

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内緒にしてや。其の六

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや6-1
最初の約束通り次の人の順番でしたが、竹子さんから、
「他の人と重なってもええさかい、内緒で逢って」と頼まれたので、
知子さんに相談すると、「絶対あかん」と怒られました。

次に立候補して来たのは主婦の富子さんで、知子さんの橋渡し無しに
直接ラブホテルで会いました。
富子さんは部屋で睨むようにして私を見ますので私は、
この人は俺がどんな男か見に来ただけで、直ぐに逃げるだろうと思いました。

しかし富子さんは逃げずに、当たり障りの無い会話を暫らく続けました。
其のうち私は、この人は気位の高い人だと判り、
父親の「気位の高い女は下手から出ておだてるに限る。がさつな男が一番嫌われる。
 但し、安物の男になるな。当人が褒められて本当に嬉しい美点を早く見つけて褒めろ。
 そのかわり、気位の高い女ほど一度寝るとガラッと変って可愛くなる」
と若い職人さんに解説していたのを思い出しました。

そこで私は、「一緒にお風呂に入りませんか」言いますと、
富子さんは予想していなかったのかびっくり顔になり、
私は返事を聞かずに浴室に行きました。

私は全裸になって浴室にお湯を張り、暫らく待っていましたが、
来ませんので腰にタオルを巻いて出て行き、
「ちょうどいい湯加減ですよ」と声をかけました。 

暫らくして富子さんはシミーズ姿でおずおずとやって来ました。
白いブラジャーとパンティが透けて見えてます。
私が「それじゃ濡れますよ」と声を掛けますと、
決心したように全部脱いで外に置き、両手で胸と股間を隠して
入って来ましたが、突っ立っているだけです。

私はそのとき私の母親がいつも、
「女が髪の毛洗うのは一騒動や」と言っていたのを思い出し、
当然竹子さんも頭髪が濡れるのを嫌うだろうと思い、乾いたタオルを取って、
「これで、頭が濡れないようにして下さい」と言って渡しました。

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内緒にしてや。其の七

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや7-1
私はコンドームを付けたペニスを撫で、膣口を上下にニ、三度なぞって、
ゆっくり挿入しましたが、この瞬間はいつも興奮して顔に血が上るような気がします。

大した抵抗感も無くズルッと一気に奥まで入り、富子さんは上半身をズリ上げて、
「固い、固い」と喘ぎます。
私は改めて、「固い」と言うことは悪い事ではないなと良い気分でした。

富子さんは息を吸いながら、フッフッフッフッと声を出し、
私はリズミカルに出し入れしましたら、富子さんがニ、三度絶頂を感じて
体を硬直させ膣がぐっと締まりやっと射精しました。

富子さんは其の侭動かなくなりましたので、私はコンドームを外しましたが、
使った後のコンドームはベチャッとして、自分の物とはいえ、
気持ち良いものではありません。
男がコンドームを嫌がるのも無理は無いとつくづく思いました。

やっと富子さんが目を開いて私に微笑みましたら、その魅力でまたまた勃起して、
富子さんはニコッと笑って新しいコンドームを手に取り、
「私が付けてやる」と言って慣れた手付きでペニスに装着しました。

私は折角のお誘いだからと、またまたま張り切って、前戯を丹念に施してから
おもむろに挿入して、ピストンを十五分ほど励んでから射精しました。
その間も富子さんは何度絶頂を感じて叫び声を上げ続けて居りました。

その後、二人で再び浴室に行きましたが、経験から判っていましたので、
コンドームを持って行きました。

最初は立位で、最後はワンワンスタイルでした。
私は、バックは好きではないのですが、如何言う訳かお風呂だと
後ろからに成るのが不思議でした。

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アヤメ草

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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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