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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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14歳年下の女。其の六

愛人芳江。其の六
愛人芳江6-1
私芳江と雅敏さんは二人きりになると、クタクタに疲れきった心を癒すように、
狂ったようにお互いの身体を求め合うのです。
彼のペニスの・・少し固くなったり・・また戻ったり・・の感覚こそに。
私は感じる性質なので・・柔らかいままの挿入・・硬軟・・そして・・わたしだから・・・は、
うぬぼれかもしれませんが、私の膣の襞肉に包まれて、彼のペニスは生き生きと成るのです。

「ああ、芳江、芳江は俺だけのものだ」
雅敏さんは別人になったように、荒々しく私の着物のスソを掻き分けて、
潤みきった股間に顔を埋めてきました。

私は和服を着こなすたしなみとして、普段からパンティラインが出ないように、
襦袢の下には何もつけていませんでした。
そのために、彼の荒い鼻息が、直接、敏感なクリトリスに当たってしまいます。

お風呂に入る前なので、いくら清潔にして居るといっても、汗やオリモノで汚れている上に、
多分匂いだってきつくなっています。
「ああ~ん、あなた、ソコはダメよ」
恥ずかしさと気持ち良さが入り乱れて、私は思わず彼の髪を鷲摑みにして、
ソコから引き離そうとしました。

彼は私にそうされることで一層劣情を刺激されるのか、無理矢理に太股をこじ開けて、
その付け根に長い舌を伸ばしてきたのです。
そして辺り構わず嘗め回してから、最後にはすぼめた舌先で肉襞を割って、
膣の中まで押し入って来たのです。

ヌメヌメという、まるでナメクジでも這いずり回っているような感触が快感となってソコから
駆け抜けていきます。そして、その快感をこらえきれずに、私は体を身震いさせて、
切れ切れの喘ぎ声を漏らして高まっていったのです。

「ああ、芳江、お前を誰にも渡さないぞ、お前の体は俺を溶かしてしまう」
彼は私の体に寄り添って帯を解くと、着物の合わせ目を開きます。
そしてこぼれ出た二つの乳房を下から掬い上げると、ゆっくりと揉みしだきながら、
唇を這わせて乳首を吸い始めたのです。

 
愛人芳江6-2
私たちは男と女の関係に成ってからは10日に一度位の割で逢瀬を愉しんでいます。
其の為に私の住む吉祥寺と彼の住む横浜の中間地点に、
小さなワンルームマンションを借りてあります。

そしてそんな夜は、私の心尽くしの手料理を彼に食べてもらうのです。
二人で食事をしていても、私は彼の舌と指による愛撫が欲しくて欲しくて堪らなくなるのです。
そんな時は、食事もそこそこに済ませてお風呂に入り、
体の隅々まで綺麗にしてから、念入りな寝化粧をするのです。

「今夜の芳江は、匂い立つ様だ」
彼はそう言って褒めてくれます。しかし私を見つめているだけで、一向に手を出そうとはしません。
じらされれば、それだけ私が乱れてしまう事を、彼は知っているのです。

私の体は彼に見つめられて、ジンジンと疼き始めています。
体が火照って、お風呂で綺麗にしたアソコから、粘液が滾々と溢れ出て、
お尻の方まで濡れてくるのがはっきりと判る程です。

「お願い、私もう我慢できない」
私は恥ずかしくて、消え入りそうな声で言いました。
すると彼は、意地悪く念を入れて聞き返すのです。
「どうして欲しいの?」
「・・・・」
「はっきり言って呉れなきゃ分からないよ。恥ずかしがらずに、言ってごらん」

私は彼のペースにすっかりはまり込んでいました。
「抱いて・・・」
「抱いてどうして欲しいの?」
「言えないわ、とても恥ずかしいもの」
「じゃ、おあずけだ。それでいいの?」
「嫌よ、そんなの」
「じゃ、思いっきり卑猥な言葉で言ってごらん」
「・・・・抱いて・・・・私の体中を舐めて欲しいの、そしてアソコに指を入れて
 掻き回してほしいの・・・・」
「アソコって何処なのさ、はっきり言わなきゃ、してあげない」
「ああ~ん、意地悪ネェ・・・オマンコよ。オマンコを弄り回して欲しいの」

私は言ってしまってから、本当に恥ずかしくなって、体をぶつけるようにして、
彼に抱きついていきました。
愛人芳江6-3
彼は優しく私を横たえると、私の足元に体を移動させました。
両方の足をピタリト合わせ、足の指の全てを一本一本丁寧に舐め始めました。
ビビッと電気が走り脳天を刺激します。
「ああっ、気持ちいい・・・」

彼の舌は足指から足首へ、そして脹脛から太股へ、そして太股の付け根へとはってきます。
私はそんな指と舌との愛撫だけで何度もアクメを感じてしまいました。
彼はわざと陰部には触れず私をうつ伏せにするとお尻に舌をはわせてきました。

「綺麗なお尻だね、菊門がビクビクしているよ」
「いゃ~ん、そこは汚いわ・・・」
彼はお尻の穴まで嘗め回して呉れるのです。
そして舌は背筋をはい上がり首筋に達しました。
私は首やうなじの辺りに性感帯があるのです。うなじに熱い吐息がかかり舌先が首筋から
耳の付け根の辺りに達すると又もやビビッと電気がはしりました。

「ああ~気持ちいい・・・オッパイも舐めて・・・」
彼は私を仰向けに寝かせ、脇の下を舐め回してから、乳房へと舌先を移動してきました。
因みに私は彼の言いつけを守って脇の下の毛は剃らずに自然の儘にしてあります。

私の乳房は少し垂れては居ますが、
彼の今までの愛撫で乳首は1センチほど突起して硬くなっています。
「はやくぅ・・・乳首を噛んでちょうだい・・・」
彼は赤子のように飛び出した乳首にむしゃぶりついてきました。
そしてチュウチュウと音をたてて吸うのです。
「ああ~、気持ちいい・・・」
右の乳房は彼の唇で、左の乳房は彼の指で弄ばれて、私のアソコからはお汁が
滴り落ちてきています。

「ねぇ、もう待ちきれないの、オマンコを弄って・・・」
私ははしたない要求をしてしまいました。

思えば・遥か昔の前夫との蜜月な時代を回想しても・・
そして離婚後に付き合った何人かの男達の挿入だけで満足する青臭いだけの姓の行為なんて・・
真に・・芯から熟した雅敏さんの濃厚密度の愛撫にはぜんぜん敵わない・・
雅敏さんに再開発されて・・雅敏さん好みの女になっていく私・・

正しくエロスを感じる14歳年上の色っぽい熟年・・との秘めた男女の一面の露になる私。
秘めた時間も持つ基本のフェミニンなお相手・・反面雄の濃厚な匂いと濃厚な淫らを合わせ持つ・・
雅敏さん・・それは私の模索していた或る凡夫煩悩・・欲望の極です。

雅敏さん以外感じない体にされて・・貴方の男・・が一番・・イイ・・
行為の度にそう貴方に云わされたい・・貴方のほうが・・ずっと・・ずっと・・いい・・
私は雅敏の女でいたい、是から先もずーっとずーっと・・・と、願う私です。
  1. 熟年夫婦の色々
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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