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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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男の器とチンポのデカさ。其の一

~煙草屋の出戻り~
男の器と・・・01
不況もこれだけ長引くと、不況という気がしなくなってくる。これが当然なのだと言う気分
とでも言えばいいだろうか。もっとも私は、あまり不況を肌で感じたことは無い。
幸いなことに、仕事は滞ることもなくそこそこ動いているし、それに、時代錯誤の考え方
だとは思うものの、裸一貫で身を起こして以来、儲かるということの方がむしろ異常、
身の程に過ぎた収入は、得られる事の方が変だという考え方が身に染みてしまってる
せいもあるだろう。

そう、商売を始めた頃に少し戻ったと思えばいいのだ。
確かにその後、バブルの時期にはかなりの額の金に触れたりもしたが、
それが当たり前だとは思わなかったし、今にそんな景気は破綻すると思っていた。
“初心忘れるべからず”そんな古臭い考え方が、あのバブル崩壊以降も
私や家族を救ったともいえるのだ。

そんな私には、こういう状況下で苦境とまでは言えないが、少々緊張さが必要に成り、
商売を始めた頃の初心を思い出さねばと思う状況下になる度に、
ワンセットで思い出すことがある。

もう五十年以上も前の事に成る。其の頃、私はちょつとしたワルだった。
誰にでもある若気の至り、と言うには少々派手で目立ちすぎた様に思う。
言い訳になってしまうが、所謂家庭の事情というのがあった。

父親は自営業だったが、商才がないためにうだつが上がらず、その鬱憤を夜毎、
私や母にぶつける事で晴らしていた。小学生の頃は、なぜ父があれほどに
荒れるかが分からなかった。母親はただ、耐えていた。後で、
「お父さんの気持ちも分かってしまうの、分かってしまうから何もいえなかったの」
と言っていた。

中学に上がる頃に成って、ようやく父が荒れる事情も分かってきた。
私は父が情けないと思った。家に帰ってきて抵抗できない家族にあたるだけの
器量しかないから、商売仇に取り残されるのだと思った。
そんな父の言いなりに成っている母も疎ましかった。勿論、小遣いなど貰える筈も無い。
そして私は万引きをしたり喝上げをしたりという、お決まりの道へ走っていったのだ。
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男の器とチンポのデカさ。其の二

~ハメて見てェよな~
男の器と・・・04
「で、どんな感じだったんだよ?」
私達は、自分達よりもひと足先に“大人の男”になった仲間に訊ねた。
みんな、いやに神妙に成っていたのを、今でもはっきりと覚えている。

「いつもみたいに煙草を買いに行ったら『うちも商売だから売らないでもないけど、
 あんたらまだ中学生でしょう』とか言うんだよ。
 それで、『いや十分に一人前だ、あんたをイカせる事だって出来る』
 って言ってやったら、『あら、そう?もうそういう歳?』って言うから、
 そうだよ、って答えてやってさ・・・」

彼は口が立つ方だったから、あれやこれやと話を繋げて、
その晩、彼女に夜這いを掛けると宣言し、彼女に、“部屋の窓を開けておく”
と言う約束をさせる事に成功したのだと言う。

そして、近所や家族の目を盗むようにしてその部屋に近づくと、
彼女は、自分から気配を察して窓を開けて呉れたのだと言う。

「・・・それで?」
彼の“講義”を私達はドキドキしながら聞いた。

「女ってのは、濡れるんだぞ。濡れるってのは、どうなるか分かるか。
 ワレメがグチョグチョになるんだ。小便を漏らしたのかと思うぞ、
 でも小便とは違うんだ。小便よりもネットリしてて、ヌルヌルだ。
 それに、中々乾かない。ワレメの中にはくちゃっとした肉がある。
 それが結構大きくて、指で摘むと幾らでも伸びるんだ。
 でも、そういうのは痛がるからやらない方がいいぞ」

彼は大袈裟な身振りをしながら、得意げに語り始めた。
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男の器とチンポのデカさ。其の三

~彼女の後釜は誰?~
男の器と・・・06
其れが弾けたのは、件の友人(煙草屋の出戻りといい仲になった彼)が、
家の事情で引越しをした時の事だった。
あれ以来、時おり彼女とセックスをしては、その報告をしてくれた彼だった。
私達は、その都度たまらない羨望を覚えたものだ。ところが彼の初体験から
ものの2ケ月ほどの後、彼の一家は親戚の商売の失敗の煽りを食らって
町を出て行く破目になった。

私達は、慣れ親しんだ仲間を失う事に相応の感慨を抱きながらも、
その実、色めきたっていた。
“誰が後釜に座るか”すでにその時、私たちは煙草屋の出戻りが自分達の
占有物でもあるかのように思い始めていたのだ。

彼が居なくなった空席を埋めるのは、私達の内の誰かでなければ成らないと
思っていたし、その席は一つだけ、とも思っていたのだ。
それは、はっきりと言葉に出して決められる事ではなかった。
暗黙の了解というやつだ。

私達は、それぞれに彼女に仕掛ける方法を考えていた。仲間の数は五人。
早い者勝ちとなるか、それとも彼女に選ばせるか。
私達は虚々実々の駆け引きをやり合った。

煙草を買いに行って話をするという正面きった遣り方もあったし、
彼女が出掛けるのを見計らって外で捕まえようとした者もいた。
それぞれに出戻りとセックスしたい一心で、以前の彼が町を去ってたった
一週間ほどの間に、私達は何度も、彼女にアタックを繰り返していたのだった。

それだけ露骨に動き回れば、彼女は勿論、周囲の目に付かない訳も無い。
仲間のうち三人までが親に「それだけは許さん」と大目玉を食らい、
戦線を離脱した。だが、私ともう一人が、出戻りの奪い合いを続けた。

彼女にしても、困ったことだろう。中学生が二人で、自分を奪い合っているのだから。
それも、普通の中学生ではない。大人さえも恐れて身を縮めるようなワルだ。
どちらかを選んだり断ったりしたら、ひどい目に遭わされるかも知れないと思って
居たのかもしれない。
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男の器とチンポのデカさ。其の四

~女体の神秘~
男の器と・・・09
決して、張りがあると言う印象ではなかった。
むしろ、酷使されたようにどこか崩れていたと思う。まん丸で重たげに実った尻にもどこか
くたびれた感があった。
「でも、そんな事は余り気にしないでいいわ。貴方も他の人たちと同じ様に
 好きな時に来ていいのよ。一つだけ約束を守って呉れるなら。
 本当に何時でも此処に来てくれていいのよ」

裸の彼女がくるりと私を振り返った。たっぷりとした乳房が、その拍子にぷるんと振れた。
私はその乳房にも目を惹かれたが、それ以上に、そのずっと下・・・
黒々とした陰毛の茂りに目を奪われていた。

「・・・初めてなのね、ココ見て見たい?」
彼女が言った。私は言葉も出せずにただ何度も首を縦に振っていた。
「いいわ、見せてあげる」
彼女は言い、布団の上に尻をついた。そして膝を立て、開いて私を誘う。
私は四つん這いに成り、彼女の股間に頭を突っ込んだ。
なにか濃い、粘りつくような匂いを私は、そのとき感じた。
考えるまでもなく、それが彼女の性器の匂いだと私は納得した。

「・・・暗くて、あんまり見えないと思うけれど、触ってもいいわ。
 でも、あんまり乱暴にしちゃ嫌よ。そっと・・・ね」
とにかくそれは、意外なものに見えた。
陰毛は多く、肛門の近くにまでばらばら疎らに成って続いている。
その狭間に、彼女のワレメがあった。ワレメ自体がすでにぱっくりと開いていて、
その奥のモノをはっきりと晒け出していた。

部屋の明かりが暗かったせいか、色までは良く分からなかったが、
周囲の肌よりはだいぶ濃い色に成っている事は分かった。

私にしても、子供の頃にはお医者さんごっこのような事をして、
女の子の性器を見たり触ったりした経験はあった。
けれども、その頃に見たモノと、今、目の前に開かれているモノは、
同じモノとは思えなかった。

一言で言えば、それはグロテスクなほどに成長して、どこもかしこも大きく思えたのだ。
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男の器とチンポのデカさ。其の五

~半月に一度だけ~
男の器と・・・11
熱く、ヌルヌルした彼女の胎内は、まさに陰茎を納めるためのものだったし、
そして陰茎は、そこに納められるために作られたものなのだと思った。

彼女の膣肉が、内側から膨らむように盛り上がってきて、
私の陰茎を隅々までを包み込む。そのぴったりとした感じ。
ただ一人で勃起させていた時の、なんとも所在ない感じがキッチリと
整理された気がした。そうだ、これが本当のあり方なのだ、と思った。

「・・・さあ、動いて、遣り方が分からなかったら教えてあげる。
 こうよ、こう言う風に体を揺するの・・・」
言いながら彼女は、私の腰を両手で挟み、ゆっくりと前後に動かす。
私は素直にそれに従った。彼女の息が僅かに荒くなる。

「そうよ、そう・・・呑み込みがはやいあわ。そして、もっとそれを早くするのよ。
 そう、それぐらいに・・・うぅん、もっと早くてもいい。
 あこ、そう、そう・・・ちゃんと届いてる、響いてきてる・・・いい、感じよ」

言われるままに私は、激しいピストンを始めていた。
だが、膣の感触は素晴らしいと思うものの、自慰する時とは全然感触が違って、
それがそのまま射精に至る快感にまでは膨らまない。

それでも彼女は、次第に息を荒くしていった。
それにつれて、ピチャピチャと濃い粘液の音が響き始める。

其れを聞いた時、私は突然に全身が痺れるように思った。
自分のしている事の淫らさを、はっきりと知らされた様な気がした。
「あ、あっあっあっ・・・!」
急に腰の奥に沸いた強烈な感覚に、思わず声を漏らしていた。
彼女が薄目を開いて私を見る。口許にはなんともいえず婀娜な笑みが浮かんでいた。

「いいわ、そのまま・・・一気にイッて」
彼女が言うのと、堪えきれなくなった私が果てるのが同時だった。
そして彼女は小さく「あっ」と呟いたあと言った。

「わかるわ、今だしてるのね。私の中に出してるのね・・・
 いっぱいだわ。溢れてる。奥の方まであったかい・・・素敵よ」
彼女のそんな声を聞きながら、私は、情け無いと思いながらもよがってしまっていた。
自慰とは全然違う充実感と快感が、それこそ脳天にまで響き渡っていた。
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男の器とチンポのデカさ。其の六

~男の器が大きい~
男の器と・・・13
その後しばらくの間、蜜月とも言える期間が続いた。親に止められた三人も、
いつの間にか親の目を盗み、彼女の家へ訪れるように成っていた。
私達は、それぞれに何か一皮剥けたような気分になった。

だが、それも中学卒業が近づいて来ると変わった。仲間は誰も進学はしない
積りでいたが、仕事を選ぶと成ると、かなり苦しいものだった。
ワルとして名を轟かせてしまったから、それだけで就職先がしぼられてしまう。
夫々が自分のして来たことを、微妙に離れた立場から眺め直し始めていた。
中には高校進学を目指して猛勉強を始める者もいた。

私は親の仕事を継ぐ事に成るのか・・・と思った。
だが、それは今ひとつ釈然としないことの様に思えた。

それと言うのも、あの情けない親父の下で仕事を覚え、また引き継いでいかねば
成らないのかと思うと、どうにも苛立って仕方がなかったのだ。

それでも時間は過ぎ、否応もなく卒業は近づいくる。
そんな頃に成っても私は、相変わらず彼女の家へ訪れていた。

「いっそ、この町を出ちゃったら?」
彼女がそう言ったのは、正月も過ぎてからの事だった。

「私ねえ、なんとなくわかる気がするの。男の人って言うものが・・・ね。
 何人、何十人もの男の人と、こうやって寝てきたわ。
 そうするとね、寝ている間に、ただ話してるだけじゃ判らない事が判る気がするの」

何時もの様に一度目を終えて、暫く休んでいる間に、
彼女はそんなことまで言い出したのだ。

別に私が、何を相談したと言う訳でもない。でも彼女がそんなふうに
私の気持ちを読むことには、不思議と違和感はなかった。
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不良老人の私が恵美ちゃんにしたこと。其の一

◇八畳一間◇
不良老人1-1
私の住む家の近くに、赤い電車の私鉄京急電鉄の“南太田駅”がある。
改札を出ると駅前に50年前から営業を続けているラーメン屋と喫茶店があるが、
その喫茶店でウェートレスをやっていた恵美ちゃんと、県道を横切る横断歩道で
信号待ちしている時に5年振りに再会したのだ。

3歳位の女の子の手を引き、1歳前と思える赤子を背負い日傘を差していた。
「あれ!恵美ちゃん、もうお母さんになってたんだ」
「あら、中谷さん、お元気でした?その節は色々お世話になりました・・・」
そう五年前のあの日、私が大腸がんで勃起不全になる前のあの日、
確かにお世話した記憶がよみがえってきた。

あの日は昼間から降り出した雨が夜になっても止まらなかった。
午後九時過ぎに書き上げた図面の感熱紙原稿をコピーする事と大封筒を買うために
激しく雨が降っている中を駅前のコンビニ目指して傘をさして外に出た。

私は目的のコンビニエンスストアに立ち寄って店内をぐるりと一巡しているうちに、
ドキンと胸が高鳴った。恵美ちゃんがいるではないか。私は声を掛けるのを躊躇った。
週刊誌のコーナーで、一人ぽつんと立ち読みしていたからである。

考えてみるとその日は第三月曜日、彼女の勤務先の喫茶店は定休日であった。
いつも薄紫色のワンピースの制服に白いエプロンをした清純そのものの恵美ちゃんが
女性の陰毛丸出しヌード写真やセックス体験記事がたくさん載っている週刊誌に
魂を奪われたように読みふけっていた。

私は大封筒を買うと、持参の感熱紙原稿をコピーする作業に移った。
コピーはコンビニの入り口付近に有、週刊誌は左側面に有ったから恵美ちゃんが
出て来ないと言うことはまだ読みふけっている証拠であった。
40枚ほどコピーした時に恵美ちゃんがコピー機の側を通りかかった。

「やあ、恵美ちゃん」
「あら中谷さん、コピーですか」
「そうだよ。恵美ちゃん、コピーはもうすぐ終わるから待っててくれないかい。
 どこか喫茶店でコーヒーでもご馳走しよう」
やがて私と恵美ちゃんはコンビニを出た。外はまだ雨が激しく人通りは少なかった。

「ねぇ、コーヒーくらいだったら喫茶店でお金使うことはないわよ。
 中谷さん、私のアパートに寄ってってよ」
職場である喫茶店では、常連客の私にことさらにつんつんした言葉を放つ
ウェートレスの恵美ちゃんとはまった別人のように愛想がいいのである。

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不良老人の私が恵美ちゃんにしたこと。其の二

◇首を縦に◇
不良老人2-1
布団が敷かれた。
「本気で抱かれるつもりならショーツも脱いで裸に成ってごらん。俺も裸になるからな。
 それに恵美ちゃんは処女だったら出血するだろうから、
 シーッの下にはビニールを敷いておかないと敷布団までが血で汚れるよ」
話が具体的になると、恵美ちゃんの顔が緊張で引きつってきた。

その上に私がトランクスを脱いで巨大ペニスを見せたら、恵美ちゃんは恐怖の余り
失神するかもしれないので、恵美ちゃんにはショーツを脱がせたけれど
私はトランクスのままだった。

「恵美ちゃん、こっちにおいで」
私は布団の上に足を投げ出した姿勢のまま、恵美ちゃんを膝の上に抱かかえて、
最初はキスと上半身から攻めてゆくことにした。

恵美ちゃんは一糸纏わぬ裸体のまま、これまた裸体の男性に抱かれるのは
初めてらしくブルブル震えていた。
「恵美ちゃん。そんなに怖がらなくても良いんだよ。
 女性は誰だって一度は通過しなければならない大事なことだからね」
私はじっくりと恵美ちゃんにキスをした。

喫茶店では活発に行動していた恵美ちゃんが、歯をガタガタ言わせている。
首に掛けた銀色のロザリオの十字架のキリスト像がゆらゆら揺れる。
乙女の恥じらいが感じられる。やっぱり本物の処女らしい。

「舌を出してごらん」恵美ちゃんはおずおずと舌を出してきた。
私は一〇分間ぐらいは唇よりも舌と舌でじゃれあう舌キスをして、
気持ちを口に集中させる。
そのうちに私の手は隠密行動をとり、乳房を軽く撫でさすり始めた。

「恵美ちゃん、いいんだね。ご返事は?」
ついに恵美ちゃんは首を縦に振った。
予想通りに其処は溢れんばかりの粘液の大洪水であった。

最初は恵美ちゃんの秘裂全体をゆするように刺激した。
私が手を動かす度にピチャピチャという淫音が響いた。

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不良老人の私が恵美ちゃんにしたこと。其の三

◇感謝の言葉◇
不良老人3-1
体を二つに折り曲げられた苦しい姿勢から開放してやるために私は
恵美ちゃんの足を伸ばさせて正常位に体位を変えた。
私はまだ腰を動かさない。

「恵美ちゃん。俺がゆっくりと腰を使うからね。
 恵美ちゃんもそのリズムに合わせて腰を持ち上げる練習をしてごらん」
恵美ちゃんは稚拙ながら腰を使い出した。
「そうそう、そうだよ」
子供が始めて畳みの上を歩き出す時のように、
女性が初めて腰を使った時は誉めてやらなければならない。

「痛いかい」
「ううん、痛くないわ」
シーッの血の滲み方を見れば、痛くない訳はなかった。
恵美ちゃんは私に心配をかけまいと健気にも痛くないと首を振ったが、
本当はやはり痛いらしかった。

私の十六センチはあろう巨大ペニスがピストン運動を開始すると、
懸命にその運動のリズムに応え様と腰を動かそうと努力している。
「なんだか少し気持ちよくなってきたわ」
「そうかい。セックスはだいたい気持ちが良いもんだ。
 沢山経験を積めば積むほど男の味が分かってくるよ」

高校を卒業してから親と離れて喫茶店でウェートレスとして働いて二年間
男性との浮いた噂も無かった信仰心篤いクリスチャンの恵美ちゃんにとっては、
私のペニスは性欲と言う悪魔ではなかろうか。

恵美ちゃんの処女の純潔そのままに染み出た粘液に濡れて桜色に輝く秘唇は
赤銅色の太棹がきっちりと嵌まり込み、安アパートの古畳がギュウギュウと
軋む音と共に、理性が少しずつ男の技巧にとろかされはじめていた。

「気持ちいいわ」
「そうかい。セックスの味が少し分かりかけて来たんだよ。
 この腰の運動をもっと続ければもっと気持ちよくなっていくんだよ」
「ほんと?私、早くセックスが巧くなりたいわ」

セックスと言う悪魔にとりつかれた恵美ちゃんは下から少し腰を動かしている。
「いいよ、いいよ。無理しなくて。まだ痛いんだろう」
処女の血液に赤く染まったシーッの上で、私は眉をしかめる恵美ちゃんを
いたわりながらも情熱の波が高まるのを待っていた。

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プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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