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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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内緒にしてや。其の四

~誰にも言うたらあかんえ~
内緒にしてや4-1
このようにして一年が過ぎましたが、その間に一度だけ知子さんのご主人にばれそうに
成った事がありました。知子さんが急に機嫌が良くなり、ご主人の不能の文句を
言わなくなったものですから、知子さんの浮気を疑うのも当然でしょう。

しかし、知子さんはそんな場合を想定していて、通信販売で大人のおもちゃの大きな
電動バイブを購入しておいたのです。
「あんたが役立たずやさかい、恥ずかしいの我慢して、これ買ぅて、使ってるんやないの」
と逆襲しました。

ご主人はびっくりして、大きなバイブを眺め、
「こんな大きなものを」と言い、急に知子さんを押し倒してスカートを捲って
パンティを脱がし、いきなり知子さんの膣穴にバイブを突っ込んだそうです。

知子さんは逃げようとしましたが、ご主人は思い詰めたように、何時までも
出し入れをしていますので、知子さんは仕方なく感じている振りをしたそうです。
ご主人はその後、オモチャの力を借りてペニスを奮い立たせようとしましたが、
ピクリとも動かず諦めたようです。

其の事があってから、知子さんの快感の求め方が一層激しくなり、
熟れた体でセックス底なし沼の中年女性と、精力の限界知らずの若い男との
交わりはきりがありませんでした。

知子さんはラブホテルに先に来ていて、下着姿で出迎え、
逢った瞬間からブチュッとキスをして、
「何でこんな邪魔くさいもの着ているの」と私を全裸に剥いて、ペニスをもどかしそうに
口に含んで舐め回して、私の全身を両手で触りまくります。

私は、性のベテラン中年女性には何の遠慮もいらない事が判って乳房を強く揉み、
黒く大きな乳輪に添って舐め回して、乳首を悲鳴を上げるほど強く噛んで、
股間を口と舌と手で愛撫し、小陰唇のビラビラを指で摘んで引っ張ったり、
クリトリスの包皮を完璧に剥いて大豆大に勃起したクリトリスを甘咬みしてやりますと
もうそれだけで絶頂を感じて気を失う事も屡です。

そして何時ものように、「もう入れて、入れて」の合図で力強くピストンを送り込みます。

 
内緒にしてや4-2
私の持続力も次第に長くなり、十五分~二十分は引っ張れる様になり、
その間智子さんの絶頂は途切れる事が有りません。

男にとって、自分のペニスで女がヨガリ狂っているのを見るのは、自信と自尊心で
「ざまあみろ」と叫びたくなりました。
何回か交わって流石に私が疲れますと、バイブを取り出して、コンドームを被せて
私の手で挿入するようにせがんで、更にヨガリ声を上げます。知子さんの性欲は
本当に底なし沼のようです。

そんな訳で智子さんと会う時はコンドームを鞄に多めに入れて行くのですが、
結局使い切るまでペニスかバイブに装着して出し入れをせがみます。

私が地元の私立の大学生に成っても、知子さんとの関係は続いて居りましたが、
今度はご主人の疑いとは比べられない、誤魔化しきれない人々が出てきました。

知子さんと同じ町内で、同じ年代の仲良しクラブの主婦竹子さん(43)と
富子さん(39)、バツイチの一恵さん(35)と未亡人の五月さん(50)でした。

この四人は、知子さんから、ご亭主の糖尿病と夜のご無沙汰のぼやきを何時も
聞かされていたのに、近頃では知子さんが生き生きとしてきて、何もぼやかず、
肌の色艶が増し、しかも四人を何かと避けるように成った為に絶対浮気していると
見当をつけたのでした。

四人とも子供の手が離れて暇がある為、知子さんを見張って、びこうしてとうとう私との
現場を目撃し、知子さんを取り囲んで追及したところ、
知子さんも四人の夫々の人に言えない弱みをちらつかせて、
秘密が他に漏れないことが分かっていたために私との事を白状しました。

それから四人の質問は、「男からお金を要求されたのか」「口は堅いか」
「ご主人と別れて僕と結婚してください、等と言い出さないか」そして最後に、
「男の道具は立派で満足させてくれるのか」でした。

保守的な京都では、何よりも世間にばれてのすったもんだが最も怖く、
亭主を見限った人妻でも、余程のきっかけがないと浮気をしません。
知子さんは、自分の浮気がその余程の切っ掛けに当たり、四人の質問の内容から、
四人も私とセックスしたがっていることに気付き、慌てたようです。
内緒にしてや4-3
四人は、知子さんが一年以上の浮気でも、
私が家庭を脅かすような男では無いと知り、
ホテルなどのお金は全て私が負担している事、秘密を守る事、
お道具が立派な事、が分かり、私との浮気を知子さんに認めさせたのです。

それに、独り単独で浮気するのは心細いのですが、四人とも日頃から良く判っている
友達なので何かと安心で、いわば「赤信号、皆で渡れば怖くない」状況でしょう。
あとは、私に四人とのセックスをどう納得させるかでしたが、
「若い男ならどんな女でも喜んで相手するだろう」と勝手に解釈していたようです。

そこで、知子さんと四人でルールを決めましたが、同じ時期に同じ男と重なって
セックスするのはさすがに自尊心もあって不味いということで、少なくとも一人が
一ヶ月付き合ってから交替となりました。
しかし一ヶ月交替だと自分の順番が五ヶ月目になってしまうと怒り、
知子さんだけは例外で他の人と重なっても良いと言う事に成りました。

知子さんがこの事を認めたのは、四人とも浮気をしたがっているものの、
最後の土壇場では決心がつかずに辞退する人が必ず出ると、
甘くみていたからでした。しかし四人ともやる気で智子さんは後悔したものの
話を振り出しに戻せば、誰かの口から知子さんのご主人に私達の事を密告される
かもしれないと恐れたからでした。

最初の希望者は人妻の竹子さんで、当時竹子さんはそのご主人がトイレの水を
流さない事や食事の時に、ペチャペチャと音を立てる事が気に入らない、と怒っていました。
しかし本当の理由は、結婚したときの亭主の高収入が嘘で、貧しさが続いていた事への
仕返しと、長期間のセックスレスへの不満でしょう。

知子さんからラブホテルに呼び出されて喜んで行きましたら、部屋の中で知子さんは
服をきちんと着ていて、ベッドで誰か布団をかぶっていました。
私は怪訝な顔をしていると、知子さんは私を廊下に連れ出して、
前記のようないきさつを説明しました。

私はびっくりして、「なんですか、冗談じゃないですよ。私を勝手に使わないでください。
 私はレンタル男じゃないんですよ」と抗議しました。
知子さんは、私の抗議が本物かどうか探りながらも、
「もし断わったら私の亭主にばらすと脅かされてどうしょうもないのよ。 
 お願いだから相手してあげてよ」と私に手を合わせて頼みます
  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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