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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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ぐうたら息子を改心させた母と妻の謀。其の三

◇母への憎しみと感謝と
f母と妻の謀3-1
恵美子はそれから暫くして、部屋に戻って来た。旅館の浴衣に着換えていて、
自分の服は手に持ち、長い髪はアップにしていた。
「あなたも入ってきたら?」と、言うので、私は「別にいいよ」と答えたが、
やはり交接するならば、体を洗って綺麗にするのがエチケットだろうと思い直し、
風呂に行って、特にセンズリしたばかりのペニスを石鹸でゴシゴシと洗った。
すると、また勃起してきたのでちょっと困ったなと思っていた。

部屋に戻ると忘れずに鍵を掛けた。鍵といっても、細い五、六センチの鉄の棒を
左右に移動する形式の簡単なものだった。
次の間に入ると、彼女はもう布団に潜り込んで顔だけ出して、
「こっちに来て」と聞こえるか聞こえないくらいの声で言う。

「う、うん・・・」
と、なま返事をしておいて、襖を閉める時に彼女に背を向け、
分からないようにフーッと息を吐いて気持ちを落ち着け、恵美子の横に潜り込もうとした。
そして、ハッとなった。布団を持ち上げた途端、素肌の肩と乳房が見えたからだ。
彼女は何時の間にか浴衣を脱いで裸になって待っていたようだ。

「いつまで布団を持ち上げてるの?スースーして寒いじゃない。早く入って」
私は「あ、ああ」と自分でも滑稽なほどかすれた声で答え、あわてて布団の中に滑り込んだ。
彼女はすぐ、待ちかねたように抱きついて来た。
湿って温かな彼女の素肌が、浴衣ごしにもハッキリと感じられ、とても柔らかだった。

「ねえ・・・」
彼女が私の浴衣の帯を解いて、浴衣の前をはだけている。
「何・・・?」
私の心臓がドキドキ波打っている。
「私は混血なのよ」
「わかってるよ」
「父親は米兵らしいけどよく知らない。母親が話してくれないから・・・
 私の母親、パンパンやってたのよ。それでもいいの?」
と、恵美子がパンツを下ろそうとしていた手を止めた。

**
「いいって、何が?」
「だから、パンパンの娘でも、抱く気になるか、と訊いてるの」
なんだか怒ったような口調だった。彼女は自分の運命に怒っているのだろうか。
「別にそんなことは気にしていないよ。好きなものは好きなんだから」
私はそう答えると、その証としてパンッを自分で脱ぎ下ろし、布団の中で脱いで、
彼女をギュッと抱き締めてやった。

すると彼女の手が直接肌に触れた。其の体は燃えているように熱かった。
「ねえ、よ~く触って・・・」
彼女が私の手を取り乳房に導いた。ドキッとするほど、大きくて柔らかな乳房だった。
「こっちの方も・・・」
次に私の手を股間に導いてくれた。太腿の間は熱く湿っているように思えた。

「ここってすごく熱いね」
思った通りを言ったつもりだったが、やはり声はかすれていて、喉はカラカラだった。
「いやいや、そんなこと言ったら・・・」
彼女は恥ずかしそうに耳元で言った。私は肌のことを言ったのだが、
彼女は性器のことを言われたと思ったのだろうか?。

彼女が少し股を開いて腰を捩ったものだから、私の指先は本当に直接性器に触れてしまった。
そこはもっとヌメッとしていて、もっと熱いように思えた。
「あっ、ああっ・・・・」
途端に恵美子が震えるような声を漏らした。
だけど、私の首筋にかかった彼女の息も、やはりとっても熱かった。

もう私は自分の感情を制御することができず、指を柔らかな肉の間にこじ入れていった。
ワレメは奥に行くほどぬかるんでいた。
「ああ・・・好きよ」

**
彼女が私に力一杯しがみついて、全身をプルルンと震わせたが、
その震えは膣の中に埋めている私の指にも微妙に伝わってきて、
「俺だって好きだ!」
私は無意識に指を抜き出し、彼女の上に被さっていった。

「・・・して」
彼女が目を開けて私を見上げた。ブラウンの瞳がうっとりと濡れていて、
奥まで透き通った美しい瞳は、彼女の純粋さを現しているような気がして、
十六歳の息吹が、そこには感じられた。

母がパンパンだったというのに・・・米兵を父に持ち、ましてやその父親は恵美子の
存在すら知らずに帰国しているというのに。
(知っていても恵美子への執着はみせず帰国していただろうが・・・)
恵美子は努めて明るく振る舞っていた。

「あれこれ考えても仕方ないもの」
とよく言う彼女のけなげさに、私は軽い羨望さえ覚えていた。
私は亡き父を裏切って妾になった母を、心のどこかで恨んでいたし、
また、そうしてまで自分を育ててくれた母に感謝もしていた。
私は母を思う時、いつもその二つの感情が私の中で葛藤を繰り返していた。

「恵美子、大好きだよ!」
私は何度か腰を押し付けていったが、童貞の悲しさで中々挿入場所が分からず、
うまく交接できないでいた。
すると恵美子が、さり気なく私のペニスを手に添えて、膣口に導いてくれたのだ。

其の事を考えると、彼女の方はかなり性体験があるように思われた。
けれども、私はそんなことはどうでもよかった。いや、この時点ではそんなことに
考えを及ぼす余裕はなくて、ペニスが熱いぬかるみの中に埋没すると、
そのその得もいわれる快楽に私は狂喜し、たちまち夢中になってしまった。

だから、この十六歳の少女が処女ではなかったと感じたのは、射精を果たして
暫く経ってからだったが、その時はすでに恵美子のセックスの虜に成っていたのだった。
 
f母と妻の謀3-2
「いいって、何が?」
「だから、パンパンの娘でも、抱く気になるか、と訊いてるの」
なんだか怒ったような口調だった。彼女は自分の運命に怒っているのだろうか。
「別にそんなことは気にしていないよ。好きなものは好きなんだから」
私はそう答えると、その証としてパンッを自分で脱ぎ下ろし、布団の中で脱いで、
彼女をギュッと抱き締めてやった。

すると彼女の手が直接肌に触れた。其の体は燃えているように熱かった。
「ねえ、よ~く触って・・・」
彼女が私の手を取り乳房に導いた。ドキッとするほど、大きくて柔らかな乳房だった。
「こっちの方も・・・」
次に私の手を股間に導いてくれた。太腿の間は熱く湿っているように思えた。

「ここってすごく熱いね」
思った通りを言ったつもりだったが、やはり声はかすれていて、喉はカラカラだった。
「いやいや、そんなこと言ったら・・・」
彼女は恥ずかしそうに耳元で言った。私は肌のことを言ったのだが、
彼女は性器のことを言われたと思ったのだろうか?。

彼女が少し股を開いて腰を捩ったものだから、私の指先は本当に直接性器に触れてしまった。
そこはもっとヌメッとしていて、もっと熱いように思えた。
「あっ、ああっ・・・・」
途端に恵美子が震えるような声を漏らした。
だけど、私の首筋にかかった彼女の息も、やはりとっても熱かった。

もう私は自分の感情を制御することができず、指を柔らかな肉の間にこじ入れていった。
ワレメは奥に行くほどぬかるんでいた。
「ああ・・・好きよ」
f母と妻の謀3-3
彼女が私に力一杯しがみついて、全身をプルルンと震わせたが、
その震えは膣の中に埋めている私の指にも微妙に伝わってきて、
「俺だって好きだ!」
私は無意識に指を抜き出し、彼女の上に被さっていった。

「・・・して」
彼女が目を開けて私を見上げた。ブラウンの瞳がうっとりと濡れていて、
奥まで透き通った美しい瞳は、彼女の純粋さを現しているような気がして、
十六歳の息吹が、そこには感じられた。

母がパンパンだったというのに・・・米兵を父に持ち、ましてやその父親は恵美子の
存在すら知らずに帰国しているというのに。
(知っていても恵美子への執着はみせず帰国していただろうが・・・)
恵美子は努めて明るく振る舞っていた。

「あれこれ考えても仕方ないもの」
とよく言う彼女のけなげさに、私は軽い羨望さえ覚えていた。
私は亡き父を裏切って妾になった母を、心のどこかで恨んでいたし、
また、そうしてまで自分を育ててくれた母に感謝もしていた。
私は母を思う時、いつもその二つの感情が私の中で葛藤を繰り返していた。

「恵美子、大好きだよ!」
私は何度か腰を押し付けていったが、童貞の悲しさで中々挿入場所が分からず、
うまく交接できないでいた。
すると恵美子が、さり気なく私のペニスを手に添えて、膣口に導いてくれたのだ。

其の事を考えると、彼女の方はかなり性体験があるように思われた。
けれども、私はそんなことはどうでもよかった。いや、この時点ではそんなことに
考えを及ぼす余裕はなくて、ペニスが熱いぬかるみの中に埋没すると、
そのその得もいわれる快楽に私は狂喜し、たちまち夢中になってしまった。

だから、この十六歳の少女が処女ではなかったと感じたのは、射精を果たして
暫く経ってからだったが、その時はすでに恵美子のセックスの虜に成っていたのだった。
  1. 夫婦愛
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Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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