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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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暗い過去を背負った継母。其の五

◇蘇ってきた思い出
継母5-1
恒彦と関係を結んで以来、私は夫に対する罪悪感に取り憑かれました。
夫は私と恒彦とのことを感づいている様子は全くありませんでした。
とはいえ、毎日が冷や汗ものでした。恒彦は事あるごとに、
私に意味ありげなニヤニヤ笑いを送ってきますし、
チャンスと見れば襲い掛かってくる事もしばしばでした。

しかし、恒彦にカラダを許した事はあながちマイナス面ばかりではありませんでした。
不思議な事に、恒彦の生活態度が多少変化してきたのです。
それで、息子とセックスしたことが許されるとは思っていませんでしたが、
たまには私たちと食事をしたり、学校へも行くようになり「オレ大学に行きたいな」
などと言う様になったのです。夫も息子の変化に気をよくしていました。

「近頃、恒彦は少し落ち着いてきたようじゃないか。君のお陰だよ」
「いいえ、そんな。思春期の男の子は気難しいものだし、気まぐれなのよ」
何も知らずに喜ぶ夫の顔を見ていると罪悪感は強まるばかりでした。
どうして恒彦の態度変わってきたのか、考えられる事は一つしかありませんでした。

肉体関係ができると、恒彦は私にぽつぽつと心の中を話すようになりました。
彼の語るところによると、どうやら恒彦は一人で淋しい思いをしてきた様なのです。
「あんたは、どうして親父と結婚する気になったんだい?」
「お父様がいい人だったからよ。思いやりはあるし、優しいし・・・」
「へっ、笑わせてくれるじゃねえか。あいつは、何時も自分の仕事の事しか考えていない
 エゴイストなんだよ。死んだお袋とだって仲が良かったわけじゃねえ!」
そう吐き捨てた恒彦の横顔は憎悪に歪んでいました。
しかし、その中に寂しげな表情が浮かんでいるのを、私は見逃しませんでした。

「あいつら、ろくに口も利かなかった。親父もお袋も子供なんか少しも可愛くないって
 カンジだったぜ。いつもオレは、邪魔者扱いされてたんだ。その親父がいい人だなんて
 奇麗ごともいい加減にしろよ。どうせ、親父が医者だったから結婚したんだろッ」
「そんなことないわ。それに、お父様があなたのことを可愛く思っていないなんて
 誤解もいいところだわ。お父様は何時だってあなたの事を心配しているのよ」
「へえ、そんなこと信じないね。あんたも、もうオレに説教できる立場じゃねえだろうが!
 息子のオレと、しょっちゅうオマンコしてるくせによ!」
そう言われると私には一言もありませんでした。でも私は、恒彦にどんな悪態をつかれても、
折に触れて彼の寂しさを慰めようと勤めました。
 
継母5-2
私は恒彦の気持ちが痛いほど分かりました。私と恒彦は似た者同士だったからです。
それというのも私も彼と同じように、恵まれない子供時代を送った経験があるからです。

いいえ、私の場合は恵まれないなどと言う生易しい境遇ではありませんでした。
恒彦の心を知るにつれ、私の胸にも思い出したくもない昔が蘇ってきたのです。
それは、胸の奥に封印していたはずの忌まわしい思い出でした。

「いやだよ、やめてよ父ちゃん!」
「父親に向かって口応えする気か!いいから、おまえはおとなしくしてりゃいいんだ」
その夜も父は私の布団の中にもぐり込んできました。真面目一方だった父が変わって
しまったのは、母の死がキッカケでした。いちばん初めに父に犯されたのは私が
中学一年のとき、あろうことか母のお葬式の夜でした。

「英理子、おまえのオッパイは随分発育がいいなぁ。
 そういえばこのあいだ初潮があったようだな。これでおまえも一人前の女ってわけだ」
父は実の娘である私を女として弄ぶようになったのです。
イヤでイヤで仕方ありませんでしたが、私は父に逆らう事が出来ませんでした。

「いいじゃないか。もっとでかくなるように父ちゃんが一杯吸ってやるよ」
そう言って父の口唇が乳首を吸い上げました。
おぞましさが感じやすい年頃の胸を突き上げました。
それでも私は、父を押しのける事が出来ませんでした。

「いやだよ父ちゃん。こんなこと、親子ですることじゃないよ!」
「なんだと!おまえは父ちゃんのことが嫌いなのかっ。
 おまえまで父ちゃんを拒むのか!おまえは、死んだ母ちゃんそっくりだな。
 死ぬまえまで若い男と浮気してたあいつとな!」

怒りと悲しみがないまぜになった父の顔を見ると、
私は抵抗の手を緩めずにはいられなくなったものでした。
母に裏切り続けられた父が、気の毒に思えてくるのです。

「そうだ、そうやってジッとしてればいいんだ。英理子はいいこだなァ」
父の手がパンティを毟り取りました。本当は逃げ出したかったのに、私は父の成すが侭に
成るしか有りませんでした。それが父に対する思いやりだと思っていました。
継母5-3
「可愛いオマンコだなァ、指に吸い付いてくるようだよ」
父は乳首を吸いながらワレメを掻き回しました。少しずつワレメが濡れてくるのが
自分でも分かります。そんな自分のカラダが憎くて堪りませんでした。

「父ちゃんのチンチンも触ってくれよ、硬いだろう。英理子の中に入りたがってるんだよ」
父は私の太腿を足で割り開かせました。膝を踏ん張らせましたが、父の力には敵いません。
父のカラダが足の間に滑り込みました。
「ああ、いい気持ちだよ英理子。おまえのオマンコは、母ちゃんのよりずっと上等だ!」

私は声一つ上げませんでした。肉体と心を痛みが刺し貫いていました。
父は円を描くように腰を動かし、如何にも快さそうな呻きを上げました。
律動がだんだん激しくなってきました。
それに伴い、子宮の奥から潤みがどんどん溢れ出てきます。

快感めいた感覚を私はしっかり意識していました。父が激しく動けば動くほど、
快美は増すばかりでした。しかし、快感に溺れる事は乙女心の潔癖さが許しません。
私は汚れている・・・怒涛のごとく押し寄せる快感と闘いながら、
私はその思いに囚われていました。父親とセックスして、感じている私は穢れ切っているんだ。
私は絶えず自己嫌悪とも格闘しなければなりませんでした。もう取り返しはつかない。
汚れた肉体は元には戻らないのだ。そう思うと、どうしても自暴自棄になって行きます。

あの頃の私は、いまの恒彦と同じでした。中学生だったと言うのに、ろくに学校にも通わず
盛り場をうろつく日々を送っていたのです。家がイヤでイヤで堪りませんでした。
そんな私が家出したのは当然の成り行きでした。いろいろな男を転々と渡り歩きましたが、
どの男にも本気になることはありませんでした。
父に犯され続けた私は、ある種の男性不信に陥っていたのでしょう。
水商売の世界に身を置いた事もありましたが、やがて私は性を売り物にする
売春婦の道を選びました。穢れ切った私には、ピッタリの商売だと思えたからです。

思えば、ろくでもない人生を歩んでしまったものです。これで三島と出会わなかったら、
本当に屑のような一生を終えたのではないでしようか。
私は恒彦には私のような人生を進んで欲しくないと心から願っていました。
しかし私も、もはや偉そうな事を言えた義理ではないかもしれません。
その恒彦に襲いかかって貰うのを、心のどこかで望んでいたのですから。
  1. 近親者との性体験
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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