暗い過去を背負った継母。其の六
◇交接は騎乗位で
義理の息子との関係は泥沼に嵌まったも同然でした。
恒彦は隙を狙っては私を押し倒し、私も抵抗のポーズのあとで必ず彼を受け入れていました。
「今夜親父は、学会で京都だろ?一晩中楽しめるよな」
ことに夫が留守の夜は、恒彦は夜通し旺盛な性欲をぶっけてきたのです。
夫とはちがい、露骨な獣欲を剥き出しにしてくる彼を、私は内心心待ちにしていました。
「脱げよ、脱いで、化け物みたいなオッパイを見せな!」
恒彦の命令は私の好奇心をくすぐります。恒彦との関係は、夫とも私を買った男たちとも
まったく別ものでした。夫は包容力のある愛し方で、客たちは札束で私の頬を叩くような
抱き方をしました。しかし、恒彦のはそのどちらともつかない遣り方でした。
恒彦の場合、駆け引きは一切なしでした。青春期にありがちな正体不明の憤りとともに、
純粋に性欲のみを、有り余る精力だけを力任せに私の肉体に叩きつけてきたのです。
私は彼の言うなりでした。服と下着を期待に震える指で脱ぎ捨てると、大の字に寝転んだ
恒彦の足元に屈みました。彼の望みは分かりすぎるほど分かっていました。
「しゃぶれ!そのスケベな口でオレにサービスしなッ」
恒彦が王様なら、さしずめ私はその下女といったところだったでしょう。
昔の客の中にさえ、それほど尊大な態度で挑んでくる男はいませんでした。
「あんたのフェラチオはすげえからな。早く根元まで咥えな」
私は義理の息子のペニスを頬張りました。少し塩辛く、ムレムレとした雄の臭いに、
私の性感は早々と刺激され、股の奥が湿ってきました。
「ううううう、いいぜ、いいぜ、もっと奥まで吸い込みなっ」
私の頭を押さえつけ、恒彦はガンガンと腰を跳ね上げてきました。
喉許を肉頭が突き上げ、壮絶な吐き気がこみ上げます。
それでも私の口唇は根元を喰い締めて離しませんでした。
放埒な王様のペニスは、私の口中でグングン反り返ってきます。
彼が勃起するにしたがい、
私のワレメも欲望の体液を噴水のように噴き上げたのです。
恒彦の勃起を吸い立てながら、私の胸には限りない愛しさがせり上がってきました。
なぜか、彼が自分の分身のように思えてきたのです。
私たちは、いいえ、少なくとも私は彼に共鳴を感じていました。
それはいままでの他人には決して覚えたことのない感情でした。
「もっとやれ!引っこ抜くくらいしゃぶり上げろ。汁まで吸い出せ!」
恒彦はドンドンと腰をバウンドさせ、その衝撃は脳天を突き破るほどでした。
この時私は、どんな強者も呻きを上げずには居られない必殺技を繰り出しました。
「うおっ、き、効くゥーっ」
肛門に指を入れ、思い切り亀頭をしゃぶり上げたのです。
これには恒彦もカラダをエビぞらせずには居られないようでした。
恒彦の背がブリッジを作りました。
「もう我慢できねぇ!やれ、上からハメろッ」
願ってもない命令でした。私自身、騎乗位は大好きでしたし、またその名手でもあります。
それと言うのも客たちがこの大きなバストが揺れるのを見ながらできる、
その体位を好んだために、しょっちゅう騎乗位をとらされていたからです。
私は直角にそそり立った股間を跨ぎ、濡れしぶくワレメを肉のタワーに宛がいました。
そして間髪を入れずズブズブッと一気に腰を沈めたのです。
「うおゥ、くはっ・・・」
とたん恒彦は白目を剥きカラダを硬直させました。
しかし恒彦が静止したのはほんの一瞬のことで、すぐに激しく腰を弾ませ始めたのです。
「はああああーっ、き、きついわ、ああ、何て硬いのっ」
暴れ馬に乗り跨って、私はこの世の快感をすべて集めたような愉悦を味わっていました。
その雄々しい躍動感、生命そのものを感じさせる息吹は、あらゆる性を経験してきた
私を夢中にさせずにはおきませんでした。私は折れるほど腰を回転させました。
「ボインがユサユサしてる。すげえ眺めだ!」
恒彦の視線が痛いほど乳房に食い込んでいました。恒彦の充血した視線は、
さらに私の性感を加速させました。恒彦の振幅の大きな律動も子宮に届かんばかりでした。
性器と性器のぶつかり合う音が、聞こえてくるようでした。互いの汗が飛び散り、
性臭が部屋中に充満していました。私たちはこのときとことん快美を貪りあっていました。
私は愉悦に没頭していました。夫の顔がチラッと脳裏を掠めましたが、罪悪感さえセックスの
スパイスに変えてしまうほどの魔力を、義理の息子との交わりは持っていたのです。
「くくーっ、も、もう堪らないぜ!漏れる、出すぞっ」
「あああああーっ、私だって、私だってもう限界!」
私たちは口々に喚き散らしながらほとんど時を同じくして達しました。
恒彦の熱いシャワーが胎奥に放水され、私はこれ以上望めないほど極上のアクメに
押し上げられていったのです。何時までも浸っていたい余韻がじっくり尾を曳いていました。
「おい、後始末しろよな」
しかし、そんな余韻を楽しんでいる暇はありませんでした。
私は恒彦の命じたとおり、ティッシユでペニスを拭い、拭いながらもまだそこからエキスの
残液を漏らしてくる恒彦の若さに、私の性感はまたぞろ催して来るのでした。
◇ ◇
恒彦との爛れた関係は彼が高校を卒業するまで続きました。
その間、夫は私たちの間を疑うことは一度もありませんでした。
この先も夫がそのことを知る事はないでしょう。
なぜなら恒彦は私と夫から離れて、九州の大学へいってしまったからです。
恒彦が旅立って半年後、私は長女の美由紀を出産しました。血液型は夫と同じO型。
私はA型、恒彦もO型ですので、夫は娘を自分の子と信じて疑いませんが、
もしかしたら恒彦の子種だったかも知れません。
あれから三十年近くが経ち娘の美由紀は夫と同じ医者になり、
大学病院の医局に勤めております。
恒彦はもう四十代半ばをすぎているはずです。彼が家出同然に九州に行ってしまってから、
私と夫は彼にまったく会っていません。多分、是からも会う事はないでしょう。
結局、私は夫と恒彦を和解させることが出来ませんでした。
しかし、風の便りに、九州で恒彦は運送業に就いているという噂を聞きました。
夫の望むとおり、恒彦が何とか社会人として遣っている事だけが、夫に対する罪滅ぼし
になっていると、私は思っています。いや、そう思いたいのです。
END
義理の息子との関係は泥沼に嵌まったも同然でした。
恒彦は隙を狙っては私を押し倒し、私も抵抗のポーズのあとで必ず彼を受け入れていました。
「今夜親父は、学会で京都だろ?一晩中楽しめるよな」
ことに夫が留守の夜は、恒彦は夜通し旺盛な性欲をぶっけてきたのです。
夫とはちがい、露骨な獣欲を剥き出しにしてくる彼を、私は内心心待ちにしていました。
「脱げよ、脱いで、化け物みたいなオッパイを見せな!」
恒彦の命令は私の好奇心をくすぐります。恒彦との関係は、夫とも私を買った男たちとも
まったく別ものでした。夫は包容力のある愛し方で、客たちは札束で私の頬を叩くような
抱き方をしました。しかし、恒彦のはそのどちらともつかない遣り方でした。
恒彦の場合、駆け引きは一切なしでした。青春期にありがちな正体不明の憤りとともに、
純粋に性欲のみを、有り余る精力だけを力任せに私の肉体に叩きつけてきたのです。
私は彼の言うなりでした。服と下着を期待に震える指で脱ぎ捨てると、大の字に寝転んだ
恒彦の足元に屈みました。彼の望みは分かりすぎるほど分かっていました。
「しゃぶれ!そのスケベな口でオレにサービスしなッ」
恒彦が王様なら、さしずめ私はその下女といったところだったでしょう。
昔の客の中にさえ、それほど尊大な態度で挑んでくる男はいませんでした。
「あんたのフェラチオはすげえからな。早く根元まで咥えな」
私は義理の息子のペニスを頬張りました。少し塩辛く、ムレムレとした雄の臭いに、
私の性感は早々と刺激され、股の奥が湿ってきました。
「ううううう、いいぜ、いいぜ、もっと奥まで吸い込みなっ」
私の頭を押さえつけ、恒彦はガンガンと腰を跳ね上げてきました。
喉許を肉頭が突き上げ、壮絶な吐き気がこみ上げます。
それでも私の口唇は根元を喰い締めて離しませんでした。
放埒な王様のペニスは、私の口中でグングン反り返ってきます。
彼が勃起するにしたがい、
私のワレメも欲望の体液を噴水のように噴き上げたのです。
恒彦の勃起を吸い立てながら、私の胸には限りない愛しさがせり上がってきました。
なぜか、彼が自分の分身のように思えてきたのです。
私たちは、いいえ、少なくとも私は彼に共鳴を感じていました。
それはいままでの他人には決して覚えたことのない感情でした。
「もっとやれ!引っこ抜くくらいしゃぶり上げろ。汁まで吸い出せ!」
恒彦はドンドンと腰をバウンドさせ、その衝撃は脳天を突き破るほどでした。
この時私は、どんな強者も呻きを上げずには居られない必殺技を繰り出しました。
「うおっ、き、効くゥーっ」
肛門に指を入れ、思い切り亀頭をしゃぶり上げたのです。
これには恒彦もカラダをエビぞらせずには居られないようでした。
恒彦の背がブリッジを作りました。
「もう我慢できねぇ!やれ、上からハメろッ」
願ってもない命令でした。私自身、騎乗位は大好きでしたし、またその名手でもあります。
それと言うのも客たちがこの大きなバストが揺れるのを見ながらできる、
その体位を好んだために、しょっちゅう騎乗位をとらされていたからです。
私は直角にそそり立った股間を跨ぎ、濡れしぶくワレメを肉のタワーに宛がいました。
そして間髪を入れずズブズブッと一気に腰を沈めたのです。
「うおゥ、くはっ・・・」
とたん恒彦は白目を剥きカラダを硬直させました。
しかし恒彦が静止したのはほんの一瞬のことで、すぐに激しく腰を弾ませ始めたのです。
「はああああーっ、き、きついわ、ああ、何て硬いのっ」
暴れ馬に乗り跨って、私はこの世の快感をすべて集めたような愉悦を味わっていました。
その雄々しい躍動感、生命そのものを感じさせる息吹は、あらゆる性を経験してきた
私を夢中にさせずにはおきませんでした。私は折れるほど腰を回転させました。
「ボインがユサユサしてる。すげえ眺めだ!」
恒彦の視線が痛いほど乳房に食い込んでいました。恒彦の充血した視線は、
さらに私の性感を加速させました。恒彦の振幅の大きな律動も子宮に届かんばかりでした。
性器と性器のぶつかり合う音が、聞こえてくるようでした。互いの汗が飛び散り、
性臭が部屋中に充満していました。私たちはこのときとことん快美を貪りあっていました。
私は愉悦に没頭していました。夫の顔がチラッと脳裏を掠めましたが、罪悪感さえセックスの
スパイスに変えてしまうほどの魔力を、義理の息子との交わりは持っていたのです。
「くくーっ、も、もう堪らないぜ!漏れる、出すぞっ」
「あああああーっ、私だって、私だってもう限界!」
私たちは口々に喚き散らしながらほとんど時を同じくして達しました。
恒彦の熱いシャワーが胎奥に放水され、私はこれ以上望めないほど極上のアクメに
押し上げられていったのです。何時までも浸っていたい余韻がじっくり尾を曳いていました。
「おい、後始末しろよな」
しかし、そんな余韻を楽しんでいる暇はありませんでした。
私は恒彦の命じたとおり、ティッシユでペニスを拭い、拭いながらもまだそこからエキスの
残液を漏らしてくる恒彦の若さに、私の性感はまたぞろ催して来るのでした。
◇ ◇
恒彦との爛れた関係は彼が高校を卒業するまで続きました。
その間、夫は私たちの間を疑うことは一度もありませんでした。
この先も夫がそのことを知る事はないでしょう。
なぜなら恒彦は私と夫から離れて、九州の大学へいってしまったからです。
恒彦が旅立って半年後、私は長女の美由紀を出産しました。血液型は夫と同じO型。
私はA型、恒彦もO型ですので、夫は娘を自分の子と信じて疑いませんが、
もしかしたら恒彦の子種だったかも知れません。
あれから三十年近くが経ち娘の美由紀は夫と同じ医者になり、
大学病院の医局に勤めております。
恒彦はもう四十代半ばをすぎているはずです。彼が家出同然に九州に行ってしまってから、
私と夫は彼にまったく会っていません。多分、是からも会う事はないでしょう。
結局、私は夫と恒彦を和解させることが出来ませんでした。
しかし、風の便りに、九州で恒彦は運送業に就いているという噂を聞きました。
夫の望むとおり、恒彦が何とか社会人として遣っている事だけが、夫に対する罪滅ぼし
になっていると、私は思っています。いや、そう思いたいのです。
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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