暗い過去を背負った継母。其の一
◇新宿裏通り
人には言えない暗い過去・・・長年生きていれば、誰しもそんな過去の一つや二つ
あるものでしょう。もちろん私にも人に言えない過去がありました。
私は三十年前まである商売をしていました。私の場合の暗い過去とはその商売でした。
当時、私は夜な夜なホテル街に出没しては、男を拾って金を貰う毎日を送っていました。
十九の時から春をひさぐ世界に身を投じていたのです。巨乳のエリねえさんと言えば
新宿界隈の裏通りでは知らない者はいない。ちょっとした顔の売春婦でした。
名の知れた売春婦でしたから、それなりのプライドを持っていました。
一生この仕事で食べていける、売春は私の天職だ、
と二十代半ばまでは本気で考えていました。
しかし三十路の坂に近づくにつれ、その自信もだんだんと薄れていきました。
自慢の巨乳もだんだんと萎れてくるし、何しろ肉体的にも精神的にもしんどい商売です。
肉体を売るというハードな仕事は、やはり若くなくては勤まるものではありません。
あと何年この仕事を続けていけるだろうか、と不安になり始めた時でした。
三島幸一と知り合ったのは、そんな矢先だったのです。
「ねえさん、ちょっと付き合ってくれないか。金なら欲しいだけ出すよ」
例によって新宿の裏通りに立っているとき、身なりのいい男が私に声を掛けてきました。
彼は銀縁メガネの理知的な顔に、仕立てが見事なスーツが印象的な中年紳士でした。
しかし立派な風貌をしていたものの、彼にはどこか翳りがあり、沈んだ雰囲気を持っていました。
「最近、ちょっと勃ちが悪くてね。もう男も終わりなんじゃないかと思ってるんだ」
「何を弱気な事を・・・お客さん、まだまだ若いじゃないの」
ホテルの部屋に入っても、男はとても落ち込んだ様子でした。
四十を少し過ぎたくらいの年齢だというのに、何かすべてを諦めてしまったような口ぶりです。
「ストレスでしょ、働きすぎじゃないんですか?そういう人意外と多いのよ」
「そうか、ストレスね。仕事も忙しいし、妻を半年まえに亡くしたばかりなんだ」
「そう、お気の毒にね。でも、このエリねえさんに任せておけば心配ご無用よ」
私は男を裸にするとベッドに仰向けに寝かせました。そして、早速縮んだ股間のモノに
顔を被せていったのです。何しろ金なら欲しいだけ出すと言った客です。
自慢のテクニックを、張り切って披露しないわけにはいきませんでした。
ペニスだけではなく玉袋から肛門まで私は丹念に愛撫しました。
口、舌、指を総動員して、腕によりをかけ男をしゃぶり、舐めさすりつづけました。
しかし妻を亡くしたばかりだという男のストレスは、この道十年以上の私を苦戦させました。
いくら手練手管を尽くしても、ペニスはウンともスンともいいませんでした。
「やはりダメか。俺はやっぱりもうおしまいなんだ」
「なに言ってんのお客さん。エリねえさんがついてるのよ。大船に乗ったつもりで居てよ」
ベテラン売春婦の名にかけても、私は客を男にしてやるつもりでした。九十五センチの
デカパイで挟みつけたり、揉んでやったり、特別サービスも惜しみませんでした。
その甲斐もあってやがて苦労は報われたようです。
「少し芯が通ってきたみたいよ。うん、硬くなってきた!」
ようやくペニスは勃起の様相を呈してきました。これには男の感激もひとしおでした。
「本当だ、久し振りに漲って来たぞ!ああ奇跡だ、すごいよエリねえさん!」
「あと一息よ、もうちょっと大きくなれば嵌められるわよ」
私はしゃにむに男を吸いたてました。
男も気分が出てきたと見え、盛んに腰を弾ませ始めます。
やがて、男の股間は直角にまで勃ちあがったのです。
「やった!入れるわよっ。上からガンガン責めて上げる」
この機を逃すものかとばかり、
私は服もパンティも脱ぎ捨てて男の勃起を跨いでいました。
人には言えない暗い過去・・・長年生きていれば、誰しもそんな過去の一つや二つ
あるものでしょう。もちろん私にも人に言えない過去がありました。
私は三十年前まである商売をしていました。私の場合の暗い過去とはその商売でした。
当時、私は夜な夜なホテル街に出没しては、男を拾って金を貰う毎日を送っていました。
十九の時から春をひさぐ世界に身を投じていたのです。巨乳のエリねえさんと言えば
新宿界隈の裏通りでは知らない者はいない。ちょっとした顔の売春婦でした。
名の知れた売春婦でしたから、それなりのプライドを持っていました。
一生この仕事で食べていける、売春は私の天職だ、
と二十代半ばまでは本気で考えていました。
しかし三十路の坂に近づくにつれ、その自信もだんだんと薄れていきました。
自慢の巨乳もだんだんと萎れてくるし、何しろ肉体的にも精神的にもしんどい商売です。
肉体を売るというハードな仕事は、やはり若くなくては勤まるものではありません。
あと何年この仕事を続けていけるだろうか、と不安になり始めた時でした。
三島幸一と知り合ったのは、そんな矢先だったのです。
「ねえさん、ちょっと付き合ってくれないか。金なら欲しいだけ出すよ」
例によって新宿の裏通りに立っているとき、身なりのいい男が私に声を掛けてきました。
彼は銀縁メガネの理知的な顔に、仕立てが見事なスーツが印象的な中年紳士でした。
しかし立派な風貌をしていたものの、彼にはどこか翳りがあり、沈んだ雰囲気を持っていました。
「最近、ちょっと勃ちが悪くてね。もう男も終わりなんじゃないかと思ってるんだ」
「何を弱気な事を・・・お客さん、まだまだ若いじゃないの」
ホテルの部屋に入っても、男はとても落ち込んだ様子でした。
四十を少し過ぎたくらいの年齢だというのに、何かすべてを諦めてしまったような口ぶりです。
「ストレスでしょ、働きすぎじゃないんですか?そういう人意外と多いのよ」
「そうか、ストレスね。仕事も忙しいし、妻を半年まえに亡くしたばかりなんだ」
「そう、お気の毒にね。でも、このエリねえさんに任せておけば心配ご無用よ」
私は男を裸にするとベッドに仰向けに寝かせました。そして、早速縮んだ股間のモノに
顔を被せていったのです。何しろ金なら欲しいだけ出すと言った客です。
自慢のテクニックを、張り切って披露しないわけにはいきませんでした。
ペニスだけではなく玉袋から肛門まで私は丹念に愛撫しました。
口、舌、指を総動員して、腕によりをかけ男をしゃぶり、舐めさすりつづけました。
しかし妻を亡くしたばかりだという男のストレスは、この道十年以上の私を苦戦させました。
いくら手練手管を尽くしても、ペニスはウンともスンともいいませんでした。
「やはりダメか。俺はやっぱりもうおしまいなんだ」
「なに言ってんのお客さん。エリねえさんがついてるのよ。大船に乗ったつもりで居てよ」
ベテラン売春婦の名にかけても、私は客を男にしてやるつもりでした。九十五センチの
デカパイで挟みつけたり、揉んでやったり、特別サービスも惜しみませんでした。
その甲斐もあってやがて苦労は報われたようです。
「少し芯が通ってきたみたいよ。うん、硬くなってきた!」
ようやくペニスは勃起の様相を呈してきました。これには男の感激もひとしおでした。
「本当だ、久し振りに漲って来たぞ!ああ奇跡だ、すごいよエリねえさん!」
「あと一息よ、もうちょっと大きくなれば嵌められるわよ」
私はしゃにむに男を吸いたてました。
男も気分が出てきたと見え、盛んに腰を弾ませ始めます。
やがて、男の股間は直角にまで勃ちあがったのです。
「やった!入れるわよっ。上からガンガン責めて上げる」
この機を逃すものかとばかり、
私は服もパンティも脱ぎ捨てて男の勃起を跨いでいました。
- 近親者との性体験
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プロフィール
Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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