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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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高度成長時代の最中に。其の二

神流川砕石場での出会い。
◇重い荷物を◇
高度成長時代の最中に2-1
一度、身体の奥深くに、久し振りの射精をしたが、彼女の手が私の魔羅を扱き始めると、
性懲りも無く芯が出来て、固く立ち上がっていた。

『ふたーりは何時もあたしの部屋で寝てたんだいね』
「そうだったね」
木造の大きな農家造りの二階にあった末娘の叔母の部屋を思いだした。

黒光りのした太い柱があって、
矢張り黒く光ったどっしりとした板戸に囲まれた暗い部屋だった。
十二畳ほどの部屋で庭に面したところは障子で彼女の机が置いてあった。

叔母は寝間着の裾を後ろに纏め、あられもない格好で私の腰を跨いで魔羅を掴み、
割れ目に上下になぞった後で、体重をかけて奥まで填め込んだ。
『いつもこんな格好でしてたんだがねえ』
彼女は言ったが、私にははっきりした記憶が無く、叔母と性交した事が有るとすれば、
恐らく私は熟睡していたか、半分眠った状態だったものと思った。

『ああ、お前はあたしの始めての男なんだよ』
叔母は腕を突っ張って重い尻をゆっくりと上下させ、細かく方向を変えて抽送しては、
ぶるぶると震えて私にしがみ付いた。

『ああ、いいよう。オマンコがきもちいいよぅ』
その夜、私は二度も叔母の膣の奥深く射精した。
彼女が母屋に帰ったのは午前一時を過ぎてからだった。

叔母は真顔で昔々私が彼女の膣の中に射精したというが、
記憶には全く無かった。十四、五歳の私と二十八、九歳の叔母との性交は、
きっと彼女の一方的なペースで進められていたのだろう。
私は夢精でもしたと思って気にも留めなかったのだと思う。

その夜を境に叔母は私にしつっこく迫って、
ほんの短い時間でもオマンコをしたがった。若い私も断る理由も無く、応じていた。
 
高度成長時代の最中に2-2
叔父は町に出ると、家に帰らず町に居た愛人の家に泊まりこむ事が多かった。
そんな夜は、叔母は必ず私の布団に忍び込み、
宵の口から、深夜まで飽きもせず、性交していた。
夫は子供が出来てからは叔母と関係することが少なかったと言って、
『あたしは青春を取り返すんだ』と色気違いの様に振舞った。

私が取引先の接待に呼ばれて朝帰り等をすると、叔母は亭主にでも言うように、
『外泊せずに返って来い』苦情さえ言うようになった。

彼女は身なりも若作りにして、夫の居ない夜は淫らな女に変身して、
夜の営みは夜毎に激しさが増した。
私も若かったから、年相応の女は幾らでも手に入ったが、ただ抱いて
射精するだけの相手よりも叔母の粘っこい性交に魅せられて居たのだった。

叔母は離れの私の部屋を改装して、ダブルベッドを入れてくれた。
この上で毎晩でもあたしを抱いてくれ、と言ってる様で、
少しうんざりしたのを覚えている。

叔母の家が所有していた砂岩の山(数十町歩)からプラントまでの
道路付けの段階に入っていた。叔母の家には砕石権代金だけでも、
当時で億の金が支払われていた。

今日ほど公害がうるさく言われていない時代だったが、
自然保護団体等からの反対運動がなかったわけではない。
地元の利益になるという理由で、村や件が強力に後押しして呉れたので、
いつしか反対運動も下火になった。
高度成長時代の最中に2-3

その年の暮れの事だった。町に泊るはずの叔父が前触れも無く帰宅した事が有った。
叔母と私は安心しきっていて、離れの部屋でいつもの様に戯れていた。
母屋に叔母が居ないので彼は離れに来たのだった。
「おーい、豊子はいるかい」と庭から彼の呼ぶ声が聞こえた。
二人は慌てて寝間着を身につけて外に出て行った。

叔母は下着もなく私の精液の匂いをつけて、夫の所に帰った。
翌日叔母は私の朝飯の支度をしてくれなかった。
何か二人の間に悶着が有ったのだろうと思って、母屋に寄らずに現場に出かけた。
どんな事に成るのか大いに気の揉める一日だった。

何時も叔父の事など意識せず性交に慣れてしまっていた二人は、
口裏を合わせる打ち合わせなどした事が無かったから、
叔父の手前をどう誤魔化すか、迷っていた。

夕方、ゼネコンの誘いを断り、おつかなびっくり帰宅した。
叔父が何か文句をつけて来たらそれなりに、出たとこ勝負で
成る様に成れとふて腐れていたのだった。

『元太郎、夕飯はどうした』
叔母が呼びに来た。
「なあ、叔父さんはどうした?何かいわれたんべぇ?」
気に成って訪ねて見た。
『ああ、おめえたちがべべしてるんは、前っからしってた、つて言われたよ』
「それで?」
『それでさ、あたしがいろいろ文句を言うべぇと思ってたら、
 減るもんじゃねえから、どんどんしたらよかんべえ、って言われて、それっきりよ』 

拍子抜けして、ほっとはしたが、何か叔父に重い荷物を背負わせられた
様な嫌な気分だった。
『気兼ねなく遣って呉れって言われたから、今度っからおおぴらですべぇ』
叔母は度胸を据えていた。

半年以上も互いに舐めたりしゃぶったりし合って、
男女の睦事全てをし尽くした時期でもあった。
しかし、毎日顔を合わせる相手だし、私は色事には駆け出しの年齢で、
毎晩二回ずつ射精しても一向にこたえない体質だった。

よほどのことが無い限り、叔母の誘惑を断る事は無かった。
叔父がそう言うならば、彼の目の前でつるんで見せてもいいとまで思った。
  1. 若き日の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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