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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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吉祥寺に下宿していた頃。其の一

(1)
吉祥寺01
(昭和30年代の上野駅地上ホーム)
昭和36年の3月、私は待望のW大学の入試に合格して、
胸に大きな夢を抱きながら勇躍上京しました。
下宿は合格発表に付き合ってくれた同郷の一年先輩の方の紹介で、
中央線の吉祥寺駅を降り、徒歩五、六分の、閑静な住宅街の中にありました。

其の辺りは戦災に遭わなかったのか、それ程新しくない家が多く、
下宿はその中の二階家で、玄関で品の良い小柄な婦人が出迎えてくれました。
電車の中で聞いた先輩の話によれば、その家は戦争未亡人が一人で住んでいて、
朝夕の食事の世話をしてくれると言う事でしたが、出迎えてくれた婦人がその本人でした。

言葉に訛りや変なアクセントがあり、一緒に生活する様になってから聞いて見ると、
九州の田舎の出身という事でした。
大学へは中央線で新宿まで出て、其処から山手線に乗り換えて、高田馬場で下車、
戸塚の方へブラブラと歩いて行くのが毎日のコースでした。

私は大学で講義のある時は真面目に出掛け、日曜日や休日は遅くまで寝ていて、
目を覚ませば、東京見物とか、新宿や渋谷の映画館へ出かけていて、
殆ど下宿に居ないものですから、小母さんとは殆ど没交渉の毎日でした。

大学構内の銀杏並木が芽吹き、やがて新緑になる頃には、
私の東京暮らしも大分慣れてきて、角帽の被り方もサマになってきたようでした。
そんな或る日の午後、大学から下宿へ帰ると、郷里にいる婆やのフサから電報が
届いていました。
(フサと私の関係は前作『私の少年期』に詳しく述べております)   
当時は携帯電話等は無く、一般加入電話も未だ普及途中であり、
電報が一番早い通信手段だったのです。
余程の事が無い限り電報など受け取る事はなく、何事かと目を通してみると、
その週の日曜日に上京するので、上野駅まで迎えに来て欲しい。
と云う旨の電文でした。

その日曜日、予定の時間より早めに下宿を出て、上野駅に出かけて行きました。
高崎線の到着プラットホームで待っていると、渋い大島の着物を着たフサが、
緊張した面持ちで、列車から降りてきて、手を振って合図している私を見付けると、
満面に人懐こい笑みを浮かべて近寄って来ました。
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吉祥寺に下宿していた頃。其の二

(2)
吉祥寺04
私達の悦がり声は恐らく隣の部屋にも筒抜けだったに違い有りませんか、
ひっそりと静まり返っているのは、壁に近寄って、
耳を澄まして聞き耳を立てて居たのかも知れません。

気を遣り終えて、フサの上から体を離しても、フサはぐったりと死んだ様に成っていて、
後始末も出来ない様子でしたが、私は久し振りのオマンコに一度では満足できず、
暫く息を整えて再び力を取り戻すと、開きぱなしのフサのマンコへ手を差し入れて、
冷たい淫液でベトベトに濡れたサネや膣口を弄り始めました。

執拗な私の指の動きに、やがてフサもその気に成って来たのか、頻りに腰を動かし、
鼻息を荒げて、ビンビンに勃起している青筋勃ったチンポを弄りはじめました。
「婆や、今度は後ろから嵌めさせて呉れないか?」
「まあ、そんな事、恥ずかしいがね、坊ちゃんそれだけは堪忍して呉れや」
「一遍だけでイイから、なあフサ、頼むよ、後ろからさせておくれよ」

不思議な事に是までは女上位や正常位だけでしたから、娘の様に恥ずかしがるフサを
拝み倒すようにして、犬這いにさせました。帯の解けた腰巻を裾を持って、
背中まで捲り上げると、豊かな肉付きの白い尻が剥き出しになり、
浅黒い肛門の下に垂れ下がった大きなマンコが息づいています。

背後からにじり寄るようにして近づき、
両手の指を左右の大陰唇の縁へかけて押し開いて見ると、俯いているせいか、
大陰唇は言うまでもなく、肉厚の小陰唇のビラビラも下に垂れ下がって、
これまでに見た事も無いような異常な程の大マンコに見えました。

フサのマンコはそういう体質なのか、六十歳近いと言うのに、
未だに鮮やかな薄紅色をしていて、淫液に濡れて輝いている姿は、
叔母よりも遥かに若々しい感じでした。

そんなマンコを目の前にして、私は弥が上にも淫情を掻き立てられ、
青筋立てて怒張したチンポは痛いほどの硬さになっています。
「なあ、坊ちゃん、何時までも恥ずかしい格好させとかないで、早く入れてくれいな」

フサに催促されて、慌ててポッカリと大口開いて待ち受ける膣口に亀頭を押し付けるや、
一気に犬取りで、ズボッと差し込みました。
右手で乳房を抱くようにして弄び、利き手の指先でサネを弄ると、既に豆粒ほどに膨れて、
包皮から飛び出し、ピクン、ピクンと踊っています。

早速、二本指でサネ裏を掻き上げる様に擦っている内、フサも次第に快感が
高まってくると見えて、頻りに腰を持ち上げる様にして、尻を振り初めてきました。
「フサ、マンコが快く成って来たんじゃないのかい?」
「こんな犬がサカルような格好は嫌だけど、坊ちゃんがどうしてもって言うから、
 我慢してるんだいな」
「それでも婆や、何やら奥からヌルヌルと沢山出て来たよ・・・」
「そりゃ、そうだいな。坊ちゃん、どんな格好してたって、オマンコして貰ってるだもの、
 気持ちがイイやな、それより、こんな事程々に止めて、
 坊ちゃんの顔が見える形でやって呉れいな。なあ、坊ちゃん、坊ちゃんたらぁ・・・」
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吉祥寺に下宿していた頃。其の三

(3)
吉祥寺07
フサが郷里へ戻って一週間ほどした或る午後、大学から下宿へ帰ってくると、
郷里の家から私の許へ急配の荷物が届いていました。
急いで開封してみると、中から一キロ程の霜降り和牛の肉が出て来ました。
戦後の食糧事情は大分良く成っては居ましたが、高級な牛肉などはまだまだ
庶民の口には滅多に入らない頃の事で、下宿の小母さんの処へ持っていって見せると、
大喜びで、早速材料を調えて、その日の夕食はすき焼きをする事に成りました。

夕食の折、小母さんは日本酒を用意していて、私にも勧めますが、
私は殆ど飲まないものですから、
「男の癖して酒ぐらい飲まなあ、いけん」
と、日頃の慎ましさからは想像出来ないような言葉遣いに成って、頻りに酒を勧め、
自分も可也盃を重ねました。飲むほどに酔うほどに、言葉は勿論、
夏浴衣の胸の合わせ目も緩みがちで、
「お酒飲めなら、後でボボさせたろうかいナ」
と、意外なことを口走って、うっとりとした目付きで私を見詰め、
急に倒れ掛かるように胸へしな垂れかかって来ました。

「ボボ」が私の国で言う「マンコ」の事だと言うことはすぐに気が付き、
内心呆れて小母さんの顔を見返しました。
小母さんは幾ら若く見えても、既に60歳は越えているだろうと日頃から思っていた私は、
これまでセックスの対象としては考えた事が無かったのですが、
その時はフッと変な気分に成ってしまいました。

男女が結びつく切っ掛けと言うのは実に微妙なもので、
年齢とか容姿の美醜とかは度外視して、普段では考えられない相手と、
ひょんな事から出来てしまう事が有る物なのですネ。

その時、私の胸へ頬を摺り寄せてきた小母さんに対して、私は思わず激しい欲情を覚え、
しどけなく開いた浴衣の胸へ手を差し込んで、垂れ下がった乳房を夢中に成って、
揉み始めたのでした。乳房は掌に余る程豊かでしたが、既に張りはなく、
ふわふわとした感じで、それが一種の快感を指先に伝えて来るのでした。

「ああ、エエ気持ちや。こんなエエ気持ちになるんは久し振りやわ」
小母さんは直ぐに鼻息を荒げ、両手で私の胸へすがり付くようにしていましたが、
乳頭が固く勃起し始めるのと同時に、乳輪にも皺が刻み込まれて来ると、
腰をモジモジさせながら、膝を割って白い太股を露わに見せて来ました。
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吉祥寺に下宿していた頃。其の四

(4)
吉祥寺10
次の夜から私は一階の小母さんと同じ部屋へ、並べて蒲団を敷いて貰い、
一緒に寝るように成りました。

「こうなったらもう夫婦も同然やけん」夕食を終えると早速寝床を延べながら、
小母さんはそう言って嬉しそうな笑顔を見せるのでした。
「ゆんべはなァ、久し振りにボボしてもろて、ウチは気持ちヨウて、もう死ぬごとあった・・・」
寄り添って寝床へ入ると、小母さんは私の胸へ頬を摺り寄せて、そう云うのでした。

この歳になっても寝化粧をするのか、微かに化粧水の匂いがして、
それが不思議な力で私の心をくすぐってきました。

「さあ、早よう乳吸うてくんしゃい」
小母さんは仰向きに寝返って、寝間着の胸をはだけて催促します。
その胸に覆い被さるようにして、乳首を口に含んで、舌先で舐め廻しながら、
チュウ、チュウと音を立てて吸うと、忽ちにして固く勃起してきます。
もう一方の乳首は親指の腹で撫で廻す様に、ゆっくりと揉み始めました。

小母さんは「ウ、ウウン・・・」と、鼻を鳴らしながら、片手をそっと私の股間へ忍ばせて、
既に青筋立てて、勃起しているチンポを握り締め、
「エエなあ、若い人はよかア・・・ほれ、このチンポコの勢いを見てみんしゃい」
と、上下にピュンピュンと振ってみせるのでした」

「小母さんこそ昨夜の今夜というのに、元気な事だねぇ」
「焼け棒杭に火が点いた言うのは、この事たいね」
平然とそう言って、催促するように股を開き、小刻みに腰を揺さぶっています。

乳房を揉んでいた手を下腹へ下げて、柔らかい陰毛の下の割れ目へ差し入れると、
其処は既に淫液の洪水で、ベトベトに指先を濡らしてきました。

「あんたとこうやって抱き合うていると、戦死した人の事を思い出すなあ」
耳元で囁く小母さんの声を聞きながら、
フト若かった頃の小母さんのマンコを想像すると、変に気分が昂ぶってきて、
チンポは更にカッカカッカと熱を帯びて、まるで樫の棒の様に硬さを増してきます。

「あア、エエ具合になって来よった・・・早よ、この太かモンばボボの奥へ入れて・・・
 なあ、早よう入れてェ・・・」
私はその言葉を最後まで待たずに、小母さんの胸の上へ乗り掛かり、
手を添えて亀頭の先を膣口へ宛がうと、
一気にズボッと根元まで一分の隙を余さずに差し込みました。
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吉祥寺に下宿していた頃。其の五

(5)
吉祥寺13
近くの銭湯へ出掛ける様になって、毎日のように裸の男の姿に接し、
つい視線はその股間にぶらさがっている一物へ向けられてしまうのでした。

老若様々なチンポを観察してみると、形や大きさや色具合がそれぞれに異なっていて、
つい自分のチンポと比較してしまいます。
上から見下ろしているせいか、普段はそれ程感じないのですが、
洗い場の前に張ってある鏡に映ったチンポを見ていると、
我ながら惚れ惚れするもので、大抵の男には引け目を感じませんでした。

ところが只一人、背丈はそれ程高くない老人で、
実に見事な一物をぶら下げている人がいて、
その人にだけは何時も、「負けた!」と言う思いをさせられました。

銭湯へ行ってその人がいると、出来るだけ近くへ寄って行って、観察をしましたが、
何時も人一倍時間を掛けて丁寧にチンポを洗うのでした。
亀頭の先を引っ張るようにして、皺を延ばし、見事にエラを張った亀頭環から根元まで、
満遍なく指先で揉み、まるで弄んでいるのではなかと疑いたくなるような手の動きでした。

或る時、そんな老人の様子を観察していると、石鹸の泡をまぶして擦っているチンポが、
次第に勃起してきて、胴中の太さの倍ほども有ろうかと思われる、
暗紫色の亀頭が傘を開いたように、見事に怒張してきました。

チンポ全体の太さや長さは私のものと殆ど変わらないのですが、
カリの大きさが違うために一段と立派に見えるということに、その時気付きました。
そして、自分もなんとかカリを大きくしたいと言う願望を抱いたのでした。

さて、余談はそれ位にして、小母さんとのセックスの中で、
初めて味わった「フェラチオ」の事を最後に書いて置きたいと思います。

在る晩の事、灯りを点けたままで一戦に及んだ時、ふっと露わになった小母さんの
裸の下腹部が目に付いた事がありました。それまで何度も体を交えていましたが、
マジマジと年寄りのマンコなど見たいと思ったことは無かったのですが、
その時は無性に小母さんのマンコが見てみたくなり、思わず両手を膝に掛けて、
左右に押し開きました。

「あれ、何ぼするとね?」
小母さんは慌てて股を閉じようとしましたが、それを無理矢理こじ開けて、
マンコを覗き込みました。白髪混じりの陰毛に覆われた大陰唇がパックリと
左右に笑み割れ、暗紫色に色付いた小陰唇が淫液に濡れています。
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吉祥寺に下宿していた頃。其の六

(6)
吉祥寺16
昭和36年にW大学に入って、
最初の内は高校生のように真面目に講義を聴きに出掛けていた私でしたが、
一年もして、やがて学生生活に慣れてくると、次第に講義がつまらなくなり始めました。
それと時を同じくして、父の紹介で小さな貿易会社の手伝いを始めるようになると、
その仕事の方が面白くて、次第に大学をサボルようになりました。

バイヤーのロバーッさんは、日本橋の茅場町にある四階建ての小さなビルの三階の
フロア全部を借り切って、其処を仕事場に使っていました。
彼はある程度の日本語は話し、どこかタイロン・パワーを彷彿させるような二枚目の中年紳士でした。

週に二日か三日、私は大学の講義の少ないような日を選んで、そのビルに出かけて行き、
ミスター・ロバーツが伊勢志摩方面や各地のオークション等で買い集めてきた養殖真珠を、
用途別に選別するのが私の仕事でした。

部屋の採光が悪いのを除けば、賃金も高く、学生のアルバイトとしては他では望めないような
恵まれた仕事でした。 ミスター・ロバーツは週のうち、一、二度顔を出すだけで、
後は日系二世の番頭さん風の人が事務所を取り仕切っていました。

下宿の小母さんとのセックス依然続いていて、
月に少なくとも五、六度は肉体関係がありましたが、
実を言えば、そろそろ飽きが来ていて、そうなると弛んだ肌の感触や、
普通よりも強いオマンコの匂いが文字通り鼻に付き始めてきました。

性欲の旺盛な年代の事ですから、他に良い相手は居ないものかと
自然に若い娘に関心が向けられるのでした。
そんな時期に、二人の若い娘と知り合いに成りました。
その一人が郁子、もう一人は和江でした。

毎朝通学に利用していた中央線の中野駅から乗り込んでくる乗客の中に、
何気なく気が付くと、ジッと私を見詰めている娘がいました。
最初は私の思い過ごしかと思っていましたが、そんな事が何度があると、
私の方も無関心ではいられなくなり、偶然近くに乗り合わせていて、眼があったりすると、
頬を染めて慌てて俯いてしまう素振りが如何にも初心らしく、好感が持てました。

私好みの瞳の大きな中肉中背の一寸愛らしい娘で、或る時、車内で隣り合わせた折り、
「何処かへお勤めですか?」
と、声を掛けてみました。。
「いいえ、新宿の洋裁学校へ行ってるの・・・」
娘は恥ずかしそうな表情を満面に浮かべ、それでもはっきりとした口調で答えました。

それが郁子で、それから顔をあわせると必ず挨拶を交わすようになり、
次第に親しく口を利く様になりました。
暫くはそんな状態が続きましたが、或る時、通学電車で近くへ乗り合わせた機会に、
思い切って映画に誘ってみると、彼女は大きな瞳を輝かせて、躊躇する様子も無く承諾しました。
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吉祥寺に下宿していた頃。其の七

(7)
吉祥寺19
もう一人の娘、和江は私がアルバイトをしていたミスター・ロバーツの事務所で、
真珠のネックレスを造っていました。
独身と言う事でしたが、娘と言うよりは、何故か小母さんのような感じもあり、
それとなく高校の頃の事を訊ねてみると、戦時中に旧制の高等女学校を
卒業したとのことで、それなら若くても年齢は30歳を越しているはずでした。

事務所には他に二、三人の若い女の子がいて、作業机を並べてネックレスを
造っていましたが、和江が一番先輩らしく仕事を仕切っていました。
私が事務所に勤めて、英語が話せたり、真珠の知識がプロ級なのを知ると、
仕事の事で色々と相談を持ちかけて来る様になりました。

最初の頃は取り澄ましたような処がありましたが、付き合いだしてみると、
性格の明るい世話好きな娘で、そんな彼女を前にすると次第にセーターの
胸の膨らみや腰の括れなどが気になり始めました。

私が大学の講義をサボって朝から勤務している日などは、昼食の時間になると、
近くの食堂の何が美味しいとか、ここの中華料理が安くて味が良いとか、
案内役を買って呉れるのでした。

十二月に入って間もなくの或る日、仕事の都合で私と和江だけが帰り時間が遅くなって、
日暮里まで帰る和江と一緒に八重洲口まで歩いていく事になりました。表に出ると、
既に陽はとっぷりと暮れて、街のネオンがきらびやかな文字の点滅を始めています。

「あなた、彼女いるんでしょう?」
突然、和江がそう問い掛けてきました。
「生憎、そんな者はいないよ」
「でも、背は高いし、ハンサムだし、Wの学生さんだし、モテるでしょう?」
「さあ、ね」
「まア、気のない返事だこと」
「だったら、和江さんが付き合ってくれるかい?」
「あたしでよかったら、付き合ってあげてもいいわよ・・・でも、ただでは駄目よ」
和江は何を勘違いしたのか、そう言って私を見上げ、悪戯っぽい笑顔を見せました。

その日は其の侭八重洲口まで歩いて、別々の電車に乗って帰ったのですが、
私は彼女の私に対する態度や言葉から、
そのうちに誘惑してやろうと心に決めていたのでした。

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吉祥寺に下宿していた頃。其の八

(8)
吉祥寺22
裸でベッドに横たわり、自慢のチンポをビンビンにおっ勃てて待っていると、
程なく裸の胸をバスタオルで隠して、和江も部屋に戻って来ました。

「早くおいでよ。ほら、もう爆発寸前だ」
そう言って飛び起き、青筋を立ててギンギンに怒張したチンポを、
彼女の目の前へ突き出しました。

「まあ、大変!」
目を丸くしている和江を引き寄せると、ベッドの上に押し倒して、
乱れた股間へ手を差し入れて、薄めの陰毛を撫でるようにして、
いきなり割れ目に指を滑り込ませました。

浴室で十分ヌメリを洗い落として来た筈なのに、
意外にも和江のオマンコの中はヌルッとした感触でした。
おまけに固くなったサネ頭は包皮から食み出して一糎程も外へ迫り出しています。

その感触に私は一段と興奮して、モクモクと迫り出した膣口は勿論の事、
サネと言わず、鶏冠のような肉厚のビラビラと言わず、委細構わず撫で廻しました。
「ああ、イイ気持ち、ああ、イイわ、イイわ・・・其処よ、そこ、そこ・・・」
と、和江は一寸オーバー過ぎるような声を上げて、腰を左右によじり、
私の胸に縋り付いてきました。

直ぐに開いた彼女の股の間に割り込んで、コチコチになった陰茎の根元を掴むと、
亀頭の先をベトベトに濡れたオマンコの割れ目にあてがって、上下に何度も擦り上げた末に、
グイッと腰を落として、一気に根元までズボズボッと挿入しました。

陰茎の侵入を待ち受けて居たかのように、膣の中の秘肉が一斉に蠢いて、
亀頭の周りに絡み付いてきました。その締め具合は相当なもので、
痺れる様な快感がズキンと脳天へ突き抜け、危うく気を漏らしそうになりました。

ここで気をやっては男の恥とばかり、一瞬、股間の力を抜いて、
たぎり勃つものをやり過ごし、陰茎を一旦オマンコの入り口まで引き抜いて、
コチョコチョコチョと小腰を遣ってリズムを整えました。

「ねえ、もっと奥へ入れてよ。もっと奥へ・・・」
入り口だけでは頼りないのか、和江は頻りに腰を揉んで、
必死にオマンコを押し付けてきます。
その度に膣内の秘肉がチンポのあちらこちらに絡み付いて、
再び激しい快感の波が押し寄せてきました。
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プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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