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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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吉祥寺に下宿していた頃。其の七

(7)
吉祥寺19
もう一人の娘、和江は私がアルバイトをしていたミスター・ロバーツの事務所で、
真珠のネックレスを造っていました。
独身と言う事でしたが、娘と言うよりは、何故か小母さんのような感じもあり、
それとなく高校の頃の事を訊ねてみると、戦時中に旧制の高等女学校を
卒業したとのことで、それなら若くても年齢は30歳を越しているはずでした。

事務所には他に二、三人の若い女の子がいて、作業机を並べてネックレスを
造っていましたが、和江が一番先輩らしく仕事を仕切っていました。
私が事務所に勤めて、英語が話せたり、真珠の知識がプロ級なのを知ると、
仕事の事で色々と相談を持ちかけて来る様になりました。

最初の頃は取り澄ましたような処がありましたが、付き合いだしてみると、
性格の明るい世話好きな娘で、そんな彼女を前にすると次第にセーターの
胸の膨らみや腰の括れなどが気になり始めました。

私が大学の講義をサボって朝から勤務している日などは、昼食の時間になると、
近くの食堂の何が美味しいとか、ここの中華料理が安くて味が良いとか、
案内役を買って呉れるのでした。

十二月に入って間もなくの或る日、仕事の都合で私と和江だけが帰り時間が遅くなって、
日暮里まで帰る和江と一緒に八重洲口まで歩いていく事になりました。表に出ると、
既に陽はとっぷりと暮れて、街のネオンがきらびやかな文字の点滅を始めています。

「あなた、彼女いるんでしょう?」
突然、和江がそう問い掛けてきました。
「生憎、そんな者はいないよ」
「でも、背は高いし、ハンサムだし、Wの学生さんだし、モテるでしょう?」
「さあ、ね」
「まア、気のない返事だこと」
「だったら、和江さんが付き合ってくれるかい?」
「あたしでよかったら、付き合ってあげてもいいわよ・・・でも、ただでは駄目よ」
和江は何を勘違いしたのか、そう言って私を見上げ、悪戯っぽい笑顔を見せました。

その日は其の侭八重洲口まで歩いて、別々の電車に乗って帰ったのですが、
私は彼女の私に対する態度や言葉から、
そのうちに誘惑してやろうと心に決めていたのでした。

 
吉祥寺20
それから二週間ほどして、その月の給料日が来ました。
その月は、何時もより出勤時間が多く、思っていたよりも、多額の収入が有りました。
「和江さん、何か奢って上げようか?」
帰り掛けに、更衣室の近くで顔を合わせた和江に声を掛けると、
彼女は悪戯っぽい顔つきで、軽くウイングしながら二、三度大きく頷きました。

地下鉄で銀座に出て、和江の案内で、四丁目にあるレストランで食事をし、
暫く街をぶらついてから、タクシーで新橋のラブホテルへ向かいました。
その殆どが和江の采配で、都会慣れした年増娘の行動力には只驚くばかりでした。

「ねえ、一緒にお風呂に入りましょう」
ホテルへ入ると、和江はそう言って私に寄りかかり、早速ブレザーを脱がしに掛かりました。
物怖じしないそんな女の態度が、私の脳裡に少年の頃の姉やとの情事が思い出させ、
全身に軽い興奮状態が起こってきました。

先に浴室に入ってゆったりとした湯船に浸かっていると、程なく和江がタオルで前を隠して
入ってきました。湯の中で既にビンビンに勃起していた陰茎は、一段と硬さを増してきました。

湯気の向こうに見える和江の裸体は如何にも神秘的で、
下から見上げる恰好に成っている為か、胸の出っ張りと言い、
腰の括れと言い、見事なプロポーションに見えました。

私と目が合うと、ニッコリと微笑んで、静かに湯船に足を入れ、
一旦体を肩まで沈めてから、私の隣へにじり寄ってきました。
「ねぇ、抱いて頂戴!」
和江は不意に、後ろ向きに私の胸へ体を預けてきました。

私は和江の胸へ両手を廻して、そっと抱き締め、
そのウナジに唇を押し付けながら、乳房へ指を這わせました。
湯の中で触る乳房はツルツルとした感じで、掌で撫で廻していると、
自然に触れた乳首が、固く勃起して、コリコリと、固くなって来ました。

「う、うううっ」
和江は喉の奥を鳴らしながら不意に私の股間へ腕を伸ばし、
柔らかい指先で怒張した亀頭の周りを撫でてきました。
「まァ、ずいぶん大きいのね。たのもしい事」
耳元へ口を寄せて、囁くようにそう言い、亀頭を撫でていた指を次第に
下の方へ移動させて、胴中を握ってみたり、毛際の方へ扱いて見たり、
まるで大きさを確かめる様に何度も何度も上下に動かしています。
吉祥寺21
私はそんな和江の指の動きにウットリとなりながら、わざと乳首ばかりを撫で廻していると、
「ねぇ、オッパイはそれ位にして、もっと他の処へも触ってよ」
と腰を揉むようにして、股を開いてきました。
「他の処って何処?」
「まあ、意地悪!」
「ねぇ、何処なの?」
「オ、マ、ン、コ・・・」
和江はそう言ってから、体を擦り付ける様にして、フ、フッと笑い、
チンポを握っていた指先にグイッと力を込めてきました。

「どれ、どれ、どんなオマンコしているのかな?」
私はわざとおどけた口調で言いながら、サッと片手を下腹の方へ持って行き、
臍から陰阜へ指を這わせました。

湯に濡れている為か、予想外に陰毛は少ない感じでした。
その上、オマンコの感触はヌメリ気が無くて、まるで別の生き物のような手触りでした。
パックリと左右に割れた大陰唇も、中から貝の肉のように外へ食み出している
小陰唇のビラビラも肉が分厚くて、撫でるとコリ、コリ、コリとした感じでした。

膣口は既に十分に充血していて、ブヨブヨとした感触で外へ盛り上がり、指を当てると、
触れたものは何でも咥えて中へ吸い込もうとするかのように、ピクッ、ピクッと蠢くのでした。
「ねえ、オサネへも触って、あたし、其処が一番感じるのよ」
「チンポを入れたって、ここは余り関係ないようなところだけど、何でまた気持ちいんだろうね?」
「だって、チンポの付け根で擦られると、もう最高よ」

湯の中でクジるオマンコの手触りはそれ程面白いモノでもなく、それに最前から彼女の指で
巧みに弄り回されて、勃起した陰茎はもう我慢できない程になってきました。
「ああ、もう、オレ駄目だ。のぼせてきたよ。ねえ、そろそろ、上がろうよ」
「ねえ、ここでするの?それとも部屋に戻ってから?」
「タイルの上じゃ体が痛いだろう?」
「あなたさえ我慢できれば・・・ねえ、我慢できる?」
「大丈夫だよ。これでも射精には我慢強いほうなんだ」
「まあ頼もしい。じゃあ、早くベッドに入って、楽しみましょうね」

和江はクスクスッと笑って、亀頭を撫でていた指の力を抜いて、やっと解放してくれました。
私は先に湯船を出て、手足や体は程々に、勃起仕切った陰茎だけを特に丁寧に洗って、
向こう向きになって頻りにオマンコの辺りへ石鹸を擦り付けている和江を後目に、
さっと再び湯に浸かって、先に浴室を出ました。

  1. 若き日の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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