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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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男の器とチンポのデカさ。其の五

~半月に一度だけ~
男の器と・・・11
熱く、ヌルヌルした彼女の胎内は、まさに陰茎を納めるためのものだったし、
そして陰茎は、そこに納められるために作られたものなのだと思った。

彼女の膣肉が、内側から膨らむように盛り上がってきて、
私の陰茎を隅々までを包み込む。そのぴったりとした感じ。
ただ一人で勃起させていた時の、なんとも所在ない感じがキッチリと
整理された気がした。そうだ、これが本当のあり方なのだ、と思った。

「・・・さあ、動いて、遣り方が分からなかったら教えてあげる。
 こうよ、こう言う風に体を揺するの・・・」
言いながら彼女は、私の腰を両手で挟み、ゆっくりと前後に動かす。
私は素直にそれに従った。彼女の息が僅かに荒くなる。

「そうよ、そう・・・呑み込みがはやいあわ。そして、もっとそれを早くするのよ。
 そう、それぐらいに・・・うぅん、もっと早くてもいい。
 あこ、そう、そう・・・ちゃんと届いてる、響いてきてる・・・いい、感じよ」

言われるままに私は、激しいピストンを始めていた。
だが、膣の感触は素晴らしいと思うものの、自慰する時とは全然感触が違って、
それがそのまま射精に至る快感にまでは膨らまない。

それでも彼女は、次第に息を荒くしていった。
それにつれて、ピチャピチャと濃い粘液の音が響き始める。

其れを聞いた時、私は突然に全身が痺れるように思った。
自分のしている事の淫らさを、はっきりと知らされた様な気がした。
「あ、あっあっあっ・・・!」
急に腰の奥に沸いた強烈な感覚に、思わず声を漏らしていた。
彼女が薄目を開いて私を見る。口許にはなんともいえず婀娜な笑みが浮かんでいた。

「いいわ、そのまま・・・一気にイッて」
彼女が言うのと、堪えきれなくなった私が果てるのが同時だった。
そして彼女は小さく「あっ」と呟いたあと言った。

「わかるわ、今だしてるのね。私の中に出してるのね・・・
 いっぱいだわ。溢れてる。奥の方まであったかい・・・素敵よ」
彼女のそんな声を聞きながら、私は、情け無いと思いながらもよがってしまっていた。
自慰とは全然違う充実感と快感が、それこそ脳天にまで響き渡っていた。
 
男の器と・・・12
(これで俺も一人前なんだ)
と言う満足感が、胸一杯に膨らみあがっていた。

そのご一休みをしながら、彼女は私に色々と話をしてくれた。
さっき言っていた『一つだけの守るべき約束』について。

それは先客がいたら大人しく帰ること。事前に“予約”見たいな事をしておく必要は
ないこと。どうしてもしたい日があったら、昼間のうちに言っておけば、
他の男が来ても追い返して呉れると言うことだった。

「不公平が起きちゃいけないから、半月に一度だけだからね」
という制約つきの予約であった。

最初に彼女の処を訪れた、今は引っ越していなくなった彼も、結局は彼女にとって
そういう男達の一人でしかなかったのだ、と私は思った。
そして私もそうなのだと思うと、妙に安心し、それまで何となく彼に対して抱いていた、
劣等感めいたものが消えると同時に、妙な胸の疼きも覚えた。
其れが嫉妬だと気づくのは、その後何年も経ってからの事だった。

彼女はすでに先週、私と競った仲間とも寝たと教えてくれた。
私の顔に怒りの色が見えたのだろうか。
「でも、そんなことで喧嘩しないでね。私はそういう女でしかないんだから、
 彼が責められる事はないわ。貴方だって同罪なんだから、
 これからも仲良くしてよね」

と念を押していた。普段の私だったら、指図されたくないと反発していただろう。
けれども、彼女の言葉は不思議と素直に耳に入ってくるのだった。
私は頷いていた。

そんな会話を交わしているうち、彼女が急に悪戯っぽく笑った。
そして私の陰茎に手を伸ばし、触れてきた。私の陰茎はとっくに勢いを盛り返していた。
触れられることに、私は誇らしさのようなものさえ感じていた。

「また欲しくなっちゃつた・・・いい?」
私は無言で頷いた。
彼女は「今度は・・・私がするね」と言い、私を仰向けに寝かせると、
自ら跨って来た。そしてゆっくりと体を前後に揺すりながら、
小さな、けれどとても艶めかしい喘ぎ声を漏らし始めた。

そんな彼女を見上げながら私は、女というものは、
何て良いものなんだろう、と思っていたのだ。
  1. 若き日の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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