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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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若衆入りの儀式。其の十五

若集入りの儀式15
でも今さら止める訳にも行かないし、真由美さんはもう快楽を味わう期待に
胸膨らませているのに水を差す訳にもいかない。
「入れるわよ」
真由美さんは私のペニスを右手で握り締めると、浮かした肉色の淫猥な割れ目を
段々下降させてきて、直立した私のペニスに接触させた。ぬるりとした暖かい粘膜の
感触がしたかと思うと、重みが一瞬、私の腰に掛かってペニスは真由美さんの
体の中に完全に没入した。
「はいったわ」
「じゃあ、動いてごらん」
圧迫感と重みが遠のいてはまたかかり、遠のいてはまたかかる。
まだ慣れないせいか、真由美さんの騎乗位の律動は緩やかだ。

でも慣れるに従って真由美さんの腰の動きは早くなり、快いリズムさえ生まれだした。
それに従って二人の呼吸は短い喘ぎに変わる。
そして激情はつむじ風の勢いで陶酔の世界へと駆け上がった。

風呂上りの一糸まとわぬ白い裸身をさらけ出した真由美さんが、
これまた同じ全裸の私の腰の上で、まだこのようなことに熟達していない女性らしく、
慎ましやかに緩やかな抜き差しの律動を繰り返すたびに、古ぼけた畳の下の床板が
ぎゅーつ、ぎゅーつと鳴り、唯一の家具である和ダンスの黒い金具の環がカターン、
カターンと規則的な伴奏の音を立てていた。

真由美さんが最初に取った体位は膝付き騎乗位であったが、私は不満だった。
この体位は真由美さんが夢中になって私と上体を合わせようと前に倒れると
ペニスも斜めに倒され、真由美さんが腰を上げた瞬間に垂直に戻ろうとするペニスの
弾性で屡外れる。それがせっかく盛り上がった興奮をダウンさせてしまうのである。
「あら、またはずれたわ」
「じゃあ、両方の足を布団につける姿勢に変えてごらん」

私は真由美さんに和式便所スタイルの騎乗位を示唆した。
「こんな姿勢するの、恥ずかしいわ」
真由美さんは馬乗りに成る事に抵抗があるらしかった。
「ゆっくり動いてごらん」今度はうまくいった。

垂直に勃っているペニスと真由美さんの膣の方向とが完全に一致するのではずれないし、
男性の私にとって気持ちのよい態勢になったからだ。
私は下から手を伸ばして真由美さんのクリトリスをいじった。

真由美さんは段々と腰を動かす事に熱中し始めた。
突然、前触れなしに紫色の閃光が室内をほんの一瞬明るく照らすと同時に大音響がした。
電灯が消えた。激痛が下半身に走った。
「ぎゃあーっ」真由美さんが私に抱きついた。
「痛い。真由美さん放して放して・・・」真由美さんは膣痙攣を起こしたのだった。
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プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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