PV UU 現在の閲覧者数: /にほんブログ村 小説ブログ ロマンス小説へ
2ntブログ

異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. スポンサー広告
  2. [ edit ]

若衆入りの儀式。其の十五

若集入りの儀式15
でも今さら止める訳にも行かないし、真由美さんはもう快楽を味わう期待に
胸膨らませているのに水を差す訳にもいかない。
「入れるわよ」
真由美さんは私のペニスを右手で握り締めると、浮かした肉色の淫猥な割れ目を
段々下降させてきて、直立した私のペニスに接触させた。ぬるりとした暖かい粘膜の
感触がしたかと思うと、重みが一瞬、私の腰に掛かってペニスは真由美さんの
体の中に完全に没入した。
「はいったわ」
「じゃあ、動いてごらん」
圧迫感と重みが遠のいてはまたかかり、遠のいてはまたかかる。
まだ慣れないせいか、真由美さんの騎乗位の律動は緩やかだ。

でも慣れるに従って真由美さんの腰の動きは早くなり、快いリズムさえ生まれだした。
それに従って二人の呼吸は短い喘ぎに変わる。
そして激情はつむじ風の勢いで陶酔の世界へと駆け上がった。

風呂上りの一糸まとわぬ白い裸身をさらけ出した真由美さんが、
これまた同じ全裸の私の腰の上で、まだこのようなことに熟達していない女性らしく、
慎ましやかに緩やかな抜き差しの律動を繰り返すたびに、古ぼけた畳の下の床板が
ぎゅーつ、ぎゅーつと鳴り、唯一の家具である和ダンスの黒い金具の環がカターン、
カターンと規則的な伴奏の音を立てていた。

真由美さんが最初に取った体位は膝付き騎乗位であったが、私は不満だった。
この体位は真由美さんが夢中になって私と上体を合わせようと前に倒れると
ペニスも斜めに倒され、真由美さんが腰を上げた瞬間に垂直に戻ろうとするペニスの
弾性で屡外れる。それがせっかく盛り上がった興奮をダウンさせてしまうのである。
「あら、またはずれたわ」
「じゃあ、両方の足を布団につける姿勢に変えてごらん」

私は真由美さんに和式便所スタイルの騎乗位を示唆した。
「こんな姿勢するの、恥ずかしいわ」
真由美さんは馬乗りに成る事に抵抗があるらしかった。
「ゆっくり動いてごらん」今度はうまくいった。

垂直に勃っているペニスと真由美さんの膣の方向とが完全に一致するのではずれないし、
男性の私にとって気持ちのよい態勢になったからだ。
私は下から手を伸ばして真由美さんのクリトリスをいじった。

真由美さんは段々と腰を動かす事に熱中し始めた。
突然、前触れなしに紫色の閃光が室内をほんの一瞬明るく照らすと同時に大音響がした。
電灯が消えた。激痛が下半身に走った。
「ぎゃあーっ」真由美さんが私に抱きついた。
「痛い。真由美さん放して放して・・・」真由美さんは膣痙攣を起こしたのだった。
 
嫁と舅03
お宮でこんな事をした為神様が罰を与えられたのだと直感的に思った。
至近距離の落雷は今度もあのご神木の大杉かも知れないと思った。
殆ど村人が登ってこない山の中の無人のはずの家での秘め事である。
助けを求めようにも電話などはありはしない。
「どうしょう。はずれないわ」

何か行動しようにも、前向き騎乗位で一番深くペニスが挿入された瞬間のまま
局部結合しているので離れないのだ。
どんなに努力しても二人同時に移動は難しかった。二人の内のどちらかが少しでも動くと
真由美さんの膣の奥で、私のペニスが食いちぎられそうな激痛が走るのである。

外は車軸を流す大雨でしばしば閃光がひらめき雷鳴が轟く。部屋に柱時計は無く、
二人とも腕時計など洒落た物など持っていないから、今何時なのかも分からない。

「水を掛けたら・・・」
私はよく道端で犬が交尾してはずれなくて苦しんでいるのに、
水をかけて離した事を思い出した。
「いやよ。私達は犬じゃないのよ。それに水をどうやって汲むのよ」
確かにそれは言えていた。
二人が変な姿勢のまま繋がって井戸端に行くこと自体が至難の業である。

私の場合、家人は私が自宅に帰らなくても全然心配してくれない。
それと言うのも若衆入りを果たして以後後家さん遊びが激しく、
今日もどこかの後家さんの家に泊まっている位にしか思われないのだ。
ましてや山の中の遠見神社だなんて考えもしないのだ。

「真由美さんは行く先を誰か家の人に言ってきた?」
私は布団の上に仰向けに寝たまま、腰の上に跨っているというより、
ペニスを膣で咥えて離して呉れない真由美さんに言った。

「母にだけは遠見神社に行くと言って来たわ。それと保健所の三田さんは
 鍵を借りて呉れたぐらいだから知ってるわ」
じゃあ帰りが遅いからと迎えに来てくれる可能性はあるにせよ、
それまでは動きが取れないではないか。

私と真由美さんは次第に無口になった。誰かが発見して早くこの恥ずかしい状況から
救い出して欲しいとの思いはあるものの、真由美さんの母や三田さん以外の人には
発見されたくは無かった。

外の雨はどうやら止んだらしく静かになった。雷鳴も聞こえて来ない。
70過ぎの叔母を犯す14
取敢えず寒さを防ぐ為に後ろに押し遣っていた掛け布団を被せるまでがひと苦労だった。
気の遠くなるほどの長い時間がたち停電した内も外も暗闇となった。
激痛のため眠るなんてとんでもなかった。

突如まゆみさんが、
「あっ、お母さんの声だ・・・」
と言って本能的に立ち上がりかけたので、激しい痛みがお互いに走った。
耳を澄ますと真由美さんの名前を呼んでいるではないか。
「お母さん、ここよ。家の中にいるの」真由美さんは叫んだ。
「まゆみ!どこよ。平岡さんも一緒なのかい」
「お母さん、平岡さんも一緒よ。家の中に居るの」
真由美さんの母親は表側の雨戸を外側からどんどん叩いた。
「早く出ておいで。傘を持ってきたけど、もう雨は止んでるのよ」
「それが動けないの。二人とも」
「怪我してるの」
「怪我じゃないけど、動けないの、裏から入ってきて」
裏口の戸がぎいっと音を立てて聞いた。
暗闇の中に蝋燭を立てた提灯の明かりがぼんやりと室内を照らした。

「まあ・・・まゆみったら」
真由美さんの母は言葉を失った。
「雷が落ちた時にびっくして離れられなくなったの」
提灯の明かりが二人の結合部を明るく照らし出した。
「まゆみ、水をかけてあげようか」
真由美さんの母も私と同じ発想だった。
「お母さん、なんてこと言うの。犬じゃないのよ。それに布団や畳を
 びしょびしょにしたら、なんて言われるか・・・
 早く三田さんか、野茂女医さんを読んできて注射してもらって」
二本の傘を置いて真由美さんの母は再び山を降りた。

三時間後に私と真由美さんは野茂女医の注射によって連結地獄から解放された。
心配して来てくれた私のホト親三田未亡人と真由美さんの母の前で、
真由美さんはまだ残る痛みに耐えながら風呂の湯を抜く事を忘れなかった。
三人の大人にいたわれながら、山を降りた。
外聞をはばかる事件だけに皆無言の侭だった。

その夜は私は自宅に帰らずホト親の三田さんの家に泊まった。
三田さんはお風呂を沸かしてくれた。
久しぶりに三田さんの暖かい笑顔に接し風呂場の湯気の中で背中を流し合う
スキンシップに、遠見神社でのつらい記憶が流れる思いがした。

三田さんは風呂からあがると台所で手早く何か立ち働いていたかと思うと、
「つかれたでしょう。暖かい団子汁でも食べなさいよ」と声掛けられた。

食事の後はもう三田さんの綺麗な寝室の二人寝用の布団の中で
三田さんに抱かれる様に眠った。私は母親に抱かれる子供の様に柔らかな、
そしてなんとも言えない女性の肌の香りがする胸に顔を埋めて眠った。
その夜は何もせずにひたすら眠った。
END
  1. 若集入りの儀式
  2. / trackback:0
  3. / comment:0
  4. [ edit ]


comment


 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

フリーエリア

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

« 2024 05  »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


.