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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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戦後を生きた姉と弟。其の六

◇性病のデパート
戦後を生きた姉と弟15
姉はこの頃とても機嫌が良かった。
「学校は行った方がいいねェ」
などと言いつつも、自分の場所が綺麗になると、元気に男を漁ったものだ。
私も姉のポン引きに精を出したので姉の商売は繁盛したが、
私が遣り過ぎて、袋だたきに会ったことがある。

「オジサン、その女はよしときなよ。もっといい女がいるよ」
などと、ちょっと金を持っていそうな客だったので、
何とか姉の所へ連れて行ってやろうと思って、
縄張りの外でそんなちょっかいを出してしまったのである。

「ガキのクセに、一人前のポン引きヅラして人の客取るなよ」
相手の女が凄んで来たので、
「その女はビョーキだよ。お淋し村のお梅婆さんだよ。
 この間、チンポ突っ込んだ奴がどうなったか教えてやろうか?
 チンポが腫れ上がって膿が出て、あそこのドブで小便したら、
 夏にカヤが要らなかったって言うんだゾ、それでもその女と寝るのかァ?」

口先だけでいっぱしにグレているので、言うことだけはチャラチャラしていた。
金を持ってそうな奴ってのは、どうしても間抜けらしい。
こちとらは言うだけ言って引き上げようと思ったのに、
その男がつい私に質問して足を引き止めたのである。

「なんでカヤが要らないんだ?」
こんな間抜けな質問をしてきたのである。
「おう、ボウフラがぜーぶ淋しい病気で死んじまったからよ。
 なんせカエルも蝶も、この辺り一帯から消えちまったってんだからな?
 原爆なみのビヨーキよ。ノーモア・ヒロシマね」

よせばいいのに喋り過ぎて、気付いた時には5、6人の女連中に取り囲まれていた。
もちろん路地へ連れ込まれ、裸にひん剥かれた。そして、一人の年取った
パンパンが出て来て、スカートを捲り上げて私のチンポの上に跨ったのである。

「関東にはキツいガキがおるわなァ。大阪のガキなんか、
 コレに比べたらヤヤコや。ホラ勃てんかいな」
脅かされてすぐセガレが勃っわけがなかった。
「別に中へ入れてくれ言うてへん。ウチのお汁をあんたに、擦り付けるだけや。
 ホラ、ヌルヌルして気持ちエエやろ。アー勃ってきよった。
 オノレは難儀しとるというのに、スケベなムスコやなァ」
そう言いながら尻をしゃくりあげられると、スポッと中へ入ってしまった。
 
戦後を生きた姉と弟16
「今晩のな、野外特別サービスはな、出演料なしやで。
 ホラ、キモチエエていわんかい。ホラ、道で遣るのは道端おソソと申します」
周りにパンパンらの人垣が出来てしまったので、いくらスケベな私でも、
チンポの方は女のオマンコの中で萎んでしまった。

「アー、アカンヤッチャな?・・・もう寝てもうたんか・・・」
どうせいっでも恥をかかされ続け立ったので、道端おソソの恥も、それ程堪えはしなかった。
第一いつでもブラつきまわる場所とは違っていたからである。

しかし、次の一言がショックであった。先刻の年取ったパンパンがこう言ったのである。
「ウチが、なんで大阪から出て来たか分かるか?大阪におれんようになったんじゃ。
 その訳が知りたいか・・・知りたかったら、家へ帰って、横のドブで小便してみい。
 オノレの家は今年も来年もカヤ要らんでェ・・・淋病、梅毒、そりから慢性・・・エエと、
 なんや忘れてもうたけどウチは全部持っとるんや。
 アッ、それ今晩の出演料にしとこ・・・ハハハッ」

チンポをパンツの中で拭いて、ズボンを上げて身繕いしながら、
(あぁ、怖いお兄さん達が出て来なくてよかったョ)
と内心ホッとしていた私は、いきなり目の前が真っ暗になってしまった。

どうやって家に戻ったかも分からない。姉と出来なくなる事がショックでもあった。
姉には言えず医者へも行けず、ドブで小便して試してもみた。
しかし、ボーフラが死ぬなどと言うのは自分の口から出た出まかせであったから、
当然ドブで小便しても意味の無い事であった。

「どうしたのよ。したくないの」ときたまその気になる姉が、
あまり私が姉の体を求めないのを不審に思って尋ねた事さえある。
「オレ、もうやめた、オマンコ断ちなんだ。アレは頭がバカになるからな・・・
 それでなくともバカだもんな・・・オレ」

姉には病気がうつるからと思ってオマンコしなかったが、一度覚えたあの味は、
麻薬と同じで禁断症状を起こす。私は遠くへ出かけて、他所の女とやるしかなかった。
多分私のお陰で何人かは病気になっただろう。他所の女で処理していると察して、
姉は気分を毀し二度と相手にしょうとはしてくれなかった。
こっそり買った赤チンを塗り、チンポを真っ赤にして痛みに耐えたものである。

「あんた、パンツがなぜ赤いのよ」
或る日ついにこれが姉にバレてしまった。
「そうか、姉ちゃんの為に・・・なのか。仕方ない」
訳を話すと、姉はやっと納得して許してくれ、私を知り合いのモグリ医者の所へ
連れて行ってくれた。性病は軽かった。赤チンを塗る代わりに軟膏を塗られて
尻に太い注射をされ暫くして性病は治った。しかし姉は、
「だから、他所の女とやっちゃダメだと言っただろう」
と言ったきり、他所の男とは寝ても二度と私とは寝てくれなかった。

  1. 姉弟相姦
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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