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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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戦後を生きた姉と弟。其の七

◇婆さんの蒸れた陰唇
戦後を生きた姉と弟17
昭和30年,姉が28歳の時地元建設会社の会長の妾に成った。
そのお陰で私は高等学校にも通えたし、大学の二部に進む事が出来た。

そして昭和44年に結婚し子供も出来たが平成に成った年、私が
役員だった会社が倒産し、家族とも別れ再び姉の貞子の所に
転がり込んできた。

姉の旦那だった会長も数年前に他界して、
姉は天麩羅屋と不動産屋の二束の草鞋を履くやり手の婆さんだった。

砂の遊びに炬燵の遊び、指でほじくる貝もある。
多少古びて、干物になりかかった貝でも、それはそれなりに味わいが有ると言う物。
私も52歳に成ったとは言え未だ精力が衰えると言うには間があった。
そばに女の肌がなければ淋しいと言うもの。

「うんうん、それでね常盤台のマンションの件なんだけどさあ。あと二、三百万くらい
 上乗せして呉れないかしら、こっちもきついんだよねぇ」
焼酎にイカの塩辛を溶かしたやつ。夏だろうが冬だろうが、
自分はこれさえあれば幸せな気分に成るのだ。

婆さん(貞子)は酒の相手などしてくれず、さっきからしきりに電話の相手に、
唾を飛ばしている。10歳年上だからもう姉の貞子は62歳に成る勘定。
今では色気より金勘定の方が楽しいと言う婆さんだ。

しかし子供を生んだ事がないせいか、肌のはりも極上だし、シミひとつない。
浴衣を少しくずしたその襟足のあたりがたまらない。婆さんと言うには色気が
有りすぎるが、年の離れた弟の背負った借金の後始末をしてくれているのだ。
幾つに成っても私は姉の世話に成らなければ生きていけない駄目な弟だ。

「そうなのよ。寿町はもう一つみたいなのね。だから常盤台はもう少し
 頑張ってもらわないと・・・金利もきついしさ・・・」
貞子は吉野町で小さな天麩羅屋の女将も遣っているが、建設会社の会長の
妾を遣っている時に独学で不動産関係の免許を次々に取得し会長の秘書も
勤める程の頑張り屋だった。お陰でこうやって弟の焦げ付かせた借金を払う為に、
マンションの処分をてきぱきとやってくれる。有り難い事だ。
 
戦後を生きた姉と弟18
しかしそれにしても股間が妙に熱くなってくる。
炬燵の中ですね毛の足を伸ばし、むっちりと脂肪がのった太ももの真ん中に
指を差し入れる。縮れ毛が足の裏にそよぐ。これもまた格別なもの。

「それでさあ、うん、そうなの、30年返済だから、
 またあそこの支店長がグズグズ言ってるみたいなのよ」
若い頃にはパンパンを遣って男相手の駆け引きには手馴れた鉄火肌の女、
不動産の目利きの出来る女。それが私の姉・貞子だ
こっちはこうして焼酎をチビチビと飲みつつ、足の親指で割れ目を捲っていればいい。

貞子の割れ目がじんわりと濡れてくる。そりゃあ、若い女みたいにはいかないが、
ねっとり染み出したお汁は粘りがあり、味も蜜という風味があってなかなかのもの。
親指を恥豆のあたりでグリグリしてやる。貞子は、ここいらが堪らなく好きな女なんだ。

「・・・えっ、うん、そう、そこいらは適当に・・・うん、聞いてるわよ・・・」
炬燵の中で横座りした貞子。その声が途切れがちになるのも面白い。
こっちはさっさと電話を切らせるつもり。左の足で太ももを押し上げといて、さらに右足で
膣の辺りを撫で回す。干し物の貝柱がじっとり湿っていいダシを出してくれる。

「それじゃ・・・うんうん、はい、よろしく」
チンッと受話器を置く音。いきなり足の甲をつねる。
「痛っ、痛いよ」
「痛いじゃないてんだよ。こさちが大事な売却を相談しているときに、
 このちょつかいはなんなのさ!」
貞子の本気じゃない証拠は、割れ目の濡れ具合がそう言っている。
「こんなことされてさ・・・話がまともにできないじゃないさぁ」
いい年をして、弟のチンポを素足で踏みつけにして笑う貞子。
「おおっ、いい気持ち」
「どうすんだい、お布団敷こうか?」
「いいよ、ここでやっちまおうって」
「ふん、バカだね・・・」

男と女は年齢ではない。塩辛や焼酎と同じく、寝かせば、寝かすほど
味が深くなると言うもの。それも言わせてもらうならば、60代と50代、
年上の女と年下の男それも血の繋がった姉と弟の相性ぴったりの
睦み事はまた格別なものなのだ。

「もう・・・いやんなっちまうよぅ」
まんざらでもない貞子の繰り言を聞き流し、
炬燵と茶箪笥に挟まれた場所でふくらはぎを抱え上げた。

  1. 姉弟相姦
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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