開拓耕地にそそり立つ楡(にれ)の木。其の四
◇待望のサック◇
楡の木が黄緑色の小花をつける季節になった。
中学には満足に登校出来なかったが、学期末テストだけで中学を卒業出来た。
逓信講習所電気科(高等学校卒と同等の資格が取れる工手学校)と役場職員の
試験に合格したが、家から通えないので行かなかった。
私の卒業を機に姉は希望の看護婦に成る為、札幌に出た。
私は母を守る為、田舎郵便局の臨時配達員を振り出しに造材山の人夫、
道路工事人夫、馬追い、何でも遣った。
二町八反の開拓耕地は小学三年生の時から広がる事は無かった。
母と二人で耕作し、日雇い仕事をして現金収入を得て、
中学を卒業した年の暮れに念願の布団綿と生地を買う事が出来た。
私のチンポはその頃には完全に皮も剥け一人前の道具に成って母を充たしていた。
五月、明け方の小鳥のさえずりを聞きながら、私は母の熟し切った身体を
只管に貪り続けていた。肉と肉の接点から喜悦の波が沸き上がり、
母も身悶えしながら、腰を突き出し、私の背中に爪を立てた。
私は寝ばなに母とSEXして、明け方の目覚めのSEXにまためくるめく
官能の世界にのめり込んでいった。
青年期には、都会に出て働かないかと奨める人も居たが、
母との肉の繋がりの生活を捨てる事は出来なかった。
SEXは母だけではなかった。お医者さんごっこの延長とナメちゃんの安心感で、
開拓地の娘達とは上級生下級生を問わず大抵SEXした。
信子ちゃんは、姉のところに遊びに来た日、
姉の部屋で二人のオマンコを舐めて気を遣らせた後、姉は、
「わたしは姉弟だから、血が混じるとお嫁に成る時困るの、
近親者の精液が直接体内に入ると純潔な女でなくなるから、
サックがあれば私の中で出させてもいいけど、
信子ちゃん、今日、安全日って言ったよね、
嫌でなかったら中で出させてあげてよ、お願いよ」
と言うと信子ちゃんは、
「いいわよ、いつも舐めてもらっているんだもの、お返ししなくちゃあね」
と仰臥して股を拡げ、気を遣ったばかりのオマンコの花弁を、指で開いた。
信子ちゃんは、「気持ちいいっ、いいっ」を連発しながら腰を突き上げていた。
信子ちゃんは姉の居ない時でも、安全と信じている日は訪ねて来て、
姉の部屋でSEXをさせてくれた。四年後、隣村へお嫁に行った。
姉は一年後、看護婦試験に合格して帰って来た。
私へのお土産はサック一ダース入りの箱だった。五泊して札幌へ戻っていった。
姉はその間毎晩サックを装着してオマンコへの挿入を許してくれた。
射精が間近に迫って来るとチンポを抜かせてサックの装着を手伝い、
膣の中で射精させた。姉は袋の精液を見ながら、
「お前のも他の男の人のも同じなのに、
お前の精液だけ直接入れると純潔でなくなるなんて変だよな。
母さん、サック使ったらお前と何時SEXしても良いと言うけど、
妊娠しなきゃ純潔だと思うんだ、変だよな」
と納得出来ないという顔だった。
それ以前、私が中学一年の呉れに父が死んだと連絡を受けた。
私は涙も出なかったが、その時、母はそーっと涙を拭いていた。
母は、家族を捨てていった男なのに愛情が残っていたとおもう。
隔日ぐらいにオマンコを舐めさせて気を遣って、
わずかに淋しさを紛らわせていた母だが、あの頃、
札幌や旭川などでしか買えないサックが、現代のようにどんな
田舎でも入手出来たら、母は早い時期から、自分から求めて
SEXを許したと思うし、姉ともさせたと思う。
私のチンポを握って感触を愉しみながら、
自分なりの倫理観である純潔を守る為、初回と二度目に、
あんなに激しく抵抗し暴れたのは、やはり父を愛していたのだと思う。
私は母が死ぬまで側から離れる事は無かった。
そのため生涯開拓農民として働き、楽な生活は出来なかったが、
満足出来る人生を歩いて来たと思ってる。
今も私と母の生き様をじっと見詰めて来た、
楡の木は北の大地に静かにそびえ立っている。
END
楡の木が黄緑色の小花をつける季節になった。
中学には満足に登校出来なかったが、学期末テストだけで中学を卒業出来た。
逓信講習所電気科(高等学校卒と同等の資格が取れる工手学校)と役場職員の
試験に合格したが、家から通えないので行かなかった。
私の卒業を機に姉は希望の看護婦に成る為、札幌に出た。
私は母を守る為、田舎郵便局の臨時配達員を振り出しに造材山の人夫、
道路工事人夫、馬追い、何でも遣った。
二町八反の開拓耕地は小学三年生の時から広がる事は無かった。
母と二人で耕作し、日雇い仕事をして現金収入を得て、
中学を卒業した年の暮れに念願の布団綿と生地を買う事が出来た。
私のチンポはその頃には完全に皮も剥け一人前の道具に成って母を充たしていた。
五月、明け方の小鳥のさえずりを聞きながら、私は母の熟し切った身体を
只管に貪り続けていた。肉と肉の接点から喜悦の波が沸き上がり、
母も身悶えしながら、腰を突き出し、私の背中に爪を立てた。
私は寝ばなに母とSEXして、明け方の目覚めのSEXにまためくるめく
官能の世界にのめり込んでいった。
青年期には、都会に出て働かないかと奨める人も居たが、
母との肉の繋がりの生活を捨てる事は出来なかった。
SEXは母だけではなかった。お医者さんごっこの延長とナメちゃんの安心感で、
開拓地の娘達とは上級生下級生を問わず大抵SEXした。
信子ちゃんは、姉のところに遊びに来た日、
姉の部屋で二人のオマンコを舐めて気を遣らせた後、姉は、
「わたしは姉弟だから、血が混じるとお嫁に成る時困るの、
近親者の精液が直接体内に入ると純潔な女でなくなるから、
サックがあれば私の中で出させてもいいけど、
信子ちゃん、今日、安全日って言ったよね、
嫌でなかったら中で出させてあげてよ、お願いよ」
と言うと信子ちゃんは、
「いいわよ、いつも舐めてもらっているんだもの、お返ししなくちゃあね」
と仰臥して股を拡げ、気を遣ったばかりのオマンコの花弁を、指で開いた。
信子ちゃんは、「気持ちいいっ、いいっ」を連発しながら腰を突き上げていた。
信子ちゃんは姉の居ない時でも、安全と信じている日は訪ねて来て、
姉の部屋でSEXをさせてくれた。四年後、隣村へお嫁に行った。
姉は一年後、看護婦試験に合格して帰って来た。
私へのお土産はサック一ダース入りの箱だった。五泊して札幌へ戻っていった。
姉はその間毎晩サックを装着してオマンコへの挿入を許してくれた。
射精が間近に迫って来るとチンポを抜かせてサックの装着を手伝い、
膣の中で射精させた。姉は袋の精液を見ながら、
「お前のも他の男の人のも同じなのに、
お前の精液だけ直接入れると純潔でなくなるなんて変だよな。
母さん、サック使ったらお前と何時SEXしても良いと言うけど、
妊娠しなきゃ純潔だと思うんだ、変だよな」
と納得出来ないという顔だった。
それ以前、私が中学一年の呉れに父が死んだと連絡を受けた。
私は涙も出なかったが、その時、母はそーっと涙を拭いていた。
母は、家族を捨てていった男なのに愛情が残っていたとおもう。
隔日ぐらいにオマンコを舐めさせて気を遣って、
わずかに淋しさを紛らわせていた母だが、あの頃、
札幌や旭川などでしか買えないサックが、現代のようにどんな
田舎でも入手出来たら、母は早い時期から、自分から求めて
SEXを許したと思うし、姉ともさせたと思う。
私のチンポを握って感触を愉しみながら、
自分なりの倫理観である純潔を守る為、初回と二度目に、
あんなに激しく抵抗し暴れたのは、やはり父を愛していたのだと思う。
私は母が死ぬまで側から離れる事は無かった。
そのため生涯開拓農民として働き、楽な生活は出来なかったが、
満足出来る人生を歩いて来たと思ってる。
今も私と母の生き様をじっと見詰めて来た、
楡の木は北の大地に静かにそびえ立っている。
END
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プロフィール
Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
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