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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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未亡人の熱い肌。其の四

~未亡人の涙~
未亡人の熱い肌10
洋間だった。初めて気が付いたが、開いたガラスの大きな窓外には樹木が生い茂り、
林間のように風通しが良くて、扇風機も要らないほど涼しい。
怪我の手当を受けた隣の茶の間の襖も先日通り開いていて、
空間が広く感じるせいもあった。香りの良い紅茶がテーブルに置かれた。

「あの娘と別れて良かったのよ、君の名前を騙った男性はデパートのお客さんで妻子持ちの
 人でね、そのふしだらが判ってしまって、留美子はデパートを辞めるしかなかったの・・・」

未亡人は私が持参したケーキの包装紙を、しなやかに白い指で外した。
「君のような人と交際していれば、私も大賛成したでしょうに・・・」
箱の蓋が開けられ、甘いケーキの匂いが立ち昇る。

「ふふふ、君と初めて会った晩に、私は少し驚いたわ・・・ほら、あの写真、
 私の主人にそっくりだった・・・」
白い指が指し示したのは、洋間の壁の軍服姿の若い男性の写真。凛々しい顔立ちで、
私には少しも似ていない。

「似ていませんよ」と私は照れた。
「顔ではないわ、雰囲気がそっくりだったのよ、軍人のようなコートを着て、
 背筋を伸ばして緊張した姿が、ね・・・」

未亡人が悪戯っぽい眼を私に向けた。
私の胸が激しく騒ぎ始める。ケーキより甘い脂粉の香りが漂い、
体温まで伝わりそうなほど近くに彼女は立っていた。

「如何したの、そんな怖い顔して・・・」
ケーキを取り出した忍野未亡人が、私の顔を覗いて微笑んだ。
妖艶なまでに美しい表情だった。
 
未亡人の熱い肌11
私は我慢出来なくなった。顔を真っ赤にして叫んだ。
「お、俺は、留美子なんかどうでもいいんです!
 千鶴さんが好きで、好きで、あの日からずっと千鶴さんが好きで、
 それであなたに会いに来たんです!」

顔を強ばらせた彼女が、「駄目、それは駄目・・・」嗄れた声で呟きつつ後退り、
また後退る、恐ろしいものを見る眼付きで、彼女は私の前から離れていく。
「嫌だ、逃げないで!」私は席を蹴った。

駆け寄って彼女に抱き付いた。何が何だか判らない。夢中の所業だった。
「あ、だめ・・・」未亡人が僅かにもがいた。

胸が密着していた。蒼白な顔が仰け反り、その美しい眼には怯えが溜まっている。
私の頭に火炎が燃え上がった。頭を押さえて強引に唇を奪っていた。

舌を押し込む。彼女の眼が閉ざされ、膝から力が抜けて華奢な身体が重くなる。
私の足もよろけて、未亡人と隣の座敷の畳の上に倒れ込んでしまった。

私は未亡人の上に重なった。再び唇を奪いながら、胸を掴んだ。柔らかい乳房だった。
膝がムームーの裾をずり上げている。熟した彼女の太腿は温かく、弾力に満ちていた。
私の男根は情欲に威きり勃っている。ムームーの裾を手で捲り上げて、
私は未亡人の下穿きに手をかけた。

「ああ、だめ・・・」抵抗は言葉だけだった。私の手は白い綿のパンティを引き下げ、
露になったその股間に潜りこんでいた。

陰唇は乾いていた。だが強引に押し込んだ私の指は、温かく濡れそぼる肉壷の
柔襞に包まれていた。未亡人の肌が硬直し、荒々しく弄くる私の膝下で力を失っていく。

十分後、私は犯した彼女の股間から男根を抜いた。そして、自分の犯した悪行狼藉に
呆然としてしまった。

行為中、ずっと泣き続け、今もすすり泣く未亡人は白い太腿を広げたまま、
死んだように身動きもしない。ただむーむーに覆われた胸だけが、
犯された哀しみと衝撃を訴えるように、激しく波打っていた。
未亡人の熱い肌12
私は未亡人の股間を見つめた。少女の様に新鮮な赤い陰唇から、私の白濁した精液が
トロリと滴っている。獣の欲望が去った身には、罪悪感だけが増して来る。
「御免なさい、千鶴さん・・・」

詫びる声も震えた。だが、その声でかのじょが眼を朦朧と開いた。
膝を曲げて横を向き、私に背を向けて、怠情な仕草で身を起こす。
剥き出されている真っ白な双臀を、やはりのろのろとムームーの裾で隠した。

「見ないで・・・」嗄れた小声。
私は正座の膝を回した。背後でカサカサと紙の音。汚された恥部を拭いている気配。
私はまた震える。
「もう、いいわ・・・」彼女の声で、私は俯いたまま正座の膝を回した。
眼前に彼女がにじり寄っていた。
「君のも拭いて上げましょうね・・・」
その手には桜紙。私の萎えた男根をそっと摘み上げて、揉んだ桜紙で拭い始めた。

「もう気にしなくて良いの、私にも隙があったのだし、泣いたのは・・・」
未亡人が涙に潤んだ眼で私を見つめる。
「こんな年になって若い君に可愛がられたことが、怖かったし、恥ずかしかったから・・・」

怒っていない。哀しんでもいない。もしかしたら、彼女は私を受け入れて呉れたのか・・・。
「千鶴さん!」私は彼女に抱き付いた。
「あっ、ちょっとまって、もう泣かないから、裸に成って愛し合いましょう」
彼女はムームーを脱ぎ捨て、私にも裸に成るように促した。

未亡人は私のキスを受け入れて呉れた。そのうえ、両手で私の首にしがみついてくる。
私はまた彼女を畳に押し倒してしまった。乳房も弄った。
キスは濃厚になり、未亡人の鼻息が荒くなる。白い顔も興奮状態に桃色に染まり、
私の男根はまた怒張した。

そして膝を割ると、千鶴未亡人は自ら太腿をM字に広げ、私を受け入れた。

  1. 未亡人との恋
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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