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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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未亡人の熱い肌。其の五

~夫婦ごっこ~
未亡人の熱い肌13
忍野千鶴は不幸な女性だった。
幼い頃からの婚約者、海軍少尉のご主人とやっと結婚出来たのは昭和19年。
千鶴19歳、少尉は24歳。だが新婚生活は僅か2ケ月。内地勤務だった少尉は、
急を告げる戦局に南方戦線へ巡洋艦で出征。そしてそのまま帰らぬ人となった。

その頃、陸軍大尉だった義父も戦死。義母は終戦後3ケ月後に病死。
その後は再婚話も幾つか有ったが、ご主人の面影を忘れ切れずに18年。
殆ど処女妻同然の身で、独り家を守って暮らしていたという。

強い女性だと思う。だが、ある意味では戦後の戦争未亡人の実態でもあった。
未亡人の再婚や、男友達はふしだら、と後ろ指をさされる時代だったのだ。
そのふしだらな未亡人の間男は私だ。

その間男の私は勿論、私に淫火を点けられた千鶴未亡人も、そんな事は論外に、
夢中でお互いの肉体と戯れ合った。

7月29日。その日曜日には東宝映画の「ニッポン無責任時代」の初日を二人で観に行き、
植木等演じる主人公に大笑いし、帰りには当然の様に彼女の家に戻った。

初めて二人で街に出た興奮、満員の観客に揉まれた余韻。
私達はいつも以上に情欲を高揚させていた。

洋間の隣には茶の間の他に、千鶴未亡人の寝室がある。
今はその寝室のベッドが私たちの愛の巣だった。
 
未亡人の熱い肌14
「ねえ、私のことを千鶴と呼んでくれる?君のことは、あなたと呼ぶから・・・」
全裸で仰向き、私の乳房への愛撫に喘いでいた彼女が、突然甘えた鼻声で囁いた。

「良いよ、夫婦みたいで格好良いや、さあ千鶴、オマンコを舐めるからね!」
私は千鶴の股間に顔を埋める。37歳でも、男との性経験が少ない性器だった。
陰唇も赤く、広げる花芯は鮮やかなピンクだ。その襞々が早くも蜜に濡れて、
香ばしい女臭が沸いている。陰核は真珠色、私は指を深く肉壷に埋め、
舌先で陰核を弾き舐めた。

「あっああっ、だめよ、あなた!そんなに可愛がられたら、千鶴は死んじゃう・・・」
その狂おしい声で気付いた。彼女は私に少尉の代理をさせている、と。
それでも良い、少女のまま熟したような肉体、その心。会話にもセックスにも、
年齢の差など何処にも無かった。

「千鶴、愛してるよ!」私は呻く。濡れそぼる股間から波打つ柔肌を這い上がり、
再び円く盛り上がる乳房に顔を埋め、桜色に尖った乳首を舐めて強く吸う。

激しく喘ぎながら、千鶴の脚が私の腰を挟んで膝を立てる。
その手が私の頭を抱えて、「ああっ、早く!」と私を引き上げようとする。
キスを求めているのだ。

私は心得てキスの唇を重ね、熱くうねる千鶴の股間に怒張した男根を挿入する。
蠢く舌を吸い弄りつつ、強く亀頭を突き上げる。
未亡人の熱い肌15
千鶴の顔に朱が走り、ウッウッと呻きつつキスを離そうとする。
その頭を抱いて、私は唇を外さず、男根を荒く抽送した。

白い顔はもう真っ赤。ウンウン唸りながら、苦闘の表情で私の首に両手でしがみつく。
その熱い呻きも表情も、私は好きだった。彼女も交合中のキスは興奮すると言う。
だから、息が苦しくなるまで唇は離さない。千鶴が快楽の絶頂に到着し、絶叫と共に
仰け反るまでキスは終わらないのだ。

その日の千鶴のエクスタシーは凄まじかった。硬直した全身を痙攣させ、
まだ果てぬ私の陰茎を肉壷で絞りつつ、歯を食いしばって呻き続ける。
その鬼気迫る彼女の恍惚状態に釣られて、私も果てた。

その途端、千鶴の裸身が魚のように撥ねて、弓なりに反り返った。
緊縮た肉壷の柔襞が、生き物のように蠢いて私の男根を絞り上げる。

千鶴のオマンコは俗に言う"ミミズ千匹”と言う名器なのかも知れない。
こんなセックスは初めてだった。

私は男根を埋めたまま、弛緩千鶴の千鶴の閉じた眼から滴る涙にキスをした。
千鶴の手が再び私にしがみ付く。

「あなた・・・もう私を離さないで・・・」
わななくその唇に、私は心を込めてキスを贈る。絶対に離さないよ、と。

  1. 未亡人との恋
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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