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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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亭主奪還計画。其の三

~毎日が発情期~
亭主奪還計画07
それから暫くは、平穏な日々が続きました。新婚生活はまさに蜜月の時間、
絵に描いたような甘いくらしでした。私の夫に対する気持ちは、婚約時代以上に
深まっていました。

カラダの繫がりは、すなわち心の繫がりでもある、とつくづく感じたのもこの頃でした。
苦痛に苛まれたのは初夜のときだけで、それ以降の私は性愛の歓喜に急速に
目覚めてしまったのです。私は、夫に抱かれるのが楽しみで楽しみで
仕方ありませんでした。昼間、夫を待つあいだ、家事をしていても買い物に出ていても、
あの事を想像してはワレメを濡らす事がしょっちゅうでした。
恥ずかしながら、毎日が発情期でした。

セックスを覚えたばかりの頃は、皆そういうものなのでしょう。新婚当初は、
とにかくセックスがしたくてしたくて、どうしょうもありませんでした。

夫も精力旺盛で、ほとんど毎日、私を可愛がってくれました。
新婚一年目くらいまでは、どんなに仕事でクタクタに成って帰ってきても、
セックスだけは欠かしたことは有りませんでした。ときには、私とするために仕事を
抜け出して来た事もあったほどです。

「あら、あなた。どうしたの?まだお昼を回ったばかりよ」
昼日中、突然、帰宅したかと思うといきなり玄関先で私を押し倒しました。
「あなたったら、まあ、どうしちゃったの?あああーん」
「仕事中、どうしても花江とやりたくなってね。昼休みに抜け出してきた」
鼻息も荒く、夫はスカートを捲り上げ、ショーツを引き摺り下ろしました。
ビックリしたものの、私が嬉々として夫の成すがままになったのは、言うまでもありません。

「余り時間がない。昼休みが終わるまでに戻らなくちゃいけないんだ」
と、夫はそそくさとスラックスとブリーフを下ろし、すでにテントを張った股間を
露出させたのです。私のカラダも即、反応していました。
「すごいな、もう濡れている。花江は、敏感だなあ」

夫が下腹に指を進めると、早速ワレメはジュンジュンと潤いを吐き出し始めました。
夫に愛されているという思いが、性感をさらに増幅させたのです。
上がりかまちのヒンヤリした感触をお尻に受けながら、私はカラダを開きました。

 
亭主奪還計画08
夫は私の太腿を肩に担ぎ上げると、靴も脱がないままに、
「花江は、僕を狂わせるよ。僕の頭の中は、仕事より花江のカラダのことで一杯だ」
ふとぶとと勃え立ったモノを、真上からグサリと突き立てたのです。とたん、
「あはぁーん、ステキィ、逞しいわ。あなた、奥まで来てるぅ!」

熱く猛々しい蝕感が、膣奥を一分の隙もないほど埋め尽くしました。
たちまち夫は猛然と律動を開始し、そんな夫の熱情に私の腰もめまぐるしい回転で
応えたのです。

「おおおおおーっ、そ、そんなにきつく締めるなよ、す、すぐイっちまうっ」
「ああーん、そう言われてもぉ、自分じゃどうにもならないのよ!」
キュウキュウと勝手に肉襞が蠢くのを自制するなど、器用なことが出来よう
筈もありません。加えて、快感はダムが決壊したかのように溢れ返ってきます。

日の高いうちから、私は快感にまみれていました。
夫婦間の交わりでありながら、どこか不道徳の匂いがする愉悦でした。
夜よりも、昼の方が快感は研ぎ澄まされるようです。

私は、アパート中に響き渡っているのではないかという大声を放っていました。
「あうあうあうーっ、き、気持ちいいわ、あなた、私の方がさ、先に先にぃ!」
すぐ出口まで、絶頂が迫り来ていました。
私は、新婚二日目の夜にして「イク」と言うことを覚えていました。
その時の私には判りませんでしたが、夫はかなり女性経験を積んでいたようです。
彼は赤子の手を捻るように、私を簡単にイかせる事が出来ました。

「僕もだよ、花江、いっしょにイこう。いつも、僕らはいっしょだ!」
「ええええ、いいわよ。ああ、でももう我慢ができないーっ」
叫んだ瞬間、私はカラダが高いところから真っ逆さまに落ちる錯覚に穿たれていました。
子宮が痙攣し、手足までブルブル震えていたのです。
「おううっ。僕もだすぞ、たっぷり浴びせて妊娠させてやるぞ、覚悟しろっ」
「望むところよ、あなたっ。早く、私を妊娠させてぇっ」

膣奥のどん詰まりで、夫はドバドバと打ち放ちました。
冗談ではなく、私達は本当に子供を望んでいたのです。
それからまもなく、夫は宣言どおり私の生理を止めてしまいました。

念願叶って、私は愛する夫の種を宿しました。夫も、大喜びでした。
ですから妊娠・出産が夫婦の亀裂を生む事に成ろうとは思ってもいませんでした。
  1. 夫婦愛
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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