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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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年上女の包容力。其の四

◇夜毎の淫溺◇
女優のキス02
須賀子は、山手線の大塚に四畳半のアパートを借りて住んでいました。
そして私は、武蔵小金井から市ヶ谷の会社に通って居たのですが、
結局会社に近い須賀子のアパートに私が転がり込んでゆくという形で
同棲生活がはじまりました。初めてホテルに行ってから、一ケ月後の事でした。

まったく、どうしてこんな女が縁遠い人生を送らねばならないのかと
不思議になるくらい、料理も美味いし、掃除や洗濯もこまめにする
じつに家庭的な女でした。

籍は入れなかったけど、まあ結婚したも同じような生活でした。
須賀子に世話をされるままに私はすっかり安心しきって、
亭主というより、ほとんど王様の気分でした。

須賀子の持っていた食器は、安物ばかりでした。本当は良い物が欲しいけど、
一人の食事にそんな物を使って居ると余計にみじめになるから、と言いました。
じゃあ二人に成ったのだから、本格的な物を揃えようと言う事となり、
ボーナスをはたいたりして、かなり高い物を買い集めました。
普通の瀬戸物屋だけでなく、骨董屋から買って来る事も有りました。
須賀子はなぜか、そういう物を見る目が有るらしく、骨董屋の主人に褒められ、
うちで働かないかと誘われたりもしました。

須賀子は、九谷焼の白磁とか朝鮮の青磁とか、
わりとシンプルな形や絵付けの物が好きなようでした。
そして、料理をつくる張り合いがでた、とよろこびました。

陶器は、落っことせばすぐ割れるけど、大事に扱えば、死ぬまで使う事が出来ます。
そう言う物を持ってしまったと言う事も、私たちの関係を別れにくいものにしていった
原因のひとつだったかも知れません。

私はまあ、陶器などどうでも良いと言う気持でも有りましたが、須賀子は、
私との関係と同じぐらいそれに拘っていたように伺えました。
とは言え、一緒に暮らし始めた私たちはもう、
毎晩のようにセックスをしまくりました。

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女優のキス05
須賀子は、毎日会社を五時に終わって帰り、夕食を作って待っていました。
私が帰るのは、いつも八時か九時ごろでした。
私は、アパートに帰ってまずビールを飲むのが習慣でした。
そしてビールを飲みながら、クラシックのレコードを聴きます。

さらには、聴きながら須賀子にフェラチオをさせる事もまた、
いつの間にか習慣に成ってゆきました。
最初は週に一度ぐらいの事だったのだけれど、次第に私も須賀子も、
それをしないと気が済まないようになってゆきました。

「この頃、会社にいても、あなたのオチンチンのことを思い出して
 いつも濡れて来ちゃうの」
なんて、三回に二回は、須賀子の方から私の股間に顔を埋めて来ます。

もちろん風呂にも入って居ない汚いペニスなのだけれど、
そういう匂いや塩っぱい味もかえって感じてしまうのだと須賀子は言います。

勢いでそのまま須賀子の口に出してしまっても、
銭湯に行って帰ってくれば、いつでも勃起できる状態に戻っていました。

世の中には、女のパンティを脱がせる時が一番ゾクゾクする、なんて言う
男も居るらしいのですが、私はその行為はあまり好きではありませんでした。
なんだか、やらせてもらう、と言う気分になってしまうのです。

それより、布団に入って寝間着の裾をまくったらいきなりスッポンポンだった、
と言う方が女のやる気を示されるようで、嬉しいではないですか?

私達は布団に入る前にまず、立ったままキスをします。
今夜も頑張ろうという意気込みを、そこで確かめあうわけです。
で、布団に入ったら、いきなりオッパイから、時には股間の割れ目を
舐めるところから始めると言う夜も少なくなかったわけです。
023.jpg
女の性器と言うのは、男にとっては確かにイヤらしい眺めです。
しかしもっとイヤらしいのは、すくなくとも私にとってはその匂いでした。

性器の形は、普段でもある程度思い浮かべる事が出来ます。
そのせいもあって、見飽きると言う事はないけど、
幾分かは見馴れてしまう事は避けられません。

しかし匂いだけは、そう簡単には思い出す事は出来ません。
いや、匂いそのままを鼻の前に再現する事は、まず不可能です。
だから、布団に入ったそのつどそのつど新鮮な出会いを体験する訳です。

そして須賀子の愛液は、毎晩セックスをするようになって、以前より
もっと粘っこく、匂いも濃くまったりとしてきたように思えました。

それに須賀子自身も、尚一層スケベさを曝け出して来る様になりました。
私の尻の穴を舐めたあとに、ウンチの味がしたみたい。
なんてしれっとして言ったりしました。
若い私は、じゃあさぞや気味悪い思いを我慢したのだろうと、
その時は受け止めたりしたのですが、
次の夜は前にも増して激しく舐めまわしてくるのです。

そうして須賀子を犬の様に這わせて後ろから繋がっていったのは、
同棲してからの事であり、その時改めてその尻の豊かなふくらみの
見事さに驚かされました。また尻のくねらせかたも、
場末のストリッパーに負けない位イヤらしくダイナミックであることも、
その時に知った事でした。

しかし何より嬉しかったのは、正常位で繋がりながらきつく抱きすくめると、
それだけで忽ちオルガスムスに堕ちていって、そのままイキっぱなしに
なってしまうことでした。
「あなたに強く抱きしめられると、死んでも良いって気分になるわ」
なあんて、いじらしい事を甘くかすれた声で呟くのでした。

また、そういうイキかたをしたときは、膣穴がいつも以上にきつく締まって、
それはなんだか死んでも離したくないと訴えてきているようでした。
  1. 年上の女
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プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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