昔の臆病少女が今私の妻。其の四
~成熟した肉体美~
板前修業をしていた私の前に千代子が再び姿を現したのは、
私が二十二歳の時でした。千代子は短大を卒業して二十歳を迎え、
すっかり大人の女といった感じで綺麗に成っていて、私を驚かせました。
懐かしさが私達の気持ちを、中学生だったころの様に急接近させました。
私達は当然の様に、連れ込み旅館の門を潜っていたのです。
千代子の肉体の方も、成熟した大人の女に成っていました。
乳房も大きく膨らんで、肌もしっとりとしています。
「ほんと、綺麗に成った。これがあのチー坊か・・・」
「ケンちゃん・・・」
裸身に唇を這わせると、ゆっくりと仰け反って、熱い息を吐き出しました。
私はキスをすると、太腿をこじ開けて、ワレメに指を埋め入れます。
「ああああ・・・」
そこはもう、溢れんばかりの淫液を湛えていました。すると、千代子が開いていた
太腿をとじます。しかし、それは恥ずかしいからと言うより指の刺激をより強く
感じるためにとった行動のようでした。
「あはっ、い、いいっ・・・気持ちよくって頭がヘンになりそう・・・」
千代子が女らしく身をくねらせ、両手で顔を覆い、
真っ赤になって全てを見せて呉れている。私のペニスはいきり立ち、
下腹につきそうなほど起立してピクンピクンと脈動しています。
羞恥に照った千代子の身体を引き寄せ唇を合わせる。優しさのこもった穏やかな
接吻が次第に烈しく性的なものに移るにつれ、千代子は立って居られなくなった。
私はそんな千代子を抱き上げたまま、ベッドに運んだ。
蒲団の上で千代子は身体を開いた。レースのカーテン越しに陽が射す明るい寝室で、
千代子の胴体と手足はさまざまな文字の形をした。私が勝手に想像していたほどの、
あられもない反応を示す訳ではなかったが、子猫が甚振られて居るみたいに、
微かに洩らす喘ぎ声が煽情的だった。
そんな恥ずかしがる千代子の足を折り曲げて、足首を高々と持ち上げ、
膝裏を押さえつけて屈曲位にします。
茂みの下の亀裂も、薄茶色のアナルまでも完全に露出し、呼吸する度に息づいている。
千代子のオマンコからプ~ンと甘酸っぱい匂いがしました。舌で肉襞を掻き分けると、
愛液が溢れ出してきます。
「あっ、そんなにしたら、いやあ~、全部みえちゃう・・・、恥ずかしい」
両手で顔を覆いながら千代子は抗ったが、その抗いは弱々しかった。
明るい陽差しの中で私に眺められていると思うと、
官能に灼かれる身体に力が入らないらしい。
私は一杯に拡げた下肢のあいだに、どっかりと腰を下ろした。
千恵子の股間は開き切って、秘められた媚肉をあられもなくさらけ出している。
それは内腿の筋に引っ張られてほころび、ピンクの内壁を覗いて欲しいと催促しているようだ。
欲望の赴く儘、私は両手の親指を亀裂の左右に押し当ててそっと開いていく。
薄いピンク色の亀裂の内部があらわになる。千代子の蜜液で内部はすっかり潤って、
豆のようなクリトリスがちょこんと突き出している。そのクリトリスの包皮を剥いて
肉芽を剥き出し指先で擦っては包皮を戻し、また剥き上げることを繰り返した。
剥き上げるごとに肉芽はヒクヒクと蠢き、充血し大きくなってくる。
舌が芯芽を通過するたびに千恵子は無意識に、ピクンピクンと腰を弾ませ反応します。
「好きだ。ずっとチー坊のこと、忘れられなかった」
「うそッ、連絡もろくにくれなかったじゃない」
「今からその証拠、みせてやる」
私は、千代子の股間から顔をおこすと、そのまま覆い被さっていって、
一気にペニスを突き入れたのです。
「フン、死んじゃいソー」
身体を重ねる。千代子の変化を見るのには正常位が一番だ。
千代子も八年振りの全裸での交わりに異常に興奮している。
腰を使い始めた私に合わせて悶えている千代子の動きも早くなってきた。
何かをさぐるように宙を泳がせていた自分の片手の甲を、千代子はいきなり口にもっていった。
眉をしかめ口を結び力む。その口を大きくあけて息を吸い込む。目まぐるしい千代子の
表情を見下ろしていた私は、素早くその手を千代子の口から払いのけた。
歯形のついた千代子の手の甲が払われた瞬間、白い歯の間から、
「いっいくっ、ああ~、ケンちゃんイク・・・・」
千代子は血をはくように口走った。鳴き人形のように私の腰の動きに合わせ、
一突きごとに声を出し続ける。
「あああっ・・・いいっ、いー、すごいッ・・・気持ちいい」
「ここがいいのか」
「そこもいい、あっいいの」
「ここはどうだ」
私のといかけの言葉に千代子は、よがり声をあげ全身で烈しく答えます。
「あっ、そこ、そこよ、あ~当たっている。いい・・・そこがいい、いく、いく、また来た」
呻き、叫び、吠えた。
千代子が両腕を私の首に巻きつけてきました。自らも腰を振り上げてきます。
陰毛と陰毛が擦れあって、性器と性器がぴったりと密着しました。
千代子が口を開けて舌を出しています。私は、その唇に武者ぶりついてって、
舌を絡ませ、唾液をジュルジュル、チュパチュパと音を立てて吸いたてました。
千代子も吸い返してきます。激しくて熱いキスです。
「うっ、うううっ」
「おうっ、くううッ」
私達は獣のように呻き、そして唇を離しました。
「好きだ!」
私は中学生の時の言葉を繰り返し、荒々しくピストンを始めます。
「あーっ、アタシもよ・・・ああっ、あーつ、好きよォ」
千代子は目に涙すら浮かべて喘いでいました。
腰を下から何度も淫らに激しく振り動かし、声を張り上げるのです。
膣の中の肉が、様々な刺激となってペニスに絡み付き、
キュッキュッと強く締め付けてました。
「イヒィーッ・・・ああ~ん、も、もう駄目、駄目よォ」
千代子は狂った様に絶頂を訴えます。私はその彼女のオマンコの中に堪え切れず、
ドクドクと放出したのでした。
私と千代子は一年後に結婚しました。
その時から私は良太の義弟と言うことになった訳です。
今でも帰省した際に、昔の仲間から当時の悪戯や覗きの話が出ると、
つい照れてしまいます。
その当時の若夫婦も未だ健在で孫に囲まれて幸せそうです。
ちなみに、千代子と私の間には三人の子供が授かり五人の孫が出来ました。
結婚して四十年近く経とうというのに千代子は今も「ケンちゃん」と私を呼び、
私も「チー坊」と呼んでいます。
END
板前修業をしていた私の前に千代子が再び姿を現したのは、
私が二十二歳の時でした。千代子は短大を卒業して二十歳を迎え、
すっかり大人の女といった感じで綺麗に成っていて、私を驚かせました。
懐かしさが私達の気持ちを、中学生だったころの様に急接近させました。
私達は当然の様に、連れ込み旅館の門を潜っていたのです。
千代子の肉体の方も、成熟した大人の女に成っていました。
乳房も大きく膨らんで、肌もしっとりとしています。
「ほんと、綺麗に成った。これがあのチー坊か・・・」
「ケンちゃん・・・」
裸身に唇を這わせると、ゆっくりと仰け反って、熱い息を吐き出しました。
私はキスをすると、太腿をこじ開けて、ワレメに指を埋め入れます。
「ああああ・・・」
そこはもう、溢れんばかりの淫液を湛えていました。すると、千代子が開いていた
太腿をとじます。しかし、それは恥ずかしいからと言うより指の刺激をより強く
感じるためにとった行動のようでした。
「あはっ、い、いいっ・・・気持ちよくって頭がヘンになりそう・・・」
千代子が女らしく身をくねらせ、両手で顔を覆い、
真っ赤になって全てを見せて呉れている。私のペニスはいきり立ち、
下腹につきそうなほど起立してピクンピクンと脈動しています。
羞恥に照った千代子の身体を引き寄せ唇を合わせる。優しさのこもった穏やかな
接吻が次第に烈しく性的なものに移るにつれ、千代子は立って居られなくなった。
私はそんな千代子を抱き上げたまま、ベッドに運んだ。
蒲団の上で千代子は身体を開いた。レースのカーテン越しに陽が射す明るい寝室で、
千代子の胴体と手足はさまざまな文字の形をした。私が勝手に想像していたほどの、
あられもない反応を示す訳ではなかったが、子猫が甚振られて居るみたいに、
微かに洩らす喘ぎ声が煽情的だった。
そんな恥ずかしがる千代子の足を折り曲げて、足首を高々と持ち上げ、
膝裏を押さえつけて屈曲位にします。
茂みの下の亀裂も、薄茶色のアナルまでも完全に露出し、呼吸する度に息づいている。
千代子のオマンコからプ~ンと甘酸っぱい匂いがしました。舌で肉襞を掻き分けると、
愛液が溢れ出してきます。
「あっ、そんなにしたら、いやあ~、全部みえちゃう・・・、恥ずかしい」
両手で顔を覆いながら千代子は抗ったが、その抗いは弱々しかった。
明るい陽差しの中で私に眺められていると思うと、
官能に灼かれる身体に力が入らないらしい。
私は一杯に拡げた下肢のあいだに、どっかりと腰を下ろした。
千恵子の股間は開き切って、秘められた媚肉をあられもなくさらけ出している。
それは内腿の筋に引っ張られてほころび、ピンクの内壁を覗いて欲しいと催促しているようだ。
欲望の赴く儘、私は両手の親指を亀裂の左右に押し当ててそっと開いていく。
薄いピンク色の亀裂の内部があらわになる。千代子の蜜液で内部はすっかり潤って、
豆のようなクリトリスがちょこんと突き出している。そのクリトリスの包皮を剥いて
肉芽を剥き出し指先で擦っては包皮を戻し、また剥き上げることを繰り返した。
剥き上げるごとに肉芽はヒクヒクと蠢き、充血し大きくなってくる。
舌が芯芽を通過するたびに千恵子は無意識に、ピクンピクンと腰を弾ませ反応します。
「好きだ。ずっとチー坊のこと、忘れられなかった」
「うそッ、連絡もろくにくれなかったじゃない」
「今からその証拠、みせてやる」
私は、千代子の股間から顔をおこすと、そのまま覆い被さっていって、
一気にペニスを突き入れたのです。
「フン、死んじゃいソー」
身体を重ねる。千代子の変化を見るのには正常位が一番だ。
千代子も八年振りの全裸での交わりに異常に興奮している。
腰を使い始めた私に合わせて悶えている千代子の動きも早くなってきた。
何かをさぐるように宙を泳がせていた自分の片手の甲を、千代子はいきなり口にもっていった。
眉をしかめ口を結び力む。その口を大きくあけて息を吸い込む。目まぐるしい千代子の
表情を見下ろしていた私は、素早くその手を千代子の口から払いのけた。
歯形のついた千代子の手の甲が払われた瞬間、白い歯の間から、
「いっいくっ、ああ~、ケンちゃんイク・・・・」
千代子は血をはくように口走った。鳴き人形のように私の腰の動きに合わせ、
一突きごとに声を出し続ける。
「あああっ・・・いいっ、いー、すごいッ・・・気持ちいい」
「ここがいいのか」
「そこもいい、あっいいの」
「ここはどうだ」
私のといかけの言葉に千代子は、よがり声をあげ全身で烈しく答えます。
「あっ、そこ、そこよ、あ~当たっている。いい・・・そこがいい、いく、いく、また来た」
呻き、叫び、吠えた。
千代子が両腕を私の首に巻きつけてきました。自らも腰を振り上げてきます。
陰毛と陰毛が擦れあって、性器と性器がぴったりと密着しました。
千代子が口を開けて舌を出しています。私は、その唇に武者ぶりついてって、
舌を絡ませ、唾液をジュルジュル、チュパチュパと音を立てて吸いたてました。
千代子も吸い返してきます。激しくて熱いキスです。
「うっ、うううっ」
「おうっ、くううッ」
私達は獣のように呻き、そして唇を離しました。
「好きだ!」
私は中学生の時の言葉を繰り返し、荒々しくピストンを始めます。
「あーっ、アタシもよ・・・ああっ、あーつ、好きよォ」
千代子は目に涙すら浮かべて喘いでいました。
腰を下から何度も淫らに激しく振り動かし、声を張り上げるのです。
膣の中の肉が、様々な刺激となってペニスに絡み付き、
キュッキュッと強く締め付けてました。
「イヒィーッ・・・ああ~ん、も、もう駄目、駄目よォ」
千代子は狂った様に絶頂を訴えます。私はその彼女のオマンコの中に堪え切れず、
ドクドクと放出したのでした。
私と千代子は一年後に結婚しました。
その時から私は良太の義弟と言うことになった訳です。
今でも帰省した際に、昔の仲間から当時の悪戯や覗きの話が出ると、
つい照れてしまいます。
その当時の若夫婦も未だ健在で孫に囲まれて幸せそうです。
ちなみに、千代子と私の間には三人の子供が授かり五人の孫が出来ました。
結婚して四十年近く経とうというのに千代子は今も「ケンちゃん」と私を呼び、
私も「チー坊」と呼んでいます。
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プロフィール
Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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