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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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真実の愛。其の二

◇手淫に溺れる日◇
真実の愛2-1
以来、私の毎日は一変した。
授業を終えると一目散に帰宅する様になったのだ。
理由は他でもない。
裕子先生を肴に、一刻も早くオナニーに耽りたかったからである。

下校する前に職員室を覗いて裕子先生の姿を改めて瞼に焼き付けておく。
そうすることでオナニーの臨場感は増した。

音楽の時間中に彼女の体に舐める様な視線を送る様に成ったのも
変化の一つだった。彼女が黒板に向かってチョークを走らせる時も、
ピアノを弾くため椅子に腰を下ろした時も、
私はすかさずその尻に視線を走らせた。

昨今の様にボディコンだのミニスカートだのと言った物が無かった時代で、
(もっとも、仮に有ったとしても、教師と言う立場上、
 授業中にそんなものを身に着ける訳にはいかなかっただろうが)
彼女が身に着けているのは何時も紺やページュといった、
品のいい膝丈ほどの、所謂タイトスカートだった。

それでも、ピアノを弾く際に椅子に座ると、
スカートが密着して尻の形が露になり、十分に興奮させられた。
同様の思いを抱いていた男子生徒は少なく成ったらしく、
ふと辺りを見回すと、他の男子生徒も彼女の尻に視線を送っていた。
それに気づいて意味もなく嫉妬したものである。
「俺だけの裕子先生」という思いが有ったのだろう。

とにんく、彼女を肴に毎日の様にオナニーしまくった。
オナニーを済ませた後は、ボーッとして何もする気になれない。
だからテストの前などには最も苦慮した。
勉強してからオナニーしようと自分に言い聞かせるのだが、
それはそれで勉強に全く身が入らない。頭に浮かんで来るのは裕子先生の
涼やかな声や、そしていつぞや見た腋毛の青白い剃り跡・・・。

これでは効率が悪すぎる。オナニーしてさっぱりしてから勉強した方がいいと、
と自分に言い訳して教科書を閉じ、早速オナニーに取り掛かる。
だが、事を終えていざ机に向かっても、例によってボーッとしたまま。
それどころか裕子先生の姿がまたしても蘇ってきて、
射精を済ませた筈なのに男根が再びムクムクと頭をもたげて来る。
教科書に目を落した侭揉んで居る内に其の気になってきて、
椅子に座った侭二度目のオナニー。
若さと言うのは本当にエネルギッシュである。
 
真実の愛2-2
が、こんな体たらくでテストがまともに受けられる筈も無く、成績は下がる一方。
もっとも、優等生の成績がワンランク下がったのと違って、何時も中の下で
推移していた私の成績がダウンしたところで、クラスメートはもちろん、
担任の教師も親兄弟も、気に留めるものは誰一人居なかった。
私に高校進学を勧めた父だけは多少気に留めていたらしいが、それも後になって
知ったことで、元来が寡黙な父はそのことで私を咎める事は一度として無かった。

ただ、張本人の私だけは実は本気で事態の深刻さに気付いていた。
もっともそれは、成績が下がった事に対してではなく、
裕子先生に対する思いが、オナニーと言う擬似セックスだけでは
飽き足りなく成っていた事に対してだった。

日を追う毎に彼女への思いは募るばかりで、
オナニーしている最中にも、ふと手を止めて、
「今頃、裕子先生は何をしているのだろうか。
 K先生と会って居るのだろうか」
などと物思いに耽る様に成ったのだ。そうなるとオナニーなんかで
欲求を紛らわせている自分の卑屈さが惨めに思えてならなかった。

だがそんな反省とは裏腹に、私がとった行動は実に他愛無いものだった。
秋のある日、思い切って恋心を彼女に直接ぶつけて見ようと思い立ったのである。
私が選んだのは体育祭の当日だった。

歓声が渦巻く校庭をひとり離れて彼女が校舎に入っていったのは、
体育祭も佳境に差し掛かった午後の事だった。そっと彼女の後を追う。
が、声を掛けるタイミングを得ないまま、彼女が入って行ったのは、
職員用のトイレだった。

胸が高鳴った。その時、私の脳裏に浮かんだのは、
尻や股間を剥き出しにして排尿している彼女の姿だったのである。
見たい。それが無理ならば、せめて排尿の音だけでも聞いて見たい・・・
そんな思いが私の中に渦巻いた。恋心を告白すると言う「崇高」な思いとは
裏腹に、酷く生々しい欲求に突き動かされてしまったのである。
ためらった末、私は足音を忍ばせて職員用のトイレに侵入した。

当時の校舎は戦前から建っていた古びた木造の二階建で、
職員用のトイレと言えども、糞尿の饐えた匂いがツーンと鼻をつき、
剥き出しのコンクリートの上に木製のスノコを敷いた粗末なものだった。
水洗などといった文明の利器ではなく、汲み取り式の便壷に吐き出される
排尿音も丸聞こえという状態。

シーンと静まり返ったトイレにカサコソと衣擦れの音が響き、腰を下ろす気配の後、
シャーッっと排尿音が聞こえてきた。
真実の愛2-3
女性器の構造を知らなかった私は、
女性の尿がどこからどんな風にして排泄されるのかを知らなかったが、
音自体が生々しい女体を感じさせるものとして私を刺激した。

裕子先生がオシッコしている・・・其の事自体がショックだった。
「神聖な存在」と言う意識はすでに薄れてはいたが、裕子先生に限っては、
「ウンチやオシッコ」をしないはず、と言う錯覚が私の中では未だ生きていたのである。
それだけに、聞いては成らない音を聞いてしまったと言う罪悪感に駆られる一方、
私の男根は激しく屹立し、思わず運動着の上から握り締めていた。

排尿音が止み、チリ紙で拭き取る音が聞こえてきた。
当時の紙は現在の様に柔らかなトイレットペーパーや高級なティッシュペーパーではなく、
新聞の活字が所々に見え隠れする粗末な鼠色のチリ紙が全盛で、
よく和菓子の箱等に入れられてトイレの隅に置かれていた。

ゴワゴワした紙だけに拭き取る音は強烈だったが、大便をした訳ではないのに
拭いている事が男の私には驚きだった。裕子先生が秘めやかな部分を自らの指で
拭き取って居ると思うと、日頃、鍵盤の上で舞う指の様と重なって興奮し、
運動着の中のチンポが爆発しそうなほど硬くなっていた。

しかし、身繕いを整える音が聞こえて来た時は流石に慌てた。
すかさず外に出て廊下の角に隠れたのである。彼女の姿が見えなくなった処で、
トイレに引き返し、つい今しがた彼女が入った個室に侵入した。

汲み取り式だったトイレは大便が山のようにこんもりと盛り上がっており、便壷を覗き込むと、
其の頂上に鼠色のチリ紙が引っ掛かっているではないか。彼女の使ったものだと直感した。
不潔だなどという観念はかなぐり捨てて懸命に手を伸ばし、チリ紙を指でつまみ上げる。
真ん中に尿がじんわりと染みていた。

これが裕子先生の性器を拭った部分だ・・・そう思うと胸は高鳴り、思わず鼻に押し当てた。
匂いらしい匂いが付着してはいなかったが、その時私の中に沸き起こってきたのは、
自分でも信じられないほど暴力的な衝動だった。

すかさずトイレから出て彼女の後を追う。
今ならさしづめストーカー行為だと非難されるだろうが、兎に角無我夢中だったのである。
後ろ姿が見えた。「先生!」と声をかけていた。
  1. 妻を語る
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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