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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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残り物には福が有る。其の三

◇名器に感激◇
残り物3-1
それ以後、名前を江口真理という彼女とは休日を二人だけで
過ごす事が多くなっていた。
私は俄然生活に張りが出て、毎日が充実して愉しかった。

それに約束して会わなくとも、不思議によく出会ったりした。例えば、私が営業で
外回りするとその途中、やはり自転車に乗った真理と出くわすと言う具合だ。
彼女は生徒の家庭訪問で、回っていたのだった。

むろん、保護者となった私の家にも来た。預かっている子は孝治と言い、
我が家では母が厳しく躾け、決して甘やかせたりはしない。
元々農家だった我が家には自家消費用の畑と田圃が有り、母は野良仕事に
孝治を連れ出し色々と手伝わせた。孝治も野良仕事が性に合っているのか
素直に母の言いつけに従って汗をかいていた。
青白かった顔や身体も見違えるように健康体に成って居た。
真理が家庭訪問に来る日は、社長に訳を話して半日休ませて貰ったりしていた。

親密な交際が進んだとき、食事の後でパブへ誘った。
そういう時は近所の父兄や生徒の目を避けて、隣町まで足を延ばしたりしていた。

真理は酒に弱く、ウイスキーの水割り二杯で目の縁を赤く染め、饒舌になった。
「岡部さんは、お付き合いしている居るんですか?」
「ええ、いますよ」
「だあれ?会社の方?」
「真理さん、貴女ですよ」
「ちょつとまってよ、私はもう小母さんよ、貴方より年上なのよ」
「小母さんなんて思ったことありませんよ。とっても綺麗だし、
 私より年上には見えませんよ。それに若い女には全然興味が湧かなくて、
 巧く言えないんだけど、真理さんみたいに知的な奥ゆかしい人が好きなんです」
「いやぁ、そう言われると何だか照れるわぁ」
「真理さんは、誰か意中の人はいるんですか?」
「ええ、居るわよ、貴方よ、岡部さんよ」

くつろいだ笑顔に四十女の色気が艶めいたので私は内心で、
今夜辺りはイケると確信した。
そして両親の面倒を見ながら味気ない日々を送って、
男いない歴の長かった境遇を、切なそうに本音で打ち明けた。
 
残り物3-2
「岡部さん、笑わないでね」
「・・・?」
「あたしね、処女なのよ、四十五の処女なのよ、おかしいでしょう?」
「はぁ、ええ、正直言ってビックリしました。でも、真理さんほど綺麗な人が
 男性経験がないなんて信じられません」
「うん、その寸前までは一、二度あったんだけど、何だか嫌になっちゃって、
 気乗りしなかったのね、でもね、正確には処女じゃないのよ」
「・・・・」
「三十過ぎだったわ。そのころ初めてクラス担任を任されて、もう本当に、
 精神的にも肉体的にも辛い日々が続いたのよ。父の看護もあったし、
 それで、どうかしてたのね。あれ、ほら、大人のおもちゃって言うのかしら、
 男性のアソコを形にしたのをコッソリ買ったのよ。
 それで、自分で自分の処女を破ったのよ、痛かったわ。少し血も出たし。
 でもそれね、告白しちゃうと、今でも時々、ストレスが溜ってくると、
 それでね、オナニーしちゃうの。どう?おかしいでしょう?」
「おかしくなんかありませんよ。そう言う事もあってもいいと思います。
 教師だって生身の人間なんですから、
 僕だって、三日に一度はオナニーしますし・・・」
「岡部さんは女の人は知っているんでしょう?妬いてるんじゃないわよ」
「ええ、はい、指の本数ほどセックスしたことがありますよ・・・」
「まぁ、そうよね恋も女も知らない男性なんて魅力ないわ。
 あたしね、処女じゃないけど、男の人は知らないのよ、だから・・・」

真理は是までの長い禁欲生活に人知れずに苦しんでいただろうし、
そのうっ積した性欲は、ちょつとしたキッカケで豊熟した肉体をたわいなく
燃え上がらせるに違いない、と思ったりした。

私はパブの止まり木で真理を口説き、それとなく愛を告白した。
本心だから静かな口調にも迫力と真剣さがあったはずだ。
彼女はそれを羞恥を交えた表情で訊きながら、顔を赤らめて俯いた。
私がカウンターの下でしなやかな手を握ると、真理は握り返してきた。

私以上に心臓の鼓動が速くなっているのは確かだった。
それどころか、ためらいがちにしなだれてくると、アルコールの篭った吐息を
漏らし喘ぎ始めたので、チンポはズボンの奥で痛いほど怒張したのであった。

予想していた以上に、すんなりモーテルへ直行した。もうその頃は、先ほどの
水割りの効果からか、タクシーの中の彼女は人形同然の有様だった。
残り物3-3
ダブルベッドでも同じで、スーッ姿のまま倒れ込んで細かく喘ぎ続けた。
倒れ込んで細かく喘ぎ続けた。夢見心地の私は、彼女を介抱しながら優しく
愛撫してやり唇を求めた。すると、彼女はしがみついてきて楽しく舌を絡ませてきた。

それまで半ば恥ずかしさに、萎縮していた気持ちが解き解れたのか激しいキスに
真理の呼吸は乱れ、衣服を通して体温が伝わってきた。

私はスカートに手をくぐらせた。
僅かに逆らったものの、真理はされるがままになり、柔らかい内腿がわなないた。
指はスムーズにパンティに滑り込み、熱気のこもった女陰に到達した。
微妙なくぼみに指先が埋ずまり、そこら一帯が溢れた淫液で性器の形状さえ
よく分からぬ程の濡れ具合だった。

それでも漸く群れた恥毛の奥に陰核をとらえて強く摩擦した。
彼女はピクッピクッと下半身を小刻みに痙攣させながら身悶え始めた。
そのうねりは最初から躊躇いがちだったが、次第に我を忘れたかの様な振舞いに変化し、
キスを交わす唇から酔い痴れたような小声が漏れ出した。

辛抱していても、ついそうなってしまう自然さが彼女にはあった。
その間にも私の指は陰核を潰す勢いで擦り、揉みしだく一方で、
時たまふっくらとした隆起の大陰唇の狭間へ分け入った。
淫汁にまみれた膣口は開ききり、指がねっとりした粘液に吸い込まれるとワクワクした。
まだ多少は残っていた卑屈な感情など、もはや完全に消え失せる程だった。

私は少しずつ指を進めては退かせ、オマンコの奥深くを弄り回した。
グチャグチャとスケベな音が鳴り続け、膣粘膜がたわみ、
蠢く感触の素晴らしさが何ともたまらなかった。

そうなると真理は溺れて私の肩に噛り付き、キスする口の歯を立てて、
来たままのスーツの衿もめくれるほど悶え狂った。
火のついた女体の状態が手に取るようにわかった。

それにしても極めて収縮力に富むほどの名器を備え、容姿も端麗な真理が
なぜ今まで結婚しなかったのか私は真理の股間を弄りながら不思議に思った。
  1. 妻を語る
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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