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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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老いて益々盛んに。其の四

◇規則破りの快感
老いて益々4-1
美代が、少し酔ったように横ずわりすると、チャンスを待つのももどかしく、
私は、飢えた欲望を一気に美代の身体にぶっつけていた。
美代の返事を待たずにパンティを毟り取ると「あっ」と何かを聞いた様な気もするが、
勃起した股間のペニスを女体の中に突っ込み、激しく腰の動きを繰り返した。
其の為に愛撫らしい行為はなく、あっと言う間に終わってしまったのだった。

「もっちゃん、溜まって居るみたいね。何時もあたし達の着替えを見て、
 便所で千擦りしているんでしょう」
美代は私のペニスに未練げに触りながら、含み笑いを漏らした。
「美代姉さんっ・・・おれは・・・」
彼女の言うとおりだったため、私は恥ずかしさに見舞われていた。

「いいのよ、もっちゃんには彼女がいないから、しかたないのよ・・・
 いいわ、彼女が出来るまで、あたしが相手をしてあげるわ」
美代の手で撫で撫でつけられた私のペニスは、ふたたび大きくなり始めた。

一度射精したために、気持ちにも肉体にも余裕が生まれていて、
今度はゆっくりと美代の身体を味わうことが出来た。男にとっては魅力的な
熟れた彼女の身体であった。全体的にうっすらと脂の乗った円やかな感じであり、
特に乳房と尻が形よく張り出し、ホステスの中でも目立つ肉感的な体つきだった。

私は是までの浅い女性体験を全部繰り出して、美代の身体に愛戯を加えた。
しつこいくらいに乳房を舐めたり、吸ったりしながら、手では女性器を撫でつけ、
割れ目を指先で擦りたてた。

美代の支柱のような太股を開いて、割れ目の粘膜に舌と口の愛戯を開始すると、
「ああっ~ん、もっちゃん、上手だわっ」
呻きながら彼女が腰を突き上げて、男を誘う強い女の香りを立ち昇らせた。
 
老いて益々4-2
美代は身体を張ってホステス業をしている。
其の為に是まで何人の男達の相手をして来たか数え切れないだろう。
しかし身体は汚れていても彼女の心は美しかった。

その証拠に、彼女の女性器の内側は鮮やかなピンク色であった。
女の入口には大小二枚の肉の花びらがあり、その奥には皺まみれの膣が覗き、
ピンク色の肉襞がブヨブヨと蠢いていた。

いま思い返せば、女性器の内側をじっくりと見たのは、
美代が初めてだったかもしれない。それまでの女達とは、
ただストレートに欲望をぶっつけ合っていただけのようだった。

美代の女性器は彼女の意思とは別にひとりでに動いていた。
私の舌の動きに合わせて、楕円形の膣口をヒクヒクと収縮させ、
甘い汁を滲み出してくる。舐め取っても舐め取っても、
彼女のオマンコは汁を湧き出させていた。

「ああっ~ん、お股が痺れるわっ、こんな気持ちに成ったの、久しぶりよ」
美代の膣の中に指を送り込んで、恥骨の天井を擦りたてると、
無数の肉襞が蠢きながら、指に絡み付いてきた。女の身体は全てが性感帯。
その性感帯は無数の細かな肉襞で出来ている。そんな感じの美代の肉体だった。

今度は挿入も無理なく巧くいった。私が再び身体を重ねて腰を使い始めると、
「子宮に響くっ・・・もっちゃんの太いものがあたってるぅ・・・」
薄暗い事務所の生温かい空気を震わせて、彼女は叫び続けた。
そして私の腰の動きに合わせて、下から下腹部を突き上げて絶頂を迎えたのだった。

美代は私にとっては女神だった。彼女は一週間に一度の割で、
私の欲望を処理してくれた。
老いて益々4-3
美代は18歳の時から、年齢を偽って水商売に入ったそうだ。
当時付き合っていた男がヤクザのチンピラで、バーのママとも出来ていて、
強引にホステスにさせられた。それからは身体を資本に水商売の世界を
渡り歩き、三年前に客の一人と恋愛関係になったが捨てられたと言う。、
そのとき既に捨てた男の子を身篭っていた。

「生まれてきたきた子供に責任はないわよね。
 で、その子が可愛くてね、男は憎いけど、
 子供はあたしがおなかを痛めた可愛い子なの・・・
 いまはその子があたしの生き甲斐。将来はその子と一緒に暮らしたいの」

美代は福島県の出身で、二歳になる男の子は実家の両親に
面倒を見て貰って居ると言う。そのために働いて貯めた金の大半は、
両親の許に送っているそうだーー
とある夜、事務所の隅で抱き合った後、安ウイスキーを飲みながら、
ポッリと言った。その彼女の目にはうっすらと涙さえ浮いていた。

私にもし生活力があれば、美代と結婚して、彼女の子供を引き取って、
一緒に生活してもいい、と一瞬思ったが、口に出して言う事は出来なかった。

◇◇

美代は私に良い女性運をもたらせてくれた。彼女と抱き合うようになって、
三、四ヶ月目ごろに、秋江と言うホステスと付き合うようになった。
秋江はたしか一歳年上だった。

店が看板に成って、二人で飲みに行き、酔った彼女を自宅の
アパートまで送って行った。路地裏の薄汚い、左右に部屋が並んだ、
うなぎの寝床のようなアパートだった。
狭い部屋には洗濯物が干してあって、すえたような匂いが充満していた。

私は秋江に、以前から好意を抱いていたので、機会があったら口説いて見ようと
考えていた。そのチャンスがやってきた。と感じた時には彼女に飛び掛っていた。

秋江は美代と比較してみると細身だった。身長も美代よりは高かった。
長い黒髪が彼女の自慢であり、店でも売りの一つだった。
  1. 老いて益々
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アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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