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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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夢枕に立ったおさげ髪。其の三

~淫猥な思い出~
夢枕に・・・05
実はたった一度だけ、私は過去に「里帰り」をこころみたことがる。
アルバイトしながら東京で暮らし始めて一年ほど経った頃だった。
望郷の念に苛まれていた。康子が恋しかった。そして、いても立ってもいられず、
上野駅から青森行きの夜行列車に飛び乗ったのである。

その時の出来事を反芻(はんすう)しながら、六十八歳の私は夜汽車に揺られていた。
羽田から飛行機に乗れば生まれ故郷までは半日で行けるだが、敢えて列車を選んだ。
当時の私の道行きを反芻してみたかったからである。
老妻には「高校の同窓会があるので久し振りに故郷の地を踏んでみたい」
と偽って帰郷の許しを得た。

上野駅から唯一の青森行き寝台特急列車に成ってしまった「あけぼの」に乗り、
ひたすら北上する。列車は日本海側ルートを約13時間掛けて青森駅に到着した。
かつてはここが本州での終着駅だった。青函トンネルが完成してからは「終着駅」という
哀愁を帯びた言葉も死語に成ってしまったが。

今でこそ青函トンネルよって北海道と本州は「陸続き」に成ってしまったが、
当時は青函連絡船に乗船すること自体が、いわば踏絵だった。
志を抱いて内地に渡ったものの、夢破れてUターンしてしまった者も少なくなかったろう。
そんな道産子にとって津軽海峡は唯一最大の関所だったのである。

青森駅に降り立った私は、かって里帰りを試みた時と同じ迷いを感じていた。
海峡を渡るべきか引き返すべきか・・・と。
「康子に会いたい。けど、今さら会える立場なのか?」と。

そうだ。あの時も、青森港で出航を待っている連絡船洋諦丸を前にして、
随分と迷ったものだった。乗船手続き用の小さな紙片に住所氏名を書いては何度も
破り捨て、結局、港と逆の方向に歩きだしていたのである。

あの時、待合室で知り合ったのが恵美と言う娘だった。集団就職で上京したものの
職場になじめず帰郷するのだという。私より二歳年下で痩せ形の愛らしい娘だった。
雑談を交わすうち親しく成っていた。

青森の街を肩を並べて歩き、やがて映画館の門をくぐっていた。
どっちが誘ったのかは良く覚えていない。何れにせよ、二人きりに成る場所と言えば
其れぐらいしか思い付かなかったのだ。
 
夢枕に・・・06
映画館には一般映画と成人向き映画が掛かっていたが入り口はひとつ。
何を間違えたのか成人向きの方に入ってしまった。
たしか刑務所に入っている夫を見舞った妻が、面会を終えて帰途に道すがら、
体の疼きに苛まれて股間を弄び、それを目撃した見知らぬ男に襲われて犯される、
と言ったストーリーだったと記憶している。

成人映画など見るのは初めての事だった。
あまりの刺激に私の股間はすでに勃起していて、下着を濡らす程に成っていた。
彼女はみじろぎもせずにいた。互いに顔を見合わせるのが照れ臭くて、
俯いてばかりいた。それでも、男に弄ばれて喘ぐ女の声は大音響で耳に入ってくる。

股間の疼きに耐え切れず、彼女の膝にそっと手を伸ばしてみる。
彼女は膝丈ほどのスカートを着けていたが、その太腿に触れてみたのである。
私なりのモーションであった。彼女は気付いているのか居ないのか、身動き一つしない。

スカートをくぐり、恐る恐る下腹部に近付いていく。指先がふんわりと膨らんだ淫肉に
達した時、初めて彼女が「だめよ」と押し殺した声で呟いた。辺りを見回す。
客は疎らで、一組のカップルが最前列の席で抱き合っている所だった。

下穿きの上から彼女の淫肉をゆっくり揉みつける。
グネグネと柔らかく、しめったように火照っていた。その感触が私の欲情に火を点けた。

「だめよ、こんな所で。だめだってば」彼女が上ずった声で咎める。
似たような言葉をかって、あの康子からも浴びせられたが、その時の私には、
「旅の恥はかき捨て」的な思いがあったのかもしれない。

下穿きの股ゴムを持ち上げて中に指をくぐらせる。サワッとした恥毛を押し退け、
熱く湿った淫肉に触れる。何とか探り当てた肉の裂け目をくぐると、信じられないほど
ヌメやかな粘膜が待っていた。私が生まれて初めて触れる女体そのものの感触だった。

グニャグニャとよじれる肉のヒダを掻き分けて指を押し込む。女液で潤んだ谷間を
中指と人差し指で掻き回す。顔はスクリーンに向けた侭だった。

「あは、だめ。恥ずかしい」
太腿をぴっしりと閉じ合わせ、上ずった声で彼女が拒む。
だが、すでに肉裂の中に侵入していた私には、なんの抵抗にもならなかった。
夢枕に・・・07
ひとしきり掻き回してから指を抜き取り、スクリーンから反射してくる光の中に透かしてみる。
中指と人差し指が濡れてテカテカと光っていた。そっと嗅いでみた。生臭い恥臭が
立ち上がってきた。生まれて初めて嗅ぐ女陰臭だった。
その匂いに私は忽ち興奮し、彼女の秘め所を見たくて見たくて仕方なくなったのである。

だが、辺りは暗い。
「トイレに行かないか?おまえのここ、よーく見てみたい」
「だめよ。そんなの恥ずかしい」
「いいだろう?な?」

躊躇う彼女の手を引いて席を立ち、トイレに向かう。トイレにはシーンと鼻を突く匂いが
籠っていたが、私は個室に入るや彼女を壁に押し付けて口づけした。
口腔に舌を差し込み、舌と舌を絡ませる。
始めは躊躇って懸命に私の体を押し退けようとした彼女だったが、舌を吸い合ううち、
彼女もきつく吸い返してくるようになっていた。

舌を絡ませたままスカートの中に手を差し込み、下穿きの中に侵入する。肉裂を割って
粘膜に指を押し込むと、劇場の中で弄ったよりは遥かに夥しい潤みが待っていた。

彼女の前にしゃがみ込み、下穿きを脱がせにかかった。
まだ完全には生え揃っていないのか恥毛は淡かった。片膝を抱えて高々と持ち上げる。
目の前に広がったたのは、私が生まれて初めて目の当たりにする女陰であった。
淡い茂みが左右に分かれ、粘膜の谷間が楕円形に広がった。捲れた裂け目から
覗いているのはよじれ合わさるように隆起しているピンク色の肉ビラだった。

胸が激しく高鳴っていた。肉ビラを両手の親指で捲り返す。
粘膜が透明の糸を引いて広がった。肉ビラの合わせ目からは赤く充血したクリトリスが
丸い頭を半ば露出させ、谷間に広がった膣穴はグネグネと入り組む粒ヒダで囲まれ、
彼女の白い肌とは対照的に、おぞましいほど赤く充血していた。

「マンチョが見える。すごくやらしい」
「恥ずかしい。いやん、あん、いゃーん」
彼女が黒髪をイヤイヤと振り乱す。だが、言葉とは裏腹に、溢れた恥液が内腿に
滴るほど彼女は濡れそぼっていたのである。

  1. 忘れ得ぬ人
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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