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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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若衆入りの儀式。其の九

若集入りの儀式09
性技術のベテラン女性にとっては女上位の姿勢は水を得た魚の様なものである。
男を腰の下に組み敷きペニスをきっちり嵌め込んでしまえば、
後はどの様に男を料理しようと思うままである。

「じゃあ、最初は普通のやり方でね」
三田さんは両膝を布団につける形の姿勢で動き出した。
私の生白いペニスが三田さんの腰の上下動作に従って、
成熟した陰毛のふさふさな茂みに埋没しては姿を現し、また埋没とていく。

三田さんはその姿勢で五分ほど続けたあと、今度は膝を立て、
両足を踏み締めた姿勢に変えた。三田さんも吉田先生に負けず劣らず、
腰の動きが巧みだった。私の興奮はずいぶん高められていた。

「あの人が(いろはにほへと)なら私はアラビア数字で書くわね。最初は(0)よ」
三田さんは腰をぐるりと回した。
「次は(1)よ」
私のペニスは飛行機の操縦桿のように、前から後ろにぐいと引かれた。単純明快である。
数字は段々と進んでとうとう(7)まで終わった。

私の性的興奮は長雨に水分が飽和状態になった崖地のようなものであった。
あとひと押し強い雨が降ると地滑りを起こし崖が崩壊する寸前だった。
「いよいよ次は(8)の字で貴方がイクまで(8)ばっかり続けるわよ。さあ、覚悟はいい?」

ホト親三田さん自慢の男性悶絶の必殺技「8の文字責め」が開始された。
元々射精しそうなのをだましだまし我慢して来ただけに(8)の字描きの腰の動きも
さることながら締め技も加味された複合技にぐらっときていた。

「三田さん、とても気持ちいいです。もう我慢できません」
二回目の(8)の字運動が開始された。

石臼のようにぐるぐる回転する三田さんの腰の動きに膣内部の私のペニスは
複雑な刺激を受けたのか三回目の動きでついに射精した。
私はぐったりとなった。夢うつつの中に、あらもう十時半だわ、と言う呟きを聞いた。

三週間がたった。毎日、性交体位の実演モデルが昼間実演する体位を
ホト親と共に練習するのであるが、若さと性への欲望はすごいもので、
毎日放出しても女性のあそこを見るとむくむくとペニスが立つ様に訓練されていた。

日曜日の午前十時、私達十人の少年には高年齢の処女のマラ親の大役が回ってきた。
戦争がなければ絶対に回ってこないはずの大役である。いわば一種のお礼奉公である。
今まで私達童貞少年達を指導してくれた十名のホト親はお役ごめんで、
みな自宅に帰ってしまったのである。
 
simple_b064001.jpg
戦争は本来なら島の掟により、とっくにマラ親のペニスにより破爪されて居なければ成らない
娘が、マラ親を勤めるに相応しい中年男性不足のために処女膜を破ってもらう機会を
失った女性達が、最高は三十三歳から最低は十七歳まで多数、島に発生している。
それらの女性のうち高年齢女性は、旬を過ぎた野菜の様に見向きもされず、
毎日の労働に明け暮れて老いていく場合が多かった。

女性の地位向上を願う入江婦人会会長は、なんとかそれらの娘さんを、「行かず後家」
はおろか、処女のまま一生を終わらせては勿体無いので、踏ん切りをつける為に、
合法的に、それら女性に処女膜の開通式をしてほしいと言うのである。

入江婦人会会長は十名の適齢期を過ぎた年増の娘さんを女衆宿に連れてきた。
入江会長のマッチングの理論は、性的に未成熟の年上女性と若い成熟男性との
組み合わせの方が心理的に巧く行くと見たので年長者順に選抜して来たのであった。

むろん二十五歳から下の若い女性のマラ親は数少ない二十歳以上の男性が
別の機会に担当して性教育に励んではいたが、なにしろ数が多いのでまだまだ島には
処女が多く居たのだ。

女性は処女膜を一度破ってしまうと男性に対する人生観がいささか変わり、幅広く複眼で
男性を見る心の余裕ができ、男性との付き合いでも対等に成れるものである。

大広間に集合した女性達は明らかに、今まで接してきた性技術のベテランである
ホト親とはあきらかに異質の処女集団であった。
私達少年集団と年増娘の集団は互いに胸に一から十までの番号札をつけて並び、
女性が箱の中にある番号を書いた貝殻を一個ずつ選んで男を決めて行くのである。

「七番平岡貞信君は、姫島優里花さんと組んでください」
私は姫島さんという黄色のツーピースを着た三十一歳の製塩工場の女子事務員の
破爪を担当することとなった。

「私、年はとってるけど、あっちのことは何にも知らないのよ。宜しくお願いします」
これから三日間は私と姫島さんとは(九重)とネーミングされた個室を使って性交に
励むのである。午前十一時から入江婦人会会長の「女性の生活の充足」と言う
テーマでの講演が有った後、食堂でお互いの顔合わせを兼ねての昼食となった。

午後一時から三時までは、野茂女医による男性は立ち入り禁止の女性だけの
講義が行われた。

午後三時からはまず心理的な親睦を図るために卓球台二台を使って
十組のチームを作って混合ダブルス卓球大会が行われた。

姫島さんは勤めている工場に卓球台があり、いつも昼休みに遊んでいるとかで、
黄色のツーピース姿で動きにくい筈なのに、中々に身のこなしがすばやく、
とうとう二位になった。商品はコンドーム二箱だった。
simple_b238002.jpg
午後六時に夕食を食べて自由時間になった。個室に昨日まではまったくの他人の、
しかも処女で年上の女性と部屋で過ごすのはとても息苦しかった。
でも、姫島さんはやはり年上の女性だけに、とても気を使って、
汚れた肌着の洗濯をしたり部屋の掃除をしたりして、午後八時からの入浴までの
退屈な時間の不安を解消しようと勤めているふしがあった。

午後八時、いよいよ入浴開始の時間になった。
私と姫島さん二人専用の個室で浴衣に着替える事と成った。
「着替えするからしばらく後ろ向いてて」私は窓の方に顔を向けたが、外が暗いので
窓ガラスにばっちり姫島さんの着替え姿が反射しているのを見ることが出来た。

「じゃあ、お風呂に案内するよ。さあ行きましょう」私は姫島さんと手を繋いで
廊下を歩いていった。事務係の人なので手はとても柔らかだった。
こんな手にペニスを握り締められるのかと思うと、早くも股間のものは直立し固くなった。

「私達、まるで新婚旅行の夫婦みたいね」
「そうですね」
あとは言わずとも知れていた。風呂に入って布団に寝て、女性が初夜を過ごすといえば、
まさに新婚旅行と同じではないか。

やがて、岩風呂の大浴場に着いた。
「あらあ、ここは男女一緒にぬぐのォ」
「そうですよ。もともと女衆宿は女性用の施設ですからね」
姫島さんは脱衣場の隅っこに頭を向けて、浴衣で隠すようにして
下着を脱ぐさまは躾けのよさをうかがわせていた。

私は勃起して弾力のあるベニスを無理にタオルで押さえて洗い場に降りた。
姫島さんも私の後についてきた。艶々と張りのある桜色の姫島さんの太腿が湯玉を
はじくさまが端的に若さを象徴していた。

私も入浴前に陰部を洗う時に、湯を汲むために手を離したら
まるで高射砲みたいに腹に付きそうなくらいに立っている。
ペニスをとうとう姫島さんに見られてしまった。姫島さんはさっと視線をそらした。

浴室には幾組みもの男女の姿が見えた。年上の未亡人ばかりだったホト親との
入浴風景と違って、みんな新婚夫婦みたいに見えた。

梅軽はパートナーの漁師の娘を岩風呂の奥へと連れ込んで行くのが見えた。
女性に手が早い梅軽のこと、九時まで待てずに浴室で処女を破る積もりに違いなかった。

入浴を済ませた私と姫島さんは、黙って部屋の中で向かい合ったいた。
私は備え付けの浴衣だったが、
姫島さんは自宅から用意して持ってきた洒落たデザインの寝間着に着替えていた。
社交ダンスが趣味という姫島さんの引き締まった足首がとても綺麗だった。
  1. 若集入りの儀式
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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