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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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若衆入りの儀式。其の八

魚板01
部屋の照明は四十燭光の電灯が一つぶら下がっていて、
電灯の傘にピンク色のセロハン紙が張られ非日常的空間を演出していた。
島の石炭で焚く自家発電装置による送電は午後十一時でストップとなっていた。

三田さんは、ほんのり頬紅をさし、薄く寝化粧をして、とても良い匂いをさせていた。
私は寝間着姿ながら惚れ惚れと見とれていた。

入江婦人会会長が魚板を叩くコーンコーンと澄んだ音が建物内部に響き渡った。
三田さんと私は目と目を見合わせた。いよいよ開始である。
畳の上で頭が触れ合うようにお辞儀をした。

「今日から三週間、私、三田芳野があなたの教育を担当させて頂きます。
 どうぞよろしくお願いいたします」
「よろしくお願いいたします」私はぴょこんと頭を下げた。

「ではお筆おろしの杯の儀式をしましょうね」
三田さんは箱膳を二人の間に運んで来た。
「ではヘノコの絵が描かれている杯を取って頂戴」

鶴亀とか松竹とか縁起物の絵柄だろうと思っていたのに、
雄雄しくそそり立った赤黒い男性性器と女性性器の絵柄には驚いた。
江戸時代から島の男女はこの杯で男女の営み開始の誓いをしてきたのだ。
そんな長い歴史が込められた杯だと思うと手が震えた。

「お願いします」
三田さんは屠蘇入れの柄を右手に持ち左手を底に添える優雅な手つきで酒を注いだ。
三回ちょこんちょこんと注ぎ、四回目に余計に注いだ。私はぐっと飲み干した。
とても甘いが何か薬でも入っているらしい。三田さんが女性の杯を手に取った。

「今度はあなたが注いで呉れる番よ。最初三回は少し注いで四回目に
 たくさん注ぐの。このリズムは後で判ってくるけど大事な事なのよ」

大きく横に開いた杯の中には女性性器の陰唇、陰核、陰毛が細密に描かれていた。
杯の絵のせいかそれとも甘い酒のせいか、私の体の中の血液がドックンドックンと
全部腰の周囲に集まりだしたかの様に熱く成り出した。
 
亭主奪還計画14
たちまち立ち上がるのが恥ずかしいほどペニスが勃起した。
「じゃあ、お布団の方に行きましょうね。全部脱いで裸になるのよ」
三田さんは私の浴衣が不自然に突っ張って居るのを見て、
「お酒が効いたみたいね」
「ただのお酒じゃないでしょう。何か入れてるんじゃないですか」
「そうよ。男のあれを立たせる薬がね」

素早く寝間着を脱ぎ腰巻を取り去った三田さんは、布団の上に正座して私を待っていた。
私が布団に行くと、
「最初、私は何にも加勢しないし、何にもしゃべらないから、
 昼間お勉強したことを思い出しながら正常位の姿勢で、あなたの好きな様に入れてみて」
三田さんはそう言うと、どでっと布団の上に寝てしまった。

私が手で股を開かせるまでは、大きな人形のようにじっと閉じたままでいる。
股の合わせ目の陰阜の肉がこんもりと盛り上がり黒い陰毛がとても綺麗だ。
どうやらあそこもこの儀式に備えて綺麗に無駄毛を剃り、
陰部の手入れをしてきているらしかった。

私は大きな人形の股を開いた。三田さんは私が与えた力の分量だけ足を開いた。
私はピンク色した肉の割れ目に目をやりながら指をすべすべした白い太腿に触れた。
性技実演の男性役の川上青年の真似をして太腿の内側を撫でさすった。
皮膚が桜色になった。

割れ目に指を入れた。すでに湿り気のある液が滲み出ていた。
陰唇の内側を分け入った指が膣の内壁をこすると三田さんは腰をもじもじし始めた。
私は昼間の授業の最中の経験が大いに役立った。

私が力を加えなければ、体の姿勢を変えなかった三田さんが、自発的に開いた足を
立て気味にした。くじりは大成功である。

女性の性欲の敏感な豆粒状の肉球をぬめりをつけて擦ると、三田さんは無言ながら、
肉体は正直に気持ちの良さの反応を示している。
私は頃合良しとばかり、ペニスを割れ目にあてがうと、なんと一度で成功してズブズブと
埋没してしまった。

これじゃ挿入の練習にならないとまた挿入に挑戦した。今度は巧く入らなかった。
枕を三田さんの腰に当てて、試してみると、またズブズブと挿入に成功した。
また引き抜き挿入しまた引き抜き挿入の繰り返しをして、せっかく膣の中に入った
ペニスをまた抜きかけていると、
「もうその辺でいいんじゃないの。先に進んで・・・」
無言のはずの人形が始めて口をきいた。
嫁と舅07
私は腰を動かした。姿勢は素股の時には三田さんは足を閉じていたが、
今度は完全に開いていた。最初はがむしゃらに腰を動かしていたが、
途中でふと三田さんが杯に酒を注ぐ時に言った言葉を思い出し、
三回浅く一回深く挿入するリズムをつけると、三田さんが微笑んだ。

「とっても上手よ。正常位にも少しずつ変形があるのよ。 
 ちょつとやってみましょうか」
三田さんは下から白いすべすべした足を私の腰に絡めた。
なんだか女郎ぐもに絡め取られた餌の昆虫みたいだなと思った。

「なんだか奥まで入るような気がします」
私の人生においてこれほど裸体の女性と肌と肌を接した事は無かった。
うっすらと額に汗を浮かべた三田さんの顔が快楽に歪んで左右に振れた。
確かにスタートに於いては女性が先生で男性が生徒ではあるが、
時間が経つにつれて、その関係は能動的な男性と受動的な女性に変わっていく。

「あなたは初めてじゃないわね」
「いいえ、三田さんが初めてです」
「うそおっしゃい。玄関で会った時に何してきたの。スリッパ履いてたくせに、
 散歩してたなんて言い訳は通用しないわよ」

三田さんは言葉で私を締め上げると共に、
膣の中に挿入したペニスをぎゅっと締め上げた。
「痛いですよォ」
「嘘ついた罰ですよ」
三田さんは少年を甚振る喜びに目をキラキラ輝かせていた。

「私は貴方をとっちめようと言うんじゃないのよ。
 誰にどんな性の技術を教わったのかを知っておく必要が有るのよ」
また二回目の強烈な締め付けが来た。程よい締め付けは快感なのだが、
過ぎたる締め付けは苦痛だった。

「相手の女性は誰だったの。二階の桔梗の間を使った事までは判ってるのよ」
「吉田先生です」
「何が先生なもんですか。
 私の大事な生徒を摘み食いするようなのは吉田の豚で十分よ」
三田さんは下からの腰によるゆすり上げの動きを止めて、
怒った様な激しい口調で言った。

「あの人とどんな姿勢でしたの」
「吉田先生が腰で(いろはにほへと)を書くのをやってくれました」
「ああ、そう。私はもっと巧いのよ。アラビア数字でやってあげましょうか。
 中でも私の得意の(8の字連続責め)はどんな男の人でも参ったというのよ。
 じゃ姿勢を入れ替えるために、横に一回転するからね」

三田さんは私の体を力を込めて抱いたかと思うと、
あっと言う間に女上位の姿勢になった。
  1. 若集入りの儀式
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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