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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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若衆入りの儀式。其の六

若集入りの儀式06
六時から夕食までは自由時間となった。ホト親連中は仲間同士で一室に集合し、
雑談に花を咲かせ、少年達は娯楽室で卓球をしたり読書室で読書をしたり、
外に出て庭園を散歩するもよし、とにかく自由であった。入浴はある理由により
八時からに限定されていたのでさしあたり、ぽっかりと穴があいた時間なのだ。

「平岡さん・・・いいわね」
吉田先生の有無を言わせぬ確信に満ちた眼差しから、一転してお色気たっぷりの
笑顔に続くウインクの稲妻を浴びせられると私は黙ってうなずくより仕方なかった。
いや、うなずかせたのは私の男としての性欲かもしれなかった。

私はノートや授業の際に配布された(性交体位四十八手)のプリントなどを一階の個室に
置いて行く。私は吉田先生との密約通りに、二階への階段を密かに上がった。

桔梗の間の入り口の木製ドアを軽くノックした。
「さあ、はいって」
中からとても女らしい優しい潤いのあるビロードの様な声が返ってきた。
先ほど講義をしていた時の威厳に満ちた声とはまったく別の種類の声だった。

「待ってたのよ」
吉田先生はいまや欲望に悶える吉田未亡人に変身していた。目の淵を赤く潤ませた
吉田未亡人は部屋の中に私を招き入れると、ドアに鍵をかけた。
単純な引っ掛け式の鍵である。吉田未亡人が鍵をかける後ろ姿を見ていると
俄かに欲情してペニスに血液がどっくんどっくんと流れ込んで、熱く固く成っていた。

部屋にはすでに白いシーツをかぶせた敷布団が敷かれていた。そして部屋の隅に
下着が無造作に放り投げられていた。
「下だけで良いから、ズボンと猿股を脱いでお布団に仰向けに寝てごらん」
私は言われる通りにした。
「まあ準備がいいのね。もうビンビンに勃っているじゃないの。平岡君は優等生よ」

体の半分だけというのは何だか締まらない感じであるが、
あまり時間をかける訳にもいかない。
「じゃあ、あなたは初めてでしょうから、私が上に成ってしてあげるわね」
先生から性欲に悶える女に変身した吉田未亡人は紫色のワンピースを捲り上げた。
 
jukd402jp-6.jpg
なんと下はスッポンポンで白い肉体、黒い陰毛、赤黒い肉の割れ目が視界に映り、
それが大接近して来た。
「いいこと。はめるわよ」
私の直立した若いペニスは、数多くのペニスを呑み込んで多くの男性に快楽を
与えて来た熱を持った天国にズブズブと侵入した。

「あら、親子ってあそこも似てるのかしら。義信さんと同じであなたのも右曲がりなのね」
吉田未亡人が腰を上下に動かすたびに畳がギュツギュツと鳴った。
「ねえ気持ち良いでしょう」
上半身は紫色のワンピースを着けたままセックスしている吉田未亡人は上から尋ねた。
「もう少しゆっくりしてください」
「分かったわ。どうお、このくらいなら」
吉田未亡人は段々とピッチを落として、とうとう停止した。

お互いの陰毛がこすれ合うまで密着して、
「今から国語のお勉強をしましょうね」
と言った。私は驚いて、
「えっ。国語ですか?」
そうよォ。とっても気持ちが良い国語のお勉強よ。
 私が腰で平仮名の(いろはにほへと)を書くからね。
 本当に四十八文字全部書き終えるまで射精を我慢出来る男性は少ないの・・・」

吉田未亡人は怪しいエロチックな腰の動きで文字を書き始めた。
「はい、"い”の字よ」
つまり吉田未亡人の膣口括約筋が筆を握った書道家の手であり、
私のペニスは筆というわけだ。だが本当の筆と異なり、根本は固定されているので
亀頭を穂先に想定して女性が腰の動きで平仮名を書くのである。
初体験なので興奮していて、文字のイメージを感じとれない内に動作が終わった。

「今度は"ろ”の字よ」
ずずんと快感が走った。思わず私は目を閉じた。
ぐるっと円を描く筆法の箇所がとても気持ちよかった。
「今度はね"は”の字よ」
更に快感が高まった。にの文字が終わり、"に”の文字が終わり、
"ほ”の文字に成った処で、吉田未亡人はニヤリと笑って腰を動かし最後に
チョンチョンと変な動きをした。
人妻の不倫121
「さあ、なんの文字でしょう」
「ほ、でしょう」
「残念でした。もう一回書くわ。ここまでは確かに"ほ”の字だけど、それに点点がつくのよ」
「あっ、分かりました"ぼ”のじでしょう」
「ぼの文字を二つ重ねて、ぼぼ・・・」

吉田未亡人は、ぼの文字を二回書いたあたりから、もはや文字書き遊びは止めてしまった。
激しく単純だが力強くぐいぐい粘り気ある熟練の腰遣いを始めた。
「あうっ、あうっ、あうっ、あうっ」
私の腰の上で吉田未亡人の腰がずっこ、ずっこ、ずっこと激しく踊り、
イヤリングがぶらん、ぶらんと揺れた。

「吉田さん、僕もう出そうだよ」
「私もよ。一緒に行きましょうね」吉田未亡人の姿勢が段々低くなり、
私の上に覆いかぶさる姿勢になった。お化粧の匂いがした。
「もうイキたいのね。心配しないでそのまま中に出して良いのよ。
 うっうっ、あぁぁ・・・いくいくいくぅ・・・」

終わった後の陰部の清拭は吉田未亡人がきちんと始末してくれた。
その上、部屋を出たら非常階段で外に降りてぐるりと回って玄関から建物の中に入り、
他人から(どこに行ってたの)と聞かれたら、(山を散歩してきた)とでも言っておきなさい、
と言い訳まで指南してくれた。

私は吉田先生・・・いや吉田未亡人に指示されたように非常口のドアを開けて、
泥棒猫のようにスリッパのまま非常階段を足音を立てないように降りて行く途中で
下を通る菓子袋を持った梅軽の相手の小母さんに出会った。
小母さんは私の顔を見てなにやら意味ありげにニヤッと笑った。
もしこの事が三田さんにばれたらまずいなと肩をすくめて急いで玄関に回り、
外出していた様な顔をして建物に入った。とたんになんと三田さんにでっくわした。

「どこに行ってたの」
「ちょつとその辺をぶらぶらと散歩してたのです」
三田さんは大人の余裕を見せて、ニッコリ笑ったが不気味だった。
スリッパで外を散歩する馬鹿はいない。

午後六時から食堂で夕食をとり、そしてまた午後八時までは自由時間となった。
数人の少年仲間とホト親とが入り混じってワァワァ、キャアキャア言いながら、
自由時間を娯楽室で卓球をして遊んだ。
三田さんは看護学校時代に卓球選手だったとかで、とても巧かった。
  1. 若集入りの儀式
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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