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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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柿田川慕情 。其の四

柿田川慕情09
二十年の歳月は確実に恵美子を変えていた。
首の辺りの小じわが目立つ、頭髪も白髪が目立つて居る、身長も心持、低く成ったようだ。
豊かだった乳房も垂れ気味だ、全体にやつれが目立つ、苦労したのだろう。

恵美子は私にしがみつく様にして。
「もう貴方の傍を離れない、こんなおバァちゃんでごめんなさい」
「後悔ばかりの二十年だったわ」
「これからは、ずうっと貴方についていくから、捨てないでね」

「俺が愛した女は後にも先にも恵美子一人だよ」
「二十年待って居たんだよ、もう離しはしないさ」

「うれしいわ、本当にごめんなさい」

恵美子は起き上がって私の股間に手を伸ばして来た。
「ねえ、貴方のおチンチン元気だった、何時も夢に出てきていたのよ」
「そして、貴方を求めて一人濡らして泣いて居たわ」

恵美子は私の浴衣の裾を押し開き、ブリーフを引き摺り下ろす様にして取り払った。
未だうな垂れたままの「我が一物」の根元を左手で握り締め、右手で、しこしこと、しごき始めた。
半立ちに成ってきた一物を恵美子は口にくわえてカリの辺りを嘗め回す。
その仕草は二十年前と変わっていなかった。

「ねぇ貴方のおチンチンの毛も随分白いものが目立つわね」

「俺も六十五歳だぞ、何時までも黒いままじゃ居られないさ」

「そうよね、私も五十九歳だものね、私の毛も同じかしら、
自分じゃ気づかないけど、貴方よく見てくれる」

恵美子は大胆にも自ら浴衣の腰の辺りをたくし上げ、私の顔の上に局所を宛がって来た。
所謂69の形に成ったのだ、矢張り恵美子の本質は淫乱なのかも知れない。
良く五年我慢したものだ、と妙に恵美子がいじらしくなって来た。
 
柿田川慕情10
「いぃぃぃ・・・すてきょ・・・・もっと強く吸って」
「あぁぁぁぁ・・・うぅぅぅ・・・・」

私は雄二さんに局所を押し付け腰を回転するように揺すりました。
二十年前はこんなラーゲは滅多にしてくれない雄二さんでした。

女としての成熟期に入っていた三十八歳の私の肉体は、貪欲でした。
幾らでも肉欲を貪りたい、猛々しいような欲望に取り付かれて時期でした。
お金の苦労は我慢出来ても、体の渇きは我慢出来ませんでした。
そんな私に、雄二さんはまったく応えてくれませんでした。

雄二さんは週に一度のセックスも淡白で、前戯もなく濡れても居ない膣に
義務的にペニスを挿入して数回の抽送で射精して終わりだったのです。
私に対する愛情はひとしおでしたが、肉体と体力がついてこなかったようです。

でも今は違うようです。雄二さんは、
「年を取って回数はこなせないが射精までの時間は如何にでもコントロール
 出来るようになったよ。
 ソープやテレクラでお前を見返して遣ろうと思いながら、散々修行したからね」

私はすっかり感じてしまいました。

私は浴衣を取り払い、全裸になり、
雄二さんの着ている物を全て脱がせてしまいました。
そして私が上に成る69の形に持ち込んだのです。

私は雄二さんのペニスを二十年振りに、貪り尽くしました。
雄二さんの舌と指による愛撫も絶妙でした。

「あぁぁぁ・・・きもちいい・・・」
「貴方の舌使い、気持ち良いわ・・・・」
「貴方私のオマンコ昔と変わってない」

「いや、変わったよ昔より一段と助平なオマンコに成ってるよ」
「舌を吸い込む力が昔より格段と強くなったように感じるよ」
「名器になったのかな、之も武者修行の成果かい」

「いやね、貴方に逢った時、ゆるまん、何て言われたくないから、ひそかに
締め付けるトレーニングしてたのよ」

「あぁぁぁ・・・・もういきそうよ」
「もう私のオマンコ、貴方のおチンチンの飲み込みたくってウズウズしてるのよ」
「早くぅ・・入れてちょうだい」

こうして二人は二十年振りの再会と、
夫婦としての儀式を、満足のうちに済ませたのでした。
  1. 別れても夫婦
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アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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