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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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我が妻を語る。其の四

◇初めて知った女の真心◇
元売春婦の妻10
咲子の体が腕の中で流れるようにうねるのは、
私に次の行動を無言のうちに求めているのかも知れない。
私は唇を外し、互いに見つめ合った。咲子の目は、妖艶に潤んでいる。
それを舐めてみたい。誘い込まれるように瞼にソッと舌を這わせた。
「あっあああーん」
瞬間、細い喘ぎ声が迸った。

「こんなこと誰に教わったの?」
咲子はうっとりとして、唾液で濡れた瞼をつぶった。
「誰にも教わりません。あんまり綺麗だったものだから・・・つい」
私はブラウスの一番上のボタンに、震える指先を掛けた。

「あなた女殺しになるかも・・・楽しみだわ」
ボタンを一つ、二つと外していった。
「そんなこと、決してありませんよ」
「でも、女の方が放って置かないわ。あなたいい男だもの」
咲子はそう言って、フフフッと微笑んだ。

ブラウスの下に真っ白なスリップを着けていたが、それを透かして、
サクランボの様な乳首がうっすらと飾っているのが見えた。
ブラウスを脱がし終えるまで、目を閉じた侭安心しきって体を任せていた。

スカートを脱がせようとした。しかし、構造が分からないので、
どうすれば脱がせられるのか見当もつかない。もたもたしていると
「脇の所にホックがあるわ。それを外して」
と秘めやかな声で囁いた。

腰を留めている小さなホックがある。それを外してから、ギャザーに隠れていた
小さなボタンを外し、筒を抜くように、スカートを体から引き下ろした。

私達は抱き合ったまま、再びキスを始めた。スリップの上から掌で乳房を確かめた。
乳房はそれほど大きくはなく、私の掌にちょうど納まるほどの大きさだった。
柔らかで、優しい温もりがある。私は胸を激しくときめかせながら、
ゆっくりと揉み込んでいった。

 
元売春婦の妻11
「あっ、ああ~ん」
咲子は背中を弓なりに反らして、快感の声を上げた。
それに呼応して、感情が高ぶった全身の血がザワザワと逆流した。
センズリを掻く時には、いつもその手順を淫らに思い描いていた。
ところが、咲子のヨガリ声でそれらのものは一瞬で霧散してしまった。
体はうねりながら激しく悶え、額や首筋に汗が、シットリと滲んでいる。

私はスリップの裾を捲り上げた。するとそれまでは殆ど感じられなかった。
甘い匂いが体から仄かに漂ってくる。夏草の匂いに似ていた。
膝頭から太股の内側にかけて、掌を滑らせていくと、
それまで閉じていた太股が、誘いかけるように徐々に開いていく。

まさに指先が肝心な部分に届こうとしたとき、咲子は太股をしっかり閉じ合わせて、
掌を締め付けてきた。
「まだ・・・ソコは早いわ。スリップを脱がせて・・・」
声は驚くほど湿っていた。私は渋々手をソコから引き上げて、スリップを脱がせた。

その間、咲子は脱がせやすいように、両手をバンザイするかのように上に上げていたが、
腋の下に柔らかそうな毛が、放射状に茂っているのが見えた。
オマンコもそうした毛で覆われているのか、考えただけでペニスは肉欲にいきり勃つてきた。

咲子は純白の、いわゆる三角パンティを穿いていた。当時の女性達のほとんどは、
米国から入ってきたばかりのパンティを穿ける女性など、特殊な職業を除けば居るはずもない。
だが、咲子の体からはそうした汚れた雰囲気は、微塵も感じられなかった。
むしろ私には眩しいほど輝いて見えた。

肌は絹のように滑らかで、ピンク色に薄っすらと染まっていた。乳房は緩やかに盛り上がり、
谷間に汗が光っている。乳暈はあくまでも可憐で、小さな乳首を縁取っていた。
私は掌で乳房を包んだ。

「ああ~ん」
細い体が勢いよくしなる。指先で乳首を揉み込みながら、もう一方の乳首を舌先で弾いた。
すると、次第に咲子の体はしなやかに揺れ始め、ハアーハアーと激しく吐息が乱れ始めた。

私は乳首を舐めたり吸ったりしながら、乳房から掌を移動させ、胸腹から腰へと
体の線に沿って滑らせていった。肌理の細かい肌に、掌が溶け込んでしまうかと思えるほど、
汗の滲んだ肌は柔らかく息づいていた。
  1. 妻を語る
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アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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