PV UU 現在の閲覧者数: /にほんブログ村 小説ブログ ロマンス小説へ
2ntブログ

異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. スポンサー広告
  2. [ edit ]

我が妻を語る。其の五

◇生きている幸せ◇
元売春婦の妻12
乳首は一回りほども大きくなり、口の中で硬くしこり始めた。指先がパンティのゴムに達すると、
そのまま縁を辿って、腹部へと移動させていく。
パンティを脱がそうとしたが、お尻の部分に引っ掛かって、上手に脱がすことが出来ないでいた。
すると、咲子は腰を布団から浮かせた。それだけのことで、パンティは簡単に肌をすべっていった。

パンティに押さえ付けられていた陰毛は、ヘソに向かって燃え上がるような形のまま、薙ぎ倒され、
花蜜を含んだ漆黒の毛は、艶々としており、よく見ると一本一本がゆったりと縮れて、
入り組んで絡み合っている。私は陰毛に手を当てて、女が一番感じると言うクリトリスを指で探った。

「ああっ・・・」
咲子が下から夢中でしがみついてきたので、傷口に咲子の膝が軽く触れた。
それだけでも、飛び上がる程痛い。呻き声を必死に噛み殺しながら、指先を下降させていく。

間もなく指先に、コリコリとした小さな塊を感じた。注意深く探らなければ分からなかったほど小さい。
触れた瞬間、咲子はピクッと体を震わせて四肢を硬直させた。
「見つけたのね、ソコだわ。優しく・・・して・・・」
気持ち良さそうに眉根を寄せて、恍惚の表情を浮かべている。
私はクリトリスに親指の腹にあてて、必死で擦っていた。

「ああ~ん、いいーっ」
咲子は喉元をのけ反らせる。残った指がグニュリとしたオマンコを捕らえた。
熱い淫水に溶けて、濡れそぼっているワレメが、指を動かすたびに、グニュグニュと姿を変え、
ネットリと肉襞がまとわりついてくる。膣穴は想像していたより、ずっと下の方にあったが、
クリトリスを転がしながら、膣穴を撫で回していく。

咲子は布団の上でのたうち始めた。髪が乱れて、汗で顔にへばりつき、乳房も腹も、
小さく波立っていた。
「もう、もう駄目、仰向けになって・・・」
咲子が苦しそうに喘ぎながら言うので、私は一度オマンコから指を引き抜いて、
布団の上にゴロリと仰臥した。

すると咲子はのろのろと体を起こして、私の腰を跨いだ。
傷口に負担がかからない様にするための、気配りだったかも知れないが、
私はいつか納屋で覗き見た、叔父と薄汚れた女の獣のような交合を思い出していた。
 
元売春婦の妻13
疼きながらそそり立っているペニスを指で掴むと、体をやや前屈みにして自分で膣穴を確かめ、
ペニスの先を押し当てていった。オマンコは噴火口のように熱く溶けきっていた。
咲子は腰を少しずつ沈め、体重をペニスに掛けてくると、しなったペニスが肉襞を押し分けて、
軋みながらのめり込んでいく。ひりつくような摩擦感が、強烈な快感を生んだ。

(ああーっ、これがオマンコの気持ち良さなのか)
この気持ち良さを知らず、どれだけの若者が戦争で死んでいったのか。
私が生きていることの幸せを、初めて感じた瞬間だった。

私はスベスベとした咲子の丸いお尻を夢中で抱き寄せ、
傷の痛みも忘れて下から腰を突き上げた。
「いっ、いいーっ、も、もっと突いて」
咲子は私の胸に両手をつくと、腰のバネを使って動きに合わせ、腰を煽った。

オマンコの中でペニスがザワザワと締めつけられ、抜き差しが速くなるほど、
焼けるような快感が強くなった。
肉のぶつかり合う鈍い音が、バフッバフッと響き、咲子の上体がグラグラと揺れる。
腹の上の丸いお尻が、石臼をまわすように左右に回転すると、
目の前の形のいい乳房がプルンプルンと弾んだ。

快感は次から次へ、津波のように襲いかかってきた。
オマンコの愛液を全て汲み出してしまったように、
抽送を繰り返すたびにペニスに焼け付くような熱さを感じていた。

「うっ、でそうだ!」
「待って・・・イク時は一緒よ」
咲子は喉から声を絞り出した。全身が汗にまみれ、息を飲むほど艶めいて見える。
オマンコの肉襞がうねりながら、ペニスを絞ると、私はその快感に耐え切れず、
ブルブルッと腰を痙攣させて溜まった精液を一気に射出していた。
元売春婦の妻14
思いがけない咲子との交わりで、私は傷が治ってからもバラックに居座り、
ヒモの様な生活を続けてしまった。初めは肉欲だけが目的の同棲だった。
肉欲が満たされていれば、咲子が売春で生きていることも、
それほど気にはならなかったのだが、実の弟の様に甲斐甲斐しく面倒を見てくれる
咲子を見ていると、本気で愛し初めている自分に気がついた。

そうなると、体を売りに出掛ける咲子の後姿に、自分でも信じられないほど嫉妬心を
掻き立てられている事も分かってきた。
咲子はそんな私の気持ちを知ってか、
「お客さんとは生では絶対に遣ってないよ、必ずサックを使わせているからね」とか。
「下の口は使わせても、上の口は使わせないよ。唇は武ちゃんだけのものだよ」
等と無邪気に言うのであった。
◇  ◇
私は3ヶ月後に「オレが結婚出来る歳に成ったら、必ず迎えに来るから」と、言い残して、
バラックを抜け出して実家に戻った。そして、咲子を嫁に迎えるために身を粉にして働いた。
私が19歳になった時、河川敷のバラックに再び訪れた。そして正式に結婚を申し込んだのだ。

「パンパンが堅気の人と結婚して、幸せに成れる筈ないわよ。あんまり馬鹿にしないで」
と咲子は泣きながら、言った。しかし、4年間も私を待って居てくれたのは間違いない事実だった。
結婚してからの咲子は、一途に私に尽くしてくれた。
子供も男一人、女二人を生み今では孫も五人、そしてひ孫も出来た、
咲子は私を残して4年前に病死してしまったが、ひ孫の顔を見て死んだのが、
せめてもの救いだっただろう。
END
  1. 妻を語る
  2. / trackback:0
  3. / comment:2
  4. [ edit ]


comment

素晴しき男女の交接

  1. 2011/04/14(木) 16:36:41 |
  2. URL |
  3. 一元リスナー
  4. [ edit ]
このコーナーをひとしきり拝見しました。
いやー素晴しい。
この男女の描写は何時の日も団塊世代の
我々の琴線に触れます。
辛い現在ですが、男女愛情を持っての交接も
人生の苦楽の大切な元気の源。
管理人さんにエール

Re: 素晴しき男女の交接

  1. 2011/04/14(木) 23:02:45 |
  2. URL |
  3. 管理人
  4. [ edit ]
先ほどTVニュースを見ておりましたら、
60歳以上の人口が4000万人位らしいですね。
老け込んでは居られません、
日本を支える熟年世代頑張れ!!

 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


プロフィール

アヤメ草

Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

フリーエリア

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

« 2024 05  »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


.