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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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湯治場の情事。其の七

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毎日毎晩「一夜夫」は申し合わせたように九時に成ると私の部屋に遣って来ました。
最初の時の様に、いきなり私を抱くような事は無く、ごく普通の夫婦の様に、
会話をし、お茶を飲んだりして、ひと時を過ごします。小一時間ほどすると、
布団をひいて、寝ましょうか、と成るのです。
そして布団に入ると先ず一回放出して、朝起きがけに一回、
と二人とも本当にタフです。
私は一晩に四、五回はイクと言う感覚を味わって居りました。

二人の男性にも夫々個性が有って、セックスの仕方も違います。
ペニスは前にも言った様に佐山さんは長さで勝り、山口さんは太さが勝負と
言った所ですが、佐山さんは外見や物腰の柔らかさで女に持てるタイプで、
山口さんは寝たら外見以上に其の良さが判るタイプです。家のお父さんに似ています。

佐山さんは行為の時、色々と体位を変えて責めてきます、精力も強く、
どちらかと言うと「好色家」で女泣かせかもしれません。
山口さんは、早くに奥さんを亡くされたせいか、身体の密着を好み、
乳房に顔を埋めるのが好きで、体位は正常位一本やりです。

私は上付きで正常位が好きな方ですから、夫にするなら山口さん、
遊びとして付き合うなら変化の多い佐山さんと言うところでしょうか。
八日目、今日は主人が迎えに来て呉れる日です。七十近い夫の一人運転は
心配だから、と長男が「長野へ仕事で行くので親父を乗せて行く、帰りは
新幹線で帰って来い」と昨日電話が有ったのです。

今回の事、どうやって夫に話をしょうかしら、絹代さんは巧く話すから、
任せておきなさい、なんて言ってたけれど、若し駄目だったらどうしょう、
暫く言わない方が良いかしら、最悪離婚だなんて事に成ったらとか、
色々考えながら、午後の散歩にも行かず夫を待っ事にしました。

すると絹代さんも、
「私も散歩お休みして、一緒に待ってるわ」
『あらっ大丈夫だから行って来て』
「うん、いいのいいの」
と絹代さんも、私の側に居てくれました。

 
 人妻の不倫20
三時ごろ、ロビーで待っていると、主人が着き、部屋に入りました。
「どう調子は、良くなったようかい」
『痛みが無く成って来たので、毎日お隣の
 佐山さんご夫妻や山口さんと言う方と、
 一時間ほど山道を散歩しているのよ』
「やっぱり此処の温泉は効くのかな」
等と話して居る内に一週間も離れていてお父さんも寂しかったせいでしょうか、
私を抱きたくなったらしく、私の肩に手を掛けて来ました。

「お父さん、お風呂に行ってきたら、疲れが取れるよ。
 私はお隣の奥さんが誘いに来るので、
 お父さんが上がってから行くから」
『そうかい、それじゃ先に入って来るよ』
と出て行き三、四十分もすると戻って来ました。

「あー良い湯だった。こんな良い湯に一週間も浸かっていたら
 悪い所も良くなるね。隣の奥さんと仲良くしてたの」
『ええ、もう次ぎの日からすっかり仲良しに成って、
 もう朝から晩まで奥さんと一緒に居るの。
 ご主人もいい方なのよ』
「そうかい。良い人達と隣り合わせで良かったね」
話をして居ると、コッコッと戸を叩いて絹代さんが迎いに来たようです。

「お父さん、夕食まで時間が有るからビールでも飲んで、
 横にでもなってたら」
絹代さんと二人で浴場の脱衣場まで来ると、絹代さんは小さな声で、
『治代さん、入り口の戸の鍵、その侭にして来たの』
「ええ、お父さんが居るから掛けないで、その侭来たのよ」
『あら、そう、じゃあ、チョツト行って来るから治代さんは、
 私が来るまでゆっくり入っていて」

エッもうお父さんの所へ行くの、大丈夫かしら、絹代さんサービスすると
言ってたけど、それにしてもきっと夜だと思って居たんだけど、もう!

私は絹代さんに言われた通りゆっくりお湯で身体を温めたり、洗ったり、
髪を洗ったり、時間を掛けて入っていると、小一時間ほどして、
絹代さんが戻って来ました。
ブログ用 0063
充血したような顔をしています。
私はチラッと絹代さんの下のほうに目をやってしまいました。
浴槽に入ると、私は他の人に聞かれないよう顔を寄せて囁きました
「どうだったの?大丈夫だった?」
『大丈夫よ、話するから上がらない?
 談話室、誰も居なかったみたい』
絹代さんは身体をさっと洗うと、一緒に出て談話室に行きました。

「ご主人、喜んで居たわよ。最初、私が部屋に入って行くと、びっくりしていたわ。
 私、そのまま何も言わず横になっていた、ご主人に抱き付きついたの、
 ご主人は驚いて、何か言い掛けたんだけど、私はすぐご主人の口に口を付けて
 何も言わせないようにして、すぐ手でご主人のパンツ脱がせて擦ってあげたら、
 すぐ固くなって、そのまま上に乗ると私の中に入れたの。後はそのまま私一人で
 動いていたら、段々ご主人は気分良く成って来たらしく、両手でオッパイ握り締め、
 唸りながら、腰を動かし出したの。私もすっかり気分が出てしまって・・・
 ごめんなさい・・・腰をグリグリ廻してあげたらご主人は、イクよと言って腰を持ち上げて
 出したわ。私もご主人の身体に抱きついて一緒にイッてしまったわ。
 治代さん、ご主人余り元気の無い方って聞いてたんだけど、お元気じゃないの、
 ご立派よ。素敵だったわ。私、ご主人好きに成りそう」

『やっぱり女房の時とは違うのね、主人も四十代位までは浮気していたようだけど、
 四十過ぎてからは一度もそんな事無かったようだから、久し振りの私以外の方との
 セックスで興奮したと思うわ。それに絹代さんの様な綺麗なお若い方ですもの、
 主人喜んだと思いますわ』

「フフフフフッ、ごめんなさいね、こんな事になってしまって」

『お父さん喜んで居るなら、それで良いのよ。
 でも未だ私とご主人の事知らないし、この後、如何するの』

「そうね、今晩、寝る前の入浴終ったら、
 私は又ご主人の所に行くわ、
 治代さんは、家の人の所に行ってあげてね、
 其の時、治代さんと、主人の事お話しするわ。
 心配しないで、巧く言うから」

部屋に戻ると、主人は軽い寝息を立てて寝入っています。夕食の時間が
近づいて来たので起すと、私の顔を見てハッとしたような顔をして居りました。
  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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