花の命は短くて。其の二
◇ウブな女の女陰の味
以来、友人や仲間を引っ張って行ったが、やがては、私一人で飲みに行くようになった。
最初は一人の客では嫌がるかなと思ったが、
「お一人、まー嬉しい」と、女将は、私の憂いとは反対に喜ぶようなそぶりをみせた。
一人で行くと、女将と二人だけで話すチャンスもあった。しだいに女将は打ち解けてきた。
時には、私に特別な好意を寄せているような素振りを見せる時もあった。
時々、接待などで他所で飲んでほろ酔い気分で閉店間際の「萩野」にも行く事があった。
それでも女将は嫌な顔もせず、笑顔で迎えてくれる。
私自身女将に、相当いかれている事は確かであった。
しかし彼女を口説く事は難事中の難事だと思っていた。こんな私でもバーやクラブの女と
浮名を流した事もあるし、不倫まがいの情事に陥った事もある。
しかし今度の相手は、手の届かない存在のように思えた。
大きいとは言えないまでも、何人もの従業員を抱える料亭の女将である。
それに、稀に見る美貌の持ち主である。後ろに大物の旦那が居ても可笑しくはない。
又どんな男が付いているか知れたものではない。
しかし一方、私の経験から言えば、
水商売の中では、ママと呼ばれる女とか、売り上げの多さを誇る、
人気ホステスの方が案外相手がいない場合があった。
美貌を誇り、稼ぎの多い女は、言い寄るライバルも多く、又ものにしてからも、
金が掛かるだろうと敬遠する男が多いが、そう言う女の方が、金もかからず、
女の身持ちがいいものだ。
そこに望みを託した私は、私一人で行ったある夜、帰り際、女将の他に偶々人が
居なかったので、つっと女将の肩を抑え、ぎゅっとキスをして、
たんたんと階段を降り、何事も無かった様に帰った。
次に行くとき、女将が如何云う反応を示すか、それによって、
先行きの判断しようと思って行った。ところが二人だけになった時にも、
女将は、先夜の事は何も言わなかった。
それで自信を持った私は次に行った時、わざと飲み過ごし、閉店時間になり、
仲居さん達が帰り始めても平気で一人飲んでいた。すると女将が近寄ってきて、
「もう皆さん帰っちゃいましたわ、山様も、もうお帰りになって・・・」と、声を高めて言った。
そして私には耳元で「こっちに来て」と囁いてキスをしてきた。
私はチュッとその唇を吸った。それから立ち上がると、裏側の私の知らない部屋に
連れて行った。そこにはベッドがあった。
「ここは遅くなった時、私が泊まる部屋なのよ。
今店の始末をして来るからちょっと待っていてくださいね」
と私を置いて出て行った。
店の従業員は皆帰ったようだった。辺りはしーんと静まり返っている。
相当長い間そこに横たわって待っていると、やっと襖が開いた。
女将は髪を解して寝間着に着替えていた。
傍に寄ってくるのを待ちかねて、私は女将を抱きしめ、その口を吸った。
その夜は、いささか酔っていて理性が薄れていたのと、思わぬ事の成り行きに、
気持ちが動転して、直ちに、彼女をベッドに押し倒し、キスの雨を注ぎながら、
寝間着の前を開いた。
そして、こんもりした陰毛と、真っ白い太股の肌が目に付くと、いきなり陰毛の下部に、
口を持っていった。すると女将は、
「いやいや、そんなことをされたことないわ・・・いや、堪忍して、
ねぇ、山様、そこ不潔よ・・・」
と、体を捻って、私の口を離そうとする。
私は、女体の腰の辺りを強く抑えながら、
「へぇ、ここにキスされるの、初めてなのかい」
「はじめてよ、そんな不潔な処」
「不潔どころか、一番大事な、可愛いところだよ」
性器にキスされるのは、本当に初めてのようだ。
後で聞いたところによると、彼女は、二十代の始め、結婚し、子供が出来た直後、
離婚し、それから今日まで、殆ど男と接触していないという。
それもやむをえず一回だけ、男に体を許しただけだという。
この店は父親の遺産と、離婚の慰謝料を貯めておいた資金で手に入れたという。
店を開いた後、運転資金に困り、客の一人から資金援助を仰いだが、その客が、
「あれは俺の女だ」と言い触れ回り、店に来ても、旦那ずらされるのが嫌さに、
金の都合をつけて突き返し、その客が来るのを断ったと言う。
この年齢になるまで、舐められた事も無いと言うことは、私は真正の処女に
巡りあったように興奮を覚えた。あるべからざる事が実際にあったのだ。
私は、女将の締め付けている股を思い切り開こうとした。
女将が必死になって締め付けている太股に手をかけて、
「さあ開いて、・・・愛し合う者同士は皆こうしているのだよ」
と優しく言いながら徐々に股を開いていった。
そうして真っ赤なものが眼に触れるや否や口全体でかぶりつくように舐め出した。
陰核からワギナへと満遍なく舌で擦りたてると女将は、
「あ、あーん、あーん」
と声を出し始め、その声は急速に高まっていった。
私は長々とその行為を続けた。
彼女の発する声は、今まで体験したどの女より大きかった。
しかし、処女のごとく性技は未熟であることは、その後の行為に移ってから思い知らされた。
それは私にとって、まれにみる幸せであった事は言うまでも無い。
以来、友人や仲間を引っ張って行ったが、やがては、私一人で飲みに行くようになった。
最初は一人の客では嫌がるかなと思ったが、
「お一人、まー嬉しい」と、女将は、私の憂いとは反対に喜ぶようなそぶりをみせた。
一人で行くと、女将と二人だけで話すチャンスもあった。しだいに女将は打ち解けてきた。
時には、私に特別な好意を寄せているような素振りを見せる時もあった。
時々、接待などで他所で飲んでほろ酔い気分で閉店間際の「萩野」にも行く事があった。
それでも女将は嫌な顔もせず、笑顔で迎えてくれる。
私自身女将に、相当いかれている事は確かであった。
しかし彼女を口説く事は難事中の難事だと思っていた。こんな私でもバーやクラブの女と
浮名を流した事もあるし、不倫まがいの情事に陥った事もある。
しかし今度の相手は、手の届かない存在のように思えた。
大きいとは言えないまでも、何人もの従業員を抱える料亭の女将である。
それに、稀に見る美貌の持ち主である。後ろに大物の旦那が居ても可笑しくはない。
又どんな男が付いているか知れたものではない。
しかし一方、私の経験から言えば、
水商売の中では、ママと呼ばれる女とか、売り上げの多さを誇る、
人気ホステスの方が案外相手がいない場合があった。
美貌を誇り、稼ぎの多い女は、言い寄るライバルも多く、又ものにしてからも、
金が掛かるだろうと敬遠する男が多いが、そう言う女の方が、金もかからず、
女の身持ちがいいものだ。
そこに望みを託した私は、私一人で行ったある夜、帰り際、女将の他に偶々人が
居なかったので、つっと女将の肩を抑え、ぎゅっとキスをして、
たんたんと階段を降り、何事も無かった様に帰った。
次に行くとき、女将が如何云う反応を示すか、それによって、
先行きの判断しようと思って行った。ところが二人だけになった時にも、
女将は、先夜の事は何も言わなかった。
それで自信を持った私は次に行った時、わざと飲み過ごし、閉店時間になり、
仲居さん達が帰り始めても平気で一人飲んでいた。すると女将が近寄ってきて、
「もう皆さん帰っちゃいましたわ、山様も、もうお帰りになって・・・」と、声を高めて言った。
そして私には耳元で「こっちに来て」と囁いてキスをしてきた。
私はチュッとその唇を吸った。それから立ち上がると、裏側の私の知らない部屋に
連れて行った。そこにはベッドがあった。
「ここは遅くなった時、私が泊まる部屋なのよ。
今店の始末をして来るからちょっと待っていてくださいね」
と私を置いて出て行った。
店の従業員は皆帰ったようだった。辺りはしーんと静まり返っている。
相当長い間そこに横たわって待っていると、やっと襖が開いた。
女将は髪を解して寝間着に着替えていた。
傍に寄ってくるのを待ちかねて、私は女将を抱きしめ、その口を吸った。
その夜は、いささか酔っていて理性が薄れていたのと、思わぬ事の成り行きに、
気持ちが動転して、直ちに、彼女をベッドに押し倒し、キスの雨を注ぎながら、
寝間着の前を開いた。
そして、こんもりした陰毛と、真っ白い太股の肌が目に付くと、いきなり陰毛の下部に、
口を持っていった。すると女将は、
「いやいや、そんなことをされたことないわ・・・いや、堪忍して、
ねぇ、山様、そこ不潔よ・・・」
と、体を捻って、私の口を離そうとする。
私は、女体の腰の辺りを強く抑えながら、
「へぇ、ここにキスされるの、初めてなのかい」
「はじめてよ、そんな不潔な処」
「不潔どころか、一番大事な、可愛いところだよ」
性器にキスされるのは、本当に初めてのようだ。
後で聞いたところによると、彼女は、二十代の始め、結婚し、子供が出来た直後、
離婚し、それから今日まで、殆ど男と接触していないという。
それもやむをえず一回だけ、男に体を許しただけだという。
この店は父親の遺産と、離婚の慰謝料を貯めておいた資金で手に入れたという。
店を開いた後、運転資金に困り、客の一人から資金援助を仰いだが、その客が、
「あれは俺の女だ」と言い触れ回り、店に来ても、旦那ずらされるのが嫌さに、
金の都合をつけて突き返し、その客が来るのを断ったと言う。
この年齢になるまで、舐められた事も無いと言うことは、私は真正の処女に
巡りあったように興奮を覚えた。あるべからざる事が実際にあったのだ。
私は、女将の締め付けている股を思い切り開こうとした。
女将が必死になって締め付けている太股に手をかけて、
「さあ開いて、・・・愛し合う者同士は皆こうしているのだよ」
と優しく言いながら徐々に股を開いていった。
そうして真っ赤なものが眼に触れるや否や口全体でかぶりつくように舐め出した。
陰核からワギナへと満遍なく舌で擦りたてると女将は、
「あ、あーん、あーん」
と声を出し始め、その声は急速に高まっていった。
私は長々とその行為を続けた。
彼女の発する声は、今まで体験したどの女より大きかった。
しかし、処女のごとく性技は未熟であることは、その後の行為に移ってから思い知らされた。
それは私にとって、まれにみる幸せであった事は言うまでも無い。
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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