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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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花の命は短くて。其の三

◇「おまんこ」の世界
美しき女将3-1
女将と肉体関係が出来てから二年、その頃には冒頭に書いたように、
「オマンコいっぱいして」と自ら言うまでに成ったのである。
オマンコと言える様に成ったのも一年ほど経ってからの事だった。

私はその淫猥な言葉を吐く口の下に手をやり、ぐいと顔を上向かせた。
美しい顔が、光りの中に浮かび上がる。そのややおちょぼ口の唇は、
艶やかな朱色の紅に染まって、肉感的に輝いている。
私は自分の厚い唇をぎゅっと押し付ける。女将もそれに応えて私の口を吸いたてる。
吸いつ吸われつ、何分か抱き合っていると、次第に彼女の鼓動が高くなるのを感じる。

私がひと際強く吸うと、チロりと女将の舌が私の口の中に震えながら入り込んでくる。
私は舌先を捉え、それを吸いたてる。すると女将の芳ばしい唾液が流れ込んでくる。

私は宝物のように大事に、女将の甘露を飲み干した。すると女将も私の舌を吸い出し、
私の唾をチュウチュウと音をさせて呑み込むのであった。

「女将さんて、益々素敵になるな!」
と私が思わず声を出すと、
「女将さん等と呼ばないで、と何時も言ってるじゃありませんか。道代と呼んで」
「悪かった、道代、道代、可愛い」
「嬉しい」そして又口を吸い合う。

そうしながら私は、二人が被っている毛布を右手で跳ね除ける。
浴衣姿で仰臥する女体の上に、キスを続けながら、のし上がるようにしながら、
寝間着の紐に手を掛ける。そしてそれを解くと、脱がせに掛かった。
道代は私の動作に協力、脱がせやすいように身を捻る。

やがてするりと浴衣の肩がはずれ、乳房が露になる。更に前の合わせ目を開くと、
真っ白な道代の女体が全貌を現した。
乳房は余り大きい方ではなく、子供を生み、母乳で育てた為か、やや扁平で、
乳首も大きい。しかし感度が抜群なことは、セックスをするたびに、思い知らされた。

 
美しき女将3-2
道代は着痩せするのか、裸になると結構太りじしで、
ウエストの括れは無いに等しいくらいだが、
すんなり伸びた脚部のセックスアピールは素晴らしい。

太い腿、細い脛、それがまっすぐに伸びて、日本人離れしている。
ひょっとすると、その容貌を除いては、
道代の一番綺麗なのは脚かもしれないと、思う時もあるくらいだ。

その二本の足の付け根が、ぽっこり盛り上がり、薄っすらと、
茶髪に染めたような茶がかった陰毛が生えている。

そして道代の皮膚の肌理の細やかさ、白さは私には堪らない魅力だ。
色が白いと肌が粗いとか、色が黒くて肌理の細かい女がいいとか、
プレイボーイを任ずる男が色々言うが、
私は白くて肌理の細かい道代のような肌が一番だと思っている。

私は道代の口を離して起き上がり、彼女の肉体の全貌を眺め渡して鑑賞する。
「何を見てらっしゃるのよ、早くいらっしゃって」
と、道代は私に手を伸ばす。もう女体が一瞬でも早く快楽を求めているのだ。

私はその手を握ると、かぶりつく様に乳房に飛びつき、大ぶりの乳首を吸いだした。
それを待って居たかのように、道代は私を抱きしめながら、
「うわー、あー」
と、悲鳴を上げるような声を出した。
美しき女将3-3
私は次第に強く左の乳首を吸いながら、左の指で、右側の乳首を愛撫した。
道代は息を荒くさせ、
「ふあー、いいわ」
と声を上げる。そのまま吸い続けると、胸を大きく膨らませて、
「ねー、こっちのおっぱいも吸って・・・」
と右の肩を揺すりながら要求する。私はすぐそれに応じる。

道代は体をくねらせて、
「あーあー、いいわ、もうオマンコの世界に入ってきたわ」
小さな声で囁く。私は右の乳首を舐めまわしながら、
左の乳首をこねるように弄り回す。

「あーそうされると、オマンコに響くのよ。あー堪らない、オマンコもいいわ」
こう云うところが、道代のおっぱいの感度のよさである。
「あー、いい、こんな世界があったのね、オマンコの世界、素敵だわ。
 山様にお会いするまで、こんな世界があるとは、知らなかったわ、あーいいわ」
と、泣き声で言うのである。そう言われると私は一層愛しくなって愛撫に専念するのであった。

結婚もし、子供まで出来たのに、
セックスの味を知らなかったのは、可笑しいと聞いたことがあった。
彼女が言うには、23歳の時に結婚したのだが、すぐに仲たがいして、別れてしまった。
無理矢理に局所に突っ込まれるような性交を、三、四回されただけのように、
今では記憶しているに過ぎないのだが、それでも子供が出来てしまったのだ、と言った。

「こんないい思いさせていただいて、私、山様と知り合って本当に良かったわ」
と私の胸に顔を埋めるようにして、呟きながら、熱い息をつく。
「もうこう云うことに成ったのだから山様は、止してくれよ」
と、言うと、
「あなた、私のあなた、いい気持ちよ」と喘ぐのであった。
  1. 忘れえぬ人
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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