“さよなら”も言わずに消えた秋田生れの女。其の三
◇中年女のブリッコ◇
「あっ、あ~ん、ああ~ん」
麻子がとたんに甲高い声を上げました。
しかし、私が舌を奥まで埋没させて掻き回し始めると、
「ああ、ああ、ああ・・・」
と、細く澄んだ甘いあえぎに変ります。舌と動きをさらに活発にすると、
麻子の腰が、右に左によじれ始めました。いかにも切なそうな動きです。
「ヌルヌルがまた一杯になったね」
私は半分うっとりとしておりました。
「そ、そんなこと・・・」
「ねえ、私のモノも、口でやってみてくれないかな?」
性感が高まってくると、女に尺八させたくなるのが人情というもの。
風俗嬢などのプロの女性は別として、初めての相手のペニスを積極的に唇で
愛撫すると言う事は、かなり性欲の昂ぶった状態にならないと
中々出来ないのでは無いでしょうか。私はそれを期待しました。
しかし、彼女は恥ずかしそうに首を横に振るだけなのです。
「どうしても、ダメ?」
私は多少ガッカリしておりました。
「ごめんなさい。だって、恥ずかしいんでもの」
結婚生活を十数年も送ってきた女が、何をブリッコをしているのだと、
少々呆れもしましたが、それだけ純情さを残しているのだろうと思いました。
何しろ麻子は私と同郷の秋田の女なのです。
「男の人って、すぐ口でさせたがるのね。主人もそうだったわ。
でも、結局私は、10回に1回くらいしか、しゃぶってあげなかった。
だから、ごめんなさいね、大槻さん」
その代わりと言うように、ペニスを激しく扱き始めてのです。
「いや、別にいいんですよ」
これからも不倫を続けて行ける様であれば、其のうちきっと、
彼女の方から尺八してくれるようにさせてやろうと思いました。
私は再び麻子のオマンコに舌を当てて、クンニを始めます。
「あっ、あっ、あっ」
麻子が声を喘がせ、私の肩をギュツと掴んで来ました。尺八は拒んだけれど、
相変わらず敏感に感じてくれているようで、臭いの強い愛液を溢れさせています。
それにつれて、ペニスを扱く手も早さを増し、欲望も飽和状態に成りつつ有りました。
「いいんだね、ここを舐めると・・・」
「え、ええ、とっても・・・でも、もう・・・」
「いいのかね?」
「だって・・・」
感じ過ぎるのが恥ずかしいのかもしれないと思いました。
何しろ、尺八を拒んだくらいですから、かといって、此の儘で終える訳にはいきません。
私の欲望は飽和状態なのです。
「だったら、舐めるのはやめよう。そのかわり・・・」
私はパンツを脱いで、麻子に重なっていきました。
麻子が私の首に両手を回してきます。私は彼女の足を広げると、
ペニスを左手で淫穴に持っていき、グッと腰を密着しました。
「ああ~っ」
麻子が両足を跳ね上げます。そして、私の腿にからみつけてきます。
私は麻子の腕を首から払い除けると、上半身を起こして、
ゆっくりと腰を前後に動かし始めました。
「あーっ、すごい・・・こたえるわ、奥まで」
麻子が声を放ちます。すると、彼女の膣がキュッキュッと締まったようでした。
「私もいいですよ、奥さん・・・」
「ああ、もう奥さんなんて、言わないで」
と、唐突に麻子が言ったのは、不倫の後ろめたさのようなものが、
心のどこかにあったからかも知れません。
夫は若い愛人を作って、家をでているというのにです。
私は黙って、ピストンを続けました。そうしますと、麻子は、
「あああっ、な、何、これ・・・あっ、あっ、あうううっ」
と、急に声を乱し始めたのです。
「なにが、どうしたの・・・?」
私はずいぶん大袈裟に喘ぐものだと思って、尚も腰を動かした、
というよりも、少々荒々しくピストンしました。
「こ、こんなの、初めて・・・気が遠くなりそう・・・あっ、あうん、あうん」
と、ついにはガクンガクンと全身を波打たせる麻子。
「えっえっ、もうイクの?」
私は訊きました。ならば私も同時に果てようと思ったからです。
しかし、彼女は何も答えません。
「ウッ、ウッ、うううん」
青くなるほど歯をくいしばって、仰け反るばかり。瞼がピクピクと痙攣を始めます。
「イクんだ、もうッ!」
私はそう直感してピストンをより速めました。
そうしますと、「イヤ~ッ!」と小さく叫んで、恥じらいからか両手で顔を覆ってしまったのです。
やがて全身でブルブルと痙攣を始めました。
私も堪えきれず、ぴったりと彼女のオマンコにあてがい膣の中で果てていたのでした。
驚いた事に、麻子は初めてアマメと言うものを経験したようでした。ですから、
麻子がそれ以降も私との関係を続けるようになったのも、当然と言えば当然でした。
それからの麻子は性の悦びをしった娘のように、激しく快感を求めるようになりました。
しかし、何度、肉体を交わらせようと、私のペニスを尺八してくれる事は有りませんでした。
やっと口に含んでくれたのは、最後の交わりとなった夜というわけです。麻子とすれば、
おそらくは別れのキスよろしくフェラチオのつもりだったのしょうか。
「あっ、あ~ん、ああ~ん」
麻子がとたんに甲高い声を上げました。
しかし、私が舌を奥まで埋没させて掻き回し始めると、
「ああ、ああ、ああ・・・」
と、細く澄んだ甘いあえぎに変ります。舌と動きをさらに活発にすると、
麻子の腰が、右に左によじれ始めました。いかにも切なそうな動きです。
「ヌルヌルがまた一杯になったね」
私は半分うっとりとしておりました。
「そ、そんなこと・・・」
「ねえ、私のモノも、口でやってみてくれないかな?」
性感が高まってくると、女に尺八させたくなるのが人情というもの。
風俗嬢などのプロの女性は別として、初めての相手のペニスを積極的に唇で
愛撫すると言う事は、かなり性欲の昂ぶった状態にならないと
中々出来ないのでは無いでしょうか。私はそれを期待しました。
しかし、彼女は恥ずかしそうに首を横に振るだけなのです。
「どうしても、ダメ?」
私は多少ガッカリしておりました。
「ごめんなさい。だって、恥ずかしいんでもの」
結婚生活を十数年も送ってきた女が、何をブリッコをしているのだと、
少々呆れもしましたが、それだけ純情さを残しているのだろうと思いました。
何しろ麻子は私と同郷の秋田の女なのです。
「男の人って、すぐ口でさせたがるのね。主人もそうだったわ。
でも、結局私は、10回に1回くらいしか、しゃぶってあげなかった。
だから、ごめんなさいね、大槻さん」
その代わりと言うように、ペニスを激しく扱き始めてのです。
「いや、別にいいんですよ」
これからも不倫を続けて行ける様であれば、其のうちきっと、
彼女の方から尺八してくれるようにさせてやろうと思いました。
私は再び麻子のオマンコに舌を当てて、クンニを始めます。
「あっ、あっ、あっ」
麻子が声を喘がせ、私の肩をギュツと掴んで来ました。尺八は拒んだけれど、
相変わらず敏感に感じてくれているようで、臭いの強い愛液を溢れさせています。
それにつれて、ペニスを扱く手も早さを増し、欲望も飽和状態に成りつつ有りました。
「いいんだね、ここを舐めると・・・」
「え、ええ、とっても・・・でも、もう・・・」
「いいのかね?」
「だって・・・」
感じ過ぎるのが恥ずかしいのかもしれないと思いました。
何しろ、尺八を拒んだくらいですから、かといって、此の儘で終える訳にはいきません。
私の欲望は飽和状態なのです。
「だったら、舐めるのはやめよう。そのかわり・・・」
私はパンツを脱いで、麻子に重なっていきました。
麻子が私の首に両手を回してきます。私は彼女の足を広げると、
ペニスを左手で淫穴に持っていき、グッと腰を密着しました。
「ああ~っ」
麻子が両足を跳ね上げます。そして、私の腿にからみつけてきます。
私は麻子の腕を首から払い除けると、上半身を起こして、
ゆっくりと腰を前後に動かし始めました。
「あーっ、すごい・・・こたえるわ、奥まで」
麻子が声を放ちます。すると、彼女の膣がキュッキュッと締まったようでした。
「私もいいですよ、奥さん・・・」
「ああ、もう奥さんなんて、言わないで」
と、唐突に麻子が言ったのは、不倫の後ろめたさのようなものが、
心のどこかにあったからかも知れません。
夫は若い愛人を作って、家をでているというのにです。
私は黙って、ピストンを続けました。そうしますと、麻子は、
「あああっ、な、何、これ・・・あっ、あっ、あうううっ」
と、急に声を乱し始めたのです。
「なにが、どうしたの・・・?」
私はずいぶん大袈裟に喘ぐものだと思って、尚も腰を動かした、
というよりも、少々荒々しくピストンしました。
「こ、こんなの、初めて・・・気が遠くなりそう・・・あっ、あうん、あうん」
と、ついにはガクンガクンと全身を波打たせる麻子。
「えっえっ、もうイクの?」
私は訊きました。ならば私も同時に果てようと思ったからです。
しかし、彼女は何も答えません。
「ウッ、ウッ、うううん」
青くなるほど歯をくいしばって、仰け反るばかり。瞼がピクピクと痙攣を始めます。
「イクんだ、もうッ!」
私はそう直感してピストンをより速めました。
そうしますと、「イヤ~ッ!」と小さく叫んで、恥じらいからか両手で顔を覆ってしまったのです。
やがて全身でブルブルと痙攣を始めました。
私も堪えきれず、ぴったりと彼女のオマンコにあてがい膣の中で果てていたのでした。
驚いた事に、麻子は初めてアマメと言うものを経験したようでした。ですから、
麻子がそれ以降も私との関係を続けるようになったのも、当然と言えば当然でした。
それからの麻子は性の悦びをしった娘のように、激しく快感を求めるようになりました。
しかし、何度、肉体を交わらせようと、私のペニスを尺八してくれる事は有りませんでした。
やっと口に含んでくれたのは、最後の交わりとなった夜というわけです。麻子とすれば、
おそらくは別れのキスよろしくフェラチオのつもりだったのしょうか。
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プロフィール
Author:アヤメ草
FC2ブログへようこそ!管理人の
アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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