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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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色狂い。其の四

~記念の一夜~
色狂い4-1
失踪した主人と別れて八ヶ月過ぎた頃、突然の事件にショックだった
私の気持ちの方もどうにか一段落した時、私の店に時々顔を見せる彼が、
旅先の事を良く話すので、私がお酌をしながら、
「色々な処に旅をして居る様ですがお仕事は何をなさって居るのですか」
と聞いて見ました。
『私は流れの板前で、今はこの近くの料亭を手伝ってます』
と言うのです。其の店は有名な割烹料亭で私の店など足元にも及ばない
高級店です。
「えぇ、そんなお口の肥えたプロの方に家の料理なんて恥ずかしいです」
『そんな事有りません、料亭の料理なんて見栄えだけ、高いだけですよ
 本当に美味しいの貴女が作る飾り気の無い素朴な料理です』
「うれしい事言って呉れますね、素人に毛が生えた程度の未熟者です
 本物の料理を教えて呉れませんか」
『いやいや、其れは違いますよ、私を含めて此処に来るお客は
 貴女の純朴さが漂う田舎風料理に引かれて来るのですよ、
 どんなプロの料理人だって家に帰れば女房の作る
 おふくろの味に一日の疲れを忘れるのです』
「有り難う御座います、そんな風に言って頂けると遣り甲斐を感じます
 此方に居るときは精々ご贔屓にしてやって下さいね」
と言ってお酒をお変わりしました。

「今度貴方と何処かに旅行がしたいわ」と話題を変えると。
『来月仙台で七夕祭りか有るでしょう、その時一週間程
 仙台の料亭に応援に行くのですが、その時行って見ますか、
 お店、休めますか』
「本当に連れてって呉れます?当日は臨時休業にしちゃいます」
『ははは、良いんですかご亭主に怒られませんか』
「亭主とは別れました」と正直に言いました。
『男と女で旅行する以上、世間の目も有りますからね、
 後で後悔の無いようにして下さいね』と言われました。

彼は私より一回り上の同じ干支で“羊年”だと後で知りました。
当時の私の気持ちを振り返って見ますと、夫と別れて周りには
親身に成って相談出来る人も居ず、寂しさも手伝って、
誰か頼りに成って呉れそうな人を待ち望んで居たのでした。
年恰好も私より大人を感じさせ、料理のプロと成れば、何かと
相談に乗って呉れるのでは、思ったのです。

 
彼と一緒に旅行が出来る事は望んでは居ましたが、決して性関係を
望んで居た訳では有りませんでした。しかし求められれば体を許してもいい
と言う気持ちは内心に有りました。

つまり当時の私は性的関係を求めて男性と付き合いたいと思った訳では
ありませんでした。主人と急に別れなければ成らない心の痛みを背負い、
何とか早くこの挫折してしまいそうな気持ちから立ち直りたいと言う一心からでした。

一月後、愈々旅への出発です。生まれて初めて夫以外の男性と
旅行する事で凄く緊張しましたが、目的地のホテルで夕食の後
バーで水割りを飲みながら、旅の話をして居るうちに、
私の気持ちはなごみ、心を開いてしまいました。

部屋へ戻り、ベッドに腰を掛けている彼の横にモジモジしながら
ピッタリ身体を着けて行きました。まもなく彼は私の肩を抱き寄せ
唇を重ね、ベッドに倒れ込みました。私は何の抵抗もせず、
彼のするままに任せました。身体を愛撫され、衣類を取られ、
彼の手が私の陰部に触れられた時、私の身体がピクリと反応しました。

彼は私の股間に顔を埋めて陰毛を掻き分けて割れ目をに舌を入れて来ました。
「あぁそんな事、初めてよ・・・汚いわ・・・」
彼は三分ぐらい其処を嘗め回し、擦り、指でくじりました。
だっぷり愛液で潤った所で、彼の物が私の体の中に入って来ました。

大きくて、固くて長いものが、
ギュウギュウと音を立てて入って来た印象が強く残っています。

確か、ニ~三分後に最初のオーガスムに達しました。其れから三時間、
彼の腰は動き続け、色々な体位で私を突き立てました。
その間、五十回近くのオーガスムに達した様に思います。
今までに体験した事のない強烈な快感、
その凄さに死ぬのではないかと、恐ろしくなり気が遠く成りました。

まもなく死んだように寝入ってしまい、翌朝、目が覚めた私は、
又彼のベッドに潜り込みました。再び二時間三十分、
彼の大きな物が私の身体の中で動き続け、
また、何度も何度もオーガスムに達するのでした。
もう、一生離れたくないと思いました。
私が本当に女に成った記念すべき一夜で御座いました。

昼食後、彼と別れ一人帰路に着きましたが、車中、生まれて初めて
体験した強烈な性の思い出に胸は高鳴り、顔は蒼ざめ、
彼の愛撫の凄まじさに、恐ろしいと幾度も幾度も独り言を言いながら、
気が遠くなるようでした。

其の日から、私は其れまでの私と百八十度変わり、真の性愛とは
こう言うものかと知りました。
深い歓びを知った其の日から私は色狂いとなったのです。

それから三日後、私の方からお電話を掛けて先日のお礼を述べて、
又お会いしたいと言う事をお願いし、
仙台から帰って来るのを待ち焦がれて居りました。

二週間後に彼から連絡が有り、私は胸の高鳴りを抑える様にして、
待ち合わせ場所に急ぎました。初めて知った深い女の歓びが
私の脳裏から消える事無く、この日を待ちわびて居たのです。

私の膣内はグッショリと濡れて、乳首がピンピンとして居るのです。
ホテルに入ると直ぐ唇を合わせ激しい愛撫と性行為が、
三時間余りも続きました。

私はもう堪りません、何十回とオーガスムを感じてグッタリです。
シーツは私の淫水でおねしょのように四~五ヶ所地図を描いてます。

彼の愛の攻撃は果てしも無く続き、私は声をあげ、意識を失い、
其れを繰り返します。もう死んでも言いわと独り言を言いながら、
性の恐ろしいほどの満足を味わうのでした。

そして又、二週間後に三度目の逢瀬を得て、
私の身体や心は前回以上に燃え上がり、
度を重ねる事に身体は魔物に執りつかれた様に変化して行き、
寝ても起きてもセックスの事で頭の中は一杯で、
毎日でも彼にお会いしたいのです。
身体が火の様に激しく燃え、二週間が待てませんでした。
  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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