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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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色狂い。其の五

~再婚の話~
色狂い5-1
私は毎日の様にこみ上げて来る性の欲望に悩まされ、お電話を掛けて、
泣きながら会って下さいとお願いする様に成りましたが、
彼のお仕事の都合も有って、中々私の望み通りに会っては下さいません。

無理を言う私に、
女性もオナニーをすると言う事をその時初めて彼から教わったのです。
初めは指で遣りましたが、中々巧く出来ず、手がだるく成ってしまいます。
やがて器具を買って貰い使用しましたが、手で遣るよりは早くイケるのですが、
終えた後、局部が振動の為痛み、なんとも言えない後味が悪いのです。

手でオナニーをすると今でも三十分位掛かります。手にしろ、器具にしろ、
オナニーによるオーガスムは本物と比較にならぬほど弱いもので、
文字通り一時抑えにしかなりません。しかも一度しかイク事が出来ません。

初めの頃は上手に出来ず、お電話で彼と性的な言葉を交わしながら、
行うとイキ易くなり、今でも時々我慢出来ない時は電話で助けて貰っています。
本物とオナニーとのオーガスムそのものの違いを説明するのは難しい事ですが、
敢えて点数で表すと、彼との強いオーガスムを百点とすれば、
オナニーの其れは十点、以前の夫とのものは三十点位でしょうか。

同じ私の身体で有りながら余りに其の差が大き過ぎるのは、私の考えでは、
性器に対する刺激は指でも器具でも、それ程変わり無いので、違うのは
肌の触れ合い感と、耳から入って来る言葉、温もり、匂い、・・・
抱かれていると言う実感が有るか無いかの違いだと思います。

そして彼の男根の素晴らしさ、長い間挿入したままで腰を動きぱなしで
続けてくださるからだと思うのです。彼は何事にも一所懸命に
熱中して下さる方で気持ちの上でも大満足が得られます。

私の彼を求める気持ちが益々強く成って来て、前にも書きましたが、
彼とのセックスの為の部屋を借りる事にしました。
其れは出会いから一年五ヶ月目の事でした。
そして逢う回数を増やして貰いました。十日に一度、一週間に一度と
成ってそれ以降、今日までずっとこの状態が続いて居ります。

初めの頃は、余りにも快感が強く何度も何度もイクので、
私は自分が異常体質では無いかと心配し、気に成りましたが、
そのような女は他にも居る、と彼から聞いて少し安心しました。その後、
医学書などにもそう書いて有ったので今では気に成らなく成りました。

 
彼は常に私に適当な人が居れば再婚するのが一番良いと言ってました。
彼には家族が有る事を知って居りましたので、罪悪感を持ちながら彼を
追い回しているよりは例え別れは苦しく辛くとも再婚して経済的にも安定し、
精神的な淋しさも癒される方が良いのではないかという気持ちがありました。

そして何よりも性的に満たされたい気持ちが強かったのです。
毎日セックスが出来ればどんなに良いだろうといつも思っていたのですから。
彼と出会って三年を過ぎたそんな時、田舎の親戚らの紹介もあり、
見合いをしました。

私より三歳若い、その人の第一印象は悪くなく、この人とならやって行けると
思って交際する事にしました。二度目にお会いして夕食の後ホテルに誘われ、
躊躇しましたが、再婚の相手だからと考え、着いていきました。
一緒にお風呂に入り、彼が私の体を洗って下さいました。

その後ベッドでキスをされ、私の陰部をニ、三分位舐めてくれた後挿入し、
十五分程で終りました。その時、少し快感を覚えましたが、彼の時とは
比較にならぬ程のものでした。

終ったあと、その人はティッシュで自分の始末をして眠りにつきました。
翌朝は何もしませんでした。
二度目は私の家で昼間でした。この時は落ち着かないのか簡単に
五分程で終わり、私は快感を得る事が出来ませんでした。

三度目は其の方の家に招かれ、相手の様子を知ることも必要と思い、
窺う事にしました。家に着くとすぐ求められ、この時は私の陰部を、
一、二分舐めた後無言で私の顔を自分の男根に押し付け私は
結局口に含まされました。五分ぐらいだったと思います。

其の後、挿入し五分位で終りました。
少しは快感を覚えましたが、オーガスムには達せられず、
私はこの時イクような素振りをしました。
そうしないと悪いような気がして、また気に入って貰おうと言う女心からでした。
毎日したいしたいと思って居るのに結局この方とでは不満が残り、
期待外れでした。

本音を言えば、私の再婚の大きな目的はやはり性の満足にあったのですから。
彼とは比較にならず、結局私の方からお断りしました。
結果的にはその人の性を試した事になってしまいました。

その方と行為中、目を閉じれば彼のお顔が浮かんできて、彼を裏切って
居るような罪悪感にとらわれ、すごく自分の気持ちを責めるのです。
彼は他の男性には真似も出来ない位に私を歓ばせて下さるのです。
もう私は彼のものでないと受け付けない、みたされないのだと言うことを
心の底から思い知らされたのでした。

お見合い相手の方には本当に申し訳ないと心の中で詫びながらも、
何時もの様に私の方から彼に電話をして逢って貰うのですが、
その時は彼のものをしゃぶりながら、女の身の哀れさに
涙が止めど無く流れたのを覚えています。

私はもう絶対に彼とは離れられない身体に成ってしまっていたのです。
彼はその意味に気付かず、いつもと同じ様に愛して下さいました。
私もいつもと同様失神を繰り返し、何度も満足し、
野獣のように吠えるのでした。

もう私の体は彼以外の人とでは満足できないのだと気付き、
彼との出会いは神秘的なもののような気持ちに成り、
神に感謝するのでした。

この他にも三人の方とお見合いをしましたが、
何れも気が進まずお断りしました。

私はもう彼とお別れして再婚する気力も勇気も有りません。
一生彼の奴隷で良いと思っています。どんなに冷たくされても、
一生彼を愛し続けます。私の身体は彼の男根しか受け付けません。
まるで魔法としか言いようがありません。

主人がいない私が一人だと知って、言い寄る男は何人もいます。
こんなに飢えて居るのですから誰とでもすれば良いと思われるでしょうが、
気持ちが無い人とは如何しても出来ません、其れが女ではないでしょうか。
それとも私の性格的なものでしょうか。
彼に幾らお願いしても逢って貰えない時、そんな自分に腹立たしさと
情けなさに度々泣きました。

ある時は、身内の人ですが、用があってその人のお宅を尋ねた時、
関係を関係を迫られましたが、私は逃げ帰りました。
度々電話も掛かってきます。女一人だからと声を掛けてくる男性には、
むしろ腹立たしさを覚えるだけです。望んでくれる人と誰とでも出来れば
楽でいいのにと思って悔しい時もあります。
  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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