15年ぶりに味わった涙と性の宴。其の三
◇女性下着でオナニー
降り続いていた雨がようやく小降りになり妻から、
「やっと乾いたわ」
と洗濯物を受け取った時だったと思います。下着を押し入れにしまおうとして、
見慣れぬ下着が紛れ込んで居る事に気がつきました。
ベージュのブラジャーとパンティ、それにズロース・・・あきらかに妻のものです。
ブラジャーは、いかにもおばちゃんが着けていそうな愛想のないもので、背中のバンドには
ところどころほつれた箇所があり、何年も使い込んでいるといった感じでした。
パンティもかなり穿き込んでいるのでしょう、裏側の股布の処にはこびりついて取れない
黄色いシミがついていました。ゴムも見えていますし、足口のところも広くなっていました。
けれども、私には汚いといったような気持ちは全く起こりませんでした。
いえ、それどころか、妻への好感度をますます高める結果となったのです。
すぐに返しに行こうと思いましたが、私も若かったのでしょう、
女性の下着など滅多に手にする事のない私は、返す前にそれを使って、
思わずセンズリを掻いてしまったのです。使うといってもペニスに巻きつけたりしたのではなく、
手に持って匂いを嗅いだりするだけでしたが・・・・。
妻の姿を思い浮べて下着を目にすると、ペニスは瞬時にそそり立ち、
匂いを嗅ぎながら一心に擦りたてました。普通にオナニーをするよりも何倍も気持ちが昂ぶり、
ペニスの硬直度も普段以上のような気がしました。
そして、もう直ぐ射精するという時に成ってドアがノックされたのです。
「村上君、さっき渡した洗濯物の中に、私の下着混じってへんかった?」
私は慌ててパンティを放り投げ、自分のパンッを取ろうと手を伸ばしたところ、
返事が無いのを不審に思ったのでしょう、妻はドアを開け、
隙間から顔をにゅっと覗かせたのです。私はさっと身を縮めました。
「なんや、おるやないの。返事せぇへんから今、私が言ったこと聞こえた?」
幸い玄関に背中を向けていた為、ペニスを見られることはなく、ホッとしたのも束の間、
返事をすることをすっかり忘れていた私を更に不審に思ったのでしょう。
妻は「どないしたん?」と部屋に上がり込んで来たのです。
「待ってくれ」
と言った時はもう遅く、私のペニスは肩越しからしっかりと覗き見られていました。
人生の酸いも辛いも舐めてきた35歳の女ですから、
私が何をしているかは直ぐに判ったようです。
もちろん悲鳴など上げたりはしません。いたって冷静でした。
「あ、ごめんごめん・・・お取り込み中やったみたいゃね」
そんな風にわざと軽い口調で謝ると、自室へと戻っていったのでした。
その時、自分の下着をおかずにしていた事もわかったようで、
あらためて下着を返しに行った時、妻は、
「こんなおばちゃんのでも、お役に立って?」と、
ヘタすれば皮肉っぽく聞こえるところを、全然そんな風には感じさせない言い方で、
そう言って笑ったのです。私は頭を掻いて「とっても」と生返事をして部屋に戻りました。
センズリという極めてプライベートな行為を見られた事で、
私は妻への恋心をさらに強くしました。妻が気に成って気に成って仕方なくなってきたのです。
それまでに幾つもの恋をしてきましたが、こんなに胸が熱く成ったのは初めての事です。
それからの私は常に恋をベースにした態度で妻に接し、それが功を奏したのか、
やがて彼女の方も私に恋をするようになって来たのです。
そして、夏もそろそろ終わろうかと言う頃、
私達はとうとう肉体関係を結ぶ事に成ったのです。
降り続いていた雨がようやく小降りになり妻から、
「やっと乾いたわ」
と洗濯物を受け取った時だったと思います。下着を押し入れにしまおうとして、
見慣れぬ下着が紛れ込んで居る事に気がつきました。
ベージュのブラジャーとパンティ、それにズロース・・・あきらかに妻のものです。
ブラジャーは、いかにもおばちゃんが着けていそうな愛想のないもので、背中のバンドには
ところどころほつれた箇所があり、何年も使い込んでいるといった感じでした。
パンティもかなり穿き込んでいるのでしょう、裏側の股布の処にはこびりついて取れない
黄色いシミがついていました。ゴムも見えていますし、足口のところも広くなっていました。
けれども、私には汚いといったような気持ちは全く起こりませんでした。
いえ、それどころか、妻への好感度をますます高める結果となったのです。
すぐに返しに行こうと思いましたが、私も若かったのでしょう、
女性の下着など滅多に手にする事のない私は、返す前にそれを使って、
思わずセンズリを掻いてしまったのです。使うといってもペニスに巻きつけたりしたのではなく、
手に持って匂いを嗅いだりするだけでしたが・・・・。
妻の姿を思い浮べて下着を目にすると、ペニスは瞬時にそそり立ち、
匂いを嗅ぎながら一心に擦りたてました。普通にオナニーをするよりも何倍も気持ちが昂ぶり、
ペニスの硬直度も普段以上のような気がしました。
そして、もう直ぐ射精するという時に成ってドアがノックされたのです。
「村上君、さっき渡した洗濯物の中に、私の下着混じってへんかった?」
私は慌ててパンティを放り投げ、自分のパンッを取ろうと手を伸ばしたところ、
返事が無いのを不審に思ったのでしょう、妻はドアを開け、
隙間から顔をにゅっと覗かせたのです。私はさっと身を縮めました。
「なんや、おるやないの。返事せぇへんから今、私が言ったこと聞こえた?」
幸い玄関に背中を向けていた為、ペニスを見られることはなく、ホッとしたのも束の間、
返事をすることをすっかり忘れていた私を更に不審に思ったのでしょう。
妻は「どないしたん?」と部屋に上がり込んで来たのです。
「待ってくれ」
と言った時はもう遅く、私のペニスは肩越しからしっかりと覗き見られていました。
人生の酸いも辛いも舐めてきた35歳の女ですから、
私が何をしているかは直ぐに判ったようです。
もちろん悲鳴など上げたりはしません。いたって冷静でした。
「あ、ごめんごめん・・・お取り込み中やったみたいゃね」
そんな風にわざと軽い口調で謝ると、自室へと戻っていったのでした。
その時、自分の下着をおかずにしていた事もわかったようで、
あらためて下着を返しに行った時、妻は、
「こんなおばちゃんのでも、お役に立って?」と、
ヘタすれば皮肉っぽく聞こえるところを、全然そんな風には感じさせない言い方で、
そう言って笑ったのです。私は頭を掻いて「とっても」と生返事をして部屋に戻りました。
センズリという極めてプライベートな行為を見られた事で、
私は妻への恋心をさらに強くしました。妻が気に成って気に成って仕方なくなってきたのです。
それまでに幾つもの恋をしてきましたが、こんなに胸が熱く成ったのは初めての事です。
それからの私は常に恋をベースにした態度で妻に接し、それが功を奏したのか、
やがて彼女の方も私に恋をするようになって来たのです。
そして、夏もそろそろ終わろうかと言う頃、
私達はとうとう肉体関係を結ぶ事に成ったのです。
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プロフィール
Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。
私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。
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