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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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平凡な主婦に何が起こったか?其の六

◇快楽との二面性
平凡な主婦6-1
売春まがいの性の泥沼に足を踏み入れてしまった私でした。
初回の時は抵抗も感じましたが一度その味を覚えてしまうと、
二度と泥沼から這い上がる事は出来ません。

「バカねぇ、佳代子ったら。そんなに深刻に考える事ないじゃない。
 いいこと?これは歓ぶべき事なのよ。考えてご覧なさいよ。
 セックスしてお小遣いをもらえるって言うのは、
 未だそれだけの価値が私たちに有るって事なのよ」
「私たちって、それじゃあ恵美も・・・?」
「ふふっ、一度遣ったら止められないわよ。
 とくに、貴女なんか自分の小遣いにも不自由してるんじゃない?
 楽しんでお金になれば、まさに一石二鳥でしょうが。
 今どきの主婦はみんな遣ってるわよ、不倫も売春も。私たちだけじゃないのよ」

私達だけじゃない・・・私も恵美も、そして取り澄まして見える他の奥様たちも、みんな
平気で売春まがいの事を遣っている。そう思うと、急に気が楽になったから不思議です。
(そうね。真面目に生きるだけが人生じゃない。
 割り切って愉快にやっていくのも、また人生かも・・・) 

知らず知らずのうちに、私は恵美に洗脳されていたのかも知れません。
そして、慣れと言うものほど恐ろしいものはないのです。私はもう恵美の誘い輪から
逃れられなくなっていました。もちろん、恵美は強制などはしません。
週に一度は掛かって来る電話に、私は自らの意思で頷いていたのです。
毎回毎回、違う男が相手でした。
恵美と知り合って数ヶ月、何人の男と寝たか記憶も定かではありません。 

彼らは殆どと言って良いほどセックスの後先きにお金を呉れました。
ある男はこれで服でも買って呉と言い、ある人は美味しいものでも食べて呉と
言う名目で、私にお金を渡すのです。

お陰で、私もだいぶ潤いの有る生活が送れるようになりました。
いつしか、私もお金を貰う事が当然と思うようになったのです。

果たして私は恵美に感謝すべきなのでしょうか、それとも、恵美を憎むべきなのでしょうか。
いくら考えても結論はだせそうにありません。

とにかく、私は変わりました。短期間のうちに、平凡な主婦から二面性を持った悪女へと
変貌を遂げたのです。勿論、夫も子供も何も知りません。私は地元では動きません、
新宿湘南ラインが出来たお陰で我が家からも一時間ほどで新宿まで行けるのです。

 
平凡な主婦6-3
専ら新宿や池袋と言った遠く離れた場所で逢引を重ねて家族には気付かれない様に
気を遣っているの事は確かですが、もともと家族の者は私になど無関心なのです。
みんな自分の事に忙しくて、私の変化になど気付く余裕はないようです。

その一方で、私の肉体を求め、私という女に人間的な欲望をぶつける男達が
存在しているのです。世の中とは、何とも皮肉なものなのでしょう。
けれど、そんな男達が私の生き甲斐になって居る事もまた事実でした。

「あんたのような良い女を抱くのは、何年振りのことかのう・・・」
その日のお相手は、坂本さんという70がらみのお爺さんでした。
恵美から聞いた話によると、有名な呉服屋の社長だという事です。

「小遣いはこの位でいいかね。少なくないかのう?」
和風旅館に入るや、坂本さんは十枚の札を裸のまま私に握らせました。
こんなに沢山貰うのは初めてでした。
「まあ、多すぎるわ、お爺ちゃん!」

私がビックリして押し返そうとすると、坂本さんは首を振り、私の乳房をギュッと掴みました。
「何の何の。ふふふ実にいい乳をしとる。ヨダレがたれそうじゃ」
かなりの高齢だと言うのに、坂本さんは元気一杯でした。
枕元に札びらを散らばしたまま、私は坂本さんに組み敷かれていました。

「あはン、お爺ちゃんたら。まだまだお達者なのねぇ・・・」
「是でも、昔は女を散々泣かせたものだ。
 いまでも、女が好きで堪らんわい。どおれ、足を拡げて見なさい」
「おお、お爺ちゃんのエッチ!」
老いて益々盛んとは、まさに彼のためにあるような言葉でした。
布団に私を押し倒すなり、坂本さんはいきなり私の股間に突撃してきたのです。

「こりゃあ、美味しそうなお股じゃ。どれどれ、少し舐めてやろう」
ガバッと入れ歯を外し、坂本さんは剥き出しの歯茎で私のアソコを吸い始めました。
最初は薄気味悪いものでしたが、その感触自体は悪くありませんでした。

「あっあっあっ、いいわァ!お爺ちゃん、とってもお上手」
「歯茎で舐めてやると、女はイチコロじゃ。フガフガフガ・・・」
クンニリングスには歯は不用です。むしろ、邪魔になるのかも知れません。
坂本さんの愛撫は新鮮で、淫靡極まりないものでした。
014.jpg
「ほれほれ、ここが良いんじゃないのか。もっと声を出せ、遠慮なくよがれ!」
坂本さんは、私が心配になるほどハッスルしていました。膣といわず肉芽といわず、
そこら辺りを舐めずり回していたのです。

「ひーっひーっ、こ、こそばゆいわ、ああン、そこはやめてェ!」
ズズッとお尻の穴を吸われると、思わず肉体が硬直してしまいました。
あくまで、坂本さんは貪欲でした。

「何を言っとる。まだまだじゃ。ワシの楽しみは、これしかないのだ。
 この年に成ると、女のカラダを舐めるのが何よりも極楽なんじゃよ。
 何しろ、肝心のモノが役に立たんでな」
なるほど、と私は思いました。坂本さんも素裸になっていますが、
股間のものはグンナリと萎れるばかりで、一向に怒張する兆しが見られません。

さすがに、七十を超えると男の武器も役に立たなくなるのでしょうか。
「こうして女のエキスを啜るのが一番の長寿の薬だ。有り難い事だ。
 これで、ワシも益々長生き出来るというものじゃ」
「こんな私でも、お役に立っているのね」
「当然だとも。ワシの魔羅は、相変わらず役立たずじゃがな」
「そんな事言わないで。少し頑張ってみましょうよ。私、お爺ちゃんの咥えてあげる」

十万円もお小遣いを貰ったからという訳ではなく、
私は心の底からこのお年寄りの力に成りたいと思っていました。
「さ、お爺ちゃん、仰向けになって」
この数ヶ月の間で、私の口技も大分上達していました。
坂本さんの縮まったものを口に含むと、私は一心不乱に愛撫を開始していたのです。

「むむむむむっ・・・て、天国だ、いい気持ちじゃのう。このまま昇天しても良い位じゃよ」
「まっ、いやーね、縁起でもない」
懸命に啜っているうち、少しずつですがそこに芯が通ってくる手応えが現れました。
挿入可能なまでに成るかどうかは判りませんが、
私は本当に坂本さんを悦ばせてあげたいと願っていたのです。

色々な男性と寝ていれば、いい人もいれば、嫌な人もいます。
けれどどんな形にせよ、そこには粘膜を通しての男と女の触れ合いが
あるのです。家庭の中で失われてしまった触れ合いを、
セックスを媒体として私は多くの男性と共有しています。

人間として女として、私のしている事は褒められた事では無いかも知れません。
けれど、私は私を変えてしまった旧友を決して恨む気にはなれないのです。
END
  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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