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異性への恋心を大切にして生きてきた昭和の時代を振り返ってみましょう。

思い出される昭和のあの日あの頃

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見境もなく燃え上がる女の淫情。其の三

◇パニック女体◇
082.jpg
近藤が覆い被さって来ると、私はもう無我夢中でした。
乳房を揉まれて気も薄れるばかりで、ただ性愛の炎に肉体を悶えさせるのみだったのです。
「あっ、あああ・・・」
乳首を吸われると、とたんズキーンと鋭い快美が子宮を穿ちました。
忽ち痺れるほどの快感が全身に波及し、完全に吾を失わせ始めたのです。

もう、恥ずかしがってばかりなど居られませんでした。
近藤の指がワレメに侵入するや否や、私も貪欲に性感を味わおうとしていたのです。
「いいわ、あああっ、は、恥ずかしい」
「恥ずかしくなどありませんよ。あなたは、とても敏感だ」
近藤の指が蠢けば蠢くほどに、私のワレメは豊かな潤いを吐き出していました。
次々と溢れ出る愛液は、女の興奮の証しです。
私はこれでもかこれでもかと近藤に欲情の証しを見せ付けていました。

「僕だってホラ、いい年をしても、もうこんなに成っているんですよ」
と、近藤に導かれるが侭に彼の股間に手をやってみると、
なるほど彼のペニスも又凛々と勃起していたのです。
私は怺えようもない歓喜に打たれていました。

彼もこんなに歓んでくれている・・・近藤の歓びは、とりもなおさず私の歓びでした。
彼の勃起を握りながら、私はまたぞろ欲望を募らせていったのです。
「うっ、ううっ、気持ちいい」
私の手の中で、近藤は素直に愉悦を露わにしていました。
その硬さ、熱さを私は一章忘れる事は無いでしょう。
その時の彼は、まったく魅力的でした。

普段の彼は知的すぎて、セックスアピールのセの字も感じさせない男性でした。
それが、ことベッドの上となると、見事なくらいに変身するのです。
昼は淑女、夜は娼婦と言う喩えがあるように、
男性にも同じことが言えるのかもしれません。
そんな意外性も、私が近藤にのめり込んで行った要因の一つなのです。
けれど、その時は未だ予測していませんでした。
いまほど、彼に首ったけになるとは考えもおよばなかったのです。
ただ、私は初めての不倫の妙味に酔い痺れているだけでした。

 
284.jpg
「優子さん、足を拡げて」
近藤に大きく太股を割られたとき、
私はまたしても嵐のような羞恥心に身を抉られているのです。
近藤の顔が、ワレメのすぐそこに迫っています。
彼の口唇が濡れしぶく中心に押し当てられると、
私はあられもない声を打ち放っていたのです。

「あっ、ひぃぃーっ・・・」
それは、まさに衝撃でした。キューッと子宮が収縮し、私は思い切り背中を
反り上げていました。ワレメを直撃した刺激に、狂乱せずにはいられませんでした。
「あっあっあっ、い、いけないわっ、そ、そんな、そんな・・・」

パニック状態とでも言うのでしようか、私は盛んにうわ言を発しながら、
そのめくるめく快美の波間を漂っていました。
近藤の舌さばきは絶妙と言う他なく、私を狂いに狂わせたのです。

ワレメは、恐ろしいほどに貪欲でした。近藤の繰り出してくる愛撫を、
与えられるはしから子宮の中へ取り込んでいったのです。
私の肉体は、限界というものを知りませんでした。

私は肉体中が性的エネルギーに漲るのを感じていました。
刺激を受ければ受けるほどに、エネルギーは増幅するばかりでした。

そして、そのエネルギーはいまや遅しとその捌け口を求めていました。
いつ弾けてもおかしくない状態に、私は置かれていました。
それは、近藤も同様だったようです。
とうとう、彼が救いを求めるように囁きました。
「挿入(いれ)てもいいかい、優子さん」
「入れて、あなたのを入れてください・・・」

私も充血しきったその場所をいっぱいに充たしたくて仕方ありませんでした。
私たちは、いよいよ最後の体勢に入っていきました。
406.jpg
「あっ、うううーっ・・・」
近藤が勢いよく腰を滑り出した瞬間、私は瞼の裏に金色の光を見ていました。
それはそれは、この世のものとも思えない眩い輝きでした。

「あっあっあっ、い、いいの・・・とてもいいの」
近藤がスライドするにつれ、エネルギーが唸りを上げて膨張してゆきます。
私はその時が近いことを身を持って知りました。私は・・・私はもうすぐ弾ける。
愛しい人の胸の中で、最高の快感を堪能するのだ・・・

「僕も、僕ももう余り保ちそうにないな・・・」
逞しく律動しながら、近藤が苦笑いしました。
「こんなに早くイッたら、あなたに嫌われそうだ」
「いいの、いいのよ、あなた!私も、私ももう少しで・・・」

私たちの呼吸は、長年付き合っている恋人同士のようでした。
そして、私たちはタイミングを合わせたように、
ほぼ同時に頂上へと舞い昇っていったのです。

「あうーっ、い、いくっ、いくわ、あなた!」
「僕も、もう・・・いくっ!」
こうして私たちは手に手を取って最高の愉悦を共有したのです。

----

あの日から、
私は妻でもなく母でもない、ただの恋する女へと生まれ変わりました。
近藤も私と同じ気持ちを抱いて呉れていた様子でした。

私は近藤と会える日を指折り数えて待つことを生き甲斐とするようになりました。
夫と次女と暮らしてはいても、私の心は近藤の許にあったのです。
そんな私の心情を、勿論誰一人知る者はありませんでした。
  1. 人妻の性欲
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アヤメ草

Author:アヤメ草
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アヤメ草(万屋太郎)です。
演歌の作詞や官能小説書きを趣味とする、
今年72歳に成る“色ボケ爺さん”です。
何時も私のブログを見て頂き
有難う御座います。

私の別ブログ
“詩(うた)と小説で描く「愛の世界」”
も開設から八年目に入り、
多くの作品を公開してまいりました。
此処にはその中から選んだ
昭和時代の懐かしい「あの日あの頃」
の作品をまとめて見ました。

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